夏希ヒョウの世界へようこそ

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2022年05月06日
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カテゴリ: その他
低GI食という言葉を聞くと、「それって、メタボ対策じゃなかったっけ?」と思い至る人もいるだろう。
血糖値を急激に高めることなく、肥満や糖尿病のリスクを下げる食事として話題になった食事法だ。
そんな低GI食がいま「脳の活性化」のカギを握ることが分かってきたという。
どんな仕組みなのだろう。

脳の元気の素は糖分。
だから糖質は摂らなければならない。しかし糖質は肥満の元凶。ならば控えるべきなのか?

その仕組を詳しく解説してくれるのが、『低GI食 脳にいい最強の食事術』(アスコム刊)
GIとは「グリセミック・インデックス」の略で、食品に含まれている糖質がどれだけ血糖値を上げるのか?
を、ブドウ糖を「100」として相対的に表した数値のこと。
糖質ばかりを摂取すると血糖値が乱高下する「血糖値スパイク」が起きて、脳のエネルギー不足を始めとする様々な不具合を招くことになる。
しかし、GI値が低い食品(低GI食)を摂ることで、血糖値スパイクが起きにくく、安定的に脳を活性化することができる……という考えだ。

低GI食を選ぶ際の簡単な基準がある。
・甘すぎるものは危険。
・炭水化物は「白いもの」より「黒いもの」を。
・食物繊維が多いものを選ぶ。

低GI食を利用して、午後の仕事でパフォーマンスを高めることも可能だ。
題して「脳活ランチ」。著者が勧めるのは弁当。なぜなら、ご飯が《冷えている》からだ。
ご飯やパスタ、うどんなど、炭水化物に含まれるレジスタントスターチというデンプンは、冷ますことで消化されにくくなるので、血糖値を上げにくくなるのだ。
外食で「冷やめし」を求めるのは無理があるが、弁当なら自動的に冷えてくれる。これが白米でなく玄米なら、きわめて理想的な脳活ランチとなり、午後の仕事もバリバリこなせるはずだ。

「書籍の中で勧めている高カカオチョコレートを私も仕事中、食べていますが、仕事の効率が全く違うのを実感しています。その人それぞれのライフスタイルで取り入れやすいテクニックが詰まっています」

低GI食を効果的に取り入れた豊富なレシピも写真入りで紹介されている。

◆◆◆脳のエネルギー不足が引き起こす症状◆◆◆
・午前中、頭が働かない。仕事や勉強の効率が上がらない。
・睡眠不足でもないのに、食後しばらくすると眠くなる。
・お昼にいつのまにか爆睡している。
・夕方になるとガス欠になり、ヤル気が出ない。
・仕事をしようと夜食をとると寝てしまう。
・夜食を食べずに我慢すると、空腹で仕事や勉強が手につかない。

……以上。
黒い炭水化物とは、具体的には白米ではなく雑穀米や玄米にする。白い小麦粉ではなく、全粒粉にする。うどんではなく、ソバにする。パスタは全粒粉のものにする。白砂糖ではなく、黒糖や三温糖を選ぶなど。





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最終更新日  2022年05月06日 03時44分34秒
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