今日の素敵 ~猫の散歩日記~

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September 7, 2004
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カテゴリ: カテゴリ未分類
しばらく日記から遠ざかってましたが。


イングマル・ベルグマンの特集が始まったので。
●「第七の封印」1957
彼の作品の中でも、秀作とされている(らしい、フランスでは)。
あの死神との共存。当時大流行のペストの恐怖。恐れる死と最後はみんなで手をつないで、歩いていくシーン。
人間の愚かさ、と素直さ、恐ろしいと思う気持ちの交錯を、うまくまとめてある。
いや、ほんとに素晴らしい秀作。

●「ペルソナ」1966

ところどころにちりばめた、分裂イメージ、きりきりと心をえぐっていくイメージが、映画の中の実際の話をさらに、強調し、同化していく。
人間の性を恐ろしく、そして憎いまでに、この映画でまとめた彼の才能が、これまたニクイ。
恐ろしく素晴らしく、すごすぎる映画。


ヒッチコックは
●「見知らぬ乗客」1951
一時も退屈させることを知らないヒッチコックは本当に偉大。
見せ方が本当にうまい、今更なにを言うまでもない、素晴らしいストーリーテラー。
50年代のファッション、風俗、電車の中の豪華さなど、他にもみるところはたくさん。
最後は正義が勝つところも、やっぱりいい。


ルビッチは
●「生活の設計」1933

久々に1930年代ヨーロッパの上流社会、憧れの世界に浸りたくって。
3人で紳士協定を結ぶところ、でも私は紳士じゃないから、と後でいうところをはじめとして、全体に流れる粋な空気は、やっぱりルビッチなんだよなあ。
家で朝食を食べるのに、タキシードとゆるいドレスで、というのも、(普通じゃ考えられないから)好きなんだよなあ。


忘れてならないフェリーニは
●「青春群像」1953

出てくる俳優人が、先の「白い酋長」と重なり、当時のフェリーニファミリーというかんじがして、不思議な温かみを感じたりして。全然ちがうんだけど、なんとなくエットーレ・スコーラの「あんなに愛し合ったのに」を思い出し。
これも早く見に行かなくっちゃ。

テレビ代わりに映画館に通って。
そうこうしているうちに、もう9月。
オペラ座もこの土曜日からまた始まるし、あちこちで、「新シーズン」のお知らせが。
そういえば、シネマテークの9月からの特集、「ジャンピエール・レオー」。
これも結構楽しみなんだな。

今シーズンも、やっぱり見たいものが目白押しです。













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Last updated  September 8, 2004 02:37:55 AM


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