●○なつ。の本棚○●

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2004年07月02日
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カテゴリ: ★★★な本
このところ日本では未成年者による犯罪の増加がよく取りざたされていますが、この本ではまさにそういった事件に焦点を当てています。

13歳の時に、先生を刺殺してしまった幸雄。

それも、大好きだった先生を・・・・

13歳という年齢では、殺人をおかしても児童自立支援施設という施設に入り、二年くらいで出所することになります。

どうにかして自分の罪を償いたいと思う幸雄は、先生の母親を訪ね、自分も殺して欲しいと頼みますが拒否されてしまいます。

そして先生の母親に言われたとおり、日本中を歩いて、自分の罪をみんなに話し、贖罪の旅をすることを決意します。

街角で弾き語りをしながら自分の犯した罪を告白する幸雄。

あるときは石を投げられ、暴力をふるわれ、罵倒されながら旅を続ける幸雄は、贖罪の旅を無事に終えることができるのでしょうか。


この本では加害者が主人公ですが、幸雄の気持ちも、被害者の遺族の気持ちもとてもよく表現されています。



未成年者の方に是非読んでほしいと思います。





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最終更新日  2004年07月03日 00時48分00秒
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