今日の素敵 ~猫の散歩日記~

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

ねこの散歩

ねこの散歩

Calendar

Comments

ねこの散歩 @ Re[1]:ルノワール・ルノワール(11/05) @ロッタさん 本当にお久しぶりです。 …
ねこの散歩 @ Re[1]:ルノワール・ルノワール(11/05) 哲0701さん この展覧会は、本当に哲…
@ロッタ @ Re:ルノワール・ルノワール(11/05) おひさです。 また新しい名所ができたの…
哲0701 @ Re:ルノワール・ルノワール(11/05) 「ルノワール・ルノワール」ですか! そ…
SUPERKEYS @ Re:欧州憲法否決!(05/29) お久しぶりです。 投票率70%と言うの…

Freepage List

January 5, 2005
XML
カテゴリ: 映画
山崎豊子氏の「沈まぬ太陽」を読み始める。

頭の中で勝手に、主人公とナイロビやらカラチやら、テヘランやら、旅しながら。

テヘランで一応ストップ。

たまたま今日見に行った映画が、新しいレバノン映画の、「戦場の中で」というもの。

12歳のみずみずしい少女と、彼女の大叔母のお手伝いをやっている16歳くらいの女の子との友情と決裂を描いたものでした。

両親は離婚の危機、思春期の危うい心の葛藤を、戦時下のレバノン(どの戦争だろう)で、起こる日常。
どうという話もないまま、淡々と、進んでいく。

結局お手伝いの女の子が、フィアンセと逃亡を企てるのだけれども、12歳の少女のちくり、で、部屋に閉じ込められ、彼と一緒になることもできず。



本当に映画は淡々と進んでいきましたが、私は、例の「沈まぬ太陽」で、イランの首都テヘランにいる最中。
なので、どうもそれと、実際目の前にしているスクリーンとが交錯し、不思議な気分に酔いながら、映画を見ていました。
レバノンとイランは近いわけだし。

実際の戦争と、身内の戦争、人との交流の戦争、そんな何かも戦いの中で、少女の見たものは。。。が、テーマでしょうか。

見終わって、無理やり何か言おうと思ったら、やはり少女の脆い年頃の心理の襞描写を、社会背景とともに描いて繊細な映画だった、という感じになったのだけれども、一緒に観に行った友人は、全くお気に召さない様子でした。
それでも、あのあたりの国の事情に、私に比べればかなり明るい人。

映画の中で、死んでしまった父親のお葬式は、教会で行われたのをみて、私が聞いたら、レバノンは、かなりいろんな宗教が混在していることを話してくれ、びっくりしました。大体、キリスト教が入ってるだけでも、私なんて何か不自然な感じがしてしまうし。

そういえば、前、懇意にしていたクリーニング屋さんのおばさんがレバノン人で、たまに店に行くと、はなしてくれず、毎回レバノンのお話などをきくはめに。彼女も、そういえばアラブではなかったなあ。という記憶なぞが、よみがえってきました。

いずれにしても、なんだか自分が地球のあちこちにいるような、不思議な気分な日でした。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  January 10, 2005 01:05:26 AM
[映画] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: