2010.09.04
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カテゴリ: その他本関係





夏目友人帳 (2) (花とゆめCOMICS (2969)) 夏目友人帳 (2) (花とゆめCOMICS (2969))
今回もしみじみ~と良かったです。最後の「アサギの琴」が切なく、温かく、胸に響く。人との距離の取り方が分からない夏目、少しずつ信頼関係を築いていけたら良いなぁ。それにしても影が少しずつ近づいて来るのって怖いわ。「今、門の前にいるの。」「今、玄関の前にいるの。」「今、玄関の中にいるの。」・・・このシリーズじゃなければ、結構ビビって読んでいたと思います(笑)
読了日:08月22日 著者: 緑川 ゆき


活字倶楽部 2010年 09月号 [雑誌] 活字倶楽部 2010年 09月号 [雑誌]
今回も、読んだ本にカウントして良いのかと悩みつつ登録してみる(笑)毎回読みたい本ばかりが増えて嬉しい悲鳴状態です!新刊ばかりではなく、古い本も特集してくれるのが嬉しい。湊かなえさん、初野晴さんは今興味のある作家さんだったので、ロングインタビューがとてもためになりました♪
読了日:08月22日 著者:


七王国の玉座〈2〉―氷と炎の歌〈1〉 (ハヤカワ文庫SF) 七王国の玉座〈2〉―氷と炎の歌〈1〉 (ハヤカワ文庫SF)
再読。どんどん加速していく面白さと、同時に感じるやるせなさ。俯瞰してみれば世界はとても単純なのに、どうして人の感情が加わると運命の糸はこうも複雑に絡みあっていくのでしょう?8人それぞれの視点から紡がれていく物語。毎回楽しみなのは<夜警団>で勤務することになった、エダード王の私生児ジョンのパート。・・・恋と言っても過言ではありません!(笑)不幸な彼の将来が、どうか明るいものでありますように。騎馬民族の王に嫁いだ少女デーナリスの変貌には鳥肌が立つ。それだけに、兄ヴァイサリスの凋落ぶりは痛々しいわ。
読了日:08月20日 著者: ジョージ・R.R. マーティン


七王国の玉座〈1〉―氷と炎の歌〈1〉 (ハヤカワ文庫SF) 七王国の玉座〈1〉―氷と炎の歌〈1〉 (ハヤカワ文庫SF)
久しぶりの再読。あまりの面白さにうっかり一駅乗り過ごしそうになってしまった(笑)これやもはやファンタジーというよりも大河ロマンですね!物語の舞台は厳しい寒さの続く北方地方。<壁>の向こう側では、異形のモノが跋扈し死者が生き返るという奇怪な事件が起きている。そんな地を支配する聡明な王と個性豊かな子供達。拾った大狼の仔達。無理やり騎馬民族の王に嫁がされたドラゴンの血を引く少女。禁忌を犯す美しき双子。それぞれの数奇な運命が複雑に絡み合っていく第1巻。私生児ジョン・スノウと白狼ゴーストの通じ合ってる感じが好き。
読了日:08月18日 著者: ジョージ・R.R. マーティン


夏目友人帳 (1) (花とゆめCOMICS (2842)) 夏目友人帳 (1) (花とゆめCOMICS (2842))
妖しく、切なく、懐かしい。まさに帯の文句をそのまま表現したような漫画でした。ハマっちゃったら怖いなぁ、と思いつつ1巻だけ読んでみたのですが思った通りです(笑)これは既刊本全巻集めないと気が済まない!とても素朴な絵柄なんだけど、だからこそ心に沁みてくるのかもしれませんね。人間と妖怪との交流を描いた小説や漫画は数多くありますが、こんなにも優しくほろりとさせられた作品は初めてです。
読了日:08月16日 著者: 緑川 ゆき


遠まわりする雛 (角川文庫) 遠まわりする雛 (角川文庫)
ホータローが省エネじゃなくなってきてる!その事にそこはかとなく寂しさを感じつつも、そうやって少しずつ大人になっていくのね・・・とちょっとだけ嬉しさもあり。前作のように思わず吹き出してしまうような面白さではなく、じんわりと青春のほろ苦さが沁み渡っていくようです。表題作「遠まわりする雛」は秀逸。毎回このシリーズのタイトルは気に入っているのですが、今回も素敵ですね!ラストでホータローが口に出せなかった一言。あぁ、甘酸っぱいなぁ。青春ってこんな感じだったかなぁ・・・(遠い目)
読了日:08月16日 著者: 米澤 穂信


蒼路の旅人 (新潮文庫) 蒼路の旅人 (新潮文庫)
強さと頑固さ、優しさと聡明さ。まるであの二人の子供かと勘違いしてしまうほど(笑)立派に成長したチャグム。いつもバルサの後ろに隠れていた気弱な少年を思い出す度に、何だか感慨深い気持ちになります。周りは敵だらけ、暗殺の危機にさらされ孤立無援の状態で、ひとり毅然とした態度で未来に立ち向かっていくチャグムの姿には、思わず涙が・・・。そして驚きのラスト!続き、どーなるの!?この気になる状態のまま文庫化まで一年待つ事ができず、「天と地の守り人」軽装版を買ってきてしまった・・・。くっ、やられた。次はついに最終章です!
読了日:08月10日 著者: 上橋 菜穂子


ペギー・スー〈6〉宇宙の果ての惑星怪物 (角川文庫) ペギー・スー〈6〉宇宙の果ての惑星怪物 (角川文庫)
相変わらずブラックな世界観は健在のようで。ここ最近はちょっとSF寄りになってきたかなぁ・・・と思っていたのですが、こういうスティーヴン・キング的なホラー度があるほうが好みです!四六時中幻覚を見ながら<極上のごちそう>(怖っ!)を求め続ける人々。地の底で一生笑い続ける消えた子供達。今回もペギーと、相棒の<青い犬>が大活躍です。最近思うのだけれど・・・セバスチャンはあらゆる誘惑に弱いと見た。(でも美少年だから許す!笑)
読了日:08月09日 著者: セルジュ ブリュソロ






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最終更新日  2010.09.04 14:18:51 コメント(4) | コメントを書く


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