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旧い映画を楽しむ。なでしこの棲家
1≪二十四の瞳≫ 2.≪遠い雲≫
1.≪二十四の瞳≫
2.≪遠い雲≫
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1.≪二十四の瞳≫
小学校何年生だったのか?.
父の転勤で某市に転絞した.家は商店街の外れだった為、
歩いて2分くらいの所に映画館があった.
ポスターがいっぱいペタペタと貼ってあるので、よく眺めに行った。
そのうち受け付けのおばさんと口を利くようになり、
”20:00過ぎたらおいで、こっそり入れてあげるから”と
うちの親たちものんきなもので”終わるころ、迎えに行くから”と言う。
そんなのんびりした時代であったが、学校では、田舎ゆえ一応父兄同伴でないと
許可はしていなかったと記憶している.
あの頃は全国一斉に封切りということはなく、田舎では、ひどい時は半年くらい
遅れて封切られた。
稲垣浩監督、三船敏郎 と八千草薫の”宮本武蔵”だかを
観に行き一番前と言う席は結構空いているものでその真中に確か座った.
なんで席を立ったのか、通路を小走りにかけ始めたとき、後ろから両手が
私の脇の下をむんずと掴み、抱きかかえられる格好になった.
掴んだには、担任の先生だった。
先生は何もおっしゃらずに終わりまで一緒に並んで観た。
明くる日学校に行っても何も言われなかった。
それからは、なぜかよく可愛がって頂いた。
そのころ27.8のまだ、独身のアンちゃんって感じの先生だった。
それからも、映画通いは止めるどころか続いた.
転向したころ、”マンボズボン”と言ってからかわれた.
サブリナパンツをはいた娘は田舎にはいなかったからだ.
からかった男の子はしつこかった.
ある日全校生徒が講堂に集ることがあり、教室から、
みな一列に並んで歩いていくという日
その”ガキ”が、前にいた.
廊下でじわーっと足を引っ掛けて転ばせてやった。
きみが良かった.
でも、その子とは、その後仲良くなった.
庇ってくれるようになったのである.
いじめにあっても、ある時”一発ガツーンとカマス”--(すみませんこの表現でないとリアルにならないので)と案外シュンとなるものである・
とまあー中学時代にも良い担任の先生と出会え(モチいやな先生もいたが)
今でも住んでらっしゃる(萩)へ出かけていく。
映画(二十四の瞳)はそんな先生と生徒のお話。
小豆島というその頃は離島であったし 貧困のなかにいて、
苦労する生徒の生活にまで、入って心配せざるを得ない状況.
12人の子それぞれの家庭の事情をやるせなく映し出す.
どうしようもなく岡山へ奉公に出ていく少女など、
全国の離島、田舎に共通した事情をこの美しい小豆島を舞台に壷井栄の名作を
淡々と観客に押し付けることなく描いている。
生徒は一般公募で弟妹が、分教場時代を演じ、本校時代を兄姉が演じることにより
観るものは無理なくその成長していく姿について行ける.
黒い幕を張った学校の講堂でこの映画を観た時の
生徒のすすり泣く声、特に女子生徒の”号泣”が思い出される。
俳優伊東四郎さんが、この映画が”僕の選ぶ一本”とおっしゃって
いたが、何度観ても泣けてくるのに、また観たくなる.
これってなんなのでしょうねーと.
ノスタルジーもあるだろう。
が.やはり 純真無垢な少年少女たちが 戦争や貧困の中で傷つき、
夢やぶれて成長していく様を描く後半は哀しいが、木下監督は得意の小豆島の
美しい自然を巧みに散りばめ、淡々と爽やかな印象のまま終わらせた.......
だから、余計に受け止める我々にそれぞれの感性で
考えて欲しいと語ったような気もする。
大石先生役の高峰秀子は、前年成瀬三喜男監督で あの名作”浮雲”で自主性のない愚かな、愛することしか出来ない女を 物憂く けだるく演じきった.
その一年後聖職と言われた教師の役。
気高く 優しい、そして、未来の働く女性のお手本として
しっかり生きる意思を持った180度反対の女性を見事に観せてくれた.
これも、リメイクものは、観ないで下さい!
今、人生の折り返し地点に来て、思ったこと。
5年ほど前ですか、
高校時代の仲間三人とその恩師(65歳くらいになられていましたが)と四人で
下関に”ふぐ”を食べに行った.
その先生は、担任ではなかった.部活の先生でクラッシックの楽しさとかを
教わった.
当時は素晴らしい先生で、進歩的で、...。あったはずだった.
が、先生は昔のままで純朴と言えばそうなのだが、なにか一般社会とは、
かけ離れてわたしの目に映った.
教師というものは、教えることだけの使命感にあるという典型だと思った。
こんにちの教師がいろいろ取り沙汰されているが、
やはりわたしは教師というものは、一度社会で数年経験、つまり、一般社会の
常識、構造なりを学んでから、教職につくべきだとかねてより思っていたが、
本当にこれは、今も昔も同じなのだと痛感した。
あの映画のラストで子供たちが先生に自転車をプレゼントするシーンが
あるが、先生は昔のままのやはり、”先生”であったが、
社会と融合もしていた。
あの大石先生は我々の理想である.
