りらっくママの日々

りらっくママの日々

2007年10月27日
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カテゴリ: 映画
「イルマーレ」

ホントは 「ウルトラ・バイオレット」 って言う映画を先に観たんですが、

あまりにも戦いシーンが多くて、

ミラ・ジョボビッチがクルクルクルクル周りながら、

相手を倒して行くのを見てるうちに、

私の頭もクルクル回り、そのうちウトウトと寝てました…。


で、そのせいか目が冴えちゃって、 イルマーレ はバッチリ観れたよ!


あのね、あのね!

この話って、韓国映画が元らしいんだけど、

リメイクしたくなる気持ちもわかるな~。

よくできてました!

とっても面白かったです!


ブログやってて、コメントもらってたりする人なら、

結構、いや、かなり入りやすい話だと思った~!

恋愛の話なんだけど、

あるポストを通じて、二年の時を離れた男女が文通をするの。


顔も見れない相手と知り合っていって、

顔を知ってる人より、自分のこと、内面等を知ってたりする。

それって、ブログのやり取りと似てない~?

コメントをお互いし合っていって、

相手のブログ読んで、どんな人か知ってく感じ。


私は、仲良くなってきたな~なんて思った人は、

ちょっと過去にさかのぼった日記を読むことなんかもあるんですよ。

なので、知り合ってなかった頃の相手を知ることもできちゃうのって、

この映画の中でも時差があるから、

すっごくわかるような気がしました。


あ、でもさ、恋愛ってなると、私は会ったことがある人じゃないと、

どうなのかな~?って思う。

私声フェチなので~。 大笑い

もちろん、こういう恋愛もあると思うけど、

友達が、小学校で引越した文通相手の男の子と会う時に、

いっしょについてきて~って。

会ったら、

「文の感じとか、最近の写真と違ってた~(成長してた?)!」

って、ダメでした。

まあ、現実は現実なのか?!


とりあえず、映画!!!

この二人どうなっちゃうの?

最後の最後まで、目が離せなかった~!!!

良かったら、見てみて~。

「スピード」の キアヌ・リーブス サンドラ・ブロック の映画です♪


校外授業お弁当10/26夕食
  校外学習が雨で延期~。またまたお弁当~(T_T)         夜はスペアリブ~♪

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「ある女の話:ユナ」


今夜も楽しみにしていたテレビ番組があるので、
私は自分の分の夕飯を適当に済ませていた。
私の好きな俳優くんが出るのだ。

冷蔵庫を覗く。
明日は買い物しなくちゃな~。
何も無いや。

今夜は飲み会ってあらかじめ聞いてあったから、
サトシの分は作らない。
何て楽なんだろう。

お風呂から出るといきなり電話が鳴った。

「あ、ユナ?実はさ、後輩がうちに来たいって言うんだよ。
連れて帰るけどいい?」

「えー!嘘でしょ?!何も無いよ!」

「あ、電車来ちゃった!ごめん!じゃあ、あと30分で着くから。」

電話は即切れた。
人を連れて来るのはいいの。構わない。
でもさ、もっと早く言ってよ~!

とりあえず、私は服を慌てて着替えて、髪を乾かした。
メイクしてない…。
何か食べる物あったっけ?
泊まるってこと?

布団無いけど…。

まあ何とかなるか。
せめて化粧を軽くしておく。

ピンポーン。

「お帰りなさい~!どうぞ~!」

「いやぁ、すみませんね。」

ビックリ!後輩だけじゃなくて、先輩もいるじゃん!
何も無いのに…
勘弁してよ…って私は思った。

でも、これお土産です~って、
自分達でつまみとお酒も持ってきてる。
一応気は遣ってくれてるんだ。
お客さんに罪は無い。
もう仕方無いよね。
それに何だか二人でいつもいるから新鮮で楽しい。

私は、飲めるように準備する。
あ~、見たかった番組録画しておくの忘れちゃった!悔しい!

でも、しばらく飲みに行ってないし、
うちが居酒屋になってもいいか。

彼らは週末ってこともあって、夜中まで飲んでいた。
結局、独身の二人は泊まっていくことになった。

しかも雑魚寝。
いいんだろうか?

