夏希ヒョウの世界へようこそ

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2025年11月26日
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カテゴリ: その他


日本人のプロ野球選手が本場のメジャーリーグへ雪崩れ込むきっかけとなったのは 1995 年の野茂さんからでした。

それ以前、 1964 年に村上雅則さんが渡米してジャイアンツに入団したのが(アジア人)第一号。

村上投手は 1965 年のシーズンを 74 回と 3 分の 1 イニングに登板し、 4 1 敗、防御率 3,77 の成績で終え、その後(日本球界の)南海に復帰。

野茂投手が渡米する際、

「トルネード投法なんて通用するわけないよ。盗塁し放題だし、そもそも無理」

と、記者たちも内心は冷めた目で見ていました。(そんな経緯があるから野茂さんはマスコミに無愛想。 それ以外に在籍していた球団との確執も、メジャー挑戦への後押しになった)

しかし、両リーグ(ア&ナリーグ)でノーヒット・ノーラン達成。

日本での成績は 139 試合、 78 46 1S で防御率 3 15 、大リーグでは 323 試合、 123 109 敗防御率 4 24 。通算: 462 試合・ 201 155 1S 。(田中将大投手の「あと 1 勝」という苦闘を見ても、いかに 200 勝が凄いかが分かります)

そして、野茂さんの成功を目の当たりにして「俺も通用するかも……行きたい」と、挑戦するようになります。

しかしそれでも、「投手だから成功したんだよ。打者(野手)では通用しっこない」

…… それからイチローさんが 2001 年からマリナーズに移籍。

日本の野球を、大リーグの米国ファンに知らしめることになります。

(打者の存在感はホームランだけじゃない。たとえヒットでも、盗塁で 3 塁打の価値がある)

~イチローさんの記録~

本塁打

塁打数

得点

打点

三振

盗塁

プロ野球

18

1889

658

529

333

199

メジャー

17

3994

1420

780

1080

509

通算

35

5883

2078

1309

1413

708

野茂さん以下、 76 人(?)の選手が海を渡って挑戦しています。

メジャーに行きたがるのは「米国で自分を試したい、挑戦したい」は、あくまで綺麗ごとというか……本音は「もっと稼ぎたい」。成功すれば一ケタ違う。

選手の価値=記録=年棒。
(もちろん、記憶に残る個性も重要ですが)

そして、二刀流の大谷選手が高校生を卒業する際、「僕は日本のプロ野球ではなくてメジャーで二刀流を目指します」と断言したとき、どれだけプロ野球ファン&関係者に叩かれたか。

今でこそ「 100 年に一人の選手、彼は宇宙人、これ以上の選手はもう出ない」などと、半ば笑うしかない活躍を魅せてくれていますが、 18 年に渡米して 2021 年に MVP を獲得するシーズン前にも名球会入りした H さんが「大谷は投手か打者か、どちらかに専念すべき」と忠告していました。

今でこそ二刀流は肯定される(選手としての)選択肢ですが、イチロー選手だったら(二刀流の)第一号になっていたでしょう。

彼がレーザービームで外野から捕手まで突き刺す球速は 151 キロを記録。

1996 年、日本のオールスター戦で 9 2 死の場面、イチローさんがマウンドに上がったとき
「おいおい、マジかよ?」
といった(セリーグの)野村監督に対し、打者の松井秀喜さんは苦笑い。

結局、野村監督は松井秀喜さんを交代させました。

代わった打者を(イチローさんは)ショートゴロに打ちとりゲームセット。

それから大谷選手が日ハムへ入団して、既成概念(常識)は変わりました。






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最終更新日  2025年11月26日 20時10分07秒
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