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May 29, 2022
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カテゴリ: ロック
あらぁ~٩( ''ω'' )و しっかりアップされてました。
相変わらず凄いなぁ~と感心しきり。
そんな一部を折角なので・・・ペタリとでした(^^♪

・・・・・・・ココからはマサさんの記事になりまする・・・・・


「スターライト」まだ2,3年前にオープンしたばかりさ。
以前はカラオケやダンスホールだった場所らしく、音響効果や広さ、作りは抜群。
店長とはずっとやりとりはあったんだけど、当日にやっと対面できてご挨拶を交わせた次第。
ホッとしたよ。
ここは最近、機材も一新して更なるクオリティアップに尽力。
照明やらスモークやらのステージ効果もふんだんに導入だ。
北24条のド真ん中に位置していて地下鉄駅からも歩いてすぐ。
最高のシチュエーション。
もうこうなったらプレイに専念するのみだね。
さてさて、マサ独占企画の「リブレーション」が久しぶりに炸裂。
54回目だってさ。

本来ならば今年1月に開催予定だったものを、リターンマッチという形式で新たに組みなおした。
だから対バンのほとんどがそのまま。
心強き仲間たちの結束力よ。

全8バンド。
ジャンルは被ることもなく、それぞれが個性的でテクニカル。
どいつもこいつもゴージャスで華やかだよ。
時には超絶技巧に釘付け、時には大爆笑。
大したトラブルもなく大団円でした。

まずはスターライト備え付けの楽器、アンプ類の説明をば。
ベースアンプはハートキー440
ギターアンプは3台。
ローランドJC-120
フェンダーツインリヴァーヴ80
マーシャルDSJ100
ドラムセットは白いシェルのパール製

曲者集団が続々と登場しますよ。
長丁場、要覚悟のうえでライブレポート読破へと臨むようによろしくお願いいたしまする!!


~と言う事で、『remix』参加させていただきました(^_-)-☆~
ココからはマサさんの記事よりレポートを抜粋記載させて頂きます。



「REMIX」
鉄壁な和洋織り交ぜたROCKバンドは常に不動の4人組だ!
このバンド名の由来は・・・「色々な曲をごちゃ混ぜにする・・・というそのままの意味。ハードロック、アニメソング、昭和歌謡、パンクなどジャンルの壁も軽く超越して遊び心満載です」
・・・何度見ても愉快痛快に面白いことは保証します。
見るたびにどんどんとクオリティが向上しているんだから戦慄が走るほどだ。
より緻密に複雑化しているし。
実際に会場のあちこちから、感嘆の声が漏れていましたよ。
オモチャ箱、ビックリ箱を連続してひっくり返したようなヒトトキを今回も過ごさせていただきました。



メンバーの構成・・・・・
リーダー&ギター&ボーカルはミッドナイト・クライシス、元ミドル亭のミュージシャン。
黒尽くめのコントラストが鮮やかなKNIGHTくん(ナイトは騎士の意味ね)
愛器は涼しそうな水色のボデイカラー・ギターを使用。
今の季節にはちょっと寒そう・・・・。
メイプル指板。これは3年前の12月、モダンタイムにてギタリスト上村くんとマサは自信をもってタイラーだと思っていたら、本人に確認してみたところ斉藤楽器のオリジナルなんだそうです。ビックリ!)
ちなみにストラップも水色で統一するというコダワリぶり。


