にのねぬな

にのねぬな

初級編



・タリック/tarik(引っ張る)&ドロン/dorong(押す)

  通常は物を引っ張る・押すというときに使います。例えば、よく目にするのは
  お店の入口などのドア。日本でも”引”とか”押”って書いてありますよね。
  ガムランでは、本来のテンポよりも遅くなっていってしまうことをタリック、
  本来のテンポより速くなっていってしまうことをドロンと言います。例えば
  "Jangan tarik!"(引っ張って遅くしちゃだめ!)
  "Jangan dorong!"(走ってはだめ!速くなりすぎてるよ。)
  というように使われます。
  ドロンと同じ”走る”という意味で"lari(走る)"も、使われます。

・チュパット/cepat(速い)&ランバット/lambat(遅い)

  速さを表す単語です。でも、先生がひとことだけ、例えば"Cepat!"と叫んだら
  ”速すぎる!”ととるか、”もっと速く!”ととるかは、難しいところ。
  先生の様子をよく観察して、考えてください。
  ゆっくり、という意味の”プランプラン/pelan-pelan!"とひとこと言われた
  場合は、”ここはゆっくりね。”という意味です。”ゆっくりすぎる”という
  場合には使われないように思います。

・ソフト/soft(小さく)&クラス/keras(強く)

  音の強弱を表す単語です。ソフトは、インドネシア語じゃないです。
  ごめんなさい。でも、音を小さく、という意味のインドネシア語が、みつから
  ないんです。SGPの先生は、音を小さく、というときには、この、ソフトと
  いう単語を使っていました。他のバリ人は使わないかも。
  kerasは、固い、という意味もあります。クラス/kelas だと、英語のclass
  と同じ意味になります。 

・ハルース/halus(なめらかな・やわらかい)&カサール/kasar(粗雑な)

  音の質を表す単語です。ハルースは、音を小さく、ということにも近いのです
  が、どちらかというと、音をなめらかに、繊細に、という感じを表します。
  harus(日本人が発音すると、こちらもハルースになります)だと、”~しなく
  てはならない。”という全然別の意味になるので、注意が必要。
  カサールは、否定的な意味で使われます。

・ラグラグ/ragu-ragu(迷う)&ブルブル/buru-buru(あわてる)

  バリ人の先生は、教えている相手をよく見ていて、心理状況まで、分かってし
  まうようです。”あれ、次の音なんだっけ?”と一瞬迷ってたたいたところは
  ”Hu,ragu-ragu."(ふ、迷ったでしょ。)と言われてしまいます。くやしいっ
  きっと、音に表れてしまうんでしょうね・・・
  ラグ/lagu だと、歌という意味になります。

・アユナン/ayunan(振り・ゆれ)

  ばちを使ってたたく時に、手首を楽にしてたたくときれいな音・よく響く音
  がして、かつ疲れません。まだ、手首に力が入っていたころ、先生に、
  ”Ayunan-nya, kurang."(ばちの振り・ゆれが足りない)
  と、もっと楽に手首から先をゆらゆら揺らすようにと、言われました。


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