とりあえず なんとかなるさ 生きてれば

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のらぴこ

のらぴこ

2018.08.19
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16日に病棟の看護師から、担当医から病状の説明と今後のことをお話ししたいとのことです、という電話がありました。
 入院して1週間経つし、今回は熱も早く下がったし、酸素値もいいし、退院の話だろうな、また老健かぁ~、などと結構気楽に面談に行きました。
 17日のことです。

 病状については予想どおりだったのですが、予想と違っていたのが、今回の肺炎の原因が胃ろうからの流動食が逆流し気管に入って誤嚥性肺炎を起こしたことです。
 もともと、父は逆流性食道炎があったので心配はしていたのですが、現実になりました。
 胃の噴門部のしまりがかなり弱くなっているってことですね。

 それで、担当医からは胃ろうもそろそろ限界かもしれませんと言われました。
 はい、そうですねって感じです。

 栄養を止めて、看取るという方向。大雑把に言えば飢え死にさせるということですね。
 しかし、担当医は、父は重度の認知といえど、まだ話すことができる。手や足も動く。起こしてやれば車いすにも座らせることもできる。なので倫理的にそれはできないと言います。
 もう一つの選択肢に胃ろうをやめ、中心静脈点滴に切り替えること。
 右鎖骨付近にIVHポートを造設し、高カロリー点滴を入れる。
 これにも感染の可能性もありますが、誤嚥性肺炎の可能性はかなり低くなる。
 自分の唾液でも誤嚥をする父ですから、絶対ないとはいいきれませんが。

 ちょっと悩みましたが、悩んだってしょうがないので、胃ろうから中心静脈点滴への移行をしてもらうことを決めました。

 ちょっとほっとしたことは、中心静脈点滴をしていると、これは医療行為にあたるので、老健には入れないこと。今回の肺炎での入院で、老健に対しての不信感が決定的になっていたので、老健に入れなくてもいいということが正直嬉しかった。

 IVHポート造設は一応手術になります。日程はまたおいおい連絡がくるでしょう。
 それで状態が落ち着き、点滴も順調になれば、今の急性期病院から療養型の病院への転院になります。
その後も、3ヶ月ごとに転院を繰り返していくことなります。それはそれで大変なんだけど、老健に居た時のように、39度の熱を出して、たんで呼吸ができなくなっていても放っておかれることはないだろうと思うと、大変だけどいいやぁという気持ちになります。




(=^・^=)


 そうそう、今日は2号息子の21歳の誕生日。
 ささやかに食べたいと言ったチョコレートケーキでお祝いしました。
 母には大きなまるごと桃のケーキを出したら、ぺろっと食べてしまいました。
 明日おなか痛いと言わなきゃいいけど。

「ここに来て、初めてこんなにおいしいものを食べた。元の家にいた時にはこういうものをしょっちゅう食べてたのに、ここでは全然出してくれない。もっと食べさせろ。」
 だそうです。

 一度贅沢が身に着いた人というのは、多分死ぬまで、たとえわずかなお金しかなくても、贅沢をしていくんですね。
 本人はそれが贅沢だと思っていないから、何を言っても話がかみ合わない。
 しかたないか。

いやぁ、愚痴しかでんわ~





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最終更新日  2018.08.19 23:15:03
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