りらっくママの日々

りらっくママの日々

2009年08月30日
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今日の日記 (子供に関わる実話映画「闇の子供たち」「チェンジリング」「ホームレス中学生」)




「ある女の話:アヤカ12」



上手だな。
多分慣れてる。

そんなこと、うっすらと思った。

合コンで会って、何度か電話が来て、
会うことになった男。

でも、何か違う。
あまり好きでも無いのにキスすることに、抵抗が無くなった。
楽しくて深刻じゃなければ、それでいい。

「ね、どっか二人になれるとこに行かない?」

「ううん。ゴメンね。今日は…
また今度。」

男が駅まで送ってくれて別れる。
ホントに今度があるのかな…?
って顔して。

電話が次にかかってきた時は、
ちゃんと断ろう。
そう思った。
深入りしない前に。

ツカちゃんと別れてから、
絵が描けなくなって、
何もしたくなくなって、
でも、落ち着かなくて、
友達になったリュウちゃんグループから声をかけてもらって、
合コンに行ったり、
知らない男の子たちと遊びに行くようになってた。

やっぱり付き合えないからゴメンね。

顔も思い出せない、
キスした男から電話がかかってきて言ったら、
うん、わかった…って。
またあっさり終わった。

私、サイテーかもしれないな。

今日もまた合コン。
友達はみんな踊っていて、
私はよくわからないカクテルをもらって、
ボンヤリみんなの姿を眺めていた。

お酒を飲むとすぐに酔ってしまう。
だからチビチビと飲んだ。
男が声をかけてきて、
ふーん、この人とはキスできるかな?
って、考える。

そんなこと考える自分がすごく病んでるな…って思う。
独りでいたくないから、
こうやって場繋ぎしてるみたいだ。

「アヤちゃん。」
肩を叩かれて振り返ると、
そこに立っていたのはマノくんだった。

「あれ?マノの知り合い?」

「そうなんですよ~。
ちょっと借りてもいいですか?」

男はみんなが踊ってる方へ去って行った。

「何してんだよ、オマエこんなとこで。」

いきなりオマエ扱いされてムッとした。

「オマエみたいな真面目なヤツがこんなとこ来るの、合ってない。」

私は聞こえないフリしてカクテルをグッと一気に飲んだ。

真面目か…
真面目…

確かにそうかもね。
男にフラれて、ヤケになって、他の男と付き合おうとして、
男漁りみたいなことして。
真面目な女が踏み外しそうな、
いかにもやりそうな行動。

私はクククって笑った。
私ってバッカみたい。

「何が可笑しいんだよ?」

「ううん。別に。私って真面目なんだね~って思って。」

「あの人はヤバいからもう帰れよ。
友達にもそう言ってさ。」

「はいはい。そうしますよ。」

酔いがまわってきた。
踊ってる友達のとこにフラフラしながら行く。
あの人たち、ちょっとヤバ系みたい。
早いとこ切り上げてね。
私は帰るから。

もう、何もかもメンドいな。
そう思って店を出ようとしたら、
肩を叩かれた。
誰かと思って振り返ったらマノだった。

「何?」

「そんなフラフラしてたら心配じゃん。
送るよ。」

「いーよ。
女の子と来てんでしょ?
店に戻ってよ。」

「いいだろ別に。
俺がそうしたいんだから。
それに今日は友達大勢と来てるから平気。」

「私は一人で帰りたいの。」

ガクンって、
階段から足を踏み外しそうになって、
マノくんが支えた。

「ほら、やっぱヤバいんじゃん。」

マノくんが笑ったので、
私は恥ずかしいような、ムカついたような、イライラした気持ちになった。

「ツカダと別れたんだって?
それでこんなことしてんの?」

「別に…。
そんなんじゃないよ。
関係無いじゃん。」

「真面目に男と付き合う気ないだろ?」

「そんなことマノくんに言われたくないね。」

マノくんならわかるのか。
私のこんな気持ち。
もしかして。

それとも私がわかりやすい単純人間なだけなのか…

「バカだなオマエ。
