全163件 (163件中 1-50件目)
さて、電気代の使用量ってのは以前は検針が来てその後とある時にポストに検針票が入っている、という方法でわかりましたが、最近は紙じゃなくてネットでわかるようになりましたね。んで、その電気代なのですが2022年6月 使用量 299kWh 電気代 9,902円2021年6月 使用量 423kWh 電気代 11,799円と昨年と比べ大幅減です今年の6月は涼しかったっけ?と思ったんですが2022年7月 使用量 402kWh 電気代 14,182円2021年7月 使用量 541kWh 電気代 15,538円と7月も減っています。どうしてかね?とちょっと考えたのですが今年は常時起動のBOINCが停止してるからですね。やっぱ数字には思いっきり反映されるんですね。となると、5900Xと5950Xの2台のBOINC機を動かしてると大体ですが月に1,500円くらいの電気代がかかってたってことなんですね。安くはないんですが、べらぼうに高い金額でもない、そんなところですね。
2022.08.07
コメント(0)
さて、新年度になりましたが、BOINC(WCG)は相変わらずお休みですねぇ。おかげで電気代が浮いちゃって仕方ありません。
2022.04.04
コメント(0)
さて、高信頼性、とでも言うんでしょうか24時間/7日無休稼働のFlexATX電源「FX600 Platinum」が発売24時間365日ではなくて、7日なんですね。まあ意味は同じか。どうやら40度の600W連続出力でも24時間/7日間無休稼働を実現!というシロモノみたいです。ウチのBOINC機も24時間稼働していて、夏場は冷房もない部屋なので動作温度が40度くらいになることはありますが消費電力は100Wくらいなのでまあその辺に転がっていたチタン電源でも特に不具合は起きたことはないです。600Wはすごいですね。まあ、お値段も25,000円とすごいですが。てか、600Wを24時間稼働してたら電気代いくらになるんだと。
2022.02.22
コメント(0)
さて、Ryzen9 5900XのBOINC機についてです。3.6GHzで運用してだいぶ経ちましたのでBOINCの稼ぎがいくらかを調べてみました。調べ方は以前とだいたい同じです。とある数日間のスコアの平均です。ちょっと見たところ、以前調べた時よりも宿題が柔らかいのかなんなのか(COVID-19のせい?)、もらえるポイントが以前より多そうな気がするので、直近の3900X 3.4GHzと3950X 3.4GHzの値も載せておきます。その1Ryzen9 3900X 3.4GHz(固定)電圧:0.95Vの場合 実時間1日あたりに得られるポイント 177,427ポイントBOINC(WCG)実行時の消費電力 約86Wその2Ryzen9 3950X 3.4GHz(固定)電圧:0.925Vの場合 実時間1日あたりに得られるポイント 242,681ポイントBOINC(WCG)実行時の消費電力 約99Wその3Ryzen9 5900X 3.6GHz(固定)電圧:0.900Vの場合 実時間1日あたりに得られるポイント 199,772ポイントBOINC(WCG)実行時の消費電力 約87Wで、ここからはいつもの通り日産ポイント/消費電力という、おおよそこのblogでしか意味を成さない数値をはじき出して比較することにします。ちなみに、その値が大きいほうがワットパフォーマンスが良い、という事になります。その1Ryzen9 3900X 3.4GHz(固定)電圧:0.95Vの場合 177,427/86 = 2,063.0その2Ryzen9 3950X 3.4GHz(固定)電圧:0.925Vの場合 242,681/99 = 2,451.3その3Ryzen9 5900X 3.6GHz(固定)電圧:0.900Vの場合 199,772/87 = 2,296.23900X3.4GHzが2,063.0、5900X3.6GHzが2,296.2。CPU以外は基本的に同じ構成ですからワットパフォーマンスでは5900Xのほうがかなり上ですね。まあ、その5900Xをもってしても3950Xの効率には勝ててないわけですが。やっぱ多スレッドの恩恵はすごいんですねぇ。となると5950X…おまけなんかよくわからない表を修正しました。Ryzen9 5900X 3.6GHz 199,772p/87W = 2,296.2 p/W 12C24T (0.900V)Ryzen9 3950X 3.4GHz 242,681p/99W = 2,451.3 p/W 16C32T (0.925V)Ryzen9 3900X 3.6GHz 169,221p/106W = 1,596.4 p/W 12C24TRyzen9 3900X 3.4GHz 177,423p/86W = 2063.0 p/W 12C24T(0.950V)Ryzen7 3700X 3.6GHz 114,563p/73W = 1,569.3 p/W 8C16TRyzen7 3700X 3.4GHz 107,809p/90W = 1,197.8 p/W 8C16T(定格)Ryzen7 3700X 3.4GHz 103,216p/66W = 1,563.3 p/W 8C16T(-0.15V) Ryzen7 2700X 3.4GHz 85,127p/73W = 1,166.1 p/W 8C16TRyzen7 1700 3.0GHz 73,811p/70W = 1,054.4 p/W 8C16TCore i9 9900K 3.7GHz 100,283p/75W = 1,337.1 p/W 8C16TCore i7 8700K 3.7GHz 67,095p/67W = 1,001.4 p/W 6C12TCore i7 7700K 3.8GHz 46,237p/55W = 840.6 p/W 4C8TCore i7 6700 3.4GHz 38,883p/45W = 864.7 p/W 4C8TCore i7 3770 3.4GHz 35,781p/47W = 761.2 p/W 4C8TCore i7 2600 3.4GHz 32,067p/63W = 509.0 p/W 4C8TCore i7 860 2.8GHz 23,227p/80W = 290.3 p/W 4C8TCore i5 660 3.8GHz 15,064p/62W = 239.1 p/W 2C4TCore i3 530 2.93GHz 11,039p/47W = 234.9 p/W 2C4TCore2Quad Q9300 2GHz 9,717p/50W = 194.3 p/W 4C4T3950Xがなんとか首位を守りました。
2020.11.23
コメント(4)
さて、今のところなんなのかよくわからない、Ryzen9 5900Xです。前回、3900Xとクロックをそろえ・同じ電圧に設定したら、3900Xよりも消費電力が高くてこりゃダメかなぁと思ったらどんなに電圧下げても普通に起動してくるので、とうとうマザーで設定できる下限の値まで来てしまいました。というところまで来ました。まあ、とりあえず、どうしましょうか?構成CPU:AMD Ryzen9 5900XCPUクーラー:AMD Wraith Prism(リテール)マザーボード:Asrock B550M Steel Legend映像出力:GF-GT710-E1GB/HS Geforce GT710 メモリ:ESSENCORE(KLEVV) DDR4-2666 16GB×1枚SSD:Plextor M5s 256GB無線LAN:Buffalo WI-U2-433DMファン:be quiet! SILENT WINGS2 120mm 1500prm AINEX CFY-80S 80mm 1200prom電源:玄人志向 KRPW-Ti500W/94+ケース:Coolermaster Elite 361現在の設定 クロック:3.4GHz固定 コア電圧:0.9V1 アイドル時 5900X 36W2 CineBench R20実行時(1)マルチ 5900X 92W スコア:65833 Prime95実行時 5900X 110W4 BOINC(WCG)実行時 5900X 91Wなのですが、B550M Steel Legendで設定できるコア電圧の最小値は0.9Vなので、・別途OCツール等のソフトにより、さらに電圧を下げる・電圧は0.9Vのまま、クロックを上げるあんま別途ツールを使って電圧設定するのがあまり好きではないという個人的理由で後者の方法で試してみます。まあ、単に0.1GHzずつ上げて起動させてみるだけですが、まあ、0.9Vって結構な低電圧なのでそんなには上げられないだろう…とは思うのですが、Ryzen9 5900X 消費電力 コア電圧:0.9V固定 Windwos Cinebench R20 3.4GHz 〇 92W 6583 3.5GHz 〇 93W 6835 3.6GHz 〇 95W 7023 3.7GHz 〇 95W 7213 3.8GHz 〇 98W 7437 3.9GHz 〇 × 思いのほかクロック上げても起動したぞこれ。3.8GHzまではCinebenchも通りました。すごいな。Prime95を回したところ、3.7GHzではエラーがちょこちょこ出ますので、まあBOINC常用であれば3.6GHzあたりかな?改めてですが、3.4GHzの動作下限電圧が気になりますね。別の機会に調べてみましょうか。そんなこんなで、改めて3.6GHzで測定。Ryzen9 5900X 消費電力 設定:クロック固定(3.6GHz)、コア電圧 0.900V、各種デバイス:off1 アイドル時 5900X 36W2 CineBench R20実行時(1)マルチ 5900X 95W スコア:70653 Prime95実行時 5900X 112W4 BOINC(WCG)実行時 5900X 94Wで、実際のBOINC投入時には構成からビデオカードがなくなりRyzen9 5900X 消費電力 設定:クロック固定(3.6GHz)、コア電圧 0.900V、各種デバイス:off、ビデオカードなし1 アイドル時 5900X 25W2 CineBench R20実行時(1)マルチ 5900X 87W スコア:70233 Prime95実行時 5900X 106W4 BOINC(WCG)実行時 5900X 87Wとなります。3900X 3.4GHzのBOINC運用時消費電力が86Wなので、1W上がったことにはなりますが、そもそも5900Xは3.6GHzですからね、ワットパフォーマンスは良くなっている…はずです。これで運用して、しばらくしたらWCGのポイントを見てみることにしましょう。にしても、この低電圧耐性は大したもんですね。OCしても面白そうですが、まあ、リテールクーラーですし、無理はやめときましょう。
2020.11.14
コメント(0)
さて、引き続きRyzen9 5900Xについて。構成CPU:AMD Ryzen9 3900X または Ryzen9 5900XCPUクーラー:AMD Wraith Prism(リテール)マザーボード:Asrock B550M Steel Legend映像出力:GF-GT710-E1GB/HS Geforce GT710 メモリ:ESSENCORE(KLEVV) DDR4-2666 16GB×1枚SSD:Plextor M5s 256GB無線LAN:Buffalo WI-U2-433DMファン:be quiet! SILENT WINGS2 120mm 1500prm AINEX CFY-80S 80mm 1200prom電源:玄人志向 KRPW-Ti500W/94+ケース:Coolermaster Elite 361前回、とりあえずCPUを乗っけて設定:デフォルトで・アイドル時・Cinebench実行時・Prime95実行時の消費電力(とCinebenchのスコア)を測定しました。その続きです。2 クロック固定Cinebenchのスコアは5900Xの方が高かったですが、そりゃ5900Xの方がクロックが高いのでそりゃそうでしょう、ということで、両者のクロックをそろえてみました。Ryzen9 3900X、5900X 消費電力 設定:クロック固定(3.4GHz)具体的には・クロックを3.4GHzに設定・Core Performance Boostをoffということで、いついかなる時も3.4GHzに設定されます。1 アイドル時 3900X 44W 3.4GHz 1.104V 5900X 44W 3.4GHz 1.104V(消費電力はワットチェッカー、クロック・電圧はCPU-Zから、以後同じです)デフォルト時と同じく、アイドル時はほぼ同じ。今回は電圧も載せておきます。2 CineBench R20実行時(1)マルチ 3900X 112W 3.4GHz 1.088V スコア:6015 5900X 127W 3.4GHz 1.088V スコア:6623(2)シングル 3900X 49W 3.4GHz 1.104V スコア:394 5900X 53W 3.4GHz 1.104V スコア:440大まかに2つわかるとこがありまして・同じクロックであれば、5900Xのほうがスコアがよい マルチもシングルも大体1割くらいスコアが上がっていますね。これは大したもんですね。・5900Xのほうが消費電力が高い この設定では基本的に電圧はBIOS任せなのですが、CPU-Zで見る限りはどちらも同じ電圧がかかっていそう。 それでいて5900Xのほうが消費電力が高い、ということになっています。3 Prime95実行時 3900X 137W 3.4GHz 1.072V 65度 5900X 158W 3.4GHz 1.072V 67度(温度は、HWinfoから)デフォルト設定時はリテールクーラーでは発熱量に耐えきれずクロックが落ちてしまいましたが、3.4GHz程度であれば余裕ですね。Cinebenchと同じく、5900Xの方が省電力は高めの結果に。4 BOINC(WCG)実行時 3900X 111W 3.4GHz 1.088V 5900X 127W 3.4GHz 1.088Vやっぱり、5900Xの方が消費電力高めに。性能がよくなっても消費電力が高めじゃぁダメですねぇ。…と、ダメ出しするにはまだ早いので、引き続き調べてみます。3 クロック固定+3900Xの下限電圧BOINC運用時に、3900XはVcore=0.975Vで動かしていました。一応「3900X(3.4GHz)を安定的にBOINCで動かす下限電圧が0.975V」という値です。というわけで、コア電圧を0.975Vに設定して再度計測Ryzen9 3900X、5900X 消費電力 設定:クロック固定(3.4GHz)、コア電圧 0.975V1 アイドル時 3900X 34W 3.4GHz 0.432V~0.975V 5900X 36W 3.4GHz 0.960Vなんか両者とも消費電力が下がりましたね。コア電圧下げてもアイドル時は変わらないと思ってましたが。2 CineBench R20実行時(1)マルチ 3900X 93W 3.4GHz 0.960V スコア:6015 5900X 103W 3.4GHz 0.960V スコア:6631(2)シングル メンドくなったので割愛シングルって時間かかるんですよねぇ。なので省略。マルチに関しては、スコアは5900Xの方が良く、消費電力も5900Xの方が高い、という傾向は先ほどと同じ。3 Prime95実行時 3900X 111W 3.4GHz 0.960V 5900X 126W 3.4GHz 0.944V(温度は、HWinfoから)やっぱり5900Xの方が消費電力(略4 BOINC(WCG)実行時 3900X 92W 3.4GHz 0.960V 5900X 102W 3.4GHz 0.960Vやっぱり59(略ということで、3900Xよりも性能は高そうだが、消費電力は…という結果に。なんにしても、0.975Vまで下げても102Wではねぇ。………………………んで、この時ですが、1 5900Xは言っても3900Xのマイナーチェンジで、大幅に何かが変わったわけじゃない。2 3900X 3.4GHzの動作下限電圧は 0.975Vである。3 なので、5900X 3.4GHzの動作下限電圧も、0.975Vから大きくは変わらないだろう。4 つまり、たぶん10Wの差を埋めることはできない。となると、5900Xの意味が…という残念感が。とは言っても、高い買い物ですし、クロック当たりの性能は上がってるっぽいし、それを加味すれば多少消費電力が上がっても使い物になるかもしれない。まあ、最悪メインマシンの3700Xと交換すればいいだけだし、とりあえず、5900X3.4GHzの動作下限電圧を調べてみようかと。まあ、0.95Vくらいまで下げられば…で、どうなったかといいますと1 アイドル時 5900X 36W2 CineBench R20実行時(1)マルチ 5900X 92W スコア:65833 Prime95実行時 5900X 110W4 BOINC(WCG)実行時 5900X 91W3900Xの電圧を0.975Vとした時とほぼ同じ消費電力に。ただ、5900Xの方がクロック当たりの性能は高そうですから、同じ消費電力であれば5900Xの方が有利(たぶん)ということになります。んで、この時の設定ですがRyzen9 5900X 消費電力 設定:クロック固定(3.4GHz)コア電圧0.900Vちなみに、これが動作下限電圧かといわれるとそうではなく、B550M Steel Legendでは0.9Vが最小値なだけです。ようするに、これ以上下げられません、ってことですね。0.9Vまで下げられてスゲーと思うか0.9Vまで下げなきゃ3900X 0.975Vと同じ消費電力にならないの?と思うかは人それぞれですが、まあ、とりあえず、なんだろうこの石。
2020.11.11
コメント(2)
さて、Ryzen9 3950XのBOINC機についてです。3.4GHzで運用してだいぶ経ちましたのでBOINCの稼ぎがいくらかを調べてみました。調べ方は以前とだいたい同じです。とある数日間のスコアの平均です。比較のために、3900X 3.4GHzの値も載せておきます。値は以前のものを使用。その1Ryzen9 3950X 3.4GHz(固定)電圧:0.925Vの場合 実時間1日あたりに得られるポイント 214,669ポイントBOINC(WCG)実行時の消費電力 約107Wその2Ryzen9 3900X 3.4GHz(固定)電圧:-0.1375Vの場合 実時間1日あたりに得られるポイント 157,800ポイントBOINC(WCG)実行時の消費電力 約92W電圧が片方が指定、片方がオフセットとちょっと分かちづらいことになってますが、まあ、どちらも同債に問題ない範囲内での下限値です。で、いつもの通り日産ポイント/消費電力という、おおよそこのblogでしか意味を成さない数値をはじき出して比較することにします。ちなみに、その値が大きいほうがワットパフォーマンスが良い、という事になります。その1Ryzen9 3900X 3.4GHz(固定)電圧:0.925Vの場合 214,669/107 = 2,006.2その2Ryzen9 3900X 3.4GHz(固定)電圧:-0.1375Vの場合 157,800/92 = 1,715.2とりあえず、何はともあれ、1日20万ポイント越えです、そしてなんだかよくわからない数値が2,000越えです。効率からしたらもうダントツですね。3950Xは3.6GHzにすればさらにポイントは稼げますが、消費電力も上がるので効率的には下がりそうな気はします。おまけ前回作成した表に追加しました。Ryzen9 3950X 3.4GHz 214,669p/107W = 2,006.2 p/W 16C32TRyzen9 3900X 3.6GHz 169,221p/106W = 1,596.4 p/W 12C24TRyzen9 3900X 3.4GHz 157,800p/92W = 1,715.2 p/W 12C24T(-0.1375V)Ryzen7 3700X 3.6GHz 114,563p/73W = 1,569.3 p/W 8C16TRyzen7 3700X 3.4GHz 107,809p/90W = 1,197.8 p/W 8C16T(定格)Ryzen7 3700X 3.4GHz 103,216p/66W = 1,563.3 p/W 8C16T(-0.15V) Ryzen7 2700X 3.4GHz 85,127p/73W = 1,166.1 p/W 8C16TRyzen7 1700 3.0GHz 73,811p/70W = 1,054.4 p/W 8C16TCore i9 9900K 3.7GHz 100,283p/75W = 1,337.1 p/W 8C16TCore i7 8700K 3.7GHz 67,095p/67W = 1,001.4 p/W 6C12TCore i7 7700K 3.8GHz 46,237p/55W = 840.6 p/W 4C8TCore i7 6700 3.4GHz 38,883p/45W = 864.7 p/W 4C8TCore i7 3770 3.4GHz 35,781p/47W = 761.2 p/W 4C8TCore i7 2600 3.4GHz 32,067p/63W = 509.0 p/W 4C8TCore i7 860 2.8GHz 23,227p/80W = 290.3 p/W 4C8TCore i5 660 3.8GHz 15,064p/62W = 239.1 p/W 2C4TCore i3 530 2.93GHz 11,039p/47W = 234.9 p/W 2C4TCore2Quad Q9300 2GHz 9,717p/50W = 194.3 p/W 4C4T前回3900X強すぎ!みたいなこと言いましたが…まあ、3950Xのすごいこと。
2020.01.19
コメント(3)
さて、引き続き3950Xについてです。前回、3.6GHz固定時の消費電力について調べましたので、次は3.4GHzの時を調べてみます。構成CPU:AMD Ryzen9 3950XCPUクーラー:AMD Wraith Prism(2700X付属リテールクーラー)マザー:ASUS B450M-Pro GAMINGメモリ:Kingston DDR4-2666 8GB×2枚ビデオカード:RADEON R5 230SSD:Intel X25-M 80GB電源:Antec EarthWatts EA-550-PLATINUM本体ケース:CoolerMaster Elite361OS:Windows10 Proその他:キーボードマウスレシーバー、無線LANアダプタで、3.6GHzの時の消費電力はRyzen9 3950X 消費電力 設定:3.6GHz固定 電圧:0.9875V 室温17℃アイドル時 47W 32℃Cinebench時 マルチ :133W 51℃ スコア:8358 シングル: 52W 37℃ スコア:418 Prime95 161W 65℃ BOINC 133W 54℃という状況なので、このまま倍率を34倍にして、コア電圧は…0.95Vくらいでいいか。とそんな感じで設定したところRyzen9 3950X 消費電力 設定:3.4GHz固定 電圧:0.95V 室温17℃アイドル時 46W 30℃Cinebench時 マルチ :122W 51℃ スコア:7936 シングル: 51W 38℃ スコア:395 Prime95 146W 56℃ BOINC 121W 51℃まあ、そりゃ消費電力下がりますよね。もちろんCineBenchのスコアも順当に下がっています。まだ下げられそうだったので、0.9VにしたらPrime通らず。調子に乗ったことを反省し地道に調べたところ、0.925Vくらいが下限だろうということになりました。Ryzen9 3950X 消費電力 設定:3.4GHz固定 電圧:0.925V 室温17℃アイドル時 46W 30℃Cinebench時 マルチ :117W 51℃ スコア:7932 シングル: 51W 38℃ スコア:396 Prime95 141W 56℃ BOINC 116W 51℃おそらくこれが常用の下限でしょうから、実践投入に向けて・Audio、LAN off・メモリ1枚 (DDR4-2666 8GB×2 → 16GB×1)・ビデオカードなしとします。Ryzen9 3950X 消費電力 設定:3.4GHz固定 電圧:0.925V 各種デバイス:off 室温20℃アイドル時 32W 36℃Cinebench時 マルチ :104W 53℃ スコア:7969 シングル: 39W 38℃ スコア:394 Prime95 129W 55℃ BOINC 107W 56℃出来れば100W切れたらうれしかったですけども、それはちょっと高望みしすぎですね。なんたって16コアもあるんですし。温度的にもリテールクーラーで問題なさそうですね。これでしばらく運用してみて、BOINCのスコアがどうなるか見てみましょう。
