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2007年03月09日
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カテゴリ: ★★★な本
作家・政治家の石原慎太郎を父に、稀代の名優・石原裕次郎を叔父に持った著者初の回想録―「飲め、さもなくばテーブルを去れ」と怒鳴り、常に家庭の中心たらんとする父。俳優業の大先輩でもあり、周囲から慕われながら世を去った叔父。そして4人の個性的な兄弟と大家族を切り盛りした母の昔と今。逸話と伝説に満ちた石原家の素顔を鮮やかに描き出すベストセラー、待望の文庫化。




石原家といえば、現都知事や、亡くなった石原裕次郎氏が特に有名ですが、私は東京都民でもないし裕次郎氏に憧れた世代でもないので(私の母は裕次郎氏の大ファンでしたが)特に興味を持てなかったのです。

最近図書館に行っていないこともあり、なんとなく読み出した本でしたが、これが意外や意外、大変面白かったですw(゚o゚)w

でも著者の石原良純氏は俳優としては知っていましたが、本も書いていて、慎太郎氏の次男であることなんて全く知りませんでした(; ̄ー ̄A アセアセ・・・

確かにあの 濃い 顔は、叔父である裕次郎氏にもよく似た感じですが(笑)。


都知事である父や大人気だった叔父をダシにした読み物かな~と、最初の方は胡散臭いものを覚悟しながら読みましたが、そんなことはなく、良純氏の子供の時のエピソード(主に兄弟や父との話)が多かったです。

良純氏の文章はとても読みやすく、またユーモアにあふれていて、私みたいな石原家のことをよく知らない人にもわかりやすかったです


石原家の日常、父の著書についての反論(笑)、長男がどんなにひいきされていたか(笑)、また石原軍団や裕次郎叔父のことなど、時に吹き出しながら面白く読めました。

特に4人兄弟のエピソードなどは我が家にも通じるところがあり、芸能人の家庭でもこんなに普通なんだな~なんて驚きました(^^*

そして読後に感じたことは


「父、強烈・・・」(≧∇≦)


こういう父を持った子供達の受難話も面白かったです(笑)

最近では都知事選の話題でよくお見かけしますが(丸山弁護士が出馬するってほんと?)、良くも悪くも強烈な人物であることは間違いないなぁ、と再認識しました。




石原家の人びと





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最終更新日  2007年03月09日 10時48分47秒
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