「いーんですよ~。勝手に来ちゃったんだし。」
「悪いね~。」

申し訳ないけど、仕方が無い。
私は風邪をひかないようにエアコンをかけっぱなしにして、
とりあえずあった夏用の布団やら、
余分な毛布やひざ掛けがあったので渡した。

今度来客用買わないとダメかなぁ…。

そんなことを思った。

ずっと嬉しそうに飲んでいたサトシが、寝る前に言った。
「ごめんな、急に連れてきちゃって。」

「ううん、いいよ~別に。楽しかったし。」

「ありがとう。ユナ、大好き。」

軽くキスしてくる。
それだけで、まあいいかな~って思えるから不思議だ。
あ、でも今度は早く言っておいて欲しい。
それだけは釘を差す。

男の人のノリに混ぜてもらえたし、楽しかったし、感謝されるし、
たいしたことしてないのに、
こんなんでもいいんだ?って思った。
一人で食べてるより、よっぽど楽しい。
私はホントに淋しかったんだ。

ちょうどうちもマンネリ化してきたので、
ぜひまた来て下さい。
本気でそう思った。
彼らが帰っちゃうとつまんないな~って思った。

そんな感じだったから、
うちは誰でもウェルカム状態だった。

実家から布団をもらってきた。
これでいつ誰か来てもオッケー。

そんなことしてたら、
誰も来ない二人だけの方が何だかつまんなく感じてきた。
週末二人で出かけるけど、
新鮮味に欠けるし、お財布もいっしょだから、
何となく無駄遣いしてるみたいに感じた。

だから家で遊べるようにテレビゲームを買った。
そのうちサトシの友達の誰かしら来て、
うちでゲームしてったり、
飲んで行ったりすることが増えた。

そしてサトシは、
だんだんこっちから誘わないと私を抱かないようになった。
私も弟と暮らしてるような気分になってきた。

ときどき弟の友達が遊びに来る。
うん。
そんな感じ~。

だから私の態度もだんだんフテブテしくなってくる。
「今日は見たいテレビがあるから、あっち行っちゃうね~。」
とか、
「眠いから先に寝ます~。」
とかって、もう帰ってきたら即メイクも落とす。

それを聞いた会社の人たちは、
半ば呆れてるみたいだった。
何だか、終わってるよ。おもてなししないの~?とかって。
そんなこと言われると罪悪感がうずく。
悪い嫁。悪い嫁。

でも、もういいの。
楽しければ、世間の理想の家庭なんてどうでもいい。

来るメンツも決まってきていて、勝手にやってる。
楽しそう。
賑やかでいいじゃん。
それでもツマミだけは作ったりした。

時々、サトシの友達が台所に手伝いに来るとドキっとする。
「ここ寒く無い?大丈夫?」
とかって。

「うん。慣れてるから平気だよ~。飲んでて。」

「いつもありがとうね、ユナちゃん。」

そう言って、氷やお酒を持って去って行く。
そんな言葉に、
優しいな~。嬉しいって思う。

そういう日があると何だか怖い。
自分の心が揺れちゃったような気がして。
そんなこと思う自分が、すごくサトシに悪いことをしたような気がして。
あの人は、あんまり連れてこないで欲しいと思ってしまう。

でも、連れて来るとちょっとソワソワしたりもする。
これはある意味浮気なんだろうか?

そういう気持ちって伝わるんだろうか?
そんな日に限って、サトシが私を抱いてくる。

今日も少し残業をして帰る。
窓に明かりが灯っている。

あ、嘘!今日は早いんだ?
私は少しウキウキした気持ちで、足早に階段を登る。

サトシがこたつに入ってゲームをしている。

「ごめんね~、今日早かったんだね!
今夕飯作るから。」

「あ、うん、いいよ、いいよ。
今日はさ、外に食べに行こう。」

「何?何かあったの?」

今日は何か記念日だったっけ?
私は自分が何か忘れちゃったんじゃないかと思う。

「実はさ、転勤が決まっちゃって、
来月には引越さないといけなくなっちゃった。」

「え…?」

「ユナは仕事どうする?
って、変か?
結婚してるんだし、来るだろ?」

全く知らない土地の名前をサトシが告げる。
初めて実家から遠い街で住むことになるんだ。

私の心は不安でいっぱいになった。





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最終更新日  2007年10月27日 11時10分30秒
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