2020.01.10
コメント(2)
さて、Ryzen9 3950Xのお話です。とりあえず、次のような構成で組むことにしました。構成CPU:AMD Ryzen9 3950XCPUクーラー:AMD Wraith Prism(2700X付属リテールクーラー)マザー:ASUS B450M-Pro GAMINGメモリ:Kingston DDR4-2666 8GB×2枚ビデオカード:RADEON R5 230SSD:Intel X25-M 80GB電源:Antec EarthWatts EA-550-PLATINUM本体ケース:CoolerMaster Elite361OS:Windows10 Proその他:キーボードマウスレシーバー、無線LANアダプタ構成については前回十分吟味し、何も問題ないことが確認されているためいいとしまして、まあとりあえずはデフォルトで動かしてどうなるか、といったところですね。とりあえず、マザーボードは3950Xが動くBIOSにはしてあったのですが、さらに新しいバージョンが上がってたので更新しておきました。メモリ8GBのメモリ1枚だったので、8GB×2枚とすることに。今ストックとしてあるのは・G.Skill DDR4-3600 8GB×2・Kingston DDR4-2666 8GB×2絶対性能を求めるならG.Skillですが、まあ、BOINC機なのでDDR4-2666の方で十分ですね。G.Skillは電圧高め(1.35V)ですしね。単に3700Xを3950Xに入れ替えただけですので、Windowsも特に問題なく起動します。まあ、メモリの挿しがが甘かったのか、ビデオカードが調子よくなかったのか起動させるまでに緒ちょっと苦労しましたが。で、Windowsが立ち上がったらまずは32スレッドですねまあ、最近はスレッドのインフレが起きてますから感動もだいぶ薄くなってきました。Ryzen7 1700の8コア16スレッドはかなり感動したもんですけど。慣れってイヤですねぇ。んで、無事に起動しましたが、ここで求められてるのはベンチでもなんでもなく消費電力だと思いますので、消費電力を測ってみることにします。発売直後ってわけでもないですからベンチはこれでもかってくらい上がってますしね。とはいえ、いつもどおりみんな大好きCineBench(R20)はやっとくことにします。あと、今回はCPUクーラーがWrithPrism、ようするにリテールなので温度も気になるところですからHWMonitorを使って温度も調べてみることとします。Ryzen9 3950X 消費電力 設定:デフォルト 室温17℃アイドル時 49W 3.2GHz周辺 40℃Cinebench時 マルチ :185W 3.85GHz 67℃ スコア:9014 シングル: 77W 4.46GHz 58℃ スコア:526 Prime95 166W 3.51GHz 66℃ BOINC 185W 3.82GHz 70℃あれ、ちょっと意外な結果です。3900Xと比較すると、例えばCinebench実行時CineBench(マルチ時)設定:いずれもデフォルト(以下同じ)3900X 207W 4.1GHz スコア:72493950X 185W 3.85GHz スコア:9014コア数が多い3950Xの方が消費電力が少ないのはクロックの差なんでしょうけれども、それでいてスコアは3950Xの方が上になるんですね。多スレッドの恩恵ですねぇ。また、BOINC実行時も3900X 207W 4.025~4.05GHz3950X 185W 3.85GHzと、3950Xの方が消費電力が低くなります。仮に消費電力のリミット値が同じであれば、3950Xはもう少しクロック上がりそうなんですけどね。一応温度も70℃ですし。というわけで、3900Xの時よりも明らかに消費電力が増えるであろうと予想していたので、ちょっと意外な結果でした。次に、クロックを固定して消費電力を測ってみます。固定するクロックはいつも通り3.6GHzと3.4GHz。単に他のCPUでもこのクロックに固定してデータを取っているので比較がしやすい、そんな理由です。というわけで、ClockRatioを36倍にしました…が、Ryzen9 3950X 消費電力 設定:3.6GHz固定 室温17℃アイドル時 52W 36℃Cinebench時 マルチ :227W 78℃ スコア:8417 シングル: 63W 45℃ スコア:419 Prime95 315W 105℃ BOINC 235W 86℃待て待て待て待てちょっと待て単に倍率を36倍に固定しただけでなんでこんなことに?ちょっと調べてみたところ、クロックは設定通り36倍の3.6GHzで動いています。その証拠にCineBenchの結果はデフォルトとの時よりもだいぶ落ちています。それでいて、消費電力だけがものすごい上がってますね。というか、105℃はアカンだろう。焼き鳥の再来かと思ったぞ。(まあ、焼き鳥の場合は気づいたときにはもうきれいに焼き上がってますけども)クロックが下がっていながら消費電力が急上昇しているということは相当高い電圧が印加されていると考えられますが、もちろん電圧の設定はいじくらず「Auto」ですし、HWMonitorで見るところ各コアの電圧は1.1V近辺で、これはデフォルトの設定とほぼ変わっていませんし…どうしたもんでしょう。まあ、結果から言えば、「高い電圧がかかっていたせい」でした。再起動し、BIOSを確認したところ電圧の設定はAutoなのですが、状態を見るとコア電圧が1.3Vになっていました。それであればHWMonitorで気づきそうなもんですが、なぜか今回HWMonitorの電圧はどういう状態であれ1.1V付近のまま変わらない(この後電圧下げなどを行って電圧を変化させてもずっと1.1V周辺を示したまま)。まあ、相性なのか未対応なのかマザーから出てる情報がおかしいのか、そんな理由で正確な情報が出てこなかったわけですね。というわけで、とりあえず手動で電圧を1.1VにしたところRyzen9 3950X 消費電力 設定:3.6GHz固定 電圧:1.1V 室温17℃アイドル時 52W 36℃Cinebench時 マルチ :158W 60℃ スコア:8391 シングル: 55W 44℃ スコア:418 Prime95 203W 71℃ BOINC 164W 65℃とまあ、それなりな値に。一時期はどうなることかと思いましたけど、ここからはいつも通り電圧下げの下限を調べて消費電力がどれくらいになるかを調べてみたいと思います。んで、いつも通りですが、消費電力がだいたいどれくらいになってくれたらうれしいか?を出してみます。電圧下げ時のBOINC実行時消費電力3700X機 8C16T 3.6GHz 73W3900X機 12C24T 3.6GHz 112Wです。なので、ものすっごく単純に計算すれば、73W×(16/8)=146W112W×(16/12)=149Wであり、これってようするに3700X機2台分(または3900X機4/3台分)でなので少なくともこれらよりは下回ってくれないと困る、という値です。まあ、実際には最小構成で130Wくらいになってくれればまあ良し、120Wを切れたらすばらしい、といったところでしょうか。電圧1.1Vで164Wということは、ビデオカードが載っているということを考えてもまだまだ高めですから、次は一気に1.0Vまで下げてみます。というか、たぶんそれくらいまで下がらないようではちょっとしんどいと思われますから。Ryzen9 3950X 消費電力 設定:3.6GHz固定 電圧:1.0V 室温17℃アイドル時 47W 36℃Cinebench時 マルチ :135W 52℃ スコア:8391 シングル: 53W 36℃ スコア:418 Prime95 169W 65℃ BOINC 136W 55℃136Wですが、このマシンにはビデオカードがささっている(そりゃダイに映像出力する機能がないんだからビデオカードがささってるのは当たり前なんですけども)ことを考えれば、とりあえずの目標130W切りは達成できそうです。と調子に乗って0.95Vまで下げてみたものの、Primeが通らずダメ。ちょこちょこ調整しましてRyzen9 3950X 消費電力 設定:3.6GHz固定 電圧:0.9875V 室温17℃アイドル時 47W 32℃Cinebench時 マルチ :133W 51℃ スコア:8358 シングル: 52W 37℃ スコア:418 Prime95 161W 65℃ BOINC 133W 54℃これくらいですかねぇ。ビデオカードなしの最小構成で124Wといったところでしょうか。とりあえず目標は達成です。あと、BOINC実行時の温度もだいたい50℃中盤ということで、仮に真夏になって室温が40℃になったとしても80℃行くか行かないか程度。電圧下げて使えばリテールクーラーでも十分使い物になりそうです。と続いて3.4GHzの時を調べようと思いますが、長くなったので次の機会に。
2020.01.07
コメント(3)
さて、Ryzen9 3900XのBOINC機についてです。3.6GHzで運用してだいぶ経ちましたのでBOINCの稼ぎがいくらかを調べてみました。調べ方は以前とだいたい同じです。とある数日間のスコアの平均です。(3900X 3.4GHzの値は前回のものを使用)その1Ryzen9 3900X 3.6GHz(固定)電圧:-0.075Vの場合 実時間1日あたりに得られるポイント 169,221ポイントBOINC(WCG)実行時の消費電力 約106Wその2Ryzen9 3900X 3.4GHz(固定)電圧:-0.1375Vの場合 実時間1日あたりに得られるポイント 157,800ポイントBOINC(WCG)実行時の消費電力 約92Wで、いつもの通り日産ポイント/消費電力という、おおよそこのblogでしか意味を成さない数値をはじき出して比較することにします。ちなみに、その値が大きいほうがワットパフォーマンスが良い、という事になります。その1Ryzen9 3900X 3.6GHz(固定)電圧:-0.075Vの場合 169,221/106 = 1,596.4その2Ryzen9 3900X 3.4GHz(固定)電圧:-0.1375Vの場合 157,800/92 = 1,715.2稼ぎがいいのはもちろん3.6GHzですけれども、消費電力の上がり幅が多いためワット当たりの効率としては悪くなりました。3.4GHzで運用かなぁというわけで、せっかくなのでいままで調べたものを並べてみましたRyzen9 3900X 3.6GHz 169,221p/106W = 1,596,4 p/W 12C24TRyzen9 3900X 3.4GHz 157,800p/92W = 1,715.2 p/W 12C24T(-0.1375V)Ryzen7 3700X 3.6GHz 114,563p/73W = 1,569.3 p/W 8C16TRyzen7 3700X 3.4GHz 107,809p/90W = 1,197.8 p/W 8C16T(定格)Ryzen7 3700X 3.4GHz 103,216p/66W = 1,563.3 p/W 8C16T(-0.15V) Ryzen7 2700X 3.4GHz 85,127p/73W = 1,166.1 p/W 8C16TRyzen7 1700 3.0GHz 73,811p/70W = 1,054.4 p/W 8C16TCore i9 9900K 3.7GHz 100,283p/75W = 1,337.1 p/W 8C16TCore i7 8700K 3.7GHz 67,095p/67W = 1,001.4 p/W 6C12TCore i7 7700K 3.8GHz 46,237p/55W = 840.6 p/W 4C8TCore i7 6700 3.4GHz 38,883p/45W = 864.7 p/W 4C8TCore i7 3770 3.4GHz 35,781p/47W = 761.2 p/W 4C8TCore i7 2600 3.4GHz 32,067p/63W = 509.0 p/W 4C8TCore i7 860 2.8GHz 23,227p/80W = 290.3 p/W 4C8TCore i5 660 3.8GHz 15,064p/62W = 239.1 p/W 2C4TCore i3 530 2.93GHz 11,039p/47W = 234.9 p/W 2C4TCore2Quad Q9300 2GHz 9,717p/50W = 194.3 p/W 4C4T…まあ、時期も構成も何もかも違うんですけども、とりあえず、その時に出来る限り最小の構成でかつ電圧などを下げて低消費電力化したBOINC専用機、であることは共通しています。だから何だってんだっていう表ではありますが、下から見て行って大きな変化があるところはCore i7 2600(SandyBridge)導入時。この時は大幅にプラットフォームが変わりましたしね。当時、BOINCさせる上では化け物と書いたことは覚えています。その次に比較的すぐ山があるのが3770(IvyBridge)ですね。世間ではあまりにもSandyBridgeが強すぎたのかその後継であるIvyBridgeはあまり人気がありませんでしたが、BOINCをやる上ではかなり優秀でした。6700が出る数年間は全台IvyBridgeの3000番台を使ってましたからね。ちなみに、3770は当初あまりにも人気がなかったのか中古で安く売られてて、数年使って中古で売ったら購入時とほぼ金額が変わらなかったなんてことがありました。そのあとは淡々と性能が上がっていきますが、一気に上がったのは今回のZEN2からでしょうか。Ryzen9 3900Xが強すぎますね。多スレッド、やや低クロックあたりがお得なようです。やっぱ3900Xの無印が出たら最強だなぁ。3950Xの無印でもいいよ。
2019.10.20
コメント(0)
さて、Ryzen9 3900XをBOINC機に投入して数日たちました。3.8GHz→3.4GHzの-0.1375Vというようにクロックと電圧を落としているせいか、常に100%のフル稼働ながらリテールクーラーでも特に問題はないようで落ちたりなどは皆無です。まあ、たまに部屋が暑い時などはブーンと結構な勢いでファンが回ったりしていますけれども。ということで、BOINCの稼ぎがいくらかを調べてみました。比較のために3700X 3.4GHzのスコアも乗せておきます。調べ方は以前とだいたい同じです。とある数日間のスコアの平均です。(3700X 3.4GHzの値は前回のものを使用)その1Ryzen9 3900X 3.4GHz(固定)電圧:-0.1375Vの場合 実時間1日あたりに得られるポイント 157,800ポイントBOINC(WCG)実行時の消費電力 約92Wその2Ryzen7 3700X 3.4GHz(固定) 電圧:-0.15Vの場合 実時間一日あたりに得られるポイント 103,216ポイントBOINC(WCG)実行時の消費電力 約66Wまあ、3900Xは12C24T、3700Xは8C16Tですから、稼ぎも消費電力も違うのは当たり前なので日産ポイント/消費電力という、おおよそこのblogでしか意味を成さない数値をはじき出して比較することにします。ちなみに、その値が大きいほうがワットパフォーマンスが良い、という事になります。その1Ryzen9 3900X 3.4GHz(固定)電圧:-0.1375Vの場合 157,800/92 = 1,715.2その2Ryzen7 3700X 3.4GHz(固定) 電圧:-0.15Vの場合 103,216/66 = 1,563.3というわけで、3900Xを使用したときの方がワットパフォーマンスがいいということになりますね。そりゃまあBOINC(WCG)はスレッドが多いほうが有利ですから。ただまあ、コストパフォーマンスまで考えるとどうでしょうか。3900X 157,800/64,584円 = 2.443700X 103,216/42,984円 = 2.40一応3900Xの方がコストパフォーマンスにも優れるんですね消費電力無視して定格やOCすればこの差はもっと広がるでしょうし…いや3700Xの方がOC出来てしまったら逆転するかも…まあ、無理にパフォーマンス追求せずともやれることからやりましょうか。
2019.09.25
コメント(2)
さて、熟考に熟考を重ね買ってしまったRyzen9 3900X熟考?ワーイ!とか言ってなかったか?記憶にありませんなとりあえずマシンとして組み上げました構成CPU:AMD Ryzen9 3900X 定格CPUクーラー:リテールマザー:ASUS PRIME B350 Plusメモリ:DDR4-2666 8GB×1枚ビデオカード:RADEON R5 230SSD:Plextor M5S 256GB無線LAN:WLI-UC-GN排気ファン:12cm×1電源:玄人志向 KRPW TI500w/94+OS:Windows10 Proその他:キーボードマウスレシーバーマザーがB450ですらないところにホントとりあえず感を感じる構成です。まあ、B350マザーとはいえ、メーカーで正式サポートをうたっていますから、大丈夫っちゃ大丈夫なんでしょうけれども。注目のCPUだけあって、ベンチなどはこれでもかってくらい他所に上がっておりますから、その辺はいいとして消費電力について調べてみましょう。コメントでいただいた通り、最近のRyzenでは「PPT」(消費電力の上限を設定する機能)を使うと簡単に低消費電力化が出来る…という話もありますが、なんか「第2世代Ryzen」からの機能であるとか、400番台のマザー以降でないと使えないとか、でもRyzenMasterがあれば設定できるとか、いろいろな話がありまして、まあ、とりあえずはPPTのことは置いときまして、「地道に電圧下げ」という旧来の方法でちまちま調べてみることとします。というか、B350マザーなんて使ってないで新しいの買えよ!、ということなんですけども。んで、消費電力を調べる方法ですが、BOINC機として使う予定ですのでクロック固定の負荷時にどれくらい電力を食うかを調べるため1 クロックを3.6GHzに固定したとき2 クロックを3.4GHzに固定したときの2つについて調べてみます。3.6GHzと3.4GHzの理由ですが、・すでに所持してる3700Xを3.6GHzと3.4GHzで動かしたときのデータがあるから。・24時間起動となると少なくとも負荷時に100W程度にしたいところですが、定格の3.8GHzではおそらくいくら電圧下げても100W付近にはならんだろう。とまあ、そんな理由です。再掲となりますが、デフォルトの場合は以下の通りとなります。Ryzen9 3900X 消費電力 設定:各デバイス(LAN,Audio)offアイドル時 44WCinebench時 マルチ :207W 4.1GHz スコア:7249 シングル:67W 4.5GHz スコア:514 Prime95 202W 3.825GHzBOINC 207W 4.025~4.05GHzまあ、とはいえせっかくですから 3.8GHzに固定したときも調べてみました。Ryzen9 3900X 3.8GHz固定 消費電力 設定:コア電圧Auto、各デバイスoffアイドル時 42WCinebench時 マルチ :174W スコア:6801 シングル: 55W スコア:443 Prime95 240W BOINC 182W 3.8GHz固定の時はこうなりました。Prime95の消費電力が大幅に上がってますがなんででしょうか。どっちか測り間違えかな。その1 3.6GHzに固定した場合クロックを3.6GHzに固定して、電圧を下げていきます。なお、すでに運用している3700X 3.6GHzのBOINC機の消費電力が73Wなので、この3900X機でBOINCを実行した場合の消費電力は73W×1.5(←3900Xのスレッド数/3700Xのスレッド数)+10W(←ビデオカード分です)=119.5Wホントは73Wにはマザーやメモリの消費電力も含んでしまっているので厳密には73W×1.5とすべきではないんですけども、目安として。少なくともこれより多くなってくれては困ります、といったところでしょうか。Ryzen9 3900X 3.6GHz固定 消費電力 設定:コア電圧Auto、各デバイスoffアイドル時 35WCinebench時 マルチ :125W スコア:6453 シングル: 51W スコア:418 Prime95 158W BOINC 125W こんなところです。ここからは電圧を下げてのんべんだらりんとPrime95回す→まあ、エラーが出たら電圧を上げて再チャレンジ、という地道な手段を取ったところ、-0.75Vが常用の下限かな?ということになりました。Ryzen9 3900X 3.6GHz固定 消費電力 設定:コア電圧-0.75V 各デバイスoffアイドル時 34WCinebench時 マルチ :112W スコア:6455 シングル: 49W スコア:419 Prime95 136W BOINC 112W 思いのほか下がらなかったという印象ですが、BOINC実行時で112Wと当初の目標はクリアしています。ビデオカード引っこ抜いて、102Wくらいでしょうか。その2 3.4GHzに固定した場合次に3.4GHzの場合です。こちらも同じようにですが、3700X 3.4GHzの時が66Wですので、66W×1.5+10W=109Wくらいになるんじゃないかなぁと思います。Ryzen9 3900X 3.4GHz固定 消費電力 設定:コア電圧Auto、各デバイスoffアイドル時 35WCinebench時 マルチ :121W スコア:6113 シングル: 50W スコア:396 Prime95 151W BOINC 121W こんなところですね。同じように常用下限を簡単に調べてみると -0.1375Vまで行けるようですRyzen9 3900X 3.4GHz固定 消費電力 設定:コア電圧-0.1375V 各デバイスoffアイドル時 34WCinebench時 マルチ :100W スコア:5993 シングル: 49W スコア:386 Prime95 118W BOINC 101W こちらもお望みの消費電力(109W)の-8Wとなりました。ビデオカードなしで91Wくらいですね。それはそうと、3700Xの時と同じく、電圧を下げるとCineBenchのスコアも悪くなっています。もう少し細かく記しますと3900X 3.4GHz固定 Cinebench R20 電圧デフォルト マルチ:121W 6113 シングル:49W 396 -0.1125V マルチ:102W 6089 シングル:49W 396 -0.1375V マルチ:100W 5993 シングル:49W 386 -0.15V マルチ: 99W 5970 シングル:49W 385※-0.15VはPrime95実行時に2スレッドでエラーが出たため採用せず。クロック3.4GHz固定でも電圧を下げていくとスコアも落ちていきます。これはBOINC(WCG)のもらえるポイントにも影響する事象なので、ちょっと気になるところではあるのですがなんでこうなるのかはよく分かりません。少なくとも分かったことは、以前買った3700Xがおかしいのではなくて、おそらくZen2はみんなそうなんだろうということでしょうか。と、傾向としては3700Xと似たような傾向となりました。って、当たり前なんですけども。当面は試しで3.4GHzで運転しつつ、時間があるときにPPTについて調べてみましょうかね。というわけで、当面の設定Ryzen9 3900X 3.4GHz固定 消費電力 設定:コア電圧-0.1375V 各デバイスoff、VGAなしアイドル時 27WPrime95 108W BOINC 92W …400番台か500番台のマザー買おうかな?
