なのは’s room

なのは’s room

◇ビリーはもうすぐ1ねんせい◇



 ローレンス・アンホールト文
 キャスリン・アンホールト絵
 松野 正子 訳
  岩波書店

 ビリーはもうすぐ1年生になります。楽しみでしたが、でもお腹のあたりが少し変な感じでした。ずっとおかあさんのそばにいれたらいいなあと思い始めました。
ビリーは鳥たちと仲良しでした。鳥たちに、明日から学校に行くことや、ちょっと心配なことを話しました。(大きな学校でまいごになったらどうしう?・・・・)

そんなとき、小さなやせたこすずめをみつけました。家につれて帰って世話をしてあげたら、こすずめは次の朝には元気になりました。
こすずめを離してあげるとき、ビリーは小さい声で「飛んでいかなくちゃいけないんだよ。ひとりで何でもできるようにならなくちゃいけないんだよ。ぼくとおんなじようにね、。」といいました。

 新しい環境へ飛び出すときの、楽しみなんだけど、でもちょっと心配なドキドキした気持ち。それから新しい出会いや嬉しい気持ち。うまく言えないんだけど、
わたしや、我が子の気持ちのまんまのようで、ビリーについていって(ビリーになって)読めるというかんじです。

みるは、今春、1年生になりました。
新しい環境に人一倍ドキドキするタイプの子なので、この絵本や、「くんちゃんのはじめてのがっこう」を「読んで」とよくもって来ていました。
わたしもどちらも大好きな絵本です。

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