麗しきボーカルはスレンダーボディが一際目を引く元気一杯で陽気なお洒落美女のメメ嬢。

元モデルだそうで長身且つスタイル抜群なのも頷ける。
どうりで煌びやかなるアクセサリーと派手なギンラメ衣装も堂々としていてとってもファッショナブル。
普通の女性ならば勇気がいるところだけどメメ嬢はサラッと着こなしていてとってもお似合い。
銀のラメヒールもタイトな黒スリムジーンズもスラリと伸びた脚線が鮮やかに生えて目に眩しく光る。
ちなみに彼女は筋トレが大好き。
時間さえあれば自宅でもバーベルを持ち上げたりして料理もモリモリと食しているのだとか。
だからどこをとっても無駄のない引き締まった体型を維持し続けているのです。
背筋も間近で見せてもらったけど凄い迫力!
実はこの日もジムに行ったあと、格闘技のレッスンを受けてから会場入りしたのだよん!驚愕でしょう。
それでいて爽やかこの上ない。疲れ知らず。
だから変な野郎が言い寄ってきても平気のへっちゃらさ。
強烈なるキックをお見舞いしちゃう。
更には鋭いヒールまで履いているしね((´∀`*))
そして何よりもメメちゃんは歌うこと、ライブ、そして対バン、会場の雰囲気が心底好きで好きでたまらないのだそうですよ。
毎回会うたび嬉しそうにステージを見つめ続けている。
それはどんなジャンルのバンドに対しても同じ目線なのだ。
この日も開演前から会場入りしていたよ。もちろん最後の最後までね。
熱心に勉強して、ありとあらゆるエッセンスを吸収するべく真剣な表情も時折見せていますよ。
その横顔は羨ましいくらいに参考になる。
浮かれ狂ってしまらないライブを繰り返している奴らに、メメちゃんの爪の垢を少しは煎じて飲ませたいほどだ
お得感満点。男どもよ、うかうかしてはいられないよ~~!!


ワンタム仕様のドラムはマズくん。

以前彼とマサはなんとなく会ったことがあるなあ・・・と思っていたらスタジオでも別のタイバンでも何度も会っていたさあ。

そして、真っ赤なアラバマ・シャツ姿のニヒリスト・ニシヤンがベース。

いつも白ボデイカラーのフェンダージャパン・プレシジョンを使用しているのに、この日はエピフォンのEBベースを持ち込んできた!
聞いてないよ~!(上島くんへの追悼も込めて・・・・)
例の赤いボディはまさにジャック・ブルースを彷彿とさせられる(本家はギブソンだけどね)
あんたも相当の好きものだねえ。
ステージ脇でそれを初めて見かけたとき「何これ!!??」と騒いだら
不敵な笑みを浮かべて「ふふふ・・・いいでしょう!」だとさ。憎いよ、このお!!
とにもかくにも貴重なる1本だ。
これがまた貫禄タップリにブリブリといい音を出していたよ。
そして近寄りがたいほどの個性的なオーラを発散。
でもナイトくんと時折会話している姿を見ると「まるで兄弟みたい」と(笑)

そうなんだよね。
このバンドを初めて見たのは3年前の7月、小樽・浅草橋オールディズナイトのステージ(残念ながら現在活動停止中のミッドナイトクライシスはもっと前から見ているけれどね)。
さあ、彼らからメッセージが届いております。
「原点回帰!温故知新・・それって楽しさ?限りなくストレートに、そしてシンプルに?鼻歌が突然変異。なんでもかんでもリミックス!
この曲にあの歌詞?あの歌この歌なんでもいつのまにかREMIXメドレーリレー?
怒涛の連結がやめられない、止まらない。
目まぐるしい流れにどこまでついてこれるか?
うなずけた貴方はよほどのマニアか玄人です!
他にたくさんレパートリーあり。進化中ですが次々と忘れていきます(汗)」
前置きが、かなり長くなりました。
せっかくなので、これまでのリミックス・エピソードも特別に織り交ぜ、お送りしていきたいと思いますのでよろしく!!


さあ、はじまるよ!!!!(しかし、30分というごく限られた時間で、よくもまあこれだけの曲目をメドレーにしたものだ。ただただ脱帽・・・・)
裏話をば・・・・実は彼ら、いつもライブのセットリストを急速にまとめ上げるんだそうですよ。
メメちゃん曰くこのバンドはいつもそうなんだとか。
ちっとも慌てふためいたりはせずに、余裕の表情を維持。
ライブ後にいきなりニシヤンとマーズくんが太陽にほえろ尾行のテーマを即興で演奏したりもしていた。
したたかなる集団、恐るべし・・・。


マサのアナウンスに導かれてナイトくんのMC。

「1曲目といっても長いです。いっぱい詰まっています。
 中には1フレーズのみなんてのもあります。楽しんでいってください。」
そうなんですよ、ノンストップのメドレーで16分だよ。
1曲で持ち時間の半分以上。
こんなのは初だ。題して「私はQT眠れないロングスキップにSPINNINGバビロン」
なんじゃあこりゃあ!!??