2019.09.04
コメント(2)
さて、Ryzen7 3700Xの話ですが、以前3.4GHzにクロックを固定し電圧を下げていったところ3700X 3.4GHz固定 Cinebench R20 電圧デフォルト マルチ:91W 4044 シングル:42W 393 -0.1V マルチ:80W 4030 シングル:41W 395 -0.15V(動作下限) マルチ:74w 3985 シングル:40W 389と、消費電力は下がるのですがそれに伴いCinebenchのスコアも落ちる、なんてことがありました。クロックは3.4GHzで固定ですし、Ryzenの、その…IntelでいうところのTurbo boostに当たるもの、名前なんだか忘れましたが、それもoffにしてあるのになんででしょうかね。みたいなことがありました。というわけで、BOINC(WCG)のスコアにも影響が出るのかを調べてみました。調べ方は以前とだいたい同じです。とある数日間のスコアの平均です。(3700X 3.6GHzの値は前回のものを使用)その1Ryzen7 3700X 3.6GHz(固定)電圧:-0.1Vの場合 実時間1日あたりに得られるポイント 114,563ポイントBOINC(WCG)実行時の消費電力 約73Wその2Ryzen7 3700X 3.4GHz(固定) 電圧:定格の場合 実時間1日あたりに得られるポイント 107,809ポイントBOINC(WCG)実行時の消費電力 約90Wその3Ryzen7 3700X 3.4GHz(固定) 電圧:-0.15Vの場合 実時間一日あたりに得られるポイント 103,216ポイントBOINC(WCG)実行時の消費電力 約66Wとまあ、3.6GHzよりも3.4GHzの方が得られるポイントが少ないってのはその通りですが、同じ3.4GHzでも電圧定格と-0.15Vではもらえるポイントに差があり、電圧定格の方がもらえるポイントが多いですね。あとは効率ですが、いつもの通り日産ポイント/消費電力という、おおよそこのblogでしか意味を成さない数値をはじき出して比較することにします。ちなみに、その値が大きいほうがワットパフォーマンスが良い、という事になります。その1Ryzen7 3700X 3.6GHz(固定)電圧:-0.1Vの場合 114,563/73 = 1,569.3その2Ryzen7 3700X 3.4GHz(固定) 電圧:定格の場合 107,809/90 = 1,197.8その3Ryzen7 3700X 3.4GHz(固定) 電圧:-0.15Vの場合 103,216/66 = 1,563.3まあ、3.4GHz電圧定格が最も効率悪いのは最初から分かってますのでいいです…と言いたいとことですがせっかくなので。この1,197.8という値、Ryzen7 2700X 3.4GHzでコア電圧を下げたマシンよりも数値がいいんですね(ちなみに1,166.1)。それはさておき、3700X 3.6GHz -0.1Vと3.4GHz -0.15V、効率という意味ではほとんど同じなんですね。だったら3.6GHzでいいかなぁ。でも真夏だから3.4GHzでもいいかな。というか、結局なんで電圧下げるとスコアが下がるのかはわからずじまいでした。
2019.08.11
コメント(0)
さて、Ryzen7 3700XをBOINC機に投入してしばらく経ちました。24時間連続稼働ですが、とりあえず止まることもなく至って順調に動いています。というわけで、恒例行事ですがとある7日の間でどれくらいWCGのポントを稼いだかを調べてみました。だから何だ?という意見もありましょうが、ほとんど自分のための記事です。算出方①7日間で得られたポイント合計を解析に要した時間(=合計ランタイム、単位:日)の合計で割る② ①の値×スレッド数(今回はすべて8C16Tなので、16倍) →合計ランタイムが16日0時間0分0秒のときに得られるポイント=実時間1日あたりに得られるポイントという言い方をします。という、なんだかよく分からない方法で算出していますが、まあ、自分がなんだかよく分かってるので良しとします。ちなみに、以前から何度となくこんなことをやってますが、算出方は昔から同じです。その1Ryzen7 3700X 3.6GHz(固定) 8C16Tのマシン 実時間1日あたりに得られるポイント 114,563ポイントBOINC(WCG)実行時の消費電力 約73Wその2Ryzen7 2700X 3.4GHz(固定) 8C16Tのマシン 実時間1日あたりに得られるポイント 85,127ポイントBOINC(WCG)実行時の消費電力 約73Wその3CPU:Core i9 9900K 3.7GHz(固定) 8C16Tのマシン実時間一日あたりに得られるポイント 100,283ポイントBOINC(WCG)実行時の消費電力 約75W※各マシンは24時間起動です。消費電力については必要最小限の構成時のものです。Ryzen機に至ってはビデオカードもありません。Ryzen7 2700Xは消費電力の都合上3.4GHzに固定して使用。2700Xと3700Xのクロックの差は200MHzですが、得られるポイントを見る限りクロック差以上の性能差がありそうです。 Core i9 9900Kはこの中では一番クロックが高い3.7GHz。それでいて消費電力は他の2つとほとんど同じ値。9900Kは電力食いとか爆熱とか言われてますけれども、電圧下げて使う分には結構いい仕事してくれます。内蔵グラフィックがありますからRyzen機と違って、一応普通のPCとしても使えますしね。ただ、ポイント数では100MHzクロックが低い3700Xに負けています。んで、さらに消費電力という点を踏まえて一番優れているのはどれかを比較してみたいと思います。で、どう比較するか?日産ポイント/消費電力という、おおよそこのblogでしか意味を成さない数値をはじき出して比較することにします。ちなみに、その値が大きいほうがワットパフォーマンスが良い、という事になります。その1Ryzen7 3700X 3.6GHzの場合 114,563/73 = 1,569.3その2Ryzen7 2700X 3.4GHzの場合 85,127/73 = 1,166.1その3Core i9 9900K 3.7GHzの場合 100,283/75 = 1,337.1まあ、ワットパフォーマンスという意味ではRyzen7 3700Xがダントツですね。先ほどの通り、Ryzen機はビデオカードなど映像を出力する手段がないマシンでこの数値なので、BOINC以外にも作業やらせたいからグラフィック機能がないと困る、というのであればCore i9 9900Kでもいいかもしれません。ただ9900Kにするとお値段はグーンと上がるのがネックですかね。3700Xと9900Kに比べれば2700Xが一段落ちて見えてしまいます。一応2700Xの名誉のために言っておけば、少し前までは最高クラスのワットパフォーマンスでした。今はどちらかというとコストパフォーマンスのほうに優れますね。いいのか悪いのか、3900Xはまだ各所で売り切れが続いており、まだ手に入れていません。BOINC(WCG)は多スレッドになったほうが効率が良くなる傾向があるので試してみたい気もしますが、そのうち3950Xも出ますし、でも3950Xもどうせ争奪戦だろうし何よりとーっても高いですしだったら3900Xでも…といろいろ悩みが尽きない今日この頃です。
2019.07.23
コメント(2)
さて、引き続きRyzen7 3700Xの話。引き続きといいますか、前回はメモリの話で終わってしまいましたがということで、今の構成構成CPU:AMD Ryzen7 3700X 3.6GHz固定マザー:ASUS B450M-Pro GAMINGメモリ:DDR4-2166 8GB×1枚ビデオカード:RADEON R5 230SSD:Intel 330シリーズ 120GB電源:Antec EarthWatts EA-550-PLATINUMOS:Windows10 Proその他:キーボードマウスレシーバー、無線LANアダプタで、BOINC機として使うのであれば、お決まりですが・電圧を下げてみる・余計なデバイスをoffにしてみるあたりをすることになります。目安としまして、Ryzen7 2700X 3.4GHzで組んだBOINC機のBOINC実行時の消費電力が73Wです。Ryzen7 3700X 3.6GHz 消費電力 設定:すべてデフォルトアイドル時 37W CineBench 95WPrime95 115WBOINC 97Wなので、まずはコア電圧を下げてみます。設定はオフセットで行いました。とりあえず-0.15Vくらいでも起動はするのですが、Prime95が通らず、-0.14V、-0.13Vと下げ幅を小さくしていき結局のところ-0.1Vとしました。Ryzen7 3700X 3.6GHz 消費電力 設定:コア電圧-0.1Vアイドル時 35W CineBench 82WPrime95 100WBOINC 84Wとりあえず、思いのほか下がらなかったな、というのが感想です。あとは、・Audio off・LAN off・ピッカピカ光るマザーのLED off・リモートデスクトップしてビデオカードなしといういつもの手段に。ちなみに上3つでおおよそ1Wの減となります。Ryzen7 3700X 3.6GHz 消費電力 設定:コア電圧-0.1V各種デバイス:off、ビデオカードなしアイドル時 24W CineBench 72WPrime95 86WBOINC 73Wまあ、ビデオカードがなくって映像出力手段のないマシンの消費電力を知りたがってる人が果たしてどれくらいいるのかは知りませんが、とりあえずはこんな感じです。ビデオカードなしはやはり効きますね。3.6GHzでBOINC実行時73Wってのは、偶然にも2700Xを3.4GHzで回したときと同じですね。しかもシングルスレッドのパフォーマンスは3700Xの方が上という話ですから、ワットパフォーマンスもだいぶ良くなっています。まあ、本音を言えば上でも少し書きいましたけど、「もう少し下がるかな?」とは思ってましたが、それは贅沢ですね。と、「シングルスレッドのパフォーマンスは3700Xの方が上…」なんてことを言っておりますが、本当にそうなのか簡単に調べてみました。・Ryzen7 3700X、2700Xともクロックを3.4GHzに固定し、Cinebenchを実行・CPU以外の構成は全く同じ(要するにCPU乗せ換え)ということをしてみます。なんで3.4GHzなのかは、単に2700XのBOINC機が3.4GHz動いていた(=動作最低電圧が分かっている)というくらいの理由です。構成CPU:AMD Ryzen7 3700Xまたは2700X 3.4GHz固定マザー:ASUS B450M-Pro GAMINGメモリ:DDR4-2166 8GB×1枚ビデオカード:RADEON R5 230SSD:Intel 330シリーズ 120GB電源:Antec EarthWatts EA-550-PLATINUMOS:Windows10 Proその他:キーボードマウスレシーバー、無線LANアダプタ3700X 3.4GHz固定 Cinebench R20 電圧デフォルト マルチ:91W 4044 シングル:42W 393 -0.1V マルチ:80W 4030 シングル:41W 395 -0.15V(動作下限) マルチ:74w 3985 シングル:40W 3892700X 3.4GHz固定 Cinebench R20 電圧デフォルト マルチ:101W 3421 シングル:44W 344 -0.125V(動作下限) マルチ:88W 3415 シングル:42W 348※補足・マルチスレッドのスコアは3回平均値・動作下限とはPrime95をある程度のんべんだらりんと回しても落ちない電圧とりあえず、分かることは1 同じクロックであれば2700Xよりも3700Xの方がスコアが高い。2 消費電力は3700Xの方が低い。ということですね。で、少し気になったのは3 3700Xは同じクロックでも電圧を下げるとスコアが落ちる。これはなんででしょうか。まあ、大雑把にみてデフォルトと-0.1Vの差(4044と4030)は誤差と言えなくもないかもしれませんが、-0.15Vのスコアは明らかに下がっています。ただまあ、1ワット当たりのスコアは 電圧デフォルト 4044/91=44.4 -0.1V 4030/80=50.3 -0.15V 3985/74=53.8と、-0.15V下げた時が一番良いということになりますね。電圧上げすぎでリミットがかかり性能が頭打ち、ってなら分かるんですけど、逆ですからね。少ない給料(電圧)で同じ結果を求めるな!スコア欲しければ電気をよこせ!というCPUの反抗でしょうか。ウチは最低時給(電圧)で働いてるCPUばっかりですから、そのうちストライキされそうです。
2019.07.14
コメント(4)
さて、Ryzen7 3700Xのお話です。とりあえず組み立てて、デフォルトの状態で消費電力などを測ってみました。構成CPU:AMD Ryzen7 3700Xマザー:ASUS B450M-Pro GAMINGメモリ:G.Skill DDR4 3600 16GB×2ビデオカード:RADEON R5 230SSD:Intel 330シリーズ 120GB電源:Antec EarthWatts EA-550-PLATINUMOS:Windows10 Proその他:キーボードマウスレシーバー、無線LANアダプタで、ストレートに組んだ状態での消費電力はRyzen7 3700X 3.6GHz 消費電力 設定:すべてデフォルトアイドル時 42W 2.2GHzCineBench 131W 4GHzPrime95 140W 3.75GHzBOINC 132W 3.95GHz※クロック及び電圧はASUS Ai SuiteIII読みとなりました。んで、最終的に目指すはBOINC機なので、いかに負荷時の消費電力を下げられるか、というところになるわけでですが、取り急ぎ思ったことはやっぱDDR4-3600は性能過剰じゃね?昔の考えのままで正しければ、BOINCというかWCGのポイントはメモリの速度に影響しませんし、それよりなによりそんなに高速なメモリはBOINC機ではなくメインマシンで使いたい、ということでいつも通り低速のメモリも使ってみることに。そのほうが同じく低速なメモリを使ってるRyzen7 2700XのBOINC機との比較もしやすいですしね。ただまあ、じゃあさっそく低速メモリに換装…ってのも芸がないですから、メモリ変えたら消費電力にどれくらい影響があるかを調べてみることに。まあ、Ryzen7 3700Xのこととあんま関係ないんですけども、その辺はご容赦くださいな。んで、使用するメモリは1 G.Skill F4-3600C19D-32GSXWB 16GB×2枚 DDR4-3600のオーバークロックメモリ。2Rank。 元はDDR4-2133です。電圧も定格より高い1.35Vなんでまあ電気は食いそうです。2 Kingston KVR26N 19S8/8 8GB×2枚 こちらはDDR4-2666。Ryzen7 3700Xを買ったとき特価で売ってたのでついでに買ってきました。 片面実装の1Rankです。電圧は標準の1.2V3 Transcend 型番不明 8GB これはDDR4-2133。いつ買ったかもよく覚えてないのですが、たぶん両面実装なので2Rankだと思います。電圧は標準の1.2V。 ちなみに1枚しかないのは、片割れのもう1枚が別のBOINC機に入って活躍中だからです。型番を書き続けるのはさすがにめんどくさいので、この後は単に「3600 1枚」のように表記します。というわけで、上記1~3を変えた時に消費電力がどうなるかを見ますが、クロックの変化など、他の変動要因を排除するため、CPUのクロックを3.6GHzに固定します。構成CPU:AMD Ryzen7 3700X 3.6GHz固定マザー:ASUS B450M-Pro GAMINGメモリ:随時交換ビデオカード:RADEON R5 230SSD:Intel 330シリーズ 120GB電源:Antec EarthWatts EA-550-PLATINUMOS:Windows10 Proその他:キーボードマウスレシーバー、無線LANアダプタという構成でシステム全体の消費電力を測ります。1 アイドル時の消費電力3600 2枚 42W3600 1枚 40W2666 2枚 38W2666 1枚 37W2133 1枚 37Wまあ、3600はクロックも高く電圧も1.35V掛ってますから、他のモノより高めです。あと単純にメモリが1枚減ると1~2W減るようです。2 CineBench R20実行時の消費電力3600 2枚 106W 43413600 1枚 104W 43382666 2枚 100W 43262666 1枚 96W 43292133 1枚 95W 4340※消費電力横の数値は、Cinebenchのスコアです(Multi)消費電力的にはアイドル時とだいたい同じような傾向だなぁ、というところなのですが、メモリの側が速かろうと遅かろうとDualChannelだろうとそうでなかろうと、Cinebenchのスコアってほとんど変わらないんですね。まあ、かと言って意図的に遅いメモリを使ったりSingleChannelにする必要もないわけですけど。3 Prime95実行時の消費電力3600 2枚 123W3600 1枚 121W2666 2枚 118W2666 1枚 116W2133 1枚 115WPrime95はメモリに負荷がかかりますから、3600と2666あたりでは結構如実に差が出るかと思いましたが…そんなに変わらないですね。4 BOINC実行時の消費電力3600 2枚 106W3600 1枚 104W2666 2枚 100W2666 1枚 98W 2133 1枚 97W まあ、ほとんどの人には関係ないであろうBOINC(WCG)実行時。CineBench実行時の結果とほとんど同じですね。CPUにしか負荷がかかっていないという点では同じようなもんでしょうから。というわけで、当たり前ですが・速いメモリを使えば消費電力が上がる・2枚挿せば1枚挿すよりも消費電力は上がるという極めて当たり前の結果なのですが、正直DDR4-3600とDDR4-2666、2133との差がないなというのが正直な感想です。どーしてもどーしても1Wでも消費電力を削減したいっ!!っていう変な人でなければ普通にDDR4-3600等速いメモリ使ったほうがよさそうですね。まあ、私はDDR4-2133にします。
2019.07.10
コメント(0)
さて、毎年12月30日といいますと、秋葉原に行って人多すぎ、で今年の振り返り、ということを書くのが何となく習慣になっておりましたが、今年はとりあえずこれを何とかすることにします。買ってちょこっといじくったはいいが、その後しばらくほったらかしにしてたCore i9 9900K一式。そろそろ実践投入しないと、高いお金出して買ったんですから。というよりこんなものがあると大掃除が出来ない、っていう理由もあります。んで、しばらく間が開いてしまったので、おさらいをしますと1 paypayキャンぺーンに乗せられて(乗って?)買ってしまった ↓2 仮組して起動させたら消費電力の高さに沈黙 ↓3 BIOSを更新すれば消費電力下がるよ!と教えてもらい実行したことろ、かなり改善された。というところまで来ました。構成CPU:Core i9 9900K 8C16Tマザー:GIGABYTE Z390 AORUS EliteCPUクーラー:CoolermasterのHyper212EVOMEM:DDR4-2400 8GB×2SSD:Crucial m4 256GB電源:玄人志向 KRPW-TI500W/94+(異音あり)他:キーボードマウスレシーバー×1OS:Windows10 Proで、消費電力(CineBench マルチコア:最大時)書換前 BIOS f3 228W(4.7GHz)書換後 BIOS f6 176W(4.7GHz)というところですね。BIOS書き換えたら50W以上も消費電力が下がってこれは何とかなるかも!?というわけで、これから消費電力を下げていく方向に進めていくのですが、目標としては今使ってるCore i7 8700Kが>GIGABYTE Z370 HD+Core i7 8700K >設定:TB:off(3.7GHz固定),EIST,C-State:無効、電圧:1.000V>アイドル時 23W 3.7GHz 0.996V>Prime95(400k) 60W 3.7GHz 0.924V>Prime95(8K) 77W 3.7GHz 0.924V>BOINC(WCG) 66W 3.7GHz 0.924Vなので、すごく単純に考えればコア数が6つから8つ(約1.3倍)ですから最小構成でクロックは同じ(3.7GHz)ときにBOINC実行時の消費電力が66W×1.3=約88Wくらいならok、ということにしておきましょう。同じ考えなら、この時のPrime95は77W×1.3=約102Wくらいになるかと思います。まずは、そのままデフォルトの状態でPrime95をしてみます。Cinebench実行時は175Wでしたが…Core i9 9900K 8C16T 設定:デフォルトアイドル時 17WPrime95 232W 4.7GHz(Prime95は8K時の値、以後同じです)さすがPrime先生容赦がありませんまた200W越えに逆戻りですが、まあ考えてみれば8C16T4.7GHzなんていう設定で24時間起動させるわけもないのでそうそう落ち込まず次にまいりましょう。普通というかいつも通りならクロック固定して、TB切って、地道に電圧を下げて…なんていう手段を取りますが、まあ年末のお忙しい時期にそんなことしている暇もなかろうということで…BIOS上の「Core Current limit」で消費電力に制限をかけます。以前からある機能ですが、実際使うのは実は初めてだったりします。ものすっごく簡単に言うと、CPUの設定を指定した消費電力を超えないくらいな設定にしてくれる、というものですね。Core i9 9900K 8C16T 3.6GHz(TB:4.7GHz)設定:Core Current limite 設定:他デフォルト設定値110W:3.5GHz Prime95実行時 98W設定値120W:3.6GHz Prime95実行時 108W設定値125W:3.8GHz Prime95実行時 113W思いのほか下がりますね。Core i7 8700Kと同じ3.7GHzで動かすなら、たぶん110Wくらいで動かせそうだ…というところまでは何とかわかりました。まあ、クロック上がると加速度的に消費電力が上がりますからね。4.7GHzなんて電気モリモリの大食いでしょうから。ちなみに、かつては「消費電力はクロックに比例し、電圧の二乗に比例する」なんて言われてましたけどあれって今でも通用するんですかね?ということで、i7 8700Kと合わせるためクロックを3.7GHzに固定してみます。9900Kにしてみると微妙にオーバークロックになりますね。ついでにC-StateのlimitをC10に。Core i9 9900K 8C16T 3.6@3.7GHz固定(TB:off) 設定:C-State:C10アイドル時 12WPrime95 99WCore Current limitで消費電力を指定した時より下がりましたね。ここからさらに電圧を下げて消費電力を下げていきたいところですが、BIOS更新したところ電圧の下限値は1.100V(更新前は0.500Vまで設定可)になってしまいました。これじゃあそんなに下げられない…と悲観することはありません。そもそも1.100Vでは起動すらしませんから。初期設定が1.2000Vで、特に電圧変更していないにもかかわらず3.7GHzで消費電力99W。最初の方で>同じ考えなら、この時のPrime95は77W×1.3=約102Wくらいになるかと思います。こんなことを言っていますが、すでにその102Wを下回っています。まあ、8700Kから9900Kになって低消費電力性能がべらぼうに良くなった!なんていう話は聞きませんから、電圧もなんも設定していないこの状態が、すでに動作する下限電圧に近いんでしょうね。でもまあ下げてみようということで、offsetモードにしてみたところ-0.05V ok-0.06V Prime95が開始1時間後くらいに1スレッドでNG発生ということになったので、-0.05Vに設定Core i9 9900K 8C16T 3.6@3.7GHz固定(TB:off)Vcore:-0.05V設定:C-State:C10アイドル時 10WPrime95 91WBOINC時 77Wで、いらなそうなAudioとマザー上でピカピカ光っているLEDをoffににします。NICは使う予定があるのでonのままです。Core i9 9900K 8C16T 3.6@3.7GHz固定(TB:off)Vcore:-0.05V設定:C-State:C10、Audio、LED:offアイドル時 9WPrime95 89WBOINC時 75W当初の目標が「BOINC実行時:88W」なので、大幅にクリアということになります。ターボブーストで全コア4.7GHzで動くってのに定格付近のクロックで使うのはもったいないかなぁ…と思ってましたけど、これだけワットパフォーマンスに優れるならまあいいかと思えますね。あと、アイドル時の消費電力が一桁になりました。BOINC機にはアイドル時がないので何か恩恵があるかというと特にないんですが。せっかくなので記念撮影まあマザー上のLEDをoffにしているせいか、これだと稼働中かどうかが全く分からんですね。稼働時ではなくて電源off時の待機電力が9Wなんじゃないの?と見えなくもないです。というわけで、Core i9 9900Kの実践投入はギリギリ年内に間に合いました。さあ、売り値が高いうちに8700Kを売りに行こう。
