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旧い映画を楽しむ。なでしこの棲家
≪ホロコースト≫連続一回~三回
ご覧になった方もおられると思います。
5年程前に、たまたまショップで手にとって観た作品で、
ずっと以前にテレビ放映されていたことさえ知らなかった。
通しで8時間に及ぶが、
放映の時は五回くらいに分けられたようである。
1978年製作だかで、エミー賞受賞作品だったそうである。
こういったドラマは意外と流して見るので
結構、細かいところを見逃すもので、
お勉強の為にもこうやって書いてみると、
話の流れや、大事な事、歴史的なこと、いろんなことが
はっきりすると思い、読まれるかどうかは別として
また、性懲りも無く、長いドラマをまとめてみようと
思いました。
映画も随分と書いて、参りましたので、
たまにはこういった作品もいいでしょう.
興味のあるかただけ、お付き合い願えれば良いのです。
今日は書けるところまで、書いていきます。
ホロコーストについては、
欧州映画を観るには避けて通れない事実なので
個人的にはこういった作品やドキュメントは
関心を持って観ているのでなおさら興味深い作品でした。
ホロコーストは最近では、
戦場のピアニストやシンドラーのリストなどで
知られていますが、
このテレビ作品は、戦闘シーンは殆どと言って良いほど
出てきません。
1935年、
反ユダヤ人法=ニュールンベルグ法制定により、
ユダヤ人が下層階級の人間として烙印を押され、
そこから狂気の時代が始まりました。
連合軍に解放される1945年までの動乱の10年間を背景に、
時代と戦争に翻弄されたあるユダヤ人のワイス一家に
ふりかかる悲劇を力強く描き出すといった作品です。、
ナチの実態と、ナチとは無縁だった男
がナチに傾倒し、鬼となって、
理性を失う..その妻との夫婦模様、
ワイス夫婦のあり様、息子夫婦のあり様と三組の夫婦の生き様と
ワイス夫婦の三人の子供たちの運命を主軸に綿密に描くものです。
劇場で見るこういったテーマの作品は、凝縮されてしまい。
描かれる部分が分りにくいことが多いですよね。
そういう意味では、
たっぷりと時間をかけ、ナチとユダヤの関わりを分りやすく、
詳しく、また感動的に描いています。
尚、この作品はレンタルショップにあります。
<ホロコースト>...第一回。
Dr.ヨセフ.ワイス 開業医
ベルタ.ワイス 妻
長男、カール.ヘルムス.ワイス. 商業デザイナー
妻 インガ.ヘルムス.ワイス 妻
次男 ルデイ.ワイス
長女 アンナ
叔父モーゼ ワルシャワで薬屋を。
祖父.祖母パリッツ夫妻 書店経営
エリック.ドルフ ナチ.親衛隊の中尉
マルタ.ドルフ 妻
1935年、ベルリン...