たかが男一人にフラれたくらいでヤケになって…」

「そーかもね。
ほっといて。」

マノくんは真面目な顔になって大きく息を吐いた。

「しょうが無いか…
オマエは遊びで付き合うタイプじゃないしな。」

「重たいんだよね。
はいはい。わかってます。
上手に軽く付き合う方法を勉強中なの。」

「やめろよ、そういう言い方すんの。」

「何?
あんまりバカにしないでよ。
真面目だのバカだのって。」

「そういうつもりじゃないよ…」

マノくんはこんな時に限って真剣に私と話そうとする。
そういうのやめて欲しい。
うざったい。

「泣くなよ。俺が泣かしてるみたいじゃん。」

「めんどうならほっといて帰ればいいでしょ…」

マノくんはポケットからハンカチを出した。

「はい。汚いから返さなくていいよ。」

おどけたようにマノくんが言うから、
私はちょっと笑って、それで涙を拭いた。
そしたら、マノくんがちょっと安心したように笑った。

マノくんは改札で切符を買って、私に渡してきた。
電車の中は、帰宅する人でいっぱいだった。
無言で二人で乗る。
人に押されないように、マノくんがかばってくれてた。

多分、こういうところがモテるんだろうって、
ボンヤリ思った。
エリが好きなのは、さっきみたいな、
大事な時に、
真面目に真剣に話すとこなのかもしれない。

きっと男として見なければ、
かなりいいヤツなんだと思う。
友達の距離感を取ってくれてるところもありがたかった。

「ココうちだから。」

結局家の前まで付き合ってくれたマノくんに言う。

「そっか。あんま親に心配かけんなよ。
俺が言うのも何だけどさ。」

「ありがと…
ごめん。当たったりして。」

マノくんは、別にいいって感じで笑って、
後ろ姿に手を振って去って行った。

自分は何をしてるんだろう…。

私はため息をつく。

学校に行くと、あの人誰~?って友達に聞かれた。
友達って言ったら、紹介してって言われた。
友達の彼氏って言ったら、
やっぱりフリーじゃないかぁ~ってガックリしてた。

冗談じゃない。
あんな男、友達に紹介できないよ。

でも、そうじゃない。
エリの大事にしていた男だから、
だから紹介する気なんか無い。

そう思ってたんだけど。

その時は。


翌日の夜、マノくんから電話がかかってきた。









続きはまた明日

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最終更新日  2009年08月31日 19時46分42秒
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Re:ある女の話:アヤカ11(再)(08/30)  
ゆりてっこ  さん
きゃあ~~
マノ、憎いね~なんかいい男っぽくて、好き!!
続きが気になるよぉ~
ハッシー!!
よろしく!!
(2009年08月31日 12時59分34秒)

ゆりてっこちゃんへ  
>きゃあ~~
>マノ、憎いね~なんかいい男っぽくて、好き!!

あら、好き~?
うふふ☆イイ男ってのは悪い噂もつき物さぁ~♪

>続きが気になるよぉ~
>ハッシー!!
>よろしく!!

はい!もうちょっとしたらUPしまっす♪
(2009年08月31日 17時37分00秒)

Re:ある女の話:アヤカ12(再)(08/30)  
え~~~~!!!!!マノ君に・・・

タカダ君が来るのかと…。
もう1つだけ…読んで我慢かな…
もう2つくらいいっちゃいそうな感じ。。。 (2010年03月08日 16時19分10秒)

つぶあん^^ちゃんへ  
>え~~~~!!!!!マノ君に・・・

あはは☆びっくり?

>タカダ君が来るのかと…。
>もう1つだけ…読んで我慢かな…
>もう2つくらいいっちゃいそうな感じ。。。

うふふ♪
なーんか嬉しいね~♪♪
つぶあんちゃん、マノくんはどう~?
(2010年03月08日 16時44分58秒)

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