2.≪遠い雲≫
≪遠い雲≫
昨日は成瀬監督の本妻と二号と優柔不断な男の話でした。
今日は木下恵介監督の≪遠い雲≫.
大人の悲恋物語を紹介しましょう。
揺れ動く未亡人の女心と初恋を今だ捨てきれずに
女を慕っている男のお話。
休暇で郷里飛騨高山へ帰ってきた圭三(田村高広).
実家は造り酒屋である。
家の為に市議会議員の息子と結婚し、その夫は結婚三年目で
死に一人娘絹子と婚家に残り、
裕福な生活をしている冬子(高峰秀子).
二人は嘗て初恋の仲であった.
冬子に再会した圭三は昔の,,,若き日の淡い思い出がよみがえり
未亡人である冬子に二人だけで逢いたいと日に日に思いが増すようになった。
冬子には夫の弟、つまり義弟(佐田啓二)がいて、
彼も自然の成り行きで冬子に姉として以上の思いを寄せていた。
義弟には姉弟愛のようなものとしか受け止めていない冬子は
圭三の誘いに熱い思いを感じるのであった。
しかし、娘との平穏で、なに不自由無い暮しも捨てきれず、
冬子はぐずぐずと迷う。
義弟と冬子の舞う能は息もピッタリで
誰の目にもお似合いのカップルだ。
未亡人とはいえ、旧家の嫁である冬子にはなにかと視線も集る。
周りは義弟と冬子が一緒になるものと思っている。
冬子は なにか刺激か欲しいのか、退屈なのか、
不真面目でもなく、
しかし、圭三は本気である。
娘は義弟になついており、
誰が見ても義弟と冬子の方が自然だし、お似合いだ.
女のエゴイズムには違いないのだが、
相手にすれば圭三は本気になるに決まっている。
町を一緒に歩いたその明くる日、
もう、町中の噂になった。
それでも、冬子は娘を連れて圭三の誘いで、逢瀬を...
出かけるかどうか迷うが....
その間にも事情を知らない義弟は父に義姉との結婚話を
進めてもらうように頼んでいる。
しかし義弟は冬子の妹から義姉と圭三のことを聞かされる。
彼女は圭三のことをずーと思っていたから、義弟俊介と
姉冬子が一緒になればいいと思っている.
だからややこしくなる。
高山祭りもたけなわの日、圭三は東京へ帰るという。
造り酒屋に男二人が訪ねてくる。
どうやら二人のことをネタにゆすっているようだ。
対応した兄は物分りのいい方である。
金で解決しようとするが圭三は本当のことだから、
どこにでも喋って回れといい、
兄は二人を殴って追い返す。
(わたし、このお兄さんが良いな!)
(だって、高橋貞二なんだもん。
彼って絶対にこんな役が回ってくるのよ。)
義父も義弟もみんな優しく、なに不自由無く暮していても
迷うものなのか、、、
圭三の兄も何とかしてやりたいとは思うが..。
圭三の妹も冬子との間を取り持ってやりたいと協力するが、、、
肝心の冬子だけが迷っている。
義弟への愛ではなく、自分の立場と大胆な行動への決心がつかない.
まだ、閉鎖的だった町で、世間体を気にしないでという冬子の
実家の肉親達や、
圭三の兄、妹の理解。
みんなが二人のことを思っている。
冬子自身の迷いだけだ.
俊介は黙って見守っている。
何時の汽車に乗るからとの手紙に冬子は一人で
東京へ帰ってくれという返事。
姉達は犠牲になって結婚し、自分の気持ちを誤魔化して
生きてきたのだから、今度は幸せになってと言う。
今まで静かに暮していた冬子には決心がつかない。
結局ついていく決心をした冬子は娘を置いて駅へ急ぐ。
しかし、駅へ着いたときに列車から降りてきた
義弟俊介が笑顔で、”東京へ行くんですか?”
涙が頬を伝う...
”姉さん行かないでくれ”
しゅっしゅっぽっぽっと汽車は走り出す...
駅のベンチに座った冬子と俊介。
俊介はそーっと冬子の顔を除き込み
”姉さん、ありがとう”
冬子も”ありがとう”
”今日もええ天気やなあ、今から兄貴のお墓参りに行こう”
さあー帰ろう”という言葉に
素直に頷いて後をついていく冬子であった。
さわやかなラストでございました.
女のエゴには違いない。
何がこの先幸せかを本能的にわかっているから
踏みきれない女心。
対して初恋の想い出に生きる男性の純情。
そんな大人の恋心を飛騨高山の美しい自然を背景に
感動的に描いた佳作でございます。昭和30年と言えば
まだ観光化されていない飛騨高山の朝市の様子や、
古い駅前が出てきます.また高山祭りもゆったりとしていて
風情が匂ってきます。
高峰さんをはじめ、女優さんのお着物はふんだんに出てきますが
モノクロなので色は想像して頂かねばなりません.
木下恵介監督のこういった作品は全体に重いんだけど
ラストが本当にどれも良いんですよね.
そのラストが感動的な作品をもう一本明日
ご紹介します。
≪永遠の人≫デス.
今日の作品
制作 松竹 昭和30年
監督 木下恵介
脚色 々 松山善三
音楽 木下忠司
出演 高峰秀子/佐田啓二/高橋貞二/田村高広/
小林トシ子/桂木洋子
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