開業医のユダヤ人、ヨセフ、ベルタ夫妻の息子カールと
インガというドイツ人女性との結婚式。
祖父パリッツ夫妻、叔父モーゼ、弟たち、インガの両親、
インガの弟ハンスなどが
出席しての楽しいものだった。
ハンス、インガの友人として出席しているミュラーは
ナチの配下であった。
ハンスも党員である。
庭園の外はナチの配下に見張られていた。
戦局はまだ、ユダヤ人狩りまではいっていないが、
もうすぐそこまで来ていた。
インガがどうしてユダヤ人に嫁ぐか、
ミュラーはやめたほうがいいと忠告した。
エリック.ドルフという職の無い男は、父の代から
ワイス博士に診てもらっていた。ワイスは診療費が遅れても
催促しない、善良で教養に溢れた人物だった。
エリックの妻マルタは心臓がちょっと弱く、
ワイスに親切にしてもらっていた。
エリックは大学の法科を優秀な成績で卒業したが、
職は無く、性格は一面弱く、妻の言いなりだった。
マルタは夫に党員になるように勧めた。
ナチの長官は彼と面接して、法科卒という履歴に
事務職に使おうと思った。しかし、
既成の党員には無い発想を持つ人物と睨んだ
長官は彼を親衛隊の中尉に任命した。
エリックはユダヤ人の追放活動がいよいよ本格的になると、
ワイス夫妻にベルリン脱走を勧めた。
これからは敵となる関係だからせめてもの親切であった。
息子カール夫妻を交えての家族会議を開いたが、
妻マルタは音楽の国ドイツを去ることは、考えられないのと、
戦局を甘く見ていて、ひとり反対、皆はここに留まることに
決めた。
どっちみち、どこへ逃げてもナチからは逃れられない
ということもあった。
フランスもソ連も入ってきたドイツ系ユダヤ人を
送り返してきているのだ。
そんな矢先、ユダヤ人のレジスタンスが
ナチの高官を銃撃し、亡くなったことにドイツ国民は激怒し、
ベルリン市民は抗議デモによって、街のユダヤ人を襲い、
焼き討ちをかけ暴動となった。
ワイスの妻ベルタの両親も書店を焼かれ、暴行を受け、
放心状態になったところを、孫のルデイとインガの弟ハンスの
制服がものを言い、難を逃れた。
診療所でアーリア人(ドイツ人など)の診療は禁止との通達。
ベルタはピアノがうまく、娘アンナにも教えている。
音楽をこよなく愛す一家である。
芸術家の母の血は、カールの絵の才能に受け継がれ、
父の頭脳と、母の血はアンナに受け継がれていた。
ルデイは勇敢で、思慮深く、優しい思いやりのある息子であった。
気の弱い兄カールをいつも庇ってきた男らしい息子であった。
このすばらしい家族のこれからの10年間に
どんな災難、悲劇が降りかかってくるか・
エリックの妻、マルタは強靭な精神の持ち主で、
弱気になる夫をいつも煽る。
党員になってからは肉屋だって以前と態度が違う。折角もらった
特権は有効に使わねばと言う。
カールが突然警察に囚われ、どこかへ連れ去られた。
行き先は家族には知らされない。
昔のよしみでとエリックを頼ったDR.ワイスであったが、
エリックは冷酷に断った。なお食い下がるワイスに
妻に相談した。妻は断れとエリック以上に冷淡に言った。
世話になったワイスのことなど年頭にも無い。
エリックの発言は長官を殊のほか喜ばせた。
ユダヤ人狩りを隣国などに悟られないように巧妙にする
発案を次々と提示したからだ。
すぐに大尉に昇進した。
暮らしは見る見る向上し、彼等は調子に乗っていった。
マルタは夫に入れ知恵し、夫は妻を尊敬しまくった。
彼とて、ユダヤ人に恨みはないが、
任務遂行と言う事に拍車がかかり、出世に対しても貪欲になっていく。
妻はユダヤ人を憎んでいた。
長官に紹介した妻は気に入られ、任務の怖さを感じながらも、
やり遂げる事によって、それは真実の証となり、
自分の功績も歴史に残るとまで、ふたりは思い上がっていった。
なんでもなかった男が妻の煽動と、特権と言う座の
魅力に取りつかれ、獣となっていくのである。
なぜ、ユダヤ人を追放、また虐殺するのか..。
ナチは、彼等の存在と、経済力がドイツを滅ぼすという
妄想に取り付かれたのだ。
キリストを裏切ったユダのことなど考えてはいない。
1100万ともいわれるユダヤ人の絶滅を考えたのである。
カールはまず、石切り場での強制労働に従事させられた。
妻インガは友人ミュラーに助けを求めるが、
彼の力で及ぶ事ではない。しかし、インガを愛してしまった彼は