2018.12.30
コメント(0)
さて、Core i9 9900Kで組み上げたはいいもの、みんな大好きCineBenchやったら消費電力が220W超えとかなってしまい、さてどうしたもんかというところですが、コメントで「最新BIOSにすればもっと下がると思いますよ」という書き込みをいただき(ありがとうございます!)BIOSの更新をしてみることとしました。マザーボード:GIGABYTE Z390 AUROS Elite最初 BIOS Ver. f3購入してそのままの状態BIOSの日付は「2018年8月30日」となっております。なるほど、確かに古いですね。さっそく最新BIOSをDLして書き換えることにf3からf6に書き換えますんで、BIOS Ver. f6無事書き換え終了ということで、さっそくCineBenchを消費電力(CineBench マルチコア:最大時)書換前 BIOS f3 228W(4.7GHz)書換後 BIOS f6 176W(4.7GHz)素晴らしい!これまたずいぶんと下がりましたね。やっぱBIOSは最新にすべきですねと、これはこれですごくいいことなのですが、その他少し変わったことが、ってのは、Vcoreの設定なのですがf3のとき設定下限は0.500Vまあ、実際にそんな値を使うことはないのですが、設定範囲はかなり広いです。んで、f6にしましたら…設定下限が1.100Vこれまたずいぶん下限が上がってしまいました。05.Vはいらないにしろ、0.8Vくらいまでは出来たほうが…基本的にはVcore下げで使うのが前提でしたからこの変更ちょっと痛いです。かといってf3の爆熱電気食いで使うわけにもいきませんしねぇ…ちなみに、offsetはf3もf6も-0.300Vまでokでした。offsetで設定するしかないかなぁ。
2018.12.16
コメント(0)
さて、BOINC用にCoffeelake、Core i7 8700K機を投入してしばらく経ちました。ということで、その他のRyzen機とKabylake機ともども、とある10日の間でどれくらいWCGのポントを稼いだかを調べてみました。だから何だ?という意見もありましょうが、ほとんど自分のための記事です。その1 CPU:Core i7 8700K 3.7GHz(6C12T)のマシン 実時間一日あたりに得られるポイント(平均) 67,095ポイントBOINC(WCG)実行時の消費電力 約67Wその2CPU:Core i7 7700K 3.8GHz(4C4T)のマシン実時間一日あたりに得られるポイント(平均) 46,237ポイントBOINC(WCG)実行時の消費電力 約55Wその3CPU:Ryzen7 1700 3GHz(8C16T)のマシン実時間一日あたりに得られるポイント(平均) 73,811ポイントBOINC(WCG)実行時の消費電力 約70W消費電力については必要最小限の構成時のものです。Ryzen機に至ってはビデオカードもありません。クロックが一番低いRyzenが一番ポイントを稼いでくれます。やっぱBOINC(WCG)は多スレッドのほうが有利なんですかね。ちなみにi7 7700Kは定格4.2GHzですが、消費電力を抑えるためにクロックダウンさせてます。んで、さらに消費電力という点を踏まえて一番優れているのはどれかを比較してみたいと思います。で、どう比較するか?日産ポイント/消費電力という、おおよそこのblogでしか意味を成さない数値をはじき出して比較することにします。ちなみに、その値が大きいほうがワットパフォーマンスが良い、という事になります。その1 Core i7 8700K 3.7GHzの場合 67,095/67 = 1,001.4その2 Core i7 7700K 3.8GHzの場合 46,237/55 = 840.6その3 Ryzen7 1700 3GHzの場合 73,811/70 = 1,054.4ワット当たりのパフォーマンスで見れば、Ryzenが一番。やっぱ8C16Tは強いですねぇ。ついこの間引退したCore i7 6700 3.4GHzを同じような条件で測定した場合の値が1,026くらいでしたらから、それよりも良いということになります。まあ、この値がどれくらい良いとなんなんだ?というところはうまく解説できないんですけども。ただ先にもあった通り、Ryzen機はビデオカードなしでこの消費電力なわけで、違う言い方をしますと普通のPCとして使うことは望むべくもないわけでして、完璧にBOINC専用になってしまいます。なので、何かあって設定を変更(特にBIOS)するときは結構めんどくさいですね。(そんなに変更する機会はありませんけれども)
2018.01.10
コメント(0)
さて、Core i7 8700KとGIGABYTE製マザーZ370 HD3前回組み上げてとりあえず起動させるまで行きました。構成CPU:Core i7 8700K 6C12Tマザー:MSI Z370 PC ProCPUクーラー:Samuel17 +12cmファンMEM:DDR4-2400 8GB×2SSD:Crucial MX100 512GB電源:玄人志向 KRPW-TI500W/94+他:無線LANアダプタ×1、キーボードマウスレシーバー×1OS:Windows10 Proアイドル時の消費電力は13Wと比較的優秀な結果ですが、負荷時にどれくらい消費電力を下げられるかを調べてみましょう。MSIのZ370 PC Proよりも低いと嬉しいんですけどね。まずは最初の状態でGIGABYTE Z370 HD+Core i7 8700K 設定:デフォルトアイドル時 16W 0.8GHz おおよそ0.7V 22度Prime95(400k) 92W 4.3GHz 1.152V 54度Prime95(8K) 121W 4.3GHz 1.140V 66度BOINC(WCG) 108W 4.3GHz 1.104V(電圧はCPU-Z、温度はEasy Tuneより)まあ、こんなところですが、やり方自体はZ370 PC Proでやった時と同じ。なので途中すっ飛ばして、いきなり結果に行きたいと思います。GIGABYTE Z370 HD+Core i7 8700K 設定:TB:off(3.7GHz固定),EIST,C-State:無効、電圧:1.000Vアイドル時 23W(+7W) 3.7GHz 0.996VPrime95(400k) 60W(-32W) 3.7GHz 0.924VPrime95(8K) 77W(-34W) 3.7GHz 0.924VBOINC(WCG) 66W(-42W) 3.7GHz 0.924V【参考】MSI Z370 PC Pro + Core i7 8700K設定:TB:off(3.7GHz固定),EIST,C-State:無効、電圧:0.925Vアイドル時 25W 3.7GHz 0.92VPrime95(400k) 63W 3.7GHz 0.92VPrime95(8K) 81W 3.7GHz 0.92VBOINC(WCG) 69W 3.7GHz 0.92Vというわけでですが、結果的にはGYGABYTE Z370 HDを使ったときの方が概ね3Wほど低いという結果になりました。3Wねぇ、世間一般的に見ればどうでもいいくらいの差ですね。ちなみに、Z370 HDは設定電圧が1.000V、Z370 PC Proは0.925Vとだいぶ差がありますが、CPU-Zによれば負荷時の電圧は両者とも0.92V付近となっています。Z370 HDは設定した電圧よりも低くなる、Z370 PC Proは設定した電圧とほぼ同じくらいになる、そんな傾向なんですかね。当初、Z370 HDで0.975Vに設定したらPrime95コケてアレ?っと思った次第。実際には0.900Vくらいしかかかってなかったんですね。ちなみにここから不要なデバイスなどをoffにしてGIGABYTE Z370 HD+Core i7 8700K 設定:TB:off(3.7GHz固定)、EIST,C-State:無効、電圧:1.000V、各デバイス:offアイドル時 22W(-1W) 3.7GHz 0.996VBOINC(WCG) 65W(-1W) 3.7GHz 0.92Vこんなところでしょうか。とりあえず3.7GHz、6C12Tで65Wならまあ、いいか。で、候補に漏れてしまったMSI Z370 PC Proは使わないものもったいないですから、今回買ってきたi3 8350K乗っけてもう少し遊んでみたらメインマシンとして使う予定です。
2017.11.09
コメント(0)
さて、前回Core i7 8700KとMSI Z370 PC PROで組んだマシン。コア電圧などを下げるなどして、消費電力は以下の通りとなりました。構成CPU:Core i7 8700K 6C12Tマザー:MSI Z370 PC ProCPUクーラー:Samuel17 +12cmファンMEM:DDR4-2400 8GB×2SSD:Crucial MX100 512GB電源:玄人志向 KRPW-TI500W/94+他:無線LANアダプタ×1、キーボードマウスレシーバー×1OS:Windows10 Pro4.Core i7 8700K 設定:TB:off,EIST,C-State:無効、電圧:0.925Vアイドル時 25W(-1W) 3.7GHz 0.92VPrime95(400k) 63W(-4W) 3.7GHz 0.92VPrime95(8K) 81W(-3W) 3.7GHz 0.92VBOINC(WCG) 69W(-4W) 3.7GHz 0.92Vんで、こっからどうしましょうか?というところなんですが、とりあえず使わないデバイス(LANやオーディオ)を無効にするくらいですかね。他の電圧設定をいじくってもほぼ変わりませんし、不安定になっても困りますしね。あと、このボード、ピカピカではないにしろLEDで光っています。このLEDも切りたい…のですが、切り方が分かんない。というわけで、LEDはそのまんま5.Core i7 8700K 設定:TB:off,EIST,C-State:無効、電圧:0.925V、各デバイス:offアイドル時 24W(-1W) 3.7GHz 0.92VBOINC(WCG) 68W(-3W) 3.7GHz 0.92V1Wくらい下がりました。こんなところですかねぇ。これ以上となると…設定上で変更するところはもうなさそうですし、電源はチタン電源で買える余地はないし、BOINC機で運用する以上、有線ににしろ無線にしろLANは必須だしメモリクロックを落とすか、1枚抜いて1枚で運用すれば1~2Wくらい下がるかもしれませんけど他に何か変えるところは………… | \ _ / _ (m) _ 目 ピコーン / `′ \余計なこと思いついた!マザーを変えればいいんだ。というわけで、マザーボードを変えてみることにしました。「困ったらとりあえずGIGABYE」です。カカクサガー、とか言ってた頃が懐かしい(2日前)ですね。 んで、箱にべったりと貼ってあるシールですがニューエックス…聞いたことない会社ですね。ここに貼ってあるってことはGIGABYTEの代理店なんでしょうけども。GIGABYTEってのは代理店がコロコロ変わるイメージがあります。ちなみに、今日日Z370のマザーだけ買ってもしたかないのでCPUも買えばセット割も聞いてさらにお得♪ということで、まったく人気のなさそうなCore i3 8350Kなどを買ってみました。CPU買ったらまた「CLUB EXTREME」のカードをくれました。これで★☆ゴールドSSD☆★にまた一歩近づきました。どれくらい距離あるんだかは分かりませんが。ちなみに、今のところこのCPUの出番はしばらく後になりそうなので、とりあえずはどっかにしまっておきます。マザーですがMSIのZ370 PC PROとほぼ同じようなデザイン。ゲーミングは赤黒、その他は黒というパターンが非常に多いですね。Intelマザーですがお、AMDのマーク。もちろんCPUのことではなくて、ビデオカードの話です。まあ廉価版マザー(といっても普通に買えば2万円近くもするんですが)ということで、これといって目立ったところはなさそうです。i7 8700Kのっけてとっとと起動させてみましょう。構成CPU:Core i7 8700K 6C12Tマザー:GIGABYTE Z370 HD3CPUクーラー:Samuel17 +12cmファンMEM:DDR4-2400 8GB×2SSD:Crucial MX100 512GB電源:玄人志向 KRPW-TI500W/94+他:無線LANアダプタ×1、キーボードマウスレシーバー×1OS:Windows10 Proホント単純にマザーが変わっただけです。BIOSですがGIGABYTEのBIOSってこんなだったかな。明確には思い出せませんが、これといって特に違和感を感じるところもないので、まあ、こんなんだったんでしょう。電圧設定はまあ、この価格帯のGIGABYTE製マザーならほぼ安心ですね。固定値は0.600V~1.800Vの間で設定可能オフセットは -0.300~+0.400Vの間で設定可能です。ちなみに、固定値とオフセットを同時に使うことはできません。そんなことする人がいるのかどうかは分かりませんが。というわけで、まずはデフォルト設定で起動GIGABYTE Z370 HD+Core i7 8700K 設定:デフォルトアイドル時 16W 0.8GHz おおよそ0.7V 22度Prime95(400k) 92W 4.3GHz 1.152V 54度Prime95(8K) 121W 4.3GHz 1.140V 66度BOINC(WCG) 108W 4.3GHz 1.104V(電圧はCPU-Z、温度はEasy Tuneより)MSIのZ370 PC PROを使ったときはMSI Z370 PC PRO + Core i7 8700K 6C12T 設定:デフォルトアイドル時 21W 0.8GHz 0.768VPrime95(400k) 135W 4.3GHz 1.344V 82度Prime95(8K) 142W 4~4.1Ghz 1.232V 89度BOINC(WCG) 137W 4.3GHz 1.344Vなので、負荷時においてはデフォルト設定で印加されてる電圧が低いため、消費電力及び発熱ともZ370 HD3を使ったときの方が抑えられています。結構優秀ですね…と思ってしまいますが、一つだけ致命的におかしいところがありまして、アイドル時の温度:22度この時の室温:26度おそらく、というかほぼ間違いなくZ370 HD3の温度はおかしいです。まあ、Z370 PC PROよりは電圧が低い分発熱が少ないことは確かでしょうけども。あと、アイドル時の電圧ですが0.06Vで稼働とかどんだけ省電力!?とまあ、値がふらふらとわけの分からない値を行ったり来たしてるので、0.7Vくらいってのはあくまで推測です。それはそうと、特になんもしなくともアイドル時:16Wってのは結構低いですね。ということで、BOINC実行時の消費電力を測る前に軽くアイドルベンチでも。GIGABYTE Z370 HD+Core i7 8700K 設定:C-State:C10、各種デバイスoff、無線LANアダプタなしアイドル時 13W 0.8GHz おおよそ0.7V LANなしとはいえ、簡単に13Wまで下がるんですからIntekプラットフォームは大したもんですね。出来ればアイドル1ケタを達成してみたいところですが、そのあと4W減ってのが途轍もなく大変な道のりなんですよね。というわけで、今回は13Wでフィニッシュです。アイドル時が低いとなると、負荷時もZ370 PC PROよりも低くなる…かどうかはやってみないとわからなところなんですよね。そこが一筋縄でいかないところです。テスト機はAmazonの箱の上が所定位置です。次からは今までと同じく電圧を下げて、負荷時に何Wまで下げられるかをやってみたいと思います。
2017.11.06
コメント(0)
さて、Core i7 8700KとZ370マザーですが、とりあえず組み上げて動く状態にしました。構成CPU:Core i7 8700K 6C12Tマザー:MSI Z370 PC ProCPUクーラー:Samuel17 +12cmファンMEM:DDR4-2400 8GB×2SSD:Crucial MX100 512GB電源:玄人志向 KRPW-TI500W/94+他:無線LANアダプタ×1、キーボードマウスレシーバー×1OS:Windows10 Proんで、とりあえず設定を何もいじくらず消費電力を測ったところCore i7 8700K 設定:デフォルトアイドル時 21W 0.8GHz 0.768VPrime95実行時 135W 4.3GHz 1.344Vとなったところまでが前回。…なのですが、この消費電力には補足があります。Prime95実行時(BlendTest)の消費電力は、実行するときの値(1024kとか8kとか)内容によって変わりますね。その値がなんなのかはよく分かりませんけれど、分かんないところで別に支障があるわけでもないので、よく分かんないけど値がいろいろあるということを知っとけばいいんじゃない?程度に思ってりゃ問題ないと思います。今回使ったPrime95は最新のVer.29.3。これも、・実行後すぐに行われるテストは FFT length 400k・んで、その次に行われるテストでは FFT length 8k見づらいですがこんなのとなっており、FFT length 8kのときの方が消費電力は高くなります。ちなみにですが、Prime95を1周回す間ずーっとワットチェッカーを見ていたわけじゃありませんが、8kのときの消費電力=Prime95実行時の消費電力の最大値、として見ていいのではないでしょうか。というか、仮にそうじゃなかった場合、設定買えるごとに1周する間ずーっと見てなきゃいけないことになり、そんなんやってられるか!ということになりますので、今回については8k実行時=Prime95実行時の消費電力、とします。まあ、カスタムな設定でも使えばいいのかもしれませんが。ということで、前回のPrime95実行時 135Wってのは8k実行時の値か?というとそうではなくその前の400k実行時の値となります。なんで8kのときの値じゃないかといいますと設定デフォルトのときのPrime実行時の消費電力Prime95(FFT length 400k)4.3GHz 135W 82度Prime95(FFT length 8K) 4.0~4.1GHz 142W 89度使用してるCPUクーラーがSamuel17+低回転12cmファンという省スペース静音仕様のため冷やしきれないのかクロックが4GHzと4.1GHzを行ったり来たりしてしまいます。もっとも、さらにクロック上がって4.3GHzになって温度がさらに上昇するのもそれはそれで困るんですが。もっと高性能なCPUクーラーであれば4.3GHzのままでも問題なく使え、Prime95実行時の消費電力最大値も出るのかもしれませんが、知りたいことは最大でどんだけ電力を食うのかということではなく、どんだけ少ない電力で動かせるか、ということなので、まあとりあえず無理に最大値を測らなくてもいいか、と。あと、そもそもですが、今回は金がなくてDDR4-2400を使ってますが、本来の仕様通りDDR4-2666を使っていたらもっと消費電力上がってるでしょうしね。ということで、今回に限りPrime95実行時の消費電力については・特に最大値というわけでもないですが、比較のために400k実行時の消費電力・たぶん最大の消費電力になるであろう8k実行時の消費電力の2つを載せたいと思います。ということで、まずはデフォルトのときの消費電力を再掲Core i7 8700K 6C12T 設定:デフォルトアイドル時 21W 0.8GHz 0.768VPrime95(400k) 135W 4.3GHz 1.344VPrime95(8K) 142W 4~4.1Ghz 1.232VBOINC(WCG) 137W 4.3GHz 1.344V(各々電圧はCPU-Zによる、以下同じ)となります。 結果的に知りたいのは、「定格3.7GHzでBOINC実行時、何Wになるのか?」というところです。…何Wくらいになるんですかねぇ?とりあえず、クロックが下がりますから消費電力は今より大幅に下がることは予想出来るのですが。参考までにCore i7 6700 3.4GHz 4C8TのBOINC機:45WRyzen7 1700 3.0GHz 8C16TのBOINC機:70Wなので、3.7GHz 6C12Tだったらどれくらいですかねぇ。どれくらいになるか、というより、どれくらいになってくれないと困るか、の方がまだ考えやすいですかね。単に希望的数値ですからね。そうですねCore i7 8700K 3.7GHzのBOINC機消費電力(予測)↑ 優大吉 50W (゚∀゚)中吉 60W( ^ω^)小吉 70W(´・ω・`)末吉 80W(;´Д`) 凶 90Worz↓ 不可こんなもんでしょうか。まあ、50Wはないでしょうけど、60Wで動いたらうれしいですね。というわけで、中吉目指していろいろいじくってみます。1.クロック固定ここからはいつも通りというか、ワンパターンというか、設定をちょこちょこ変えて消費電力の変化を見てみることにします。何はともあれ、TurboBoostをoffにして、負荷時は常時3.7GHzで稼働するようにします。1.Core i7 8700K 設定:TB:offアイドル時 20W(-1W) 0.8GHz 0.704VPrime95(400k) 90W(-45W) 3.7GHz 1.144VPrime95(8K) 118W(-24W) 3.7GHz 1.128VBOINC(WCG) 91W(-46W) 3.7GHz 1.072Vとりあえず、凶は避けられそうです。2.EIST offこれもいつも通りですが、変にクロックが変動しないようにEISTをoffにします。…まあ別にoffにしなくてもいいかもしれませんが、いつもの流れで2.Core i7 8700K 設定:TB:off,EIST:無効アイドル時 21W(+1W) 3.7GHz 0.3~1.048VPrime95(400k) 90W(±0W) 3.7GHz 1.144VPrime95(8K) 測定せずBOINC(WCG) 測定せずアイドル時のクロックも(見かけ上)は3.7GHzになっています。電圧がおかしなことになってますね。まあ、この辺は特に何か変わるとも思えないので一部項目は省略。3.C-State:無効この辺もいつも通り。BOINC機は基本アイドル状態がないので、offにします。3.Core i7 8700K 設定:TB:off,EIST,C-State:無効アイドル時 26W(+5W) 3.7GHz 1.008VPrime95(400k) 68W(-32W) 3.7GHz 0.968Prime95(8K) 84W(-32W) 3.7GHz 0.944VBOINC(WCG) 73W(-28W) 3.7GHz 0.944Vアイドル時消費電力が上がるのは想定の範囲内…なのですが、負荷時の消費電力が下がりましたね。下がった理由は至ってシンプルで電圧が下がったからなのですが、なんで電圧が下がったのかはよく分かりません。そう来るとは思ってませんでした。4.コア電圧下げんで、いよいよコア電圧を下げることにします。とりあえず、最初に電圧をAuto→0.975Vに設定します。4.Core i7 8700K 設定:TB:off,EIST,C-State:無効、電圧:0.975Vアイドル時 26W(±0W) 3.7GHz 0.976VPrime95(400k) 67W(-1W) 3.7GHz 0.976VPrime95(8K) 測定せずBOINC(WCG) 測定せず概ね、3.の状態と同じようです。ここからは電圧を下げる→Prime95を実行するという地道な作業を適当に繰り返しまして、0.900V → Prime95でエラーが起きる。0.910V → Prime95で一部エラーが起きるということで、とりあえず0.925Vくらいに設定。4.Core i7 8700K 設定:TB:off,EIST,C-State:無効、電圧:0.925Vアイドル時 25W(-1W) 3.7GHz 0.92VPrime95(400k) 63W(-4W) 3.7GHz 0.92VPrime95(8K) 81W(-3W) 3.7GHz 0.92VBOINC(WCG) 69W(-4W) 3.7GHz 0.92V下げ幅としては結構行った気もするんですが、その割に消費電力の下がり方が鈍いような気もします。もう少し下がるかと思ったんですけどね。でもまあ何はともあれ、小吉 70W(´・ω・`)までは来ました。もう少し何とかなんないかな?
