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2014.01.11

「ホワイトハウス・ダウン」をみて

(4)

テーマ： DVD映画鑑賞(14651)

カテゴリ：映画鑑賞

2013年アメリカ映画、原題も同じく"White House Down"です。

チャニング・テイタム主演、ローランド・エメリッヒ監督作品です。

ティーン・チョイス・アワードを受賞しており、アメリカでPG-13指定、日本ではGです。

【送料無料】ホワイトハウス・ダウン［チャニング・テイタム］

あらすじ

アメリカ、ワシントンD.C.。ジョン・ケイル(チャニング・テイタム)は、

イーライ・ラフェルソン下院議長(リチャード・ジェンキンス)の警護官。

もっかの悩みは、別居中の妻と暮らす11歳の娘エミリー(ジョーイ・キング)の

心が自分には向いておらず、「ジョン」と呼び捨てにしてくること。

エミリーは、ジェームズ・ソイヤー大統領(ジェイミー・フォックス)の熱烈な

ファンであるため、副大統領の女性秘書とのデートの約束と引き換えに、大統領の

ジョンは、ホワイトハウスでの面接にエミリーを連れて行き、偶然にも面接官の

キャロル・フィナティ特別警護官(マギー・ジレンホール)は昔の友達でしたが、

面接の結果は芳しいものではありませんでした。

しかし、目を輝かせて外で待っていたエミリーには「もちろん、受かったよ」と

言ってしまったジョン。

偶然ホワイトハウス・ガイドから声をかけられた親子2人は、ガイドツアーに参加

します。ちょうどその頃、掃除夫に扮した侵入者が仕掛けた爆弾が議会議事堂内で

爆破、ホワイトハウス内に作業員に扮して入っていた武装勢力のステンツ(ジェイ

ソン・クラーク)らが一気に制圧し、ツアー客らは人質になってしまいます。

一人で階下のトイレに行っていたエミリーは、いち早くホワイトハウス内の異変に

気付き、犯人らをこっそり携帯で撮影し、アップロードします。

飛び出し、偶然にも銃を向けられていたソイヤー大統領を助け2人で逃げることに

なり…。

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私の感想

ホワイトハウスの危機を扱った作品と言えば、先月ご紹介した「エンド・オブ・

ホワイトハウス」というアクション映画があったので、どうしても比較してしまいました。

「2012」「紀元前1万年」「デイ・アフター・トゥモロー」のローランド・エメリッヒ

ハウス」の後に見たせいなのか、これというインパクトはありませんでした。(・_・?)

劇場公開ではどうだったのかわかりませんが、似たような作品が続くと後からリリースや

公開される作品はそういう点で損しますね。

題材は似ていても、内容はもちろん違うわけで、「エンド・オブ・ホワイトハウス」では

犯人は外国人テロリスト(コリアン・テロリスト)、外部から侵入し大統領をはじめとする

官僚を地下の危機管理センターで人質として拘束、それに対しジェラルド・バドラー演じる

元SPが外から助けに入るという展開でしたが、本作は犯人グループはアメリカ人、しかも

黒幕は意外な人物で、ホワイトハウス占拠は内部から犯行が始まったために政府が気づく

のが遅れ、偶然面接に来ていたチャニング・テイタム演じる議会警察官とその娘が大統領

救出と犯人の情報送信に大活躍するというものです。

短く言ってしまうと、本作はSP志望だったジョン・ケールが面接には落ちたものの、偶然

訪れた国家の危機に大奮闘して自分の危機も回避する物語です。(￣∇￣;)

実は本作2回見ました。2回目はそういう見方で見たので、ジョン・ケール自身は気づいて

なかったかもしれないけど、思いがけずやってきた劣勢挽回の絶好のチャンスです。

犯人はまだしも、ジョン・ケールまでもが、こんなに壊していいのかしらというほど

(もちろんセットでしょうが)思い切りぶち壊し、水浸しにし、火までつけてます。

ランニングシャツ一枚姿で、反射神経抜群に機関銃の雨の中をかいくぐって逃げ回る

様なぞ、まるで若かりし頃のブルース・ウィリス主演「ダイ・ハード」シリーズを彷彿

とさせられました。

「ダイ・ハード」シリーズのリメイク版を作る場合、チャニング・テイタムなら見事に

演じてのけられるかもと思いますね。　(ｏ￣∇￣ｏ)ヘヘッ♪

ジェイミー・フォックス演じる大統領ソイヤー大統領自身も、エア・ジョーダンを履いて

走り回り、バズーカ砲を撃って応戦するシーンもあり、見ごたえありです。

ジョーイ・キングちゃん演じる、ジョンの娘エミリーは、見た目がレイチェル・ワイズ似で

自己主張がとても強い(言いかえれば遠慮を知らないというか、教わってないというか、

それがプラスに働いたんですが)女の子でございました。

犯人ステンツ役に「欲望のバージニア」で長男役を演じていたジェイソン・クラークを

また悪役を演じることが少ないベテラン俳優を悪役にしてるところも注目です。

結末は想像どうりでしたが、アクション映画としては十分に楽しい作品でした。

☆☆☆☆

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