●○なつ。の本棚○●

●○なつ。の本棚○●

2005年09月13日
XML
カテゴリ: ★★☆な本
薫と乃梨子。同期入社の二人は、同僚の郁夫を同時に好きになるが、薫は強引に結婚してしまう。

二人の人生は、大きく異なっていき…。


角田光代さんの 「対岸の彼女」 に少し似た印象を持ちました。
いわゆる「勝ち組」と「負け組」でしょうか?
二人の人生は薫の結婚を機にどんどん異なっていき、30歳・35歳と、年齢ごとに章で区切られた構成になっています。

それぞれの分岐点で共通していることは、いつでも「隣の芝生は青く見える」ことです。

「もし、あの時ああしてたらって、自分のもうひとつの人生を勝手に想像して、それに嫉妬してしまうのね。 何だか、いつも生きてない方の人生に負けたような気になっていたの。 そんなもの、どこにもないのに、人生はひとつしか生きられないのに」

きっと誰もが多かれ少なかれ、思い当たることがある言葉ではないでしょうか。

年老いた二人が自分の人生を振り返って思ったこととは・・・。

女性にも男性にもオススメの本です(^^*

永遠の途中







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005年09月13日 09時10分49秒
コメント(4) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

プロフィール

natsu530

natsu530

カテゴリ

キーワードサーチ

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: