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旧い映画を楽しむ。なでしこの棲家
ゴダールの気狂いピエロ
先週、BSⅡでジャン.ポール.ベルモンドの特集やっていましたが
いいおじさんになっていましたね。
フランス、ヌーベル.バーグの旗手、ジャン.リュック.ゴダールの
作品の花形スターだった彼は、その後、現在までずっと
ドロンとの2本柱で、フランス映画界の代表的スターとして
活躍。
1957年の≪黙って抱いて≫ではドロンと共演、
ほんの駆け出しで、やんちゃ坊主の雰囲気はそのころから
独特であった.
ゴダールの≪勝手にしやがれ≫で一躍トップスターとなったが
彼の名を世界的に不動のものとしたのは、
≪気狂いピエロ≫である.
陽気で明るく、どちらかというと陰性のドロンとは対照的である。
不遇な境遇からのし上がっていったドロンと比べ、
コンセルヴアトワールで演技の勉強をし、
すくすくと育ってきたという育ちの良さみたいなものが、彼の
明るさを支えているようだ.
≪勝手にしやがれ≫ではくわえ煙草で、街行く女性の
スカートをめくり、自動車をかっぱらい
簡単に女をくどき、そして簡単に裏切られ、
そして路上で射殺され、よろけて死んでいく破滅型の男を
さらりと演じた男..。
死んでいく時は”おれは最低だ”と捨て台詞を残して。
ゴダールはベルモンドの本来持っている個性を徹底して
引き出し、そのうえこれだけ絶望的な男を
底抜けに明るく、間抜けで、憎めず、可愛く演出した。
それがゴダールの、ベルモンドの魅力であったのだろう。
その当時はなんでこんな映画が受けるのか分からなかった。
今はこういった人物像はどこにでもいるし、
珍しくもない。しかしあの当時はこんなふざけた野郎の
どこが魅力なんだ??という感じでした。
だからなるほどと理解できたのはそういう世の中がやってきてからですね。
今日紹介する≪気狂いピエロ≫もイカレポンチでありながら
どこかニヒルさを漂わせた破滅型のヒーローを演じている。
≪勝手にしやがれ≫を取り上げ様と思いましたが
この作品をご存知ない方が多いと思い敢えてこちらにしました.
ストーリー
フエルデイナン=気狂いピエロという意味。
この渾名を持つ彼は一風変わっているし、
野放図もない行動性を持っている。
金持ちのイタリア女と結婚してお金には不自由しないが、
お金に執着もないし、もうこの生活にも飽きている。
そうなってくると気狂いピエロの性分の顔をむき出してきて
とんでもない事をする.
パーテイの席上で気に食わないヤツの顔に急にケーキを
叩きつけて、さっさとひとりで帰ってしまう。
ベビーシッターの女(かつての恋人マリアンヌ)と
その日、何となく息投合し、
二人手に手を取って、パリをおさらばする.
南フランスのマリアンヌの兄の所へ.。
車は適当に路上のものをかっぱらい、
ガソリンが切れると従業員をひとりずつ殴り倒しておさらば。
マリアンヌの兄というのが武器の密輸をやっていて
彼の元へ行けばかなりのお金がもらえるという。
巴里の生活なんぞに未練はない!行こうぜ!てな具合。
その道中でもハチャメチャではあるがここが結構ゴダールの
難しいところで、そのニュアンスを掴むのがまた面白いのである。
道中はギャング共の争いにも巻き込まれ、果ては孤島に渡って
ロビンソン.クルーソーのような生活をする.
毎日、漫画を片っ端から読み漁るフエルナンデル.
王様の気分だ。だが、マリアンヌはそんな男の事は理解しちゃいない。
詰まらなくなって突然姿をくらまし、兄のところへ行って
抱き合っている。兄ではなく、彼女の情夫だった.
フエルナンデルは最初から
彼らに利用された、ただのボデイ.ガードに過ぎなかったのだ.
かっとなって彼は女に向かって弾を射た。
おんなもいまわの際に”ごめんね!”と.。。死んでいった。
そして彼は自分の身体にも何本ものダイナマイトをくくりつけ
導火線に火をつけ、自爆していった。
最初観た時に、なにが面白いんだろう??
どうして若者にそんなに受けるのか..。
つまりは社会モラルを真っ向から否定?していた・
人間が本能のままに生きたらこうなるんだというメッセージが
それまで抑えつけられた生活を強いられていた若者たちに
圧倒的な指示を受けたわけですな!!
このあたりから、青年のみだれが始まったのでしょうね.
映画を観て勝手な解釈をして格好いいなどと思った若者が
増えてきた。
ちょっと違うんだけど、もうマスメデイアも社会も止まらん!
映画を芸術と解せず....真似をする輩が続出し,定着していった.
そしてこの世の中でしょう。
とわたしはゴダールの芸術は認めるが、これを観た間違った若者は
認めない。
そしてドイツにも日本にも第二のゴダールたちが生まれ、
その種は日本中に広がっていった..。と思っている。
しかし彼らがやらなくてもまたぞろ、他の人間がそういったものを
作り出したかもしれない。
歴史とはそういうものである。
ただ、映画のベルモンドはかわいくて憎めないよ。
フランスのひとつのシンボルだからね・
制作 仏 1967年
監督 ジャン.リュック.ゴダール
出演 ジャン.ポール.ベルモンド/アンナ.カリーナ
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