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機内にて
ゆとりのある座席のおかげで、結構楽な姿勢でフライトを楽しめたようだ。
僕にしては珍しいことに、いつの間にかぐっすり眠ってしまい、機内が「夜」体勢になったのも気付かないままだった。ローマ時間の夜10時にあたる時間にふと目が覚めて、機内が暗いのに気付き『あれ? 窓のフードを下げないとまずいんじゃ..』と思った瞬間に、フライトアテンダントさんに「さしつかえなければ、フードを降ろしていただけますでしょうか?」と言われてしまった。(起きた途端に言われたって..と思い)ついつい「あ、すみません。眠っていたもので。」と返したら「申し訳ございません。」と下がっていった。後で思うに、僕が寝ていたのも把握していて、目が覚めたタイミングを見てやってきたのだろう。
この人は後になっておしぼりを配りにやってきた時に、「よくお休みになれましたか?」と微笑みかけてきた。乗客の表情や言葉から感じられるニュアンスを掴んでうまく対応していくあたり、サービスのプロとしてさすがだと思う。JALも現場は頑張っているのだ。


(機内でツアー客と盛り上がる、迷惑な他社添乗員?)
成田まであと約4時間。そろそろ時計を日本時間に合わせようとしたら、カレンダーをいじったのがいけなかったのか、秒針が動かなくなってしまった。いやあ、「時はイタリアで止まったまま」だなんて、なかなかシャレた真似を....いやいや、そんなことを言っている場合じゃないぞ。(^^;)

機械時計にはカレンダーを動かしてはいけない時間帯があり、何かとデリケートだ。そのせいだろうか?..いや、大丈夫なはずだ。では、気圧のせいか? でも前回の旅行ではそんなことはなかった。とりあえずヘリウムエスケープバルブを回してみようとしたが、固くて回らなかった。もっとも、あれは水圧対策であって、気圧は関係ない気もする。
やはり、オーバーホールに出すしかないか。...しかし、アナログの腕時計がないと生活上けっこう困る。最近の若い男性には携帯電話で事足れりとする人も多いようだが、ただ時間が判ればいいというものではないのだ。腕時計は男のロマンじゃ!(ここでは関係ないか^^;)
とにかく、日本に着いたらオーバーホールに出すとして、それまでの代用に何か腕時計を探さなければ..。それからJALの機内ショッピング誌を眺めたが、これはという時計がない。(代用目的に買うには高いし。..)....気がついたら、いつの間にか酒類のページばかり見ていた。おまけに腕時計が付いてくるお酒が3種類ほど載っていたので。.....
そんな僕の思い(?)が通じたのか、成田に着いてしばらくした頃、腕時計は何事もなかったかのように動き出した。やっぱり気圧のせいだったのか??(苦笑)※後日談になるが、結局その後年末にまた止まり、以後は動いてくれなくなった。

(こちらは「気圧で膨らんだ」ポテトチップスの袋)
成田到着!
飛行機は定刻通りに成田国際空港に到着した。今まで外国から帰ってくる時はいつも決まって曇りか雨で、『何だかまた、どんよりした国に帰って来ちゃったなあ..』と寂しかったものだが、今回はごく普通の天候だった。(^^)入国審査も担当者が珍しく好印象(なぜかいつも理不尽に高飛車なやつに当たるのだ)で、日本も少しは文明国になってきたようだと感心した。
その後はバゲージクレームに直行して、荷物が出てきた人から流れ解散だ。
考えてみれば、これで旅行も終わっちゃうのか。...
26名のツアーだったが、皆さん良い人ばかりでとても楽しかった。今後も機会があればお会いしたい人達ばかりだ。今まで何度か海外旅行のツアーに行ったが、今回のような旅は初めてかもしれない。皆さんの人柄と各自のキャラクターの面白さと、何より添乗員Kさんの人柄とキャラクターの親しみやすさのおかげと思う。
とっても名残惜しい。
添乗員Kさんは次回の旅でも指名したいくらい素晴らしかった。
今回の旅に対するアンケート用紙を記入して渡しながら、「このあとは休めるのですか?」と聞いてみた。何しろ米国ツアーを2つこなして、帰国してすぐにこのイタリアツアーを引率しているのだ。
「実はイタリアにいる時にも会社から何度か電話がかかってきて、国内ツアーの話が2件、あげくの果てに週明けに北京に飛べという話が1件入ってきたんです。でも何とか全部断りました~!」ようやく少休めるようだ。お疲れさまです。(^^;)
さあ、リムジンバスに乗って東京に帰ろう!(^^)
キングタクシーのおやぢっち
TCATでリムジンバスを降りて、建物反対側のタクシー乗り場に移動した。キングタクシーの車両がスーッと走ってきて停まり、後ろのトランクが開いた。
案外とスムーズに家に着けそうだと思った時だった。
ドアが開いて運転手が降りてきて、何とここでひとネタ(^^;)あった。運転手が僕らの荷物を見て、脇にいるポーターに向かって駄々をこねたのだ。
「おお、他のタクシー呼んでくんないかなぁ! おれっちのタクシーには載んねぇよ、こんな大きな荷物!」
何を言うのだ、おれっち!(苦笑) ごく普通のスーツケースが2つあるだけだが、載らないらしい。見たところ、載らないようには見えないのだが、それ以前にスーツケースを載せられないようなタクシーがTCATで客待ちをしてどうするのだ?(^^;)
「そうか、載るだろう? ほら。」
ポーターは運転手を無視して、僕らのスーツケースをさっさと2つともトランクに入れてしまった。(^^;) 文句の言いようがなくなった運転手は仕方なく僕らを乗せて出発した。
この運転手は非常に態度が悪かったし、僕らが車を降りた際には危険行為も行った。車両番号付きで悪行を書き連ねたいくらいだが、せっかくの旅行記のフィナーレが劣悪タクシーの話では寂しいので、このくらいにしておきたい。(^^;)
とにもかくにも、楽しかった8日間のイタリア旅行を終え、僕らは帰宅した。
「疲れたねぇ。お腹空いたねぇ。..何食べる?」
「たまごかけご飯か、中華料理!」
僕らは荷物を置いて再び家を飛び出し、近所のとっても美味しいラーメン屋に行って、餃子とラーメンと肉ニンニク炒めライスと野菜炒めとビールを次々に注文して、思う存分食べたのだった。(^^;)
<旅行記本体・終わり> ( 番外編はこちら )
[おまけ]食べかけのパニーニ
(とうとう、ポケットに入れたまま日本に持ち帰ってしまった...)
2013ドイツ・イギリス旅行記[13]帰国 2013/11/12 コメント(2)
2013ドイツ・イギリス旅行記[12]ウィン… 2013/11/12
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