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2013.10.16

原作は、ルーシー・アリバーの舞台"Juicy and Delicious"だそうで、脚本は

原作者と本作が長編初監督というベン・ザイトリン監督が書いています。

主役ハッシュパピーを演じたクヮヴェンジャネ・ウォレスは、第85回アカデミー賞

主演女優賞に史上最年少のノミネートされたものの、受賞は逃しています。

第85回アカデミー賞4部門でノミネートされたものの受賞はなく、サンダンス映画祭

グランプリ・撮影賞、カンヌ国際映画祭カメラドール(新人賞)他4賞、計65もの受賞を

果たしています。

アメリカでPG-13指定、日本でGです。

南の河口の三角州バスタブ島に父ウィンク(ドゥワイト・ヘンリー)と暮らす6歳の少女

ハッシュパピー(クヮヴェンジャネ・ウォレス)。

鶏やブタなど動物を飼っていて、ご飯は父がクーラーボックスからとりだして焼いて

くれる鶏肉。

ある日、ごはんの時間になっても父が現れず、自分でキャットフードを焼いていると

そこに病院の寝巻姿の父が戻ってきます。

コンロの火が飛び火して、瞬く間に燃え広がり、家が燃え上がります。

父に叱られたため、「死んでしまえばいい」と父の胸を叩くと、父は倒れてしまいます。

驚いて、学校のバスシバ先生のところに急いで行くと、手作りの薬をくれたため、それを

持って家に戻りますが、父の姿は消えていました。

ハッシュパピーは、「父さんは木になったかな」と薬の瓶を木の根元に隠します。

戻ってきた父は「いざとなったら屋根を突き破って逃げるんだぞ」とハッシュパピーにいい、

2人は家で嵐が通り過ぎるのを待ちます。

嵐が通り過ぎ、ハッシュパピーと父は外に出ますが、一面水浸し。

身近にあるあるものを再生利用して父が手作りしたボートにのって、2人は生き残った

人達を探しに行き…。

【送料無料】【新作ポイント3倍】ハッシュパピーバスタブ島の少女［クヮヴェンジャネ・ウォレス］

一見ドキュメンタリー風ですが、ファンタジー映画なんですって。

(￣◇￣;)

唯一の肉親である父は病に倒れ、ハッシュパピーを育てるため治療に専念できないと

思っていた矢先に、嵐が来て島の様子が一変して、病気どころではなくなるんですが、

父はとっても逞しい。

でも、ハッシュパピーはそれに輪をかけてさらに逞しく勇敢な少女です。

大自然の脅威とか自然の摂理とか生き抜く術とか、大人に教えてもらうことより、

自分で体得して理解していくハッシュパピーの姿や強さに心揺さぶられます。　

o(TωT )( TωT)o

てっきり舞台は中米の島国かなと思ってましたが、アメリカ、ルイジアナ州の河口の

ようです。　ロケもルイジアナ州でしたようです。

政府に気づかれぬことなく(気づかれないように？)暮らしてきたので、被災してることに

気づいて救助に来てくれるわけではないため、自力で皆で協力して生き抜こうとしていま

した。

撮影当時6歳だったクヮヴェンジャネ・ウォレスちゃんは、現在10歳。

出演作が目白押しだそうです。

☆☆☆☆