聞いてみて納得だよ・・・LET'S GO!!!・・・

おお・・・・・この不気味で妙にワクワクとアドレナリンが吹き出しそうなイントロに導かれて始まったのはオープニング「ブラックアウト(いきなりスコーピオンズ黄金期のヘヴィーな代表曲が飛び出した!掟破りのジャーマンメタル攻勢から幕開け)」
しかも、それだけでは収まらない・・・・・・
徐々にヒートアップするビートはもしかしたら??・・・・・・
ディープ・パープルの「ライブ・イン・ジャパン」バージョン「ハイウェイ・スター」だ!
でもそれはほんの序章にしか過ぎなかった。
あっという間に「私は嵐(SHOW-YA)」へ突入!!

ジャパニーズ・レディース・ハードロックバンドのアンセム!
血沸き肉躍る申し分なき采配。相変わらずヤンチャな暴れん坊どもだ。
早速ここはメメちゃんの真骨頂。
愁いを含んだ不敵なる笑みは常に絶やさない。
すっかりとぶっ飛んでしまったよ。
その流れからお約束ともいえるリッチー・ブラックモア必殺のバロック風によるクラシカル展開もスリリングな攻撃で「紫の炎」波状攻撃開始。
驚愕の2連発速弾きソロを、情け容赦なくもう早ぶち込んできた。
さりげなくナイトくんはリッチーのふてぶてしきポーズをサラッと決めながらもアームダウン「ギュイーン・・・・」。
もうこれ一発で観客達はステージに釘付けだ。
息も絶え絶え・・・・。いやはやなんとも勘弁してくれよ・・・・(笑)。

思いっきり伸ばした長い手足を駆使して明るく華麗に舞うメメ嬢が、本家イアン・ギランばりにかっこよくシャウトをぶちかましてくるのかと思っていたら、いきなりキュートな「キューティー・ハニー」に豹変だ。

こいつは掟破りのアレンジ・テクニック。
セクシー・モード全開のアニメ・ソング代名詞だ。

相変わらずひねりにひねりまくりの構成術。
ナイトくんはこのような仕掛けを、バリエーションも豊富に日々練っているんだそうです。
膨大なる引き出しを所持する油断大敵な男だ。
予備知識を持って構えていたけれども、全然無意味だったさ。空しく完敗・・・。


場面一転して、ダメ押しとばかりに引き続き、新兵器のメガトン級縦ノリ脳天直撃弾「ウオーク・ジス・ウエイ(エアロスミス)」。
ビートがどてっぱらを突き破る勢い。
失禁するほどに。息も絶え絶え・・・・。
泣く子も思わずヘッドバンギングしながらお漏らししちゃうよん。
破壊力タップリ。
さあ、ドンドンとぶちかましてもらいましょう。
必死にアイフォンでベストショットを狙っていたら、メメ嬢がビシッとこちらを指差して極上のスマイルを決めてくれた。さすがわかってらっしゃる!
どんなポージングも自然にはまってる。
華があってドキドキときめいちゃうよん。

すると桑田バンドの「スキップ・ビート」だ。
しかもスーパー・フライのヴァージョンだというんだからこれまた芸が細かい。御見逸れしました。
2020年2月の小樽雪明りの路「公会堂」以来の復活レパートリーだ。
よく覚えているでしょう( ´艸`)


