鍋・フライパンあれこれ美味
100万ポイント山分け!1日5回検索で1ポイントもらえる
>>
人気記事ランキング
ブログを作成
楽天市場
1221743
ホーム
|
日記
|
プロフィール
【フォローする】
【ログイン】
旧い映画を楽しむ。なでしこの棲家
『欲望という名の電車』T.ウイリアムズ
まずは、ストーリーから...
『欲望』という名の電車に乗って『墓場』という駅で乗り換え、『極楽』で降りてブランチは
妹ステラの所へやってきた。
もう、若くないブランチは厚化粧で、
妹には教師をしていると言っていたが、
見るからに雰囲気の違う女性であった。
ニューオルリンズのじめじめした町の中、
安アパートに住むステラは
スタンリーというまるで野生の獣のような男と暮していた。
着いて早々に、ブランチは住んでいた田舎の邸を
手放したことをステラに告げた。
田舎で何があったのか、手放さざるを得なかった.
手放すまでの苦労を恩着せがましく、言い訳するブランチ.
ステラは姉を残して一人家を出ていたのだった。
苦労したうえ身を持ち崩した自分に比べ、
ステラは貧乏ながらも結婚していることが
羨ましい。
身を持ち崩していても名家のプライドだけは
捨てきれないブランチに
ステラの夫スタンリーはあからさまに憎悪を剥き出しにし、
ことごとくつっかかる.
それでもブランチには自分の世界があり、
男に美しく見られたいと
決して明るい場所で男に顔を見せない。
老いの顔を厚化粧で覆って居るいる顔は
暗いところでないと誤魔化せないからだ.
いつも灯りを気にし、視線も意識している。
“わたし、キレイ?”というのが口癖。
スタンリーに言わせれば自分がきれいかどうかを
人に聞かなきゃわからないような女は
魅力がないと突き放す。
ブランチが持ってきたトランクの中には
高価なドレスやアクセサリー、毛皮でいっぱい。
どう見ても教師が買える代物ではないと、
勝手にトランクを開けて、吐き捨てる。
ステラは妊娠している。
ステラはスタンリーが居ないと淋しくてしょうがないと
幸せそうに話すが、
ブランチと逢って、ステラは昔の楽しかった頃を思いだし、
ブランチと抱き合う。
野蛮で無礼で教養もなく男そのもののスタンリー.
男の気を引くのがうまいブランチだが、
スタンリーだけはなびかない。
水と油のような二人。
愛に飢えているのか、性に飢えているのか、
ブランチは相手が、
これからの人生をともにする男が、欲しい。
スタンリーのポーカー仲間のミッチという男と
ブランチは出遭った.
彼はブランチをレデイーとして扱ってくれ、
今度こそ幸せになると信じていたが、
スタンリーはここに来る前のブランチの職業を
調べ上げミッチに告げ口する.
そう、彼女は娼婦をしていたのです。
ミッチもまた彼女を踏みにじり、罵倒した。
ブランチをこれほどまでに憎むスタンリーの心の中には
一体何が..。
ステラがお産で家を空けた日、
ブランチとスタンリーは二人きりになった.
頭であれだけ嫌っているブランチを男の性が
どうしても押さえられずに
暴力でブランチを犯してしまう。
窓ガラスを割ってまで、
その破片でスタンリーを刺そうとまで
したのに、男の力に屈してしまった哀れなブランチ。
ある朝ブランチは旅に出るのだと言っておしゃれをしている。
ステラはきれいよと言ってやる。
昔の恋人が迎えに来るんだと、嬉しそうに待っている。
スタンリーは隣の部屋の窓から、迎えにきた紳士に、
今、行くからと応えている。
泣き顔になりながらステラはブランチに
優しく話しかけながら、入り口までついていく。
紳士を見たとたん、“違うわ!こんな人知らない”と
また奥へ引っ込んでしまうブランチ。
同行していた女性が後を追って話しかけるが、
パニックになったブランチは床に転がり、
ぐったりする。
近づいた紳士はやさしくブランチを抱き起こし、
男性が女性をエスコートするように
右腕を差し出す.
にっこり笑ったブランチはそこに腕を廻し
、さっそうと出ていくのです。レデイのように...
そう、精神病院へ.....連れて行かれるのです。
‐このうちに来た時から狂ってはいないものの、
老いと、捨てきれない虚栄心と、性への淋しさから、
その兆候はあったのですが、
スタンリーが完全に狂わせてしまったのですね。
赤子を抱えたステラは泣きながら姉を見送り、つぶやく。
“もう2度と帰らないわ!、今度こそ”
つまり、姉がこの家に来た時、ステラは姉に“幸せだ”と
これも虚栄心からか、姉を心配させまいとしたのか?...
嘘をついていた。
本当はちっとも幸せではなかったのだ.
