キツネノテブクロ

キツネノテブクロ

フィレンツェ



日曜日、イタリアの商店はほとんどお休みになるそうです。
よってショッピングなどは無理無理、と母に言われ、
楽しみにしていたウフィッツィ美術館に行ってきました。

街1

美術館やドォーモのそば。

街2

ウフィッツィ美術館はとても混んでいて、
予約していたのですが、それでもちょっと待たされました。
日本人もいーっぱいいました。

12世紀の宗教画・・・表情が東洋的で平坦な感じ。
疑うことのない宗教への畏怖の念を感じました。
13世紀・・・シエナ絵画の宗教画は金箔がいっぱい。
14世紀・・・フィレンツェ絵画、初期ルネッサンス。
なんだか、だんだん殻を破りたがっている感じが・・・。
辛抱たまらん! って感じですよね・・・。

15世紀・・・ルネッサンス! とうとうはじけた!

リッポ親子(フィリッポ・リッポとフィリッピーノ・リッピ)
ボッティチュエリ・・・ビーナスの誕生、春! 美しい。
ドメニコ・ギルタンダイオ・・・老人の表情がいいな。
ダヴィンチ・・・やっぱり完璧天才!
ミケランジェロ・・・彼も天才!
ラファエロ・・・人柄が表れる感じの良い絵だなあ。

絵の中の人に、人間の内面が現れていると言うか、
絵の中の人に、
絵を見ているこっちの心まで見透かされてしまうと言うか、
なんだか不思議な、むくむくと元気になっちゃう感動でした。

特にボッティチュエリの「ざくろの聖母」の
背後の6人の天使達の表情が、良かった・・・。
「ふん、あんたにわかる?」
と言われているようでした・・・。

とてもとても広い美術館で、
途中お茶も飲みながら、やっとまわりました。

お茶

ウフイィツィ美術館のカフェ
ユーロのコインも一緒に。

美術館から家に帰り、洗濯物を持って
母とコインランドリーに行きました。

コインランドリーで洗剤を自販機で買ったのですが、
おつりは出ないし、
おまけに洗剤ではなく、柔軟材ばかり出るのです。
もういいや、と柔軟材で洗濯しましたが、
私達の後に自販機を使った若いカップルは
いっぺんに洗剤の小箱が5箱も出てきたので、
ビックリしていました。
「あ、あれは多分私達の洗剤だよ・・・。」
と母と話しました。
でも母も、たまにこの自販機で、洗剤がいっぱいでてきて
儲かったことがあるので、
いいんだそうです。(イタリア的。。。)

コインランドリーでは、おばさんや若い男性や、
子連れの黒人のお母さんなどがいました。
おとなしい大きなわんこをつれているカップルもいました。
黒人の男の子は2歳くらいかな?
おばあさんも女性も若い男性も、
このお子さんを相手に、一緒に遊んでいましたよ。
イタリアは子供を大切にするんだなあ、と思いました。

家
母のアパート。
家具も食器もおなべ類も備え付きだそうです。


*************

2、フィレンツェのインターネットカフェより


イアリアのインターネットカフェから
書き込みできるなんて、私もびっくり!
・・・というわけで、ただいまフィレンツェにいます。
隣に母もいますよ。

今日はサン・ジミニャーノというトスカーナ地方の
中世の街に行きました。
フィレンツェからバスで1時間20分ほどでした。
途中の、糸杉や笠松、オリーブ、ブドウ畑の広がる
田園風景は、ダヴィンチなどの絵画に出てくる
イタリアの田園風景そのものでしたよ。
(あたりまえといえばあたりまえですね。)
でも実物を見て、納得したんですよ。

風景2

風景1

ジミニャノ1

ジミニャノ2

ジミニャノ3

昨日は、ウフィッツィ美術館に行きました。
ダヴィンチの受胎告知がありましたが、
完璧すぎる絵! でした。
天才! ですよね・・・。
一説には、ダヴィンチはサヴァン症候群だったのでは?
と言われているそうですが、確かにそうかも?
と思いました。

ボッティッチェルリのビーナスの誕生、春などは
本当にぶっとんでいると言うか、はじけているというか、
ルネッサンスの原動力となったんだなあ、
と思いました。ラファエロもそうですが、
人間の心を見透かしていると言うか、
心まで表現しているところが新しかったんだろうな、
と思いました。

明日はベニスに行きます。

心配してた留守番の子供たちですが、
普段より30分早く起床して
今のところちゃんとやっているようですよ。

ではまた・・・。



スライドショーをどうぞ!(クリックしてね)


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