ハッピーモード全開。
満面笑顔のメメ嬢が「HEY!HEY! 」とコール&レスポンスの要求。
それに呼応するかのように拳を振り上げる人が多数散見。


あららら・・・・ここでもお茶目なひねりを加えた曲に連結。
な、な、なんと今度は御大・泉谷しげるの「眠れない夜」に雪崩れ込み。
更に・・・「ウオント・ビー・ロング」(バブルガムブラザース)だあ!彼等のブレイクするキッカケとなった名曲。  
ナイトくんはギターにコーラスにと八面六臂の活躍。
黙して語らずの多才な男だ。
マルチプレイヤーの西やんはフィンガーでもフラットでもベースピッキングはお手のもの。
スムーズなプレイで縦横無尽に指板上を駆け巡る。
マズ君が豪快に全身全霊を託して叩き込む。
綺麗で黒いストレート・ロングヘア姿のメメ嬢はステージ映え満点。
間髪入れずにメドレーで往年のフュージョン系サイケデリック・ハードロックフリーク達がひれ伏してしまう「スピニング・トーホールド~ファンクスのテーマ」
またまた色々と趣向を凝らしてきたね。
ネタには全く困らない。



ナイト君の溢れ出る才能には脱帽だ。このインストには思わず血沸き肉躍るよ。
クリエイション初期のお馴染みリフがトリッキーに炸裂。
時代を軽く超越して今でも渋好みの根強いファンが増殖中なんだよね。
理屈抜きで骨抜きにされちゃうような、痺れるお約束のフレーズだ。

「バビロン」歌姫、中森明菜さんが1985年に発売したダンサンブル・シングル。
アルバム「ビター&スイート」に収録。
フィニッシュは再度「ウォーク・ディス・ウェイ」からの「スピニング・トウ・ホールド」に戻ってようやくゴールイン。
装飾音にニシヤンのハーモニックス「ピッコーン」でダメ押し。
余裕の表情で虎視眈々と構えつつね(本人曰く「いかにもギタリストらしいベースラインだね」と言われるそうだけど、そうかなあ・・・・・ベーシストのお手本のように見事映えるんだけど)。
マズ君もテクニカル且つ歯切れの良い刻みで、変幻自在にリズムをキープし続ける。
腰にさりげなく手を添えて、妖艶なポーズを堂々と構えるメメ嬢も華やか。
近寄りがたいほどのオーラを放ちつつね。

ふう・・・・凄まじきものを目の当たりにしてしまったわいなあ・・・・


何でもござれのバンドらしいベストなセレクション。
無駄な抵抗はやめようっと。

とにもかくにも、「あ!あの曲だ!」と思いを巡らせていたら、すぐに違う曲に移行しているから油断も隙もあったもんじゃあないよ!!(笑)
硬軟意識しての音楽バトル大会。
こんなバンド、他には絶対存在しないよね。


当然のごとく大拍手が沸き起こり、いついつまでも鳴りやまない。
「多分20曲くらい入っているかもしれません。(当の本人たちもよく把握しておらんのさ)」
リスペクトとコミカルさをたっぷり込めて、懇切丁寧なるメンバー紹介もこなすメメ嬢。

客席から口笛がピューピューと吹き鳴らされる。
「まだまだあるよ~!!でも、次はボウっとしながらも遊ばせてもらいます。我々にとっては珍しいブルースバラードを。完成度はこれいかに・・?」
ナイトくんの命名は・・・・「ペンギンにビール?クールダウンにブルースをメモリー
BLUES FROM THE MEMORY」
なんとなく伝わったかな?このニュアンスは・・・・((´∀`*))
・・・・スィート・メモリーズ・・・・
(1983年8月1日リリース。14枚目のシングル。当初は「ガラスの林檎」のB面だったが、コマーシャルソングになったとたんに人気が高まり、急遽両A面で再発されたという逸話あり。本人もファンの間でも非常に人気のある曲)

思い切り弾けまくった後には、グッと雰囲気を変えてシックに泥臭く迫ってきましたよ。
誰の胸にもホノボノと染み入る永遠不滅、珠玉のバラードと異色のコラボレーションだ。
ここでは静かにジックリと、とろけながらも痺れてみましょうよ。

イントロで奏でられる、美しく澄み渡るギターの旋律が無性に泣けてくるなあ。
もうこれだけでも鋼の涙腺が崩壊寸前だ。
青春時代の甘くほろ苦い思い出が蘇ってくる。

やや抑え気味なバック演奏に絡む、ナイト君渾身のピッキングハーモニクス&ボリューム奏法による哀愁のギター・ソロも、アダルティックで渋く響いてくるなあ。
咽び泣きのトーンが鋭く突き刺さってくる。
ここぞという時に美味しいところをかっさらっていく燻し銀プレイヤーならではの真骨頂でもある。
紅一点のメメ嬢も負けないくらい、感情移入して熱唱を繰り広げてくれます。

