今日の素敵 ~猫の散歩日記~

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February 16, 2005
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カテゴリ: バレエ・ダンス
やっとやっと、一つの仕事が終わりました。

終わらないかもしれない、という恐怖に何度も襲われ、夢にも出てくる有様。絶対無理だ、どうしよう、と不安陥りながらも、「大丈夫、絶対できる」と精神的にも物理的にも励まし続けてくれた人たちに感謝、感謝。時間と、精神的な戦いでした。実際に終わると、「やればできる」という気持ちで満たされて、ほっとしました。

というわけで、納入後気持ちよくいけたオペラ座。
女性振付家3人の作品で、始め1作目は見逃してしまったけれども、先に来ていた友達が、内容を説明してくれました。「よかったよ~」だって。

2作目がミッシェル・ノワレというドイツの振付家の作品。
舞台の上には、グランドピアノがどん、とあり、その静かな伴奏で静かなダンスが続く。

なんだか、1920年代の無声映画を見ているような気分でした。あのとつとつとした伴奏なぞ。
そして、振付は、バレエ・リュスの、1910年頃の、超前衛的だった、牧神の午後、のバックのギリシャ彫刻的なそれを髣髴とさせるような。


おまけに衣装が、袴みたいな感じだったので、それがさらに、尾を引くような美しさ、というか。。。

静謐に、自己を反映するような、透き通った作品でした。

3作目が、ローラ・スコッツィの「七つの大罪」。
一つずつ、罪の名が付いた舞台がアメリカを旅する、という設定で、繰り広げられていくのだけど。
これがまた、最高に良かった!
音楽が1930年代の、ちょっとショスタコーヴィッチ風で、クラシックなんだけど、ひねってある。
そして、なんともいえないドイツ的キッチュさ!
衣装、振付とも、キッチュが誕生した60年代そのもの。
そして、数人の歌手の演出も、舞台とすっかり一体化していて、まさに音と躍りの共存。
舞台美術も、あの趣味の悪さが、さらにこの舞台を盛り上げる・・
笑いあり(というのもダンスの世界では珍しい)、感動ありで、それでいて、ステレオタイプのミュージカルとも全く違う、「ドイツ的」なこの舞台、すっかり味わわせていただきました。









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Last updated  February 19, 2005 08:15:58 AM
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