身体を許す事を交換条件にカールとの手紙の交換を認めた。
ミュラーはカールに言う。何の代償もなしに郵便配達などするか・
ユダヤ人は人にものを頼んで代償を払わない、
また、代償無しに物を頼むのを当然としているから
嫌われるのさ..と。
繊細な神経のカールは手紙を拒むが
インガとの関係を続けたいミュラーは
手紙を書きつづけろと強制した。
やがて、ワイスは診療所を奪われた。
家族はインガの実家に身を寄せる事にしたが、
祖父夫妻は家族の重荷になる事に心を痛めふたり心中した。
ドイツ人であるインガの両親はやはり、
彼等に好意的ではなくなったが、インガだけは
今までと変わりなく彼等家族に親身に接した。
そして、今度はワイスにポーランドへの送還命令が
届けられた。
自分の頑固さの所為で、こんな事になってしまったと
自分を責めるベルタを夫はみんなで決めた事だよと
慰め、ひとり、ベルリンをあとにした。
ポーランドではすぐにどうということも無く、
弟、モーゼのところへ身を寄せた。
弟ルデイーは悩み、ひとりベルリンを離れる事にした。
明るく、利口でピアノのうまかったアンナは鬱になって
街へ出てドイツ兵に強姦され精神を病んだ。
良かれと思い、インガはサナトリウムにでもと
ドイツ人医師に相談した。
アンナひとり連れていかれたサナトリウムでは,
着くなり、裏の森のガス室に送られ、16歳という若さで
死んでしまったのである...。
ナチはオーストリア、ハンガリー、ベルギー、
ポーランドを手中に収めていた。
そして、アウシュビッツに膨大なゲットーを
作る計画を練っていた。ユダヤ人自治地区という名の元に。
つづく・・・
原作&脚本 ジェラルド・グリーン
監督 マーヴィン・J・チョムスキー
出演 メリナ.ストリープ = インガ.ワイス
マイケル.モリアーテイー = エリック.ドルフ
ジェームズ.ウッズ = DR.ワイス
トム.ベルー = ルデイ.ワイス
ローズマリー.ハリス = ベルタ.ワイス
ジェームズ.ウッズ = カール.ワイス
★..... ホロコーストとは、一般的には、
人や家畜などの火災によ る大量死のことを言うが、
歴史的には、第二次世界大戦下において、
ナ チスドイツがユダヤ人などを
不当に拘束し虐殺した事件のことを言う。. ...
---------------------------------- ≪ホロコースト≫第二回
配役
Dr.ヨセフ.ワイス 開業医
ベルタ.ワイス 妻
長男、カール.ヘルムス.ワイス. 商業デザイナー
妻 インガ.ヘルムス.ワイス 妻
次男 ルデイ.ワイス
長女 アンナ
叔父モーゼ ワルシャワで薬屋を。
祖父.祖母パリッツ夫妻 書店経営
エリック.ドルフ ナチ.親衛隊の中尉
マルタ.ドルフ 妻
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
出演 メリナ.ストリープ = インガ.ワイス
マイケル.モリアーテイー = エリック.ドルフ
ジェームズ.ウッズ = DR.ワイス
トム.ベルー = ルデイ.ワイス
ローズマリー.ハリス = ベルタ.ワイス
ジェームズ.ウッズ = カール.ワイス
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
≪ホロコースト≫第二回
...。アンナの死は栄養失調と、肺炎によるものと、
手紙で知らされてきた。
嘘の知らせに何の疑いも持たないベルタとインガは
アンナの為には、
これで良かったのかも知れないと泣き崩れた。
1939年 ポーランド
草原の一角の小さな教会の前にユダヤ人の列ががあった。
ナチの兵士が取り囲んでいる。
教会に入るだけの人数が押し込まれた。
中からはユダヤ教の祈りのようなものが聞こえ始めた。
一杯になると扉に鍵がかけられ、
ガソリンがまかれた。
火をつけるナチ兵士。その中にインガの弟ハンスもいた。
小屋は生きたユダヤ人と共にメラメラと燃え上がった。
ハンスは震えた。
この若者もこういった残虐行為に馴らされていくのだろう。
エリックはユダヤ人の虐殺の模様を撮ったスライドを見ていた・・
その表情は氷のように冷たく、ピクリともしない。
長官と話すエリック。
” ポーランド侵略が早すぎて、政略が後回しになった、
数百万のユダヤ人を全滅は無理だ。
1ケ所に封じ込めるか....
隔離だ。もっと東に...広大ナゲットーを作ろう。
永久隔離だ。。
ゲットーと言う言葉はまずい。
ユダヤ人自治地域だ..
エリックは占領地区の土木技師をしている叔父の
クルト.ドルフを
偶然に長官に紹介する機会があった。
クルトは真面目な人物でエリックがりっぱになった事を喜んだが、
このときまだ、彼が恐ろしい仕事に手を染め出したとは
知る由も無い。
カールは収容所でひとりの仲間と親しくなり、
いろんなことを知った。
囚人服の胸についたユダヤ人の印...”ダヴィデの星”...
識別用に縫い付けられている印。
色で区別されていた。
赤 政治犯、反逆者
黒 怠け者、浮浪者、
紫 平和主義者
ピンク ホモ
茶 ジプシー
そして、BLOD は知恵遅れ、役立たず。
カールは”なんて...と絶句した。
エリックは長官の言い付けを忠実に守り、
それ以上の働きをする。
それが他の高官たちの反感をかった。
”ヤツは長官の隠しマイクだ、気をつけろ!”と。
長官の犬..と言われた。
ドイツ人の中にも、ナチのやり方に反感を持ちながら、
仕方なく努めているものもいるし、大尉とはいえ
新米の若造が偉そうに、と言う気持ちもあった。
ワイスはポーランドでは、知り合いの印刷屋のローイ夫妻と
めぐり合った。
17キロにわたる壁を作り始めた親衛隊。
中はユダヤ人。外はポーランド人。
ワイスたちは自治会を作り、議論した。
自治会の名の元、彼等はまだ、その真実を知らない。
病院や学校といろいろ意見は出るが、
いつまで続くんだ...
何百万というユダヤ人が入って来れるのか??
1940年。
方々を逃げ、プラハに入ったルデイは身分証もなく、
警察に尋問されかかったところを
ひとりの女性に助けられた。
彼女の家に案内されて、意気投合した。
ヘレナ.スロモバという。
彼女もユダヤ人だった。
両親はシオニストでポーランドに送られたまま
音信不通。
彼女はルデイと一緒に逃亡する事にした。
明日をも分らない二人は孤独から逃れる為に惹かれあった。
野宿と盗みを教えるよと明るく言うルデイに
長い孤独から解放されたヘレナはルデイの胸に顔をうずめた。
ルデイとて、家族と離れ、誰かと親身に話したかったのだ。
1942年。
ワルシャワに妻ベルタが送られてきた。
迎えるワイス。
三年ぶりの再会だった。
診療所を手伝うワイスは
ここは大丈夫だと妻を安心させようとしたが、
ベルたは
”ごまかさないで、物乞いも見たし、銃声も聞いたわ.”
子供達の事を聞かれ、アンナは肺炎でうちで安らかに眠ったと
伝えた。死んだ方が幸せだったかもしれないと。
”早過ぎる別れだと目頭を押さえた。
”ルデイはプラハにいるわ。
カールはブッヘンバルトにまだ..なんとか耐えているそうよ。”
不幸を嘆くだけでは駄目だわ。
ワイスは”君は学校で子供達に教えるんだ!”
ワルシャワの子もすばらしい。空腹でも音楽や劇に夢中だよ”
”ワイス! 今ほどあなたを愛した事は無いわ”と
手を取り合うのだった。
ルデイとヘレナは国境を出ようとして、兵士に見つかった。
止めてと叫ぶヘレナにルデイはこっちが殺されるんだ!”と
銃殺した。初めての”人殺し”に震えた。
ふたりはソ連に入った。
さて、ナチ親衛隊のほうは...
バルト海から黒海までのロシア戦線の仕事に選ばれた数人。
3000の兵で移動しろと?ひとりが言った。
”不足分は現地で補給だ、ウクライナ、リトアニア...”
その視察には、エリック大尉が選ばれた。
移動は名目で、
”ある地区を占領したら、ユダヤ人を移動、処理しろ。
陸軍は協力的だ。”
”仕事は穴を掘って機関銃か”とある少佐は皮肉った。
陸軍の政治犯逮捕の処理に便乗して大量のユダヤ人を処理する
相談であった。
ベルタは学校で歌も教え、何とか毎日を送っていた。
その中にアーロンという子がいた。
闇屋をやっている。無論、警官は知っている。
今度やったら逮捕だ。
ベルタはたしなめるが、たくましいこの子は聞いてはいない。
ワイスも注意した。 が、
食糧が全然回ってこない事に自治会で、ワイスは
こどもの闇やに頼んではとつぶやいてしまった。
どうせ死ぬんだとシオニストの人物が言った。
全員が殺されるんだ。
現実を知らない自治会長と当然、口論になった。
食糧より、銃や手榴弾が先だ!とシオニスト。
餓死寸前の我々が独軍と戦うというのか?!!
欧州のユダヤ人は皆殺しなんだと説得するシオニストに
耳を貸そうとしない。
我々ユダヤ人は妥協する事で生き残ってきたんだ。
譲歩、取引、政治家や、王室を味方につけることで
生き残ってきたんだ。と自治会長。
シオニストは ”今度の相手は違うんだ。
ナチは大量殺人者だ。従順になったところで
通じはしない。
君たちが納得しないなら
我々シオニストだけで立ち上がるだけだ。”
黙って聞いていたワイスとモーゼは後を追い、彼に声をかけ、
話を聞こうと持ちかけた...。
つづく。...
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
≪ホロコースト≫第三回
配役
Dr.ヨセフ.ワイス 開業医
ベルタ.ワイス 妻
長男、カール.ヘルムス.ワイス. 商業デザイナー
妻 インガ.ヘルムス.ワイス 妻
次男 ルデイ.ワイス
長女 アンナ
叔父モーゼ ワルシャワで薬屋を。
祖父.祖母パリッツ夫妻 書店経営
エリック.ドルフ ナチ.親衛隊の大尉
マルタ.ドルフ 妻
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出演 メリナ.ストリープ = インガ.ワイス
マイケル.モリアーテイー = エリック.ドルフ
ジェームズ.ウッズ = DR.ワイス
トム.ベルー = ルデイ.ワイス
ローズマリー.ハリス = ベルタ.ワイス
ジェームズ.ウッズ = カール.ワイス
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ウクライナのある場所にナチの親衛隊は駐屯していた。
そこにインガの弟ハンスは転属してきた。
戦闘部隊からの転属だ。
エリックもここへ視察にやってきた。
フローレル大尉はエリックのような青二才は嫌いだった。
ユダヤ人は続々とここに集められていた。
ロシアのユダヤ人は500万人。
兵は3000だ・
”陸軍は白昼の殺しは非ドイツ的だとぬかした.”と
フローレル大尉。
”殺しはまずい。” エリック。
”君の言い方で言えばこうか??
特殊処理、特殊行動、再定住、行政的処置”
陸軍だって血に染まっている
ライへナー元帥だって、
ユダヤ人射殺に使う弾が惜しいと言ったんだ。” フローレル。
”君には同情している。”
”じゃあ何故、無理を言う?
東へ逃げた150万を捕えろ!”
とある場所へ案内した。
大きな溝の前に裸のユダヤ人が並んでいた。
自分達が掘った溝だ。
ウクライナの地元民やイタリアの特派員が
カメラを据えてもいた・
軍の記録係もいた。
ひとつ、ひとつうと質問をするエリック。
いまいましいと思いつつ答えるフローレル。
・
”整然とやれ、君は落第だ!”と気に入らないエリック.
”ユダヤ人のいないロシアがお望みなんだろうが。。”と
フローレルは命令を下し
銃殺は実行された。
”このやり方は許せん。”とエリック.
それには答えず、
”抗議も反抗もしない。
やはり人間以下の連中だ。” フローレル.
”報告書で非難するぞ。民間人の見物は困る。
記者がうろつくのもいかん。兵士のタバコも酒もいかん・
処理は内密のだ。これでは見世物だ。”とエリック。
”小役人めが!” フローレル。
”わたしは、君の仕事振りを見に来た、君は落第だ。”
”いいか坊や、
我々は君から目を離さんぞ!スパイは」監視しないとな。
おれを甘く見るな!”
と、エリックの銃を腰から抜き握らせた。
エリックを溝の前に立たせ、
”事務屋の兵隊、ペーパーキャプテン!行け!
自分で処理してみろ!とどめをさせ!
酔いどれフローレルが処理を整然と行っていない?
この野郎!自分で整然と片付けろ!
一度味を覚えたら、病み付きになるぞ!
百人殺したら、次の1000人は楽だ。
1000人殺したら
10000人はもっと楽だぞ!”と
口だけ達者なこの若造をフローレルはねじ伏せようとした。
内心は気の弱いエリックは怖じ気づいた。
しかし、体面がある。フローレルに馬鹿にされた彼は
まだ息のある溝の中のその身体に撃ち込んだ。
フローレルは元々は情のある人であったと思う。
この任務に耐え、苦しみ、麻痺してしまった...
それでも今はもう、任務遂行ではなく、どうしようもなく
やっているのだ。そして、
完全にナチの精神の狂気の獣となっていたのは
エリックと同じだった。
この若造は頭だけで、手は汚さず、分ったような事を言う、
酒でも飲まずにこんな仕事が出来るかと言いたいのだ。
一方ワイスの診療所の看護婦が警察に連行された。
他にも7名のユダヤ人女性がが逮捕された。
闇み物資を買ったのだ。
飢えた子供に食糧を、赤子にミルクを。
ワイスは何故だ?と嘆願したが、
担当の警官もユダヤ人であったが、
改宗して、職を得たんだ,これも任務だと言い、
聞き入れなかった。
処刑場の外に集まった人たちの中にワイス夫妻もいた。
彼女達に闇物資を売った男の子アローンもいた。
彼は塀をよじ登り、ワイスに伝えた。
今はだれだよ、今度はだれだよと。
次々と聞こえてくる銃声に、
ベルタはせめて生き証人になってあげないとと涙ぐんだ。
モーゼはシオニストの仲間に入った。
印刷屋ローイも加わっていて、抵抗運動のビラを印刷していた。
ワイス夫妻もみんに呼びかけた。”闘志を持とう”と・
しかし、なかなか難しいことだった。
軍の記録係が撮ったウクライナでのフイルムを
長官と共に見つめるエリックの顔は凍っていた。
というより何の感情も示さない...
長官はこれを保存してヒムラーや総統に見せると言った。
キエフ...
ソ連軍の攻撃に独軍は弱っていた。
ルデイとヘレンが隠れていたホテルの片隅の前に、
砲弾に倒れ置き去りにされた兵士を見たルデイは目を疑った。
ハンスだった。
数々の憎しみが蘇ったルデイ。
助けてあげようと言うヘレナに殺す..とルデイ。
彼の口から妹アンナの死を知った彼に悲しみと怒りが襲った。
おまえ達が妹を殺し、カールも...と泣いた。
通行許可証を貰ってやるから、表まで連れていってくれとハンス。
しかし、外に連れ出したものの、
独軍の兵士が誰だと尋ねた時に彼の口から出た言葉は
”ジュー..”だった。
連行されるルデイは
”あいつに仕返しをするまでは生き延びる!”と
ヘレナに言った。
振り向いた瞬間、ハンスたち兵の群れは爆撃され、
ハンスの身体は宙に飛んだ。
フローレルとエリックはことごとく対立した。
ユダヤ処理に時間を取られ、キエフでの戦死者が増え、
フローレルは気に入らない。
エリックは情報量の不足だと平然とこたえる。
親衛隊率いるユダヤ人の列にルデイとヘレンはいた。
労働キャンプに行くと聞かされていた。
それはハビヤールと言う地名で、
”祖母の谷”と言う意味だった。
しかし、そここそ、フローレルたちがユダヤ人を始末する
死の谷だった。
ルデイとヘレナは知る由もないが、たまたまこの列を抜け出た。
エリックとフローレルは崖の上から、一行を待っていた。
祖母の谷の裏手はユダヤ人墓地。
”再定住地というわけだ”と
エリックは満足そうに言った。
祖母の谷へ入ってきた彼等を指して、
”まるで羊の群れだ。反抗もしない。言われた通りに
信じ込む、生きる資格もない”とフローレルは
吐くようにつぶやいた。
じっと見入るエリックはまるで
狂信者のような目で...