2017.11.04
コメント(0)
さて、こないだ買ったRyzen5 1400とマザー、GA-AB350M-D3H。ちょっとマザーについてですが、GA-AB350M-D3H箱には書いてませんけども、今までのマザーと同じく頭には「GA-」がつきます。すごくどうでもいいですが、この「GA」って何なんでしょうかね?まあ、たぶん、GはGIGABYTEのGな気がしますけども。起動させてBIOSを見てみます。まあ、これといってなんか変哲のあるデザインでもないんですが。BIOS DATEが2月20日とちょっと古いです。新しいVer.のBIOSが上がってましたのでこの後更新しときました。コア電圧ですが設定変更はoffsetのみで、±0.3Vまで設定可能です。今使ってるASUSのPRIME B350-Plusよりはやや設定範囲が広いです(±0.2V)。まあ、実用上はこれでも問題ないですかね?倍率は63.75倍なんていう絶対不可能的な範囲まで設定ができます。というわけで、消費電力的な意味で簡単にテストをしてみたいと思います。主な構成CPU:AMD Ryzen5 1400 M/B:GIGABYTE GA-AB350M-D3Hメモリ:DDR4 2133 8GB×2ビデオカード:SAPPHIRE RADEON R5 230 SSD:Crucial M4 256GB無線LAN:WI-U2-433DM電源:玄人志向 KRPW-Ti500W/94+ OS:Windows10 Proという構成で消費電力 (設定:すべてデフォルト) アイドル時 Prime95実行Ryzen5 1400 3.2GHz(初期設定) 33W 80Wアイドル時については、まあそんなもんか。といったところですね。たぶんですけど、Ryzen7 1700のっけた時とほとんど変わらないと思います。負荷時についてはRyzen7 1700は110Wを少し超えるくらいでしたが、それから比べると結構低いです。まあ、そりゃスレッド数半分ですからね。そう考えると30W少々しか違わないのか、とも言えますね。消費電力 (設定:3.2GHz固定、他デフォルト) アイドル時 Prime95実行Ryzen5 1400 3.2GHz 33W 79W負荷時にクロックが上がらないように、設定変更。…なのですが、消費電力的にはほとんど変わっていませんね。全コア負荷時にはクロック上がらず3.2GHz駆動のまま、だったのかな?まあ、結果がそうなっているので大して深く考えないことにしまして、電圧を下げてみます。適当に下げて適当にPrime通してみて、通らなかったら少々上げて…という原始的な方法を繰り前して、結局のところ-0.15Vになりました。消費電力 (設定:3.2GHz固定、電圧-0.15V 他デフォルト) アイドル時 Prime95実行Ryzen5 1400 3.2GHz 31W 68W正直なところ、思ったより電圧が下げられない、そして思ったより消費電力が下がらない、といったところ。これをBOINC機として考えた場合、・ビデオカードなしで起動・メモリ1枚化・その他をしたところで、下げられるのは10~12Wくらい。BOINC実行時とPrime実行時の消費電力がだいたい同じくらいとすれば、甘めに見てもBOINC実行時の消費電力は50W中盤ということになりそうです。一方、Core i7 6700 3.4GHzで組んだBOINC機の消費電力は約45W。消費電力、というかBOINC機ということでみればおそらくRyzen5 1400はi7 6700に勝てない、ってことになりそうです。まあ、マザーのせいかもしれないですけどね。もともとRyzen5 1400BOINC機のために買ったわけじゃありませんけども、ちょっと残念。買うならやっぱ1700ですかね。
2017.04.26
コメント(0)
さて、RYZEN7を購入しBOINC機として投入して2か月弱になります。ということで、とある1週間の間でどれくらいWCGのポントを稼いだかを調べてみました。ホントはもっと早く調べればよかったんですけども、忘れてました。Ryzen7 1700(3GHz 8C16T)と、Core i7 6700(3.4GHz 4C8T)との比較をしてみました。その1 CPU:Ryzen7 1700 3GHz のマシン 実時間一日あたりに得られるポイント(平均) 68,133ポイント BOINC(WCG)実行時の消費電力 約70Wその2CPU:Core i7 6700 3.4GHzのマシン実時間一日あたりに得られるポイント(平均) 38,883ポイントBOINC(WCG)実行時の消費電力 約45W昔、といっても2年前くらいに調べた時は、i7 6700 3.4GHzのマシンは、一日 約41,000ポイントで消費電力は約40Wだったんですけども、もらえるポイントは減って消費電力は増えてしまいました。ポイントは単に計算方法の都合なのかもしれないですが、消費電力はなんですかね?経年劣化ですかね。まあ、マザーも変わってますから仕方ないとはいえ仕方ないのですが。Ryzen7 1700の方がコア数が多いのでもらえるポイントが最も多いのは当たり前なので、ここに消費電力という点をで、踏まえてどっちが優れているかを調べてみます。んで、どう比較するか?日産ポイント/消費電力という、おおよそこのblogでしか意味を成さない数値をはじき出して比較することにします。ちなみに、その値が大きいほうがワットパフォーマンスが良い、という事になります。まあ、この辺はいつもと同じです。その1 Ryzen7 1700 3GHzの場合 68,133/70 = 973.32その2 Core i7 6700 3.4GHzの場合 38,883/45 = 864.07ワットパフォーマンスだけを見れば、Ryzen7 1700 3GHzの方が良い、ってことになりますね。Skylakeの6700よりもKabylakeの7700の方が若干省電力ですので、その場合はもう少し接近した値になるかと思いますが。Ryzen機はビデオカードもさっていないような、それこそBOINCをするだけのためにあるような正しく「専用機」みたいな構成けども、ワットパフォーマンスもかなり良く、BOINC機としても結構いけますね。そんな用途のためにRyzen買う人がどれくらいいるんだって話ですけども。
2017.04.21
コメント(4)
さて、BIOSTARのB350ET2前回までで一通り動かしてみましたが、・現状、AM4マザー最安値のローエンドマザー・メモリは2本だけ、M.2.スロットなし・B350マザーなので、オーバークロックは「一応」できる。・動作にこれといって問題はないといったところ。とりあえず、Ryzen乗っけて動かすだけであればいいかもしれませんね。あと気になるところは消費電力というところなので、ちょっと調べてみることにします。構成CPU:AMD Ryzen 1700 3.0GHzマザー:BIOSTAR B350ET2メモリ:DDR4 2133 8GB×2枚ビデオカード:RADEON R5 230SSD:Plextor M5S 256GB無線LAN:WLI-UC-GN排気ファン:12cm×1 CPUファン:リテール電源:玄人志向 KRPW-TI500W/94+ OS:Windows10 Proその他:無線キーボードとマウスのレシーバー1つこの構成で、消費電力を調べますが…その前に2つ・ファンについて設定前のデフォルトの状態ですと、ファンの類が結構な速度で回ります。ので、ファーっとかなりうるさいです。一応BIOS上でファンコンの設定(「Quite」か「Manual」で個別設定)をすれば落ち着くのですが、ファンの制御があんまりうまくいってない感じです。・BIOSバージョンについて前回の通り、2回ほどBIOSの更新を行っています。・B35BS210・B35BS303・B35BS309(β版)各々の状態で測った結果を載せておきます。1. 設定デフォルトの場合消費電力(設定デフォルト)BIOS Ver. B35BS210 B35BS303 B35BS309 アイドル時 39W 35W 38W (1.55GHz)Prime95 110W 111W 111W (3.2GHz)BOINC 110W 112W 112W (3.2GHz)2.負荷時3GHz固定の場合消費電力(クロック3GHz その他デフォルト)BIOS Ver. B35BS210 B35BS303 B35BS309 アイドル時 39W 35W 38W Prime95 98W 101W 101W BOINC 95W 95W 97W BIOSバージョンの違いにより微妙に差が出ますね。特にアイドル時ですが、B35BS303だけが他より3~4W低いです。アイドル時で3~4W差は結構大きいです。…なんでB35BS309で元に戻ってるんですかね?あとですが、思いのほかアイドル時の消費電力が高いですね。最初に買ったASUSのマザーとだいたい同じくらいです。結構シンプルな構成ですからもっと低くなると思ってたのですが、何か設定を詰めれば変わるのかなぁと思いつつ、まあ、基本アイドル時が存在しないBOINC機用として使われることを考えるとアイドル時よりも負荷時が重要なわけで…ようするに詳しく調べる時間と手間がねぇ、ってことで。ホントにスイマセン。次に、負荷時の消費電力低減を目指していきますが、やること自体はASUSマザーのときと同様ですので、簡略化してご紹介。・コア電圧下げ 前回の通り、BIOS上では今のところ1.05Vまでしか下げられないようですので、RyzenMasterを使って電圧を下げます。 調整の結果には、3GHz固定のときで(設定上)0.88750Vとしました。・デバイスoff LANとLEDをoffとしました。・メモリ1枚抜き、1333駆動 メモリクロックの設定はBIOS上から比較的簡単に行えました。・ビデオカード引っこ抜き こちらはBIOS上では特に設定をすることもなく単純に引っこ抜いてリモートデスクトップ起動が可能でした。ということで消費電力(3GHz、いろいろ逸般的なことやった結果)BIOS Ver. B35BS309 アイドル時 26WPrime95 55WBOINC 68W結構下がりましたが結果としましてはASUSのマザーと大差ないですね。もう少し下がるかと思ってたんですが。BIOSの更新で電圧やクロックの設定がもう少ししやすくなってくれるといいですね。ついでに消費電力も下がってくれるとなお嬉しいんですが。
2017.03.13
コメント(0)
さて、前々回、前回Ryzenの消費電力を測ったわけですが、>と、今までの検証の中で、「倍率を30倍以外に設定すると、ずっとその倍率で動き続ける」>みたいな挙動があったと思いますので、>「じゃあ31倍にしとけばいいや」くらいのノリで乗り切ることにしました。というわけで、微妙にOC状態の3.1GHzで消費電力を測ってみたわけなのですが、まあ、普通に考えまして今後ほかのマザーなどを買ったときに消費電力などを調べるにあたって、3.1GHzではいろいろと比較がしづらいだろうと。ということで、定格の3.0GHzのときの消費電力を測りなおすこととしました。ちなみにBIOS内の「Core Performance Boost」をoffにすれば負荷時に3.2GHzや3.7GHzになることなく3.0GHzで動き続けます。今まで何度も出てきますが、構成CPU:AMD Ryzen 1700 3.0GHzマザー:ASUS PRIME B350-Plusメモリ:DDR4 2133 8GB×2枚ビデオカード:RADEON R5 230SSD:Plextor M5S 256GB無線LAN:WLI-UC-GN排気ファン:12cm×1 CPUファン:リテール電源:玄人志向 KRPW-PI500W/92+ OS:Windows10 Proその他:無線キーボードとマウスのレシーバー1つまずは設定デフォルト消費電力(クロック3GHz その他デフォルト)アイドル時 38W (1.55GHz)Prime95 100WBOINC 99W3.1GHzのときより負荷時で70W近くも消費電力が違いますが、3.1GHzのときは無駄に高い電圧が掛っていたため、と思われます。違う見方をしますと、これが普通の消費電力とでもいうんですかね。ちなみにこの状態ですと、アイドル時にはクロックが1.55GHzまで下がります。その割には消費電力下がってませんけどね。んで、前回までと同じように電圧下げたりしていくわけなのですが、前回と少々違うのは前回は3.1GHzのときは(おそらく無駄に)高い電圧が掛っていた→一気に0.2Vくらい下げても大丈夫♪でしたが、今回はRYZEN MasterやCPU-Zを見る限りデフォルトの状態でもそれほど電圧は高くなさそう。(ソフトによって異なりますが、大体1.0V台前半、1.0125Vとか)なので、調子に乗って0.2Vも下げたらさすがにフリーズするんじゃないかと思います。というか、しました。というわけで、少しずつ電圧をさげはPrime95という地道な作戦により-0.13125Vに設定することに。というわけで、・電圧 -0.13125V・LAN、Audio、LED off・メモリ1枚引っこ抜き、DDR4 1333MHz・ビデオカード引っこ抜きをした結果消費電力(3GHz、いろいろ逸般的なことやった結果)アイドル時 24WPrime95 51WBOINC 70Wとなりました。3.1GHzのときと比べて、BOINC実行時の消費電力は10W近くも違うんですね。前回詰めが甘かったかな?100MHzで10Wも違うなら、3GHzでいい気もしますね。 んで、さらにですが>とりあえずはその辺に転がってたプラチナ電源を使うことにします。ということで、プラチナ電源を使って測定してましたが、せっかくなのでチタン電源を買ってみました。(玄人志向 KRPW-TI500W/94+)…ホントは買うつもりはなかったんですが玄人志向のTitanium電源 だいたい通販でも店舗でも11,460円なんですよね。 ↓やっぱちょっと高いよなぁ ↓ビックカメラで税抜き9,980円 ↓税込でも10,700円くらい、少し安いね ↓しかもポイント10% ↓結構安くない? ↓お買い上げとなりました。結構安くない?といっても1万円くらいはするわけですから、冷静に考えればそんなに安くはないんですけどね。何となくお得に感じてしまうんですよね。まあ、言い訳がましいこと言えば、BOINC機に搭載しているプラチナ電源が24時間ぶっ通し運用で4年近く使ってますから、そろそろ交換の時期かなぁ、という理由もあります。なにはともあれ、チタン電源に変えました。消費電力(3GHz、いろいろ逸般的なことやった結果+Titanium電源)アイドル時 23W(-1W)Prime95 49W(-2W)BOINC 67W(-3W)プラチナ電源よりも1~3W減りました。費用対効果を考えるといかがなもんかな?と思いますが、まあ、趣味なんてそんなもんですから。この時の構成CPU:AMD Ryzen 1700 3.0GHz 電圧 -0.13125Vマザー:ASUS PRIME B350-Plusメモリ:DDR4 2133 8GB×1枚 1333MHzビデオカード:なしSSD:Plextor M5S 256GB無線LAN:WLI-UC-GN排気ファン:12cm×1 CPUファン:リテール電源:玄人志向 KRPW-TI500W/94+ OS:Windows10 Proその他:無線キーボードとマウスのレシーバー1つあとは変えるとしたらマザーかなぁ。でも容易に手に入らないしなぁ。
2017.03.10
コメント(0)
さて、Ryzenの消費電力を下げる話の続き詳細は前回を見ていただくとしまして、今のところ以下のようになっています。PCの構成CPU:AMD Ryzen 1700 3.0@3.1GHzマザー:ASUS PRIME B350-Plusメモリ:DDR4 2133 8GB×2枚SSD:Plextor M5S 256GB無線LAN:WLI-UC-GN排気ファン:12cm×1 CPUファン:リテール電源:玄人志向 KRPW-PI500W/92+ OS:Windows10 Proその他:無線キーボードとマウスのレシーバー1つ・前回までの測定結果BOINC実行時1.そのまま 168W2.Vcore下げ 98W(-70W)3.いらないデバイスoff 96W(-2W)というわけで続きです。だんだんと、まったくもって実用的ではない手法が諸々出てきます。4.メモリ 普通、メモリってのは特段理由がない限り2枚一組で使いますが、BOINC(WCG)をやる上ではメモリの速度は基本的に結果に関係しないと思われます。(たぶん)なので、1枚とってしまいましょう。なおかつ、速度に関係ないので、速度を最低まで落とします。消費電力(3.の状態からメモリ1枚減&DDR4 1333相当にダウン)アイドル時 35W(-1W)Prime95 76W(-22W)BOINC 93W(-5W)Prime95実行時の消費電力が一気に下がりましたが、これはメモリ速度がダダ下がりになったからです。ちなみにBOINCの解析速度がメモリ速度&容量にほぼ左右されないってのは結構前の話なので、時間があったら今の状況を調べてみたいですね。5.ビデオカード 既出の通り、このRyzen 1700にはグラフィック機能がないため、PCとして使うにはビデオカードが別途必要となります。 でもBOINC(WCG)をやる上ではビデオカードって別に必要ないんですよね。 無駄な消費電力は削減しなきゃなりません、ということでビデオカードを取ってしまいましょう。…すごく単純に、CPUのダイにグラフィックの機能がなくて、かつビデオカードもなくて、PCって動くんですか?という疑問がある方もいるでしょうが、結論から言ってしまえば「動くかも?」というのが答えとなります。詳しいことは昔やったこのあたりを見てもらうとしまして、簡単に言いますと、A:普通にビデオカードを使ってPCを起動させる。 ↓B:リモートデスクトップの設定をしてPC電源を切る。 ↓C:ビデオカードを颯爽と引っこ抜く。 ↓D:起動させる。 ↓E:操作はリモートデスクトップで行う。となります。この中で注意すべきところはまず、「B:リモートデスクトップの設定をして…」ですので、リモートデスクトップが使える環境、Windows10であればPro以上でなければなりません。まあ、Chromeなんかでもリモート操作できるようですから、その場合はHOMEでもできるのかもしれませんが、そして「D:起動させる」「ビデオカードなしでも動く」と先ほど言いましたが、メーカーやマザーによっては起動しない、なんてものもあるようですので、すべてのマザーでこの手段が使えるかどうかはわかりません。ただ、以前試したときはASUSとGIGABYTEのマザーはOKMSIのマザーはNGでした。(まあ、P55マザーでの話ですけど)今回、RyzenでBOINCをやるとなると、この「ビデオカードなし起動」は避けて通れないと思ってましたので、むかーしの実績をもとに、マザーはASUSかGIGABYTEにしようと決めていました。MSIでできると、それはそれでうれしいんですけどね。元の消費電力が低そうですし。どんなに省電力なビデオカードでも、ささってる以上は10W弱の電力を消費してますからね。これが削減できるのであれば結構でかいです。あと、BIOSの設定ですが、「POSTエラー発生時のシステム待機」という項目がありますが、これを「無効」にしておきます。以前でいえば「Halt on、No Errors」ですね。ようするに起動時の機器チェックでエラーが出てもそのまま起動すること、という状態にしておきます。画面に何も映りませんから、待機されちゃ困りますからね。…まあ、こんな「ビデオカードなしPC」なんていう逸般はなはだしい構成の情報が一体どれだけ役に立つのかは疑問ですが、自分自身にとっては必要なことなので記録として載せておくこととします。消費電力(4.の状態からビデオカードを取っ払う)アイドル時 26W(-9W)Prime95 66W(-10W)BOINC 85W(-8W)おお、やっぱり消費電力低減に効きますね。ただこれでめでたく単体ではモニタに画像を映すことができないPCとなってしまいましたので、操作は別のPCから行うこととなります。ちなみに、Windowsが立ち上がる前のBOIS設定は当然ほかのPCからは出来ませんから、その場合はビデオカードをさしなおして起動させる必要があります。 買って数日で仕事を失ってしまったRADEON R5 230ですが、今後まだ活躍する場面があるかもしれませんので大事にとっておきましょう。というわけで、ビデオカードを引っこ抜いたマシンのデバイスマネージャーです。ウヒョヒョヒョ CPUが16個…ではなくて、すっごいわかりづらいですが本来あるべき「ディスプレイアダプタ」の項目がありません。ただそれだけなんですけどね。ちなみに、以前はリモートデスクトップを使用していると「シャットダウン」や「再起動」の項目が出てこず「切断」しか選択できなかったため、コマンドプロンプトにコマンドを打ち込んでシャットダウンをしたりしてましたがWindows10ではシャットダウンも再起動も選べるようになりました。便利になりましたね。6.AMD Ryzen Master いわゆるOCツールですが、マザーボードメーカではなく、AMD自身が出しているツールです。