●○なつ。の本棚○●

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2005年10月08日
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カテゴリ: ★★★な本
柏原野々は雑貨店で働く28歳の独身女性。厳格な父の教育に嫌気がさし、成人を機に家を飛び出した。そんな父も死に49日の法要を迎えようとしていた頃、生前父と関係があったという女性から連絡が入る・・・・!

「永遠の出口」

初っ端から驚いたのが、( ̄□ ̄;)。。。ちょっとだけ、、、 大人向け でした。(*/∇\*)きゃっ
というか、これは 性描写 だろ!というところがあるので、絵本ファン(森絵都さんはもともと絵本作家さんなのだそう)で手に取った方は心構えが必要かも。

物語の展開がなんだかすごくコメディっぽくて、ほんとに面白かったです。
父親の厳格ぶりがすごくて笑えます。(≧∇≦)
でも、もし自分の父親がこんな人だったら・・・・。

その厳格な父親が浮気なんてするはずがない!という思いから、兄妹三人は父親のルーツを探ろうと父が少年時代を過ごした佐渡へと向うのですが・・・。

会話文が面白くて、吹き出しつつ読み進めたのですが、内容自体は実は結構重いです。
それでも軽い語り口から、しっかりと、考えさせられます。。。
家族をテーマにした本はいろいろありますが、こんなにも爽快な読後感のものは少ない気がします。
私も自分の父親との関係を振り返り、 今度会った時はもっといろいろ話そう! なんて思ってしまいました(^^*


いつかパラソルの下で

いつかパラソルの下で





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最終更新日  2005年10月08日 00時55分49秒
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