素材編1

著作権って?素材編1

 著作権シリーズ第二回。今度は文章じゃなくて画像について取り上げてみます。

 最近は画像を多用したページも増え、鮮やかなページが多いですね。そんな中、どこかで見たことある画像に遭遇…なんてことありませんか? 「まさか、私が知ってるページから画像をパクった!?」とか思ったり。
 いえいえ、画像に関しては必ずしもパクリとは限りません。 最近は本当に色々なHP支援ソフトがありますよね。本屋さんとかパソコンショップにいっぱい並んでいます。タグがわからなくてもページが作れるソフトとか、動画を作るソフトとか。その中に 素材集 なんてのもあります。

 壁紙とか、アイコンとか、音楽データとか。それらの詰め合わせがCD-R付き本とかで出てます。絵が描けないけど画像を使いたいなーという人に便利です。
 本を購入した人なら、自分のページにその画像を載せてもいいんです。これは素材集の製作会社が認めているはずです。認められてるならパクリでもなんでもありません、使ってください。ただし「素材集の本」に限ります、間違わないように(素材集の素材を利用する際は、必ず利用規約を読みましょう)。
 しかし、本など購入しなくても画像を貸してくださる人もいます。
 通称 「素材屋さん」
 素材屋さんとは自身のページで画像・データ等を公開し、「私の作った素材を使いたい人は使ってね♪」といった方々です。大体のところは無料のようです。ただしほとんどのところで条件がついてきます。

1.素材屋さんのページで使用許可をとること。
2.素材屋さんのページにリンクをはること。
3.素材屋さんのページの素材を使っていることを明記すること。

 利用規約が1~3のところもあれば、2だけで充分だと言う人もいるので各素材屋さんで確認してから素材を頂きましょう。
 これで素材屋さんの素敵な素材が自分のページで堂々と使えるわけです。ただし、 利用規約を破ってはいけません よ。
 じゃあ素材屋さんじゃないページの画像がほしいときはどうするのか。
 そのページの管理人さんにメールなどで直接交渉しましょう。素材屋さんじゃなくても画像をくださる人がいるかもしれません。
 あ、断られてもくれぐれも怒らないように。人にはそれぞれ事情があるでしょうから。

 あ、そうそう。素材屋さんが配布している素材を許可された上で頂き、それを自分のページで公開して怒られるというケースも稀にあります。 「ページ作成に使わないでほしい素材」 です。
 例えば、あなたのデスクトップの壁紙やアイコンには使ってもいいが、あなたのHPにはってはいけない素材とかです。
 利用規約はきちんと読みましょう。「画像を持って帰ってもいいとは言ったが、それをHPに利用してもいいとは言ってないじゃないか!」と怒られても文句は言えません。
 画像にも著作権はあります、勝手にパクってはいけません。勝手にパクって自分が描いたようにしてみたり、自分が撮った写真のようにしてみたり、勝手な勘違いで画像をページに載せたりして画像の作者に怒られたり訴えられても文句はいえないでしょう。
 素材の利用にも慎重になりましょう。



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