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■鬼の最盛期の結末■



沈黙に続く悲鳴。敵の声だ。何があった?
「ぅぐっ・・・。」
深手を負ってしまった斬は、耐え切れずに倒れ、そのまま、動けなくなった。敵の姿を探しながら。
倒れざまに見たのは、望だった。剣を咥えている。腕が無く、大量に血を流しながらも、恐ろしい剣幕で、敵の首領を睨んでいた。
 突然剣を口から落とし、声を荒げて言った。
「よくも未来を…!鬼の世界なんて価値が無いのに…!!!そのために幾人の犠牲を生む気だよ…!がふ!うぐぁ・・・!」
血を吐く姿は、なんとも異様で、睨み続けているのがよく判った。
「望…?大丈…夫か…っ!?」
「ふふ…。貴様には俺を倒す力は無い。何処からその元気が沸いてきたのやら。」
血みどろになりながらなくせして、平気で馬鹿にした声を出す。望は驚いた様子だったが、すぐにまた睨んだ。
「少なくとも、お前は未来を殺して、僕まで殺しかけた。いや…、いずれ死ぬだろう……。ぐふ…っ!だから、ココで決着をつけてやる!おまえは、今ココで倒さなきゃいけない。」
だんだん霞んでいく声。怒りを現にし、剣を咥えなおした。未来が使っていた剣だ。とたんに、望は姿を消した。
「ど…、こまで、俺は体力が持つかね…!根競べだ化け物!」
斬は、敵(鬼)の首領を、氷で鷲掴みにし、動けなくした。
ザンッ!ギギン!ズバッ!ザクッ!ドスッ!パシュッ!
ギィンッッッッ!!!!!!!!!!!!
鋭く響く音。数多の怒りを、一撃に込めたかのような音が迸ってからは音がめっきり聞こえなくなった。
「終わったよ…。未来、俺も今からお前のところへ行く。いや、俺が先かな。へへ…。」
そう言い終わると、望はめっきり動かなくなった。斬は、どうしようもなくなくなっていた。
静かに、黙って、何も出来ず、何か始まるのを待っているかのように、斬は動かなかった。そんな時、誰かが走って入ってきた。けど、斬はそんなのどうでも良かった。
「大丈夫か!?斬君!ッ…!未来君も望君も息をしてない。優理ちゃんは見つけたが、恐ろしいものでも見たように、首を振るだけ…。斬君も大丈夫だったか、ああ…、良かった。」
聞き覚えのある声だった。誰だろ…。斬はそっと眼を開けてみた。
「おぉ!気が付いたか!」
真世だった。斬ははっと我に返った。がばっ!と起き上がり、真世に聞いた。
「皆は!皆はどうなるの!?」
真世は首を振った。
「どうにも…、ならないよ…。悔しいがね。」
「そんなァ…。だって、何のために戦ってたかわからないよ!」
斬は、もう理性を失う寸前だった。
「どうにかしてよ!ねぇっ!」
そこまで、大声で話すと、何かが変わった。
「…?何?」
斬は、落ち着いていた。怒り狂った心を、撫でられたかのように。そんな最中。横からで声がした。
「落ち着きなさい…。私は命の賢者"リア"。メサイア・リア・エレメアという名です。どうやら、間に合わなかったようですね…。」
「…!?」
斬は、意味がわからなくても、聞いてみることにした。
「そんな方が、何故此処に?」
「あ、突然ですみません。これにはわけがあって…。それでは説明しましょう。私達は、最高位の賢者であり、この乱れた世をまた平和な国に戻すため、三人の聖者から永遠の能力を授かった者、時の賢者を探していたのです。未来と過去を行き来し、悪夢の世の魂胆を探し出し、今を平静とする…。しかし、亡くなってしまっては、そう簡単には…、助けることは出来ません。私と同じく、数々の賢者が、時の乱れを感じて集まってきています。賢者全員が集まることで、枯れた命を甦らせることは可能です。ここで待ちましょう。」
リアは、言い終わると、宿を作るようにし、糸が切れたように眠ってしまった。
「よっぽど急いだんだろな…。」
リアの寝顔を見ながら、次の行動を考えていた。
 すると、誰か入ってきた。
「望!!!!」
そう、紛れも無く望だった。
「一体どうやって…!」
望は、にっこり笑ってこう答えた。
「リアさんが助けてくれた。」
斬と望は、これからの行動について、夜通し話し合った。

鬼人、抗争の章、完。



あとがき

・・・・・・・・・・・・・・・!!?・・・・・・・・!!!!!!
マジで!?
ああ~でもハッピーでよかった・・・(ぇ
とりあえずは助かった・・・んだよね・・・!!?;;;
望くんに感動しました!!!未来くんを思う気持ちが・・・(号泣
良いですなぁ・・・vvvv
やはりなんかこの小説は臨場感があって良いです!!!まるでその場にいるよう!!
さすがはこの文章力ですねvvv引き込まれてしましたvvv
黄泉の守護神様に一票ッ!!!(>_<)/ (←何を?



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