チャレンジ精神旺盛なリミックスに乾杯。
隠し玉は底なしだ、ゾゾゾゾッ~~・・・・(-_-;)
ネオン・ステイックや扇子を頭上高く左右に揺らしていたオーディエンスが、美しい旋律にのって華麗なるチーク。



・・・種明かし!・・・
知っている方は思わず唸っちゃいます。
曲は永遠のアイドル松田聖子、プレイスタイルはどっぷりとクリエイションに浸かっているのだ。
一見、違和感満点の取り合わせも、リミックスにかかるとあらあら不思議。
見事な大作の変身だ。
大した連中さ。
よくもまあこんなアイデアを思いつくものだ・・・と感心どころかあきれ返っちゃうほど。
もはや脱帽の領域です。


「・・・というわけで、ポンポンとノリのいいやつでいきます!まだまだ続きますよ!!」
「ここからうるさいドブネズミの曲です。元気出していきましょう!!」
マーズくんのドラム・スティックがハイハット・カウントを打ち鳴らす。
お馴染みザ・ブルー・ハーツの「リンダ・リンダ」だ。
リミックス流のスペシャル・ヴァージョンだというんだからこれまた芸が細かい。
御見逸れしました。
さにライブにはもってこいのナンバーが一気にスパーク。
下手に改まった能書きなんか、この激しいサウンドの前では木っ端微塵に消し飛んでしまう事でしょう。
メメちゃんは悩殺ポーズを連発で決めて、オーディエンス達を怪しく誘惑しながらも弾けまくる。
満面笑顔のメメ嬢がコール&レスポンスの要求。
あららら・・・・ここでも捻りを加えた曲に連結。
な、な、なんと今度はヒトミの「ラブ2000」に雪崩れ込み。
2000年発表のアルバム「ラブ・ライフ」に収録。17枚目のシングル。オリコン週間ランキングでは5位を記録。Qちゃんも愛聴していたことでも有名ですね。
ほんでもってこの曲があるということはコアなファンならばご存じの曲が控えている・・・・。
様式美の金字塔「スピード・キング」(第2期ディープ・パープル)だあ!
ヘヴィメタルの夜明けともいえる狼煙はここでしたたかに放たれた。  
再度「紫の炎」が現れて締めくくり。近寄りがたいほどの存在感を放ちつつね。
自由奔放、すでにお手上げ状態。もう好き勝手にしてくれい!(笑)


この強引なまでに目まぐるしくブレンドしちゃう発想力は、一体全体どこから湧いてくるの?と思わず聞いてみたくなっちゃった。
どうやらナイトくんの辞書には「煮詰まる」「マンネリ」という言葉は載っていないようだ。
ただ単に曲を引っ張りだしてきて適当に捏ね繰り回すのではなく、ちゃんとメメ嬢のイメージに沿った構成で進行しているところなんてさすが知能犯。
これって結構歌いこなすのって難しいよ。
それを不敵な笑みも交えつつ、カッコよくしなやかに指の動きまで交える振付まで添えて披露。
それだけにとどまらず、随所に鋭いトリックを忍ばせている抜かりなさ。大したものだ。
いきなり息の根を止められるんだから。

観客は曲が、終わったのかどうかよく理解できなくってしばらくの静寂。
そりゃあそうだよね。先行きが読めない演奏なんだからさあ(笑)
確かに終わったと理解できたら「YEAH!! 」と怒涛の大歓声が沸き起こった!
「ありがとうございます。あっという間だね。制限時間も一杯、いよいよ最後です?!」
控えしはテレビドラマの主題歌「太陽にほえろ」
一体全体リミックスにはどれだけの秘密兵器が存在するの?
まだまだ氷山の一角なのは間違いない。