AMD Ryzen MasterIntelを長らく使ってると、CPUメーカー自身がそんなツール出していいの?って気もしますが、まあ、そういえば昔からそんな感じだったなぁと思えばそんな気もしますので、特に考えないことにします。このツール、クロックはもちろん、電圧なども変更できます。ので、ASUSのマザー PRIME B350-Plusは-0.2Vまでしか電圧が下げられませんが、このツールを使えばさらに電圧が下げられるということ。…なら最初から使えばいいじゃん、とも思いますが、この手のソフトウエアツールはPCが起動中はいいのですが、何らかの理由で再起動などをした場合に設定が元に戻ってしまいます。BOINC機ってのは一度起動したらほったらかし、つまり何らかの理由で再起動しても全く分からないわけで、そうすると電圧がデフォルトに戻ってものすごく電力食っている状態に気付かず下手したら何か月も起動しっぱなしなんてことも。なので、電圧の設定は可能な限りBIOSから行って、この手のツールは補助的に使うようにしています。AMD Ryzen Masterクロックから電圧、あと使っていませんがコア数の制限も出来そうです。変更することによってリアルタイムにクロックや電圧を変更することができます。んで、一つ気になるところがRyzen Master上では、コア電圧は「1.1875V」と表示されています。まあ、確かにBIOS上でもそんな値で表示されてました。で、これなんですがデフォルトで起動しても「1.1875V」コア電圧を-0.2Vで起動しても「1.1875V」と表示されます。ややこしいですが、-0.2Vで起動したときの「1.1875V」とは、実質「0.9875V」で起動してると思えばいいんでしょうかね。なので、ここから調子乗って「0.95V」とかを設定すると実質的には-0.2Vからさらに-0.275V下げることとなり、まずフリーズすることになります。…なんかうまく説明できてませんが、とりあえず設定を「1.1375V」にします。これで、BIOS設定上の-0.2Vに加え、さらに-0.5V下がったこととなります。ちなみにこれ以上下げるとPCが不安定になりがちなので、それくらいが下限なんでしょう。消費電力(5.の状態からさらに-0.5V)アイドル時 26W(0W)Prime95 61W(-5W)BOINC 79W(-6W)ぎりぎり80W切り。まあ、この辺が頃合いですかね?BOINC実行時、約80Wで運用できる見込みがつきましたので、Core i7と比較してみることとします。・Core i7 6700 3.4GHzで組んだBOINC機の消費電力は約41W・Ryzen 1700 3.1GHzで組んだBOINC機の消費電力は約80Wなので、単純に消費電力でみればCore i7 6700 3.4GHz × 2台分 ≒ Ryzen 1700 3.1GHz 1台分だいたいこんな感じになると思います。この場合、スレッド数は同じ16、そしてi7 6700は3.4GHz、Ryzenは3.1GHzですから、おそらくですが、ワットパフォーマンスという意味ではi7 6700のほうが良いということになるかと思います。i7 7700を使えばさらに幾分か消費電力が下げられますからね。ただまあ、コストという意味ではCore i7 6700 3.4GHz 1台分 ≒ Ryzen 1700 3.1GHz 1台分ですから、コストパフォーマンスという意味ではRyzenのほうが圧倒的に優秀ですね。実際のところ、どれくらいBOINCのポイントが稼げるかはやってみないことにはわからないので、とりあえずは「6.」の状態で数週間運用してみることにします。あと、今回はマザーの争奪戦が予想されててたので、とりあえず無難なASUSを選びましたが、もう少しマザーが潤沢になってきたら他社製のマザーも試してみたいですね。MSIとか。
2017.03.08
コメント(2)
さて、8コア16スレッド、そしてオーバークロックもいけるというAMDのCPU Ryzenですが、消費電力的に見ると電気食いな傾向がみられる結果に。消費電力 (設定:クロック変更、それ以外デフォルト) アイドル時 Prime95実行Ryzen 1700 3GHz(初期設定) 36W 116WRyzen 1700 3.4GHz 35W 165W Ryzen 1700 3.8GHz 36W 174Wだがしかし、消費電力が高いと言って、「はいさようなら」というわけにはいきません。高い金払って購入したわけですし、何よりAMDが久しぶり(?)に出した遊べるCPUなわけですし、何とかしなければなりません。とりあえず、テスト機の構成です。CPU:AMD Ryzen 1700 3.0GHzマザー:ASUS PRIME B350-Plusメモリ:DDR4 2133 8GB×2枚ビデオカード:RADEON R5 230SSD:Plextor M5S 256GB無線LAN:WLI-UC-GN排気ファン:12cm×1 CPUファン:リテール電源:玄人志向 KRPW-PI500W/92+ OS:Windows10 Proその他:無線キーボードとマウスのレシーバー1つ後々出てきますが、都合上無線LANのアダプタがついています。また、本来であればチタン電源(KRPW-TI500W/94+とか)を使いたいところですが、稼働中のマシンから取り外すのもメンドイので、とりあえずはその辺に転がってたプラチナ電源を使うことにします。まあ、+1~2Wを見とけばいいでしょう。 とりあえず、一つ気になったことがBIOSの中に「省電力設定」という項目があるのですがEPU(省電力機能) とあります。この項目がデフォルトでは「無効」なんですね。ということは、これを「有効」にすればちょっと高めなアイドル時の消費電力も下がるんじゃないでしょうか?EPU(省電力機能) (それ以外デフォルト) アイドル時 Prime95実行無効 36W 116W有効 36W 115W ハイなんも変わりませんでした。てっきり下がるかとも思ったんですがね。一体何の設定なんだろうか。というわけで、地道に設定をいじくることとします。そうすると何はともあれ、Vcoreの下げを試すことになりますが、このASUS PRIME B350-Plusの電圧設定範囲は±0.2Vまで(0.00625V刻み)となり、設定方法はoffsetのみです。思いのほか、設定範囲が狭いなというのが感想です。また、OCするときとかはoffsetのほうがいいかもしれませんが、コト電圧を下げる場合ですとオフセットじゃなくて値を直に設定する(Override Modeとかfixed modeとかだっけ?)のほうが個人的には設定しやすいんですけどね。まあ、offsetしかないんじゃそれを使うしかありませんね。それと、負荷時にクロックが可変する「IntelでいうところのTurbo Boost」のようなもの(Turbo CORE?)ですが、これも通常使用時にはありがたい機能なのですが、下限を調べるにはちょっと邪魔な機能なのでoffにしたいと思いいます。…が、どうやってoffにするのかがよくわからない。AMDを使い続けてる人にしてみれば、「ああ、あれね」くらいのレベルでしょうが、出戻り組なのでどの項目をいじくったらいいかわからない。と、今までの検証の中で、「倍率を30倍以外に設定すると、ずっとその倍率で動き続ける」みたいな挙動があったと思いますので、「じゃあ31倍にしとけばいいや」くらいのノリで乗り切ることにしました。※ちなみにその後、BIOS内の「Core Performance Boost」をoffにすればいいんじゃないか?と気づきましたが、まあ、もう31倍で各種検証をしてしまったので気にしないことにしました。追記:30倍(3GHz)で測りなおしました。2017/3/10ということで、以下の設定からスタートします。CPU:AMD Ryzen 1700 3.0@3.1GHzマザー:ASUS PRIME B350-Plusメモリ:DDR4 2133 8GB×2枚SSD:Plextor M5S 256GB無線LAN:WLI-UC-GN排気ファン:12cm×1 CPUファン:リテール電源:玄人志向 KRPW-PI500W/92+ OS:Windows10 Proその他:無線キーボードとマウスのレシーバー1つんで、新規にBOINCをインストールし、・アイドル時・Prime95実行時・BOINC(WCG)実行時の消費電力を見てみます。1.CPU3.1GHz 他デフォルト 3.1GHzにOCした状態ですが、まずはこの状態から消費電力を測ってみます。消費電力(クロック3.1GHz その他デフォルト)アイドル時 48WPrime95 164WBOINC 168W前回の最後の方であった通り、倍率を変更すると高い電圧が掛るのか、消費電力はかなり高めになりました。ここからいろいろやって消費電力を下げます。2.Vcore下げ 何はともあれVcore下げですが、先述の通りBIOS上から下げられるのは-0.2Vまで。んで、どれくらい下げるかですが…まあ、実際BOINC機として運用するのであればどんなにひいき目に考えても全コア負荷時で2桁くらいに収まってくれないと話にならない。となると、70W程度削減しなければならないですが、そんなに大幅に削減するとなるとちまちま0.05Vずつ下げていっても仕方がない。ということで、一気にMAXの-0.2V下げ、とすることとしました。というか、0.2Vくらい下げたところで起動できないようじゃ、この先話にならないと思いますし。消費電力(1.の状態からVcore -0.2V)アイドル時 38WPrime95 98WBOINC 101W うわ何とかギリギリ100W切りました。無駄に高い電圧掛かってそうでしたからある程度は下がると思ってましたが…まあ、とりあえずは「可」くらいですかね。とはいえ、98Wじゃまだ高めですので、もう少し何とかします。3.いらないデバイスoff 先述の通り、このマシンは無線LANで運用するつもりですのでオンボードのLANは使いません。また、BOINC機なのでAudioも使いません。という感じで、使わないデバイスをoffにしました。また、ボード上でピカピカ光るLED、見た目にはキレイなんですが、まあ、見えないからどうでもいいということでこれもoffにします。ちりも積もればなんとやらで、少しは消費電力は下がるでしょうか?消費電力(2.の状態からLAN、Audio、LEDoff)アイドル時 36WPrime95 96WBOINC 98Wお、2~3Wくらい下がりましたね。思いのほか効果がある様です。え、LANは無線LANがついてるからともかく、Audio offなんて現実的じゃないって?そんなこと言われましてもこの後もっと現実的じゃない方法が待ってますから…とりあえず、今後はまとまり次第別途アップします。それにしても、誰が得するんだろうか。
2017.03.06
コメント(2)
さて、新しくIntel Core i7 7700K、性能というか消費電力というか、Skylakeと比べてどんなもんかなというのを少々検証してみたいと思います。テストするPCの構成MEM:DDR4-2400 8GBx2 (Team)CPUクーラー:CRYORIG C1M/B:ASUS H110M-A/M.2VGA:CPU内蔵SSD:Intel 330 120GBHDD:WD5000BEVTファン:排気:be quiet! SILENT WINGS 2 他:PT3、Reflex USB v.2電源:玄人志向 KRPW-TI500W/94+ケース:Cooler Master Elite 361 OS:Windows10 Pro 64bitんで、Skylake Core i7 6700とKabylake Core i7 7700Kを使って比べてみることとします。・性能 SkylakeとKabylakeはクロック当たりの性能は変わらない…ということみたいですが、実際にそうなのかをちょっと見てみることにします。とは言っても、性能比べなんてのはレビューがいくらでも上がってるでしょうか、まあとりあえずCine Benchでもやっておけばいいか、くらいの感じでCinebenchをやっておきます。 とりあえず、6700と7700K、デフォルトの設定でCinebench(R15.038)をCinebench R15のスコア(CPU設定:デフォルト) OpenGL CPU CPUSinglei7 6700 3.4GHz 48.91fps 804cb 163cb i7 7700k 4.2GHz 58.98fps 965cb 189cbとまあ、そりゃ7700Kのほうがクロックも高いわけですし、ターボブーストもありますし…とクロック当たりの性能を調べるにはデフォルト設定じゃ比べにくいですから、・7700Kのクロックを3.4GHzで固定・ターボブースト:offとしてベンチをしてみます。Cinebench R15のスコア(CPU設定:3.4GHz固定、TB:off) OpenGL CPU CPUSinglei7 6700 3.4GHz 52.22fps 764cb 147cbi7 7700k 3.4GHz 59.65fps 762cb 147cb・GPUに関しては7700Kのほうがイイモノ積んでるのでスコアは良いです。・CPUに関しては、クロックが同じなら性能はほぼ同じと考えて良いようです。クロック固定にしたほうがGPU性能が上がってる気もしますが、まあ、気にしないでおきましょう。ウチじゃGPUの性能はあんまり関係ないですし。・消費電力というわけで、消費電力を測ってみます。何はともあれ、デフォルトの状態消費電力 (設定:デフォルト) アイドル時 Prime95実行i7 6700 3.4GHz 28W(0.848V:800MHz) 84W(1.136V:3.7GHz)i7 7700K 4.2GHz 19W(0.64V:800MHz) 121W(1.232V:4.4GHz)※カッコ内の電圧、クロックはマザー付属のAI Suite3より、以下同じデフォルト設定ですから、ベースとなるクロックも、ターボブースト時のクロックも違うので一概に比較はできませんけども、まあ、参考に。アイドル時がだいぶ違いますが、これは7700Kがだいぶ下がったというより、6700の省電力機能がうまく働いていない、そんな気がします。とまあ、とりあえずこれじゃ何の比較にもならんのでクロック3.4GHzに固定、ターボブースト:offとします。消費電力 (設定:クロック3.4GHz固定、TB:off、電圧:Auto) アイドル時 Prime95実行i7 6700 3.4GHz 27W(0.784V:800MHz) 84W(1.072V)i7 7700K 3.4GHz 19W(0.656V:800MHz) 61W(0.96V)アイドル時は先ほどとあまり変わりませんが、負荷時については7700K@3.4GHzのほうがコア電圧が低く、圧倒的に低消費電力です。この辺はマザーのさじ加減によるんでしょうか。設定Auto時の電圧にだいぶ差が出ました。とまあ、これだけ見れば7700Kのほうが圧倒的に省電力…ということになりますが、6700も電圧を下げればまだまだ消費電力は下げられるというもの。というわけで、クロック3.4GHzに固定し、限界まで電圧を下げた時の消費電力を見てみることにします。「限界まで」の調べ方ですが、まあ、厳密にやれば各種ベンチを回して検証ということになるんでしょうが、・Prime95を適当に回す。・Primeが通らない電圧+0.01Vとする。・それでPrime95が適当に通ればokという適当な方法で調べます。まあ、その適当な方法で今まで不具合出たこともあんまないですから、それで良しとしましょう。消費電力 (設定:クロック3.4GHz固定、TB:off、電圧:限界まで下げ) アイドル時 Prime95実行i7 6700 3.4GHz Vcore:0.95V 27W 62Wi7 7700K 3.4GHz Vcore:0.895V 20W 56Wとまあ、7700Kのほうが電圧を下げられ、消費電力も低くなる、という結果になりました。てか、6Wも下がるとは思いませんでした。性能比でみればIvyを破ったSkylakeよりもさらに省電力、ということになりますね。やっぱ地味に進化してるんですねぇ。んで、ここからは完全に私的まとめになりますが、BOINC実施時の消費電力 BOINC(WCG)実行時i7 6700 3.4GHz Vcore:0.95V 53Wi7 7700K 3.4GHz Vcore:0.895V 48Wi7 7700K 3.6GHz Vcore:0.94V 53Wi7 7700K 3.8GHz Vcore:0.98V 59Wi7 7700K 4.2GHz Vcore:1.09V 75W・6700と同じ3.4GHzでよければ-5W・6700 3.4GHzと同じ消費電力で3.6GHzということですが、3.6GHzで稼働じゃ7700Kでなくて無印7700でよかったんじゃない?ということになりかねませんので、・7700K 0.98V 3.8GHz 59Wで動かすこととします。6700のときと比べ、+400MHz の+6W、まあ、そんなところかな?というわけで、KabylakeはSkylakeと比べ絶対性能はほとんどなんも変わっちゃいませんが、消費電力的にはそれなりに良くなっています。ぽんぽん買える値段でもありませんが、機会があったら増備したいですね。
2017.01.20
コメント(0)
さて、SilverStoneの電源の記事があったのですが24時間/7日の連続稼働に耐える80PLUS Platinum電源に大容量品が登場、SilverStoneとまあ、高耐久性を売りにしてるんですかね。容量は850W、1000W、1200Wと多め。ちなみにもう少し低容量(600Wくらい)のものはすでに出ているようです。んで、すごくどうでもいいのですが24時間はいいとして、なんで「7日」なんでしょうかね?365日ではないんですかね?さすが365日までは面倒見きれないよ、ってことなんでしょうか。1200Wの電源が必要な構成で常時稼働なんかさせてたら電気代えらいことになりそうですね。ちなみにですが、「24時間/7日の連続稼働に耐える」とありますが、じゃあほかの電源は常時稼働に耐え切れないのかいというとそんなこともないわけで、ウチのBOINC機に積んでる電源のように2~3年起動しっぱなしでほったからかしにしてても特に問題なく動いてます。まあ、常時起動を前提にして設計はされてないのであまり推奨される使い方じゃないんでしょうけども。そういう意味では今回のようにメーカーが常時起動を意識した作りになっているので安心感はありますね。ちなみに常時起動マシンに使ってるのは、玄人志向のチタン電源(KRPW-TI500W/94+)とAntecのプラチナ電源(EA-450-PLATINUM)。選択の基準は単に「効率」の良さと価格(KRPW-TI500W/94+はちょっと高いですが)なので、信頼性?何それ?みたいなところはありますが、みんな燃えることもなく動いてます。
2016.08.11
コメント(0)
さて、突然ですがPicoPSUを買いました。PicoPSU-160-XT特段買うつもりもありませんでしたが、Amazonで見つけたんですね。そしたら値段が7,000円ちょいと。そんなに安かったっけ?じゃあ買ってみようかな?くらいのノリで一つ買ってみました。ついでにですがACアダプタも買ってみました。確か少し前に手持ちのPicoPSU動かすためにACアダプタ買ったと思ったんですが…どっか行っちゃってねぇ。というわけで新規で購入。12V5A 60Wです。PisoPSU自体は160Wまで対応ですが、そんな大容量のACアダプタはおいそれと買える値段でもなく、まあ、60Wもあれば十分でしょうということで。ACアダプタとPicoPSUをつなぐための変換アダプタ(2.1→2.5)も同時に購入しました。というわけで、とりあえずは消費電力的なものを調べてみることにします。都合よくCeleronG3900+H110M ECOで組んだマシンがありますのでそれを使うことにします。CPU:Celeron G3900 定格 C-State:C8マザー:H110M ECOメモリ:DDR4 2400 4GB×2SSD:Crucial M4 256GB無線LAN:WLI-UC-GNCPUファン:リテール 排気ファン:8cm1200rpm×2電源:KRPW-TI500W/94+OS:Windows10Proその他:無線キーボードとマウスのレシーバー1つこんな構成です。電源はPicoPSU160XTと比較用にKRPW-TI500W/94+(チタン電源)を使います。アイドル時PicoPSU160XT:7WKRPW-TI500W/94+:10WPrime95時PicoPSU160XT:27WKRPW-TI500W/94+:27Wアイドル時はずいぶんと下がりましたね。10W→7W、たかが3Wですが、割合にすれば3割減ですからね。ただ残念ながら負荷時は同じ値となってしまいました。基本、「負荷時」しかないウチの環境ではまあ、どうだろうかといった感じです。まだプラチナ電源を使ってるマシンがありますから、それと置き換えようかな?
2016.02.21
コメント(1)
さて、こないだ買ってそのままほったかしになっていたCeleron G3900とMSI H110M ECOを動かしてみることにしました。これらです。マザーボード見た目的にはこれと言って何かありそうな感じはない普通のマザーボードですね。CPU構成は以下のようになりました。CPU:Celeron G3900 定格マザー:H110M ECOメモリ:DDR4 2400 4GB×2SSD:Crucial M4 256GB無線LAN:WLI-UC-GNCPUファン:リテール 排気ファン:8cm1200rpm×2電源:KRPW-TI500W/94+OS:Windows10Proその他:無線キーボードとマウスのレシーバー1つ起動させて設定などを見てみます。基本的に倍率、電圧、メモリなどの設定の項目は見当たりませんでした。省電力設定など初期設定ではC-stateは「AUTO」になっています。あと、この板の特徴なのか「ECO Genie」の設定項目があります。「ECO」「Server」「Lounge」とあります。まあ、何はともあれ、C-State含め設定デフォルトのままで起動。その時の消費電力ですがアイドル時:17WPrime95 :28Wとなりました。2コアでクロックが低いためか負荷時の消費電力は低いものの、アイドル時の消費電力が高いですね。ということで、C-Stateを「C8」に設定。アイドル時:10WPrime95 :27Wアイドル時は一気に下がりました。さすがですねぇ。負荷時はまあ誤差の範囲でしょうか。ところで、BIOS設定の中に「ECO Genie」というものがありましたが、これを有効にしたらどうなるのかを調べてみました。アイドル時:10WPrime95 :37W「ECO」「Server」「Lounge」どれにしても結果は同じでした。アイドル時はともかく、負荷時が上がってますね、なんででしょうか?勝手にオーバークロックでもしてるんでしょうかね。ちなみに、CineBench11.5の結果ですがOpenGL「ECO Genie」無効 22.00fps「ECO Genie」有効 21.93fpsCPU「ECO Genie」無効 2.59pts「ECO Genie」有効 2.62ptsCPU(シングルコア)「ECO Genie」無効 1.28pts「ECO Genie」有効 1.34pts負荷時に10Wも上がってるのでベンチでもすればスコアに差が出るのかなと思ったんですけども、特に大差はないですね。なんででしょうかね。とりあえずはこんなところですが、アイドル時10Wは同じくMSIのB150 BAZZOKAでもそんな値だったので特にずば抜けて省電力、ということではないようです。
2016.02.20
コメント(0)
さて、電源を一つ買いました。玄人志向 KRPW-TI500W/94+玄人志向のチタン電源です。一年位前に白箱のKRPW-TI500W/94+ LEなんてのを買いましたが、中身はそれと同じかと思います。この電源ですが、通販で探すとどの店も大体1万円弱で売っているのですが、店頭で探すと大体どの店も1万5千円くらいで売ってるんですよね。なんでこんなに差があるんでしょうか?なんでも、とあるショップに「電源は3年たったら取り替えましょう」みたいなことが書いてあって、じゃあ変えるかということで購入。今使っている電源のうち、AntecのEA-450-Platinumは常時起動でそろそろ丸4年になるものもありますからね。ちなみにですが、「3年で交換」ってのは1日8時間くらい使った場合の話で、常時起動の場合はもっと短い周期で変えましょうみたいなことが書いてありましたが、それは華麗にスルーしました。見た目は至って普通の電源です。プラチナからチタンだから少しは効率は良くなったかな?まあ、調べてはいませんがたぶん良くなっている事でしょう。
2015.12.19
コメント(0)
さて、昨日まででしたがツクモでどえらいPCが展示されていました。総額180万円越えの超弩級PCがデモ中、Xeon 56スレッド+メモリ192GB+TITAN X×4枚など 詳細についてはリンク先を見てもらうとしましてですが・・・CPUが28コア58スレッドとかいうもはやわけのわからない仕様になっています。展示機ではBOINCのSETI@HOMEを動かしていたようです。こんなんでWCG動かしたらポイントどれくらい行くんだろうなぁ。1000W電源×2のそのほとんどはビデオカードのためでしょうけど、1000W×2なんていう電源積んだマシンなんて一般民家じゃ動かせませんがね。。ちなみに、WCGであればビデオカードは不要ですから、単純に4コア8スレッドのCore i7 6700で28コア58スレッドを実現しようとすると7台必要なわけですが、ウチで組んでいるi7 6700を使ったBOINC機が1台40Wくらいでなので、40W×7台=280Wなので300Wくらいで事足りると。案外何とかなりそう。・・・何とかしませんよ。
2015.10.18
コメント(0)
さて、以前Skylake機の消費電力を調べてて、>30Wとか40WとかだったらACアダプタ電源でもいいかもしれませんねみたいなことを言った気がします。かつては24時間起動のBOINC機に省電力と静音を目的としてACアダプタ電源をよく使ってましたが、80Plus Gold電源(絢風あたり?)が出始めてからはめっきりその出番がなくなってしまいました。ACアダプタ電源は入手性も良くないですし、何より(当時は)固定する方法もあまり確立されてませんでしたからね。とまあ、そんなことでここ数年使ってなかったACアダプタ電源ですが、手持ちとしていつ買ったかも忘れましたが、「PicoPSU90」を一つ持ってますのでコレを使ってSkylake機を一台動かしてみます。で、そうなると当然ですが「ACアダプタ」が必要になるわけですが、こちらは手持ちがないため・・・秋月電子の通販で60W(12V5A)のACアダプタを購入。あとPicoPSUとつなぐため、径の変更アダプタ(2.1mm→2.5mm)も買います。合わせて1,800円(送料別)くらいです。これ以上容量が大きいACアダプタですとおいそれと売ってませんし、そもそも高くなりますからね。手軽に楽しむならこれくらいのがちょうどいいです。てなわけで、CPU:Core i7 6700マザー:GA-Z170-HD3 DDR3SSD:Intel 120GBOS:Windows7というマシンに繋げて動かしてみることにします。・そもそも動くのか・動いた場合、Titanium電源(KRPW-TI500W/94+)と比べて効率はどうなのかを見てみます。なお、マシンの設定は基本すべてデフォルトですが、以前大まかな消費電力を測った時に同じ構成でTB有効だと70Wを超えてしまう、という結果が出てますので、TBがかからないようにしておきます。ACアダプタの容量が60Wしかありませんからね。ちなみにですが、・ATX電源コネクタ マザー側は24ピン、PicoPSU側は20ピン・ATX12Vコネクタ マザー側は8ピン、PicoPSU側は4ピンと差異がありますが、特に変換コネクタなどをかますことなくそのまま接続しています。たぶんですが、大丈夫でしょう。たぶん。で、結果ですが1 そもそも動くのか という問いに関しては PicoPSUと60WACアダプタの構成でも動きました。 動作に関しては特に問題ないようです。2 Titanium電源(KRPW-TI500W/94+)と比べて効率はどうなのかというわけで、消費電力の比較を・アイドル時 Titanium電源 13W PicoPSU 12W・Prime95実行時 Titanium電源 57W PicoPSU 65Wとなりました。アイドル時に関してはTitanium電源と同等、てかそれ以上かもしれませんね。ただ、負荷時がよくありませんね。Timanium電源と比べると勝負にならないといった感じです。てか、60W超えちゃってるけど大丈夫なのか?ちょっとドキドキしながらテストしました。てなわけで、負荷時がほとんどを占めるウチではACアダプタ電源の出番は無さそうです。昔は、ACアダプタ電源=高効率、省電力ということで、効率を求めるならACアダプタ電源しかない!だったのですが、時代が変れば変わるもんですねぇ。それだけ普通のATX電源の効率が向上したってコトなんですね。
2015.10.08
コメント(0)
さて、BOINC機がIvy機からSkylake機への世代交代がありまして、消費電力は下がり、解析性能は上がるという結果になりました。んで、とある1週間の間でどれくらいWCGのポントを稼いだかを調べてみました。その1 CPU:Core i7 6700K 4.0GHzのマシン 実時間一日あたりに得られるポイント(平均) 44,898ポイントBOINC(WCG)実行時の消費電力 約70Wその2CPU:Core i7 6700 3.4GHzのマシン実時間一日あたりに得られるポイント(平均) 41,170ポイントBOINC(WCG)実行時の消費電力 約40Wその3CPU:Core i7 3770 3.4GHzのマシン実時間一日あたりに得られるポイント(平均) 35,781ポイントBOINC(WCG)実行時の消費電力 約47Wまあ、6700Kは4.0GHzで動いてますからもらえるポイントが最も多いのは当たり前なのですが、消費電力という点を踏まえて一番優れているのはどれかを比較してみたいと思います。んで、どう比較するか?日産ポイント/消費電力という、おおよそこのblogでしか意味を成さない数値をはじき出して比較することにします。ちなみに、その値が大きいほうがワットパフォーマンスが良い、という事になります。その1 Core i7 6700K 4GHzの場合 44,898/70 = 641.40その2 Core i7 6700 3.4GHzの場合 41,170/40 = 1029.25その3Core i7 3770 3.4GHzの場合 35,781/47 = 761.29とまあ、Core i7 6700の圧勝、ってところですかね?6700Kは絶対性能はいいですが、ワットパフォーマンスではちょっと良くなさそうです。一応、フォローですが6700Kのマシンにはデバイスがいくつかついていますので、それらを外せばもう数Wは下がるはずです。ので、効率ももう少し良くはなるかと思いますが、仮に10W下がったとしたって748.3ですので、6700はおろか3770にもかなわないということになります。・・・フォローになってませんね。かつて、「ワットパフォーマンスに関しては化け物」と言ったSandyBridge Core i7 2600で組んだマシンの値は約509。今回、i7 6700はほぼその倍の1029という値。Sandy →Ivy →Haswell →Skylakeとそんなに性能は変わんないんじゃない?という感じもしますが、着実に性能は上がってるんですねぇと実感した次第。
2015.09.27
コメント(0)
さて、こないだ買ったGIGABYTEのZ170マザー、GA-Z170-HD3 DDR3とCore i7 6700についてでも。いまのところコレといって使い道はないものの、メインマシンはi7 4790K、2ndマシンはこないだ買ったi7 6700Kと今のところ構成を変更するつもりはなく、となると使い道とすれば24時間起動のBOINC(WCG)専用機として使うくらいしかないのですが・・・それには現在のBOINC専用機を務めているi7 3770とZ77A-GD55という構成のマシンに勝たなければいけません。このi7 3770とZ77A-GD55という組み合わせが、消費電力的にはかなり優秀で、・i7 3770 3.4GHz 4C8TでCPU使用率100%で消費電力47Wコレを超えられる、というか消費電力を下回れる構成がなかなかなくってねぇ・・・今回のi7 6700とGA-Z170-HD3 DDR3がコイツらに勝てるかどうか、そこが問題です。ちなみにですが、先般i7 6700Kを使ってGA-Z170XP-SLIとGA-Z170-HD3 DDR3を比較した時こんな結果が出ました。DDR4機(GA-Z170XP SLI)よりもDDR3機(GA-Z170-HD3 DDR3)のほうが消費電力が低いんですねぇ、でもマザーの個体差じゃないでしょうかねぇ、的なことを書きました。その他にですが「アイドル時の消費電力が低いなぁ」とも思いました。負荷時の消費電力ってのはマザーのほかにCPUなりメモリなりの電圧設定などにより大きく変わりますが、アイドル時消費電力ってのは、CPUなどの設定による差はほとんどなく、マザー自身の消費電力や電源ユニットの効率に大きく左右されます。たぶん。先日のテストの場合には・SSDとHDD(2.5インチ)搭載・PT3搭載・USBカードリーダー搭載・USB3.0ハブ接続・メモリ2枚(?)搭載とデバイスをいくつか積んでアイドル18Wなわけなので、素の構成であったら15W位にはなるんじゃないかと。となるとこのGA-Z170-HD3 DDR3というマザー、マザー自体の消費電力は結構低いんじゃないかという予想が立ちます。たぶん。Core i7 6700についてはTDPが65W。従来であれば「S」モデルに分類されるTDPですから、それなりに省電力性能には期待できるのではないか、と。たぶん。まあ、最終的には「どこまでコア電圧が下げられるか」、そこにすべてがかかっているのですが。あとは単純にi7 6700の定格クロックは3.4GHzと i7 3770と同じ。なので比較がしやすいですね。 というわけで、消費電力の比較をすることにします。まずはIvy機の構成CPU:Core i7 3770 3.4GHz 4C8Tマザー:Z77-GD55メモリ:DDR3 1333 4GB×1枚 (1.35V 800MHz駆動)SSD:Intel X25-M 80GB無線LAN:WLI-UC-GN排気ファン:8cm 1200rpm×2CPUファン:12cm 800rpm×1電源:KRPW-TI500W/94+ LEOS:Windows8.1 Proその他:無線キーボードとマウスのレシーバー1つという構成で、BOINC(WCG)実行時:47WココからCPUをCore i7 6700 3.4GHz 4C8TマザーをGA-Z170-HD3 DDR3へ交換します。その1 i7 6700 3.4GHz 他すべてデフォルトとりあえず、TBを使えなくし、全コアともMAX3.4GHzで稼動するようにします。そのほうが比較しやすいですしね。アイドル時 13WPrime95 56WBOINC実行時 55Wアイドル時の消費電力は15Wくらいになればいいなぁくらいに思ってましたが・・・13Wとはかなり優秀ですね。まあ、メモリ1枚ですからあんまり一般的な構成ではありませんが。んで、ココからCPUコア電圧を下げて行きます。先日の6700Kと同じく、EasyTuneを使ってWindows上から電圧を下げていきます。0.02Vずつくらい下げていき、フリーズしたら再起動、少々電圧を上げてPrime95実行。問題なければそれでよし、といういつもの適当なパターンで下限を探りました。このときどれだけCPUコア電圧が下げられるかで、i7 3770+Z77A-GD55の構成に勝てるかどうかがほぼ決まります。その2 i7 6700 3.4GHz 4C8T CPUコア電圧:0.95V結果的に、コア電圧は0.95Vとしました。このときですが・・・アイドル時 20WPrime95 43WBOINC実行時 42WBOINC実行時42W勝ったついにIvyに勝ったぞ案外あっさり下回ったなぁ・・・何はともあれ、Ivy機 i7 3770との交代は確定です。ちなみに電圧を手動設定したせいか、アイドル時の消費電力が20Wに上がってます。BOINC機はアイドル時がほぼ存在しないため、アイドル時の消費電力はどうでもいいのですが、なんとなく勿体ない気もしますので・・・C1E、C3/C6/C7/C8 State support、EISTの設定をAuto→EnablePakage C State limit→C7sあたりを変更しましたらアイドル時が16Wになりました。(負荷時は変動なし)まあ、特にここは時間をかけるトコでもないので、このくらいでいいでしょう。その3 i7 6700 3.4GHz CPU電圧:0.95V メモリ:800MHz 1.35VBOINC(WCG)をするにあたり、メモリの速度は結果に関係しないようなので、落とせるものは最大まで落とします。アイドル時 16WPrime95 36WBOINC実行時 41WBOINC実行時には-1Wとホントに微妙に下がっています。メモリに負荷が加わるPrime95は低クロック&低電圧化したせいでだいぶ消費電力に差が出ています。単純にその分性能も落ちてるハズですが・・・ちなみにBOINC(WCG)実行時にメモリの速度は関係ないというのはだいぶ以前の話で、今はどうだか知りません。今度調べてみるか。その4 i7 6700 3.4GHz CPU電圧:0.95V、メモリ:800MHz 1.35V 不要デバイス:off具体的には・Audio ・なんかのLED・OnbordLAN・シリアルポート・パラレルポートをoffにします。音は鳴らす必要ありませんし、LANは別途無線LANアダプタを接続してますしね。アイドル時 15WPrime95 36WBOINC実行時 40Wとまあ、また微妙に1Wくらい下がったように見えます。というわけで、運用時には3.4GHz 4C8TでBOINC実行時:40Wで運用となりそうです。一応、Ivyよりもクロックあたりの処理能力は若干上がっているはずすので・処理能力が上がって、消費電力は減ということになりそうです。秋葉原電気街祭りの商品券消化のために買ったi7 6700とGA-Z170-HD3 DDR3ですが、思いのほか良い結果が出て結果的には「買って良かったなぁ」ということになりました。ちなみに「何かの大どんでん返し」があるかもしれませんから、i7 3770とZ77-GD55はしばらくとっておくことにします。ココまで経ったら買い取り価格が急激に下がるなんてこともないでしょうし。・余談CPUなどの設定:(TB含め)デフォルトの状態でその4のように不要デバイスをオフにして起動するとアイドル時 12Wとなりました。マザーが優秀なのか、i7 6700の省電力性が優れているのかは分かりませんが、アイドル時の消費電力はかなり抑えられてますね。
2015.09.11
コメント(0)
さて、通販で注文していた玄人志向のTitanium電源。KRPW-TI500W/94+ LEが到着しました。10月10日に配送されていたのですが、当日帰りが遅くなり受け取りが出来ず、結局11日に再配達をしてもらいました。他所でも言われていたとおり、白箱です。ラベルシール玄人志向 Premium☆ だそうだ。一応、3年保証となってますね。まあ、Premiumだろうとなんだろうと開ければいつもの玄人志向です。本体と電源ケーブル、プチプチのみの簡易的なパッケージングです。電源本体まあ、これと言って形状的には特徴はないですね。スペックシート外箱に書いてる事とほとんど同じですね。ファンは12cm電源の奥行きは14cmと今となっては標準的な長さでしょうか。一世代前のプラチナ電源、KRPW-P500W/92+と並べてみました。上がKRPW-P500W/92+、下がKRPW-TI500W/94+ LE網目から見える部分や電源スイッチの有無など、だいぶ差異があります。横からKPRW-P500W/92+と比べると若干長くなりました。 とまあ、形状なんかどうでもいいから消費電力はどうなんだい?という声もありましょうから、とりあえず適当に従来の電源と比較してみることにします。CPU Core i7 3.4GHz 4C8T 各種電圧下げマザー Z77A-GD55OS Windows7 ProといううちのBOINC機を使って消費電力の比較でも。比較に用いる電源は1.EarthWatts EA-450-PLATINUM 450W 80Plus Platinum2.玄人志向 KRPW-P500W/92+ 500W 80Plus Platinum3.玄人志向 KRPW-TI500W/94+ LE 500W 80Plus Titaniumの3つ。・アイドル時1.Antecプラチナ 26W2.玄人志向プラチナ 26W3.玄人志向チタン 24W・Prime95実行時1.Antecプラチナ 44W2.玄人志向プラチナ 44W3.玄人志向チタン 42W・BOINC(WCG)実行時1.Antecプラチナ 47W2.玄人志向プラチナ 47W3.玄人志向チタン 45Wとまあ、きれいにプラチナ電源-2Wという結果になりました。というわけで、それなりに効率は向上しているようです。・・・って、2Wのために15,984円出せますかね?今回結果的に、私は出しましたが。プラチナ電源積んでるマシンはあと何台かありますが、今のところそいつらの分まで買おうという気にはならないかなぁ。安くなったら検討かなぁ、くらいですかね。
2014.10.11
コメント(0)
さて、こないだ発売が予告された玄人志向のTitanium電源、KRPW-TI500W/94+ LEですが>気が向いて、かつ買えるようだったら買ってみようかな。 とか言った気がしますが、こないだツクモの通販でしれっと予約をしていたのでポチってみました。一応、今日発送されたようなので、明日には届くようです。電源を買うのも久しぶりですね。メインマシンで使ってる電源はもう4年も前のものですし、その他の電源も4年ではないにしろ、2年近く24時間ぶっ続けで動き続けてるものばっかりですからね。まあ、交換するにはちょうどいいタイミングかな?
2014.10.09
コメント(0)
さて、少し前になりますが、安価なTitanium電源を出すといってた玄人志向から、安価なTitanium電源がホントに出るようです。お手頃価格で購入可能なTITANIUM認証電源が近日発売まあ、安価といっても500Wで1万5千円くらいするのですが。ウチで稼動しているプラチナ電源たちもそろそろ2年くらい経ちますから、機会があれば更新したんですけどね、全部変えるとなるとそれなりな金額になりそうですし・・・気が向いて、かつ買えるようだったら買ってみようかな。
2014.10.05
コメント(0)
さて、先般買った超小型PC LIVA。電源コネクタがmicroUSBということで、モバイルバッテリーでも動くという報告もあります。というわけで、どんなもんか調べてみました。モバイルバッテリーを使う前に、そもそもどれくらい電力食ってるんでしょうかを調査。LIVA 消費電力起動時 7.0Widle時 3.5W~5WPrime95 6.5W~6.8W(ワットモニター使用)ちょっとぶれがありますが、まあ最大で7Wくらいといったところでしょうか。んで、モバイルバッテリーを接続先日買ったダンボーのバッテリーです。出力:2.1Aコネクタに接続した場合は、Windowsの起動、ちょこっとしたブラウジングなんかは問題なくこなしましたが、出力:1Aのコネクタに接続した場合はWindowsが起動できず再起動のループとなりました。電力が足りていないのでしょう。なんでもいいわけでは無さそうですが、とりあえずモバイルバッテリーでも起動できるようです。
2014.09.20
コメント(0)
さて、先日USBケーブルを何本か買って急速充電がどうのこうのという話をしましたが、同記事にコメントをいただきまして、100円ショップのケーブルってどんなもんかと思い少々調達をしてきました。測り方などは前回と同じく、ASUSのタブレット(Vivo tab note8)に繋げたときの電流を測ります。1.ダイソー 黒正式な型番があるのかどうかは知りませんが(携帯電話 No.42)とりあえず、「ダイソー黒」としておきます。これと言って何かありそうでもないケーブル、108円です。2.セリア 白知らぬ間に業界2位になっていたセリア。そこで売ってるケーブルです。30cmくらいとちょっと短めちなみに、発売元は「片山利器株式会社」というところのものらしい。3.セリア 黒同じくセリアで売っていたもの。巻き取り式。先日のキャンドゥで売ってたものによく似ている気がします。4.セリア 銀Apple製品を意識しているかのような計上、メタリック色。でも108円です。ちなみに丸七株式会社というところが発売元らしい。5.キャンドゥ 黒一番右端のヤツ前回も出てきましたが、キャンドゥで買った巻き取り式のケーブル108円6.オウルテック100円ショップでは買えませんが、ついでに通販で購入。2.4Aまでの出力に対応だそうで、値段は1,200円くらい。上のケーブルの11倍くらいの値段します。7.vivo tab note8付属(純正)画像はありませんが、ようするに「純正」ケーブルです。の7つを測定。AC-USBアダプタには、buffaloのBSMPA09BKを使用。というわけで、結果1.ダイソー 黒 0.98A2.セリア 白 1.52A3.セリア 黒 0.83A4.セリア 銀 1.09A5.キャンドゥ 黒 0.9A6.オウルテック 1.44A7.純正 1.76Aという順に。100円ショップの中ではセリア 白が一番結果がいいですね。というか、オウルテックのそれがイマイチよくないです。まあ、一番いいのは純正をそのまま使えってことですね。というわけで、簡単な調査でした。
2014.08.10
コメント(3)
さて、だいーぶ前に少し話を聞いたような、玄人志向のTitanium電源、一応まもなく発売となるようで80PLUS Titaniumの格安電源が9月末発売?「皆が買えるTitaniumを…」 上記の通り、9月末くらいです。値段は「目標 1万円台!」ということなので、そんくらいのお値段なのでしょう。今現在酷使している玄人志向のプラチナ電源の交換用としてちょうどいいかな?なんにせよ発売が楽しみです。
2014.08.06
コメント(0)
さて、microUSBケーブルをいくつか買ってきました。左からエレコム 急速充電をうたうヤツ 600円くらいSSA microとminiが両方使えるヤツ 500円東映で買ったケーブル 100円100円ショップキャンドゥで買った巻き取り式 108円と、今や100円ショップでも売られてますからね。まあ、どれも(不具合がなければ)microUSBケーブルとしては使えるのでしょうけど、一番左のエレコムのヤツのように「急速充電がしたい」ということになりますと話は別で、どれを買っても急速充電が出来るわけではないのですが。今回買ったものも、実際にASUSのタブレット(vivo tab note8)を充電したときの電流量を測ってみましたが、参考:こんなヤツで(電圧と電流が交互に表示されるヤツ)エレコム 1.81ASSA 1.18A東映 0.63Aキャンドゥ 0.9Aと流れる電流量にも差が。急速充電をうたっているだけあって、エレコムのそれがもっとも電流の値が大きいですね。100円ショップで売られているヤツで実は急速充電できました、とかあるとちょっと面白いんですがね。
2014.08.02
コメント(2)
さて、年末に買ったKEIANの電源、"BULL-MAX PLATINUM " (KT-AP550AXP)箱箱の裏面箱側面出力及びファンの回転数について書かれています。(ココにもあります)概ね、出力100Wまでは最低レベルで回転するようです。…といったところで、この電源の主な特徴ですが。・550W 80Plus Platinum電源・お値段は9,000円弱・この価格帯及び出力にしては珍しくプラグイン対応・いいのか悪いのか、台湾製105℃コンデンサ搭載と言ったところ。この価格帯のプラチナ電源としては珍しいプラグイン電源というコトでなんとなく買ってみました。開封特にこれと言って珍しいところはありませんが、ATX24ピンと12V8ピンに関してはプラグイン方式になっていません。プラグインのケーブルはSATAコネクタ×3 2本PCIe 8ピン(6ピン+2ピン)×2 1本HDD4ピン×3 + FDD4ピン ×1 1本と、通常使うには特に問題ない本数が入っています。プラグイン部プラグイン電源て、余分なケーブルがいらないから省スペースケースに最適、と思いがちですが、このコネクタ部が出っ張る事により省スペースケースでは入らない、という事態になることもあります。まあ、こういう形で本体側の端子が出っ張ってなければ出っ張りに関する問題はある程度解決できますね。んで、電源としての性能でですが、まあ、いつもの通り普段使っているものと比較して、商品電力的にどうなのかを調べてみます。使用するマシンの概要CPU:Core i7 3770 3.4GHzマザー:Z77A-GD55SSD:m4 128GB比較対象の電源はAntec EA-450-PLATINUM。効率もよく、低容量のプラチナ電源では私的鉄板な電源です。6,000円前後で投げ売られていたときに増備しとかなかったのが悔やまれます。んで、比較。 EA-450 KT-AP550AXPアイドル時 25W 27WBOINC時 47W 48WPrime95 43W 45Wとまあ、ホントに若干EA-450-PLATINUMよりも高めとなりますが、誤差の範囲といってしまえばそれくらいの差でしょうね。効率的には結構良さそうです。
2014.01.02
コメント(0)
さて、久しぶりに掃除したBOINC。ついでに現在の構成等を記録しておく事にします。というわけで、久しぶりの私的メモ帳代わりの記事です。・BOINC専用 3rdCPU:Core i7 3770 3.4GHz 4C8T Vcore:0.885V EIST,C1E,TB,C3/C6 State Support:off DRAM:1.318Vメモリ:DDR3 1333 4GB (Supertalent) 800MHzCPUクーラー:Scythe KABUTOM/B:Z77A-GD55VGA:Intel HD4000 (CPU内蔵)無線LAN:WLI-UC-GNSSD:TOSHIBA THNSNC064GBSJ 64GB排気ファン:NSK4482付属 12cm電源:KRPW-PT500W/92+ケース:Antec NSK4482OS:Windows7 Pro 64bit運用:24時間消費電力アイドル時 26W BOINC時 47W Prime95 44W・BOINC専用 4th CPU:Core i7 3770 3.4GHz 4C8T Vcore:0.875V EIST,C1E,TB,C3/C6 State Support:off PCH:0.953V DRAM:1.304Vメモリ:DDR3 1333 4GB (Supertalent)800MHzCPUクーラー:Samuel17+S-FLAX SFF21D 12cm 800rpmM/B:Z77A-GD55VGA:Intel HD4000 (CPU内蔵)無線LAN:WLI-UC-GNSSD:Crucial m4 128GB排気ファン:Elite361付属 12cm電源:Antec EA-450-Platinumケース:Elite361OS:Windows8 Pro 64bit運用:24時間消費電力アイドル時 26W BOINC時 47W Prime95 43Wとりあえず、どちらもGPUを使った解析をしていた名残で、ビデオカードが挿せるケースを使用。ロープロ専用のSARAに戻してもいいんですが、戻すのがメンドクサイのでそのまんまです。2台ともほぼ同じ構成、設定のため消費電力的にもほぼ同じ結果に。ちなみに、1stと2ndは別にありますが、それはまた別に機会に。
2013.10.29
コメント(0)
さて、消費電力測定としてかなり浸透(?)したワットチェッカー、ワットモニター。単に計る、だけでは飽きられてしまうと考えたのか、付加機能をつけたものが出回っていますね。このたび出た、ワットモニターUSBもそんなのの一つ測定データがPCで確認できる安価な電力計が発売、実売約7千円PCで見れる、ということにどれだけメリットがあるかは使う人次第ですが、まあ、なんにせよいろいろ考えますね。もうちょい安くなったら買ってもいいかも知れませんが。
2013.07.10
コメント(0)
さて、WCGでのGPU対応が始まり、我が家のBOINC機もあっという間に構成が変わってしまいました。今まではCore i7 3770(K) 4C8T x 4台だったのがCore i7 3770K 2C4T+ RADEON HD7970Core i7 3770 2C4T+ RADEON HD7770 x2 Core i7 3770K 2C2T+ RADEON HD7750(CPUクロックは各々異なります)と、3台体制になりました。まあ、台数は減っても得られるポイントは大幅に増加しましたが。ちなみに、消費電力的な意味で見ると以前 4台で約220W今 3台で約290W(最大)と、こちらも大幅に増えてしまいましたが。GPUでの解析がいまいち安定しないため、もう少し様子を見てから構成を固めようかと思ってます。
2012.11.10
コメント(0)
さて、BOINC(WCG)のGPU解析が始まって1ヶ月くらい経つんでしょうか?我が家でもいろいろと構成を変えてみたりと、GPU解析へ方針を変更しました。ビデオカードがまた増え出しました。Milkyway止めてもうビデオカードは早々買わないだろうなぁと思ってたんですけどね。んで、変更したのはいいのですが、そのとき取ったデータなどをほとんどまとめてなかったので、この辺でさらっとまとめとこうかと思います。さらっとですので、多くの人には何がなんだか分からないようなまとめになるかと思いますが、そのへんはご了承ください。使用するビデオカード1.RADEON HD7750 (コア:800MHz メモリ:1125MHz) Club 3D CGAX-H77527750のファンレスモデルで、ドスパラとかで売ってるClub 3Dのビデオカード。他社のそれより若干安め。本体そのものはパワカラのそれと一緒だと思われます。2.RADEON HD7770 (コア:1000MHz メモリ:1125MHz) HIS H777F1G2MIvyの深夜販売のときになんとなく安そうだから1枚買って、こないだツクモで箱潰れ品がかなり安かったのでもう1枚買って、都合2枚持ってます。まあ、特にコレといってなんかありそうな感じもしないカード。強いて言えばよくセール対象品になってます。ただ、MSIのAfterbunnerでコア電圧が下げられる侮れないカードです。3.RADEON HD7850 (コア:860MHz メモリ:1200MHz) HIS H785F1G2M他社のHD7850よりもだいぶ安い値段設定なカード。まあ、メモリ1GBですからね(普通は2GB)。たぶんですが、解析する上でメモリの容量ってのはあんまり関係なさそうですからね。1GBでいいです。4.RADEON HD7970 (コア:925MHz メモリ:1375MHz) 玄人志向 RH7970-E3GHD 相変わらずのでっかいカード。 なんだかんだ言ってもまだお高いので買おうかどうかちょっと考えましたが、せっかくなので購入。ちなみに中古です。と、この4枚を使っていろいろ調べてみる事にします。ちなみにGeforceはよく分からんので買ってません。・テストに使うマシンCPU Core i7 3770 3.9GHz 2C2T(2コア制限)メモリ DDR3 1333 4GB(800MHz駆動)マザー Z77A-GD55OS Windows8 RP 64bitという、至って普通のBOINC機・HCCの解析時間とりあえず、一つの宿題がどれくらいで終わるのかを測定。っても多少ばらつきがありますので、5回の平均時間を算出。ちなみにカッコ内は実際にGPUが解析していたと思われる時間(GPU使用率が高い時間)1. RADEON HD7750 2分44秒 (2分17秒)2. RADEON HD7770 2分00秒 (1分21秒)3. RADEON HD7850 1分43秒 (0分55秒)4. RADEON HD7970 1分17秒 (0分34秒)まあ、当たり前ですが上位モデルになればなるほど解析時間は早くなります。ただ、GPUの性能によらず、CPUの性能にかかわってくる部分があります(今回ですと約40秒前後)ので、バランスを考えれば一概にハイエンドのビデオカードを使えばいいってもんじゃない気もしますね。・GPUの使用率GPUの使用率、Milkywayなんかのときと違い、100%近くまで行く事はあまりなく、そこそこの使用率で抑えられているようです。1. RADEON HD7750 約84%2. RADEON HD7770 約91%3. RADEON HD7850 約86%4. RADEON HD7970 約75%とまあ各カードでそれなりに差が出ました。コレがコアによるものなのか、製品によるものなのかなんなのかは知りませんが、とりあえずバラつくようではあります。・消費電力まあ、マシン全体の消費電力ということになってしまいますので、この中ででしか比較は出来ないのですが。ちなみにHD7770とHD7970に関してはMSI AfterBunnerで電圧下げが出来ますので、下げたときの値もついでに。というか、下げられないカードが多いですね、最近。解析時の消費電力(GPU高負荷時)1. RADEON HD7750 62W2. RADEON HD7770 73W2-2.RADEON HD7770 67W(コア電圧 1.000V)3. RADEON HD7850 94W4. RADEON HD7970 126W4-2.RADEON HD7970 107W(コア電圧 0.950V)となりました。コア電圧の下げられる2モデルですが、正直なところもう少し消費電力下がるかと思いましたが、そんなところでしょうか?・まとめまあ・・・ものすごくざっくりなんでなんとも言えませんが、パフォーマンス、消費電力、お値段のバランスを考えればHD7750(電圧変更に抵抗がなければHD7770の電圧下げ)の複数枚さしがいいんじゃないかなぁ、という気がします。文中にも書きましたが、CPUの性能(主にクロック)にもかかわってきますので、そちらのほうも気にしないといけませんしね。
2012.11.04
コメント(1)
さて、前回に引き続き今現在の我が家にあるPCの構成の記録です。今回は主にBOINC機たち。BOINC専用機の共通仕様として、・操作はすべてリモート、なのでキーボード、マウス、モニタはなし。・無線LAN使用なので、物理的にささっているケーブルは電源ケーブルのみ。・BOINC専用 3rdCPU:Core i7 3770 3.4GHz 4C8T Vcore:0.875V EIST,C1E,TB,C3/C6 State Support:off PCH:0.9613V DRAM:1.333Vメモリ:DDR3 1333 4GB (Supertalent) 800MHzCPUクーラー:Samuel17+S-FLAX SFF21D 12cm 800rpmM/B:Z77A-GD55VGA:Intel HD4000 (CPU内蔵)無線LAN:WLI-UC-GNSSD:Crusial m4 128GB排気ファン:KAMA-FLEX9cm超静音(SA0925FDB12L)電源:KRPW-PT500W/92+ケース:Antec NSK4482OS:Windows8 RP運用:24時間消費電力アイドル時 26WBOINC時 48WPrime95 47WコメントBOINC(WCG)専用。CPUのパワーだけが必要であって、その他は極力低消費電力のもので組成。メモリとか4GB1枚挿しの800MHz駆動とか言うとんでもないものですが、現状コレで問題がない(結果に影響が出ない)ので良しとしています。一応、WCGのGPU対応を見据えてNSK4482という普通のATXケースに収めてますが、今のところビデオカードは挿していません。一時、RADEON HD7770を試験的に挿してましたが、数個解析ののち、一向にGPU対応の宿題が落ちてこないため外しました。・BOINC専用 4thCPU:Core i7 3770K 3.5GHz 4C8T Vcore:0.91V EIST,C1E,TB,C3/C6 State Support:off PCH:0.9613V DRAM:1.346Vメモリ:DDR3 1333 4GB 800MHzCPUクーラー:Scythe 大手裏剣+S-FLAX SFF21D 12cm 800rpmM/B:Z77A-GD55VGA:Intel HD4000 (CPU内蔵)無線LAN:GW-USH300NSSD:Intel 320 40GB排気ファン:RDL8025SX 8cm 1200rpm x2電源:KRPW-PT500W/92+ケース:SARA2-BKOS:Windows8 RP運用:24時間消費電力アイドル時 26WBOINC時 51WPrime95 48Wコメント3rdと同じくMSIのZ77A-GD55を使用。こちらはVGAを挿す予定は今のところないのでスリムケース「SARA2」を使っています。コレとって、特になく黙々と仕事をこなしています。・BOINC専用 5thCPU:Core i7 3770 3.4→3.8GHz 4C8T Vcore:0.97V EIST,C1E,TB,C3/C6 State Support:off PCH:0.9613V DRAM:1.32Vメモリ:DDR3 1333 4GB (Supertalent)800MHzCPUクーラー:Samuel17+S-FLAX SFF21D 12cm 800rpmM/B:Z77A-GD55VGA:Intel HD4000 (CPU内蔵)無線LAN:WLI-UC-GNSSD:TOSHIBA THNSNC064GBSJ 64GB排気ファン:RDL8025SX 8cm 1200rpm x2電源:Antec EA-450-Platinumケース:SARA3OS:Windows7 Pro 64bit運用:24時間消費電力アイドル時 32WBOINC時 65WPrime95 57Wコメント4thと同じくMSI(略まさかの3枚目。Z77A-GD55、いいマザーですよ、たぶん。なんとなく3.8GHzで動かしていて、そのまま戻すの忘れ以来3.8GHzで動いているマシン。ちょっと電力効率の点から設定見直さないといけないなぁ、という状態。現行BOINC専用機はこの3台。
2012.10.07
コメント(0)
全163件 (163件中 1-50件目)