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2015.02.25

「フィフス・エステート　世界から狙われた男」をみて

(2)

テーマ： DVD映画鑑賞(14668)

カテゴリ：映画鑑賞

原作は、ダニエル・ドムシャイト＝ベルクの手記『ウィキリークスの内幕』と

デヴィッド・リー、ルーク・ハーディング共著ノンフィクション本『ウィキ

リークスアサンジの戦争』です。

アメリカでR指定、日本でのレーティングは不明です。

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あらすじ

2007年12月、ベルリン。

ダニエル・ドムシャイト＝ベルク(ダニエル・ブリュール)は早めに会社を引けて

イベントに向かいます。

そこでウィキリークスの創設者ジュリアン・アサンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)

アサンジは、モンバサから到着したばかり。ダニエルの機転で急遽講演の許可を

もらったものの、聴衆はダニエルを入れてわずかに3人。アサンジの話についていけない

他の2人に引き換え、唯一嬉々として聴き入るのはダニエルだけ。

ダニエルは、スイスの巨大銀行の内部告発を扱おうとするウィキリークスの活動に

加わりたいとアサンジに申し出、カルト集団から逃げ回って育ったという白髪のアサンジは

自分は人を見る目があるからと了承。

数人か数十人で活動しているかと思われたウィキリークスは、実はアサンジ1人で運営

していたことを知り驚くダニエル。

やがて勤務時間中もウィキリークスの作業に追われたダニエルは、それがついに上司に

見つかり失職します。

それも気に留めず、生活の大半がウィキリークス作業に占められるようになるダニエル。

の核問題、ペルーの石油会社など次々と暴露して注目を浴び、ヨーロッパの主要マス

メディアから協力関係を築こうという申し出を受けます。

次に、アサンジが暴露すると言い出した案件は、アメリカ軍の内部情報で…。

私の感想

私が好きなドイツ人俳優ダニエル・ブリュールが出ているので見てみました。

スペイン語・フランス語での演技実績がある人ですから、英語の台詞も自然

ベネディクト・カンバーバッジ、白髪頭が似合っていましたよ。(・m・ )

本作は、興行成績が振るわず、「最も制作費を回収できなかった2013年の作品」

なのだそうです。

アサンジ本人の著作を元にしたわけではなく、元パートナーや一度は協力関係に

あったマスメディアが「暴露」したアサンジの人物像やウィキリークス活動の実情を

描いたものであることに意味があったと思います。

一人よがりで自分の秘密やエゴに執着するアサンジだからこそ、ウィキリークスという

ものを作りあげたのでしょうね。(￣∇￣;)

アメリカを本気で慌てさせた米軍最大の機密情報流出事件では、それに対応するアメリカ

政府の女性官僚の様子を描いていました。('ε')

アサンジの異常さと暴走に気付いてからのダニエルらの行動に注目です。

☆☆☆

↓↓↓　原作本