井上堯之バンドといえば真っ先に脳裏に浮かぶあのフレーズ。
そして各個性派の刑事たちが大都会にそびえたつビル街を疾走するシーンもね。
何度聞いても鳥肌が立ってきちゃうよ。
不思議と全然古臭さが漂ってこない。感無量の極致・・・・。
多くの世代に支持されるインストウルメンタル。

そこからドレッシーに着飾ったメメちゃんのテーマソングともいえるお約束「どうにも止まらない」(山本リンダ)。
いよっ!待ってました!の掛け声があちこちから飛び交いそう。
ハーフアイドルで売れていたリンダちゃんが、いきなりセックスアピール振りまいて世の男どもをノックアウトした、ラテン系パーカッシブグルーブの衝撃的な歌。
でもメメちゃんが歌うと、ちっともいやらしく感じないところが好感もてるね。
これは人徳というもの。



ありとあらゆるキャラクターを嬉々としながらもノリノリにこなし続ける。
これをやらないと絶対に許されないからね(笑)。
今も増殖中の熱烈なるファン達からさ。ステージからおろしてもらえないよ!


あれ!このソロ、リフ、メロディ・・・・たしかあれだよね?
なんて記憶を辿っている最中にもう変わっているんだもん。
これも計算のうちかい?
もう頭の中がグシャグシャに混乱するほど曲が入り乱れはじめてうねっている。
和洋問わず、時代もジャンルもお構いなしだからね~。
原曲の持っている美味しいところを微塵も損なうことなく、究極のツギハギプレイで一緒にトリップだ。
半狂乱の快感地獄にドップリと溺れちゃうのも一興。

エンディングでは驚愕のギターフラッシュでフィニッシュ。
「ありがとう!!!!リミックスでした!!!!!」
毎回度肝を抜かれるほどの連続だけど、さらなる高みへと浮上した感あり。
完璧だ。



ライブ後にナイトくんやメメちゃんに聞いちゃったもんな。
「よくあれだけの曲目を覚えられたね」
「ニシヤンが安定して牽引するから大丈夫」
頼もしい存在と互いの信頼関係がものを言うお手本だ。
ナイトくんのアイディアを、ジグソーパズルのようにハメ込んで構築した結果がこれだ。湯水が湧き出る如くドンドンとね。
メメちゃんはそれら黄金の楽曲群をメンバーたちから逐一丁寧に解説してもらい、一切聞き漏らさぬようどん欲に学んでいるのだとか。
まあ、かしこまった能書きを語るよりも、はじけまくりの笑顔を振りまきながらステージ狭しとばかりに縦横無尽、軽やかに、ステップ踏みながら歌うメメちゃんを見つめていよう。

オフステージでも「今後は英語の歌詞にもっと磨きをかけてチャレンジしたい」と純粋なる乙女のような瞳を輝かせながら意欲を語っていましたよ。
そこいらにゴロゴロと転がっているユルユルでやわな連中よ、見習いたまえ。
根っからのシンガー気質。
スポットライトを全身に思いっきり浴びながら歌うという使命を帯びて、この世に誕生したかのようだ。
たまりませんなあ!!

あっという間に過ぎ去ってしまったリミックスのエキサイティングなエンターティナーショー。
もうお腹いっぱいで2~3バンド分のライブを見終えた錯覚に陥ってしまうほどの贅沢気分。
まだまだレパートリーは豊富なようだけど、この続きは次回のお楽しみということで。

大団円を迎えてもリズムセクションは、したたかに「太陽の/にほえろ」の隠れた名曲をさりげなく演じていたよ。
それに気付いた人は何人いたのかなあ・・・・・?((´∀`*))

・・・・・\(゜ロ\)ココハドコ? (/ロ゜)/アタシハダアレ?・・・・・・
以上抜粋でした! 凄いやねぇ~Σ( ̄□ ̄|||) 2022年5月15日の出来事でしたウィンク

実は・・・このレポートは倍くらいの長文だったりなんです😅
なので・・・バッサリとさせていただきました<(_ _)> 感謝ですぅ~






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Last updated  May 29, 2022 12:13:46 AM
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