夏希ヒョウの世界へようこそ

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2017年04月27日
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テーマ: ニュース(99896)
カテゴリ: 政治経済

というより、いくらなんでも歴然とした力の差は承知しているだろう?
と思いたいですが、万が一にでもカン違いしているとするならば、イクところまでイッてしまう可能性はあります。
北は米国を本気で怒らせない程度に騒ぎ立てながら、世界から孤立しつつも、原爆小型化(ミサイルの弾頭に装備)の研究を推し進め、やがてそれは米国本土まで到達するだけの技術を武器に「ならず者・国家」として発言力や影響力を強めたい。としているのでしょうか?
(北が)世界から孤立とはいえ、国連加盟が192ヶ国のうち、166ヶ国とは国交があります。

そういえば太平洋戦争のときも追い詰められた日本が暴発した結果、戦争に突入、原爆二発を被弾する結末に……。

しかし憂慮すべきは、北も原爆を所有しているという点です。
最悪、日本にも原爆やサリンを弾頭に積んだミサイルが着弾することにもなりかねない。
こうなったら、ピンポイントで原爆やミサイルの発射台を先制攻撃したほうがいいのでは?
とさえ思えます。現状の口喧嘩から、フライング的に先にどちらかが仕掛けて、本格的な戦争になれば、拉致被害者にも身の危険が及びます。

この期に及んでも、北は「戦争になれば、武器を扱う人間の精神力・気合いが勝敗を決める」といった発想で、空手のような試割や実践組手の訓練をしている。
これはもうギャグ漫画のレベルですが、彼らは本気。

溝口敦氏の連載コラム「斬り込み時評」(日刊ゲンダイ、毎週月曜日)によると「米国は儲かる北朝鮮を潰さない」らしいですが、それは(米国が)日本や韓国にメチャクチャ高い防御兵器を売るために、米軍需産業が儲かるから。

しかし、人間の心理はどこでどう変遷していくか……ましてや北は、国際常識がまったく通用しない国家。
さらにいえば北と米国は、双方が先の読めないリーダーでもある。
まさに一寸先は闇。
溝口氏の言うように、この緊張状態が長引くほど、米韓の合同軍事演習においてミサイルや戦車などの砲弾がビジネスになるのでしょうが。

北のミサイル一発の値段は数億~数十億と諸説ありますが、その一発分を飢餓で苦しむ国民の食糧に替えてあげれば、どれだけの人たちが助かるのか……。

――そういえば金正日(正恩の父)時代に、正日がロシアで会食・会談した後で、
「いやぁ、本当に美味しかったよ」と、満面の笑みでロシア首脳と抱き合っていたのを思い出します。
ちょうどその頃、北朝鮮で10歳くらいの女の子が日本のインタビューで「もう何日も、何も食べていません」と、力なく細々とした声で喋っていた。(その後、餓死)
この女の子は、この世に生まれて、どんな幸せなことがあったのだろうか? と……。
片や国のトップは、そんなことなど無関係とばかりに独裁者として贅沢三昧・我がまま放題で自国民のみならず、他国にも悪影響を及ぼしていた。
それが三代目になって米国の目の上のタンコブになり、(米国からすれば)見過ごせない邪魔者になって、やがては成敗(処罰)されることになるのでしょうか?
その際、窮鼠(きゅうそ)猫を噛む。ことになれば、日本にも少なからず飛び火するかもしれません。





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最終更新日  2019年12月08日 00時25分43秒
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