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2006年02月26日
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カテゴリ: 健康の事
実家の祖母は薬が大好きです。

どんなに止めても、頑固になっていて話を聞きません。
話だけ聞いても決して薬を飲まない日を作りません。

食事をしては消化の為だと、市販の消化薬を飲む。
1日部屋にこもってずっとテレビを見ていて、頭が痛いと市販の頭痛薬を飲む。
風邪をひいては困るから予防のためにと、処方してもらった風邪薬を勝手に半分の量にして毎日飲む。
無くなると薬をもらう為に病院へ行く。
もちろん、祖母は倒れました。

薬といっても体にとっては毒物。
内臓が処理しきれなくなったのです。
胃の洗浄をし、とりあえず飲んだばかりの薬を体外に出しそのまま入院。
点滴で体内へ水分と栄養を補給。
それ以外の薬の処方は一切なし。
2週間、体から薬を抜く為の入院でした。
それ以外は、どう検査をしても悪いところは無いと言われたそうです。

まだあります。
家族で外食した時に、食中毒で全員に嘔吐と下痢の症状が出ました。
食べた量により回復に多少の差はありましたが、それぞれ医師に処方してもらった薬を飲みました。
医師は、嘔吐の具合と下痢が始まってからの経過から、下痢止めを処方してくれました。

家族は処方された内容どおりに飲みました。
嘔吐も治まり少しずつ食事も出来るようになり、外出にも困るほどの下痢も良くなっていきました。
しかし祖母は違いました。
下痢止めの効き目の良さに喜んだ祖母は、「これで治る」と勝手に飲む量を増やしました。
下痢止めの薬を飲みすぎれば、腸内に必要な水分量が足りなくなります。

これまで順調に対外に排出されていた食中毒の原因菌(毒素)が下痢止めによって外に出られなくなり、体は毒素に蝕まれ続けます。
腸内の汚物は体温と毒素でさらに腐敗し、症状は悪化していきます。
祖母だけが最後まで体調を崩していました。

祖母は薬の事を「体調不良から救ってくれる魔法の粉」だと思っているようです。
実際は、もちろん違います。
菌(毒素)を殺す為の成分だったり、体内の水分量を変化させたり、痛みを感じる神経を鈍らせたり、体内の善玉菌の為の栄養素を送り込んだり、善玉菌そのものを補給したり。
体に何らかの変化をもたらす事で、結果として体調が良い方向にいくよう調合されたものが、薬です。

昨日・おとといでステロイドについて書きましたが、ステロイドも本来の作用を正しく理解し適切に使えば副作用を引き起こすことなく使える薬です。
勝手な判断で「これさえ塗っていれば」と常用するから副作用が出ます。
頻繁に悪化を繰り返すアトピー症状にステロイドを出すだけの医師は、困りますね。

アトピーの場合、ステロイドは対処療法です。
一時的に症状を抑えるために使います。
速攻性のある薬です。
一時的にでも症状が落ち着けば、体が持っている回復力が生かされ、傷の治りが早くなります。
ステロイドが治してくれると誤解をしてはいけません。
悪くなったらまたステロイドを塗ればいいなどと間違った考えをもってはいけません。
ステロイドを常用すれば、必ず副作用が待っています。

アトピーの場合、皮膚が悪化する原因が必ずあります。
食品に対するアレルギーだったり、生活の中で受ける物理的刺激(布・ダニ)だったり、普段利用するものに使われている成分が合っていない場合もあります(洗濯洗剤・シックハウス症候群・防虫剤・防カビ剤)。
人間の体が耐えられないほどのホコリやカビを溜め込んだ空間で生活していれば、当然アレルギー症状に悩まされる事になります。
不潔にしていれば、雑菌の多さから皮膚が炎症を起こす事もあります。
何らかの原因で乾燥しすぎた皮膚状態になり、傷になっている事が原因かもしれません。
ストレスも悪化の原因になります。

ステロイドを使った対処療法をなさるなら、炎症を抑えた次の事を考えてください。
ステロイドは、アトピーを治してくれる魔法の薬ではありません。
薬は、用法容量を守って正しく使いましょう。

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最終更新日  2006年04月15日 01時27分08秒
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