”すばらしい・・・・”と口をあけたまま
感動しているこの将校は、筆舌しがたい人物だ。
狂っているとしか言いようがない。
銃殺は始まった。
この光景を反対側の崖の上から見ていたルデイとヘレナは
悲しみと怒りに震えた。
叔父のクルトが測量に来たのに出くわしたエリック。
車に便乗させてもらったクルトは
この若い甥に質問するうちに、
そしてユダヤ人の長い行列に、
不信を持った。、
”家族に会いたい、
妻子がいるからこの仕事が続けられる。。”という
エリックの言葉にも
なぜか不気味なものを感じたクルトであった。
風邪気味で寝込んでいたベルタの診察をしていると
ベルタがコートを取ってと言った、
衿にお金が縫いこんであるから、
病気の子供達の為に使って欲しいと言った。
ワイスはいつか役に立つから持っておいたほうがと..仕舞った。
その時、
モーゼたち、シオニストがやってきた。
となり部屋での会議。
ゲットーの情報を持って、逃げてきた人物の話を聞く彼等。
ゲットーも労働キャンプも嘘だ。
集団虐殺の模様を話す彼の言葉は
信じられないワイスや自治会長だったが、
ビルナで6万人、銃殺、
他でも何万と言う仲間が処刑されているんだ!
そして、
ワルシャワゲットーは最大だと言う話と
ゲットーに入れられている人物からの
呼びかけの手紙を読んで、
やっと目を覚ました彼等だった。
抵抗するしかない!と決心しているところへ、
ドアを開けてベルタが入ってきた。
隣で話を聞いていた彼女は
”このお金で銃を買ってください…”と
大金を差し出したのだった。
ドルフ家のクリスマスイヴ...
休暇で帰ったエリックは叔父クルトも交えての
イヴを過ごしていた。
買ってもらった中古のピアノを弾く妻は喜び、
子供達と歌うエリック。
音が悪いわね,弦が切れてるのかしら?というマルタに
叔父マルクは後ろの蓋を開けた。
するとそこに数枚の写真があった。
それはワイス家の家族の写真だった。
そうです、ベルリンのワイス家にあったピアノだったのです。
家を離れる時にこのピアノと離れ難たくて母と娘は
何度も何度も連弾した...あのピアノだった。
DR.ワイスだ、お世話になったんだろ?
今はどうしているのか?と聞く叔父に
エリックは娘に向かって燃やせと言い、
振り向きもせずに聖夜を歌うのだった。
暖炉の中で写真はメラメラと燃えた。
クルトは、表情ひとつ変えないこの甥に、
益々、不気味さと
言い知れぬ怖さを感じるのだった。
そして、
カールは収容所の美術スタジオに移され、
指示された絵を書かされていた。
それは米軍に有利な証拠となるような絵であった。
嘘まみれの絵を描かされ不満が募るカール.
嘘まみれの絵..それは収容所がまるで天国だと言わんばかりの
光景を描いたものだった。
入って来たミュールはインガからの最後の手紙だと言った。
君たち天才はチェコのテレジェンシュタットに移される。
嘘に満ちた、しかも芸術的な絵を描かそうという魂胆だ。
ここは天国だぜ。待遇もいい。
郵便配達も今日で終わりだと不敵に笑って
出て行った。
妻の手紙を読んだカールは複雑な気持ちで、
手紙を投げつけ、描いていた絵に真っ赤な色のチューブを
上から絞り投げた。
まるでユダヤ人の嘆きの血のような色が流れて滴った...
つづく....
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