自分に幸せと言い聞かせているだけで。
育った環境のあまりの違いにかみ合わないんですね。
しかし、もともと育ちが良かったステラだから
この結婚に我慢が出来たのだと思う。、
だからこそ、心のそこでは虚栄心をありのままに出す
ブランチの気持ちが分かり過ぎるほどわかっているから
見送る涙はいろんな思いがあったのだろう。
改めてみてラストで、なんだか二人がとっても哀れで、
淋しくて
ホロリときましたね。
ステラのやさしさももう、ブランチには分らない.....
こういう映画は、泣くような種類の映画ではないのですが、
とっても切なくなりました。
今回の鑑賞では、男と女の本質のぶつかり合いも
すごいですが、
ステラの優しさ、そして二人にしかわからない、
姉妹だからわかると言う心の動きの方に
目が行ってしまいましたね。
男臭いマーロン.ブランドは映画の前に、
舞台でこの役をやり大当たりを取っていますから、
乗りに乗ってるんですねえ。
自身たっぷりの演技で迫力ありますし、
ヴィヴィアン.リーも
女の虚栄心と、老いの哀しさ、性への執着という女性心理を
丁寧に、まるで舞台のセリフを聞いているような、
謳っているようなひびきの演技でした。
このふたりのぶつかり合いと、迫力が 素晴らしかった.
マーロン.ブランドは普段もあんな感じのようで、
地で行っている感じがしないでもない。
個人的に、マーロン.ブランドのような屈折した
男性はどうしても好きになれないので、演じている時の目を
観ても訴えてこないんです。
しょうがないですね。このみの問題だから...
そう言う意味では、P.ニューマンには全然似ていません。
ポールのデビュー時はそういう売り出し文句でしたが...
ポール本人も嫌がっていたみたいだけど。
湿度の高そうなべたべたとした、
夏のニューオルリンズの町の雰囲気が作品の盛り上げに
一役買っていました.
舞台でマーロン.ブランドがスタンリーを演じた時も
舞台演出はエリア.カザンだったと聞いています。
ステラ役のキム.ハンターも懐かしかったですね.
三晩に渡って書きました、T.ウイリアムズの原作作品
如何でしたか?
人間の心理をエグル細かさ、的確なセリフ、
その言葉には衣を着せない。
それこそ、はったりも何もないストレ-トな思いが
伝わってきました。
30年ほど前に文学座の公演で杉村春子のブランチ、
北村和夫(ちゅらさんに出演なさってるでしょ)の
スタンリーの舞台を観ました....。んん
1夜 ジョセフ.L.マンキウイッツ
2夜 リチャード.ブルックス
3夜 エリア.カザン
と名監督の競演でしたが
楽しんでいただけましたでしょうか??
ちょっとくどく、書いてしまうわたしですが
どうぞ、お許し下さいませね。
では来週はフランス映画特集!!!デース.
(予定変更にならない限り..).
製作 米 1951年度
監督エリア.カザン
原作 テネシー.ウイリアムズ
出演 ヴィヴィアン.リー・マーロン.ブランド・キム.ハンター/
カール.マルデン
追記。
2003年11月に衛星で放映されたようで、他の方の感想文を何作か
読ませていただきましたが、
ちょっと、私とは受け取り方が違う方が多かったみたいで、
それも興味深かったですね。
醜い部分は分るのですが、監督が何を訴えたかったのかが、
不明瞭なものが多かった。
裏にあるメッセージをもっとキャッチして欲しいなという感がありました。
ジャンル別一覧
出産・子育て
ファッション
美容・コスメ
健康・ダイエット
生活・インテリア
料理・食べ物
ドリンク・お酒
ペット
趣味・ゲーム
映画・TV
音楽
読書・コミック
旅行・海外情報
園芸
スポーツ
アウトドア・釣り
車・バイク
パソコン・家電
そのほか
すべてのジャンル
人気のクチコミテーマ
◆◎◆韓国ドラマ・映画◆◎◆大好きヽ(^◇…
カーテンコール
(2025-11-27 02:13:26)
有名・芸能人
声優・秋奈、「こんな撮り方があるの…
(2025-11-26 18:15:22)
華より美しい男~イ・ジュンギ~
10月の準彼ンダー&台北公演の画像続…
(2024-10-01 14:52:47)
© Rakuten Group, Inc.
X
共有
Facebook
Twitter
Google +
LinkedIn
Email
Design
a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧
|
PC版を閲覧
人気ブログランキングへ
無料自動相互リンク
にほんブログ村 女磨き
LOHAS風なアイテム・グッズ
みんなが注目のトレンド情報とは・・・?
So-netトレンドブログ
Livedoor Blog a
Livedoor Blog b
Livedoor Blog c
楽天ブログ
JUGEMブログ
Excitブログ
Seesaaブログ
Seesaaブログ
Googleブログ
なにこれオシャレ?トレンドアイテム情報
みんなの通販市場
無料のオファーでコツコツ稼ぐ方法
無料オファーのアフィリエイトで稼げるASP
ホーム
Hsc
人気ブログランキングへ
その他
Share by: