なのは’s room

なのは’s room

■ホレおばさん■



 「グリムの昔話(1)野の道編」より
 矢崎 源九郎  植田 敏郎  乾 侑美子 訳
 童話館出版

 あるやもめのおかみさんに、娘がふたりいました。
 ひとりは美しく働き者で、もうひとりはみにくく怠け者でした。
 おかみさんは、なまけものの娘の方をずっとかわいがっていました。その子がお かみさんの本当の娘だったからです。
 もうひとりの娘が家の仕事を何もかもしなければならず、あるとき、糸まきをし ていて、指だらけになったので、井戸に乗り出して糸巻きを洗おうとしたとき、 糸巻きが井戸に落ちてしまって・・・
 糸巻きをとってこようと井戸に飛び込むと・・・そこはきれいな野原で、歩いて いくと、小さな家の前にでました。そこにはホレおばさんが住んでいて・・・

 子ども達は、みんな、自分は働き者の娘だとおもってお話についてくるんだそう だ。緊張しないで、センテンスがきれないように、流れるように語るように、と
 アドバイスをもらった。

 小学生1~2年生にも

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