●○なつ。の本棚○●

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2005年09月12日
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カテゴリ: ★★★な本
突然亡くなってしまったた父の後を継ぎ、商店街の中にあるクリーニング店で働く和也。

そして仕事を通じて知った、お客さん達のさまざまな事情。
お客さんの苦境を救うため、友人沢田と協力して奔走する、人情味あふれる物語。


主人公和也と、その友人・沢田が 名探偵コナ○ばりに謎を解き明かす 、という展開は推理小説の要素もありなかなか面白かったです。
お客さんから預かった服から解き明かされる 真実 (はひとつ!byコナ○)
そして最終章ではこの本のタイトル「切れない糸」について、なるほど~!と納得します。
最近では希薄になりつつある「人と人との関わり」。
読後、心がほんのり暖かくなるような、優しい気持ちになれる本です。

それにしても、クリーニングってこんなに複雑だったんだ・・・。
と、誰もが思うに違いありません。
よく「クリーニングから戻ってきたら、ビニールのカバーは外してください。」と言われるけれど、どうしてそうしないといけないか、とか。
合皮の服をクリーニングする際には、特に気をつけないといけない事があるのだとか。
徹底取材をしないと書けないなぁと感心してしまいました。

実は私の義母はクリーニング店をやっています。
請負業って大変なんだなぁ、と改めて尊敬してしまいました。



切れない糸







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最終更新日  2005年09月12日 10時14分28秒
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