虹色のパレット

虹色のパレット

2022.06.20
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カテゴリ: 子育て・教育


お池の散歩道の始まりまたは終わりの柊の木まで来た。
駐車場の向こう側の丘にこれから上る所だ。





柊の木の所を真っ直ぐに駐車場を横切る。

さあ、これからタイムトンネルに入るので、心の準備をお願いしたい。

フェンス横の灌木がぼやぼやしているとこらへん・・・

イチ・二・サン

















ジャーン!!  

落ち葉がこんなにあるから10月の終わりごろだろうか・・・。
娘は3~4カ月?。
母は‥‥ハハハハ~?

この辺にそうだその頃は、古い木で出来た遊具や、
ロケット型のジャングルジムが有ったっけ。

他にも高い昔の滑り台や・・・。

娘の着ているチョッキはかぎ針編み、母の手作り。


丁度、娘が生まれた頃・・・。

何と、こんなに素敵な総合遊具が出来たのだった。

時は、そろそろ一年が経って、つかまり立ちをするようになっていた。
良く見ると、この赤ちゃん足が細くて、長すぎ?
赤ちゃんてズングリしていなければやはり変だ。
それにつま先立ちもしているのでなおさら変だ。

この遊具は、歩く所は全て木で出来ていて、
色々な所に子供がしたくなるようなものが設えてある。

今つま先立ちで立っている本物のつり橋、お気に入りだった。
左側にある坂道。
これも良かった。
雲梯もあれば車のハンドルもある。
後ろには乳幼児用のゴム製ブランコ。

今までさびれた公園で人がいるのも見たことが無かったが、
この遊具が出来てから、大いに賑わうようになったものだった。

所で、母娘の横で微笑んでいるあの素敵なお姉さんは?

大学の同級生の長女さん。
その時、お友達はこの長女、次女、
小学6年生の長男さん達とと我が家に滞在してくれたのだった。

カズ姫の長女は一歳にもならない、片や友達の娘さんは大学生。

我が道だけしか歩けない偏屈なカズ姫。
日本ではこういう人は嫌われる。
嫌われても構わないが・・・。
住みにくい。

だから、20代後半、スーツケース一つを下げ、
ホームレスになってもと言う覚悟で、片道切符を持って渡米。

勇気ある、良い決心だった。

それから母になる用意が出来たと思ったころ、めでたくも妊娠。

日本人には高齢出産で大変ですねとか言われながら・・・。
え、高齢って誰が?私が?
そ、そうなんですか???

人生50年、越天の時に比ぶれば~~
カズ姫の楚祖母は93歳、祖母は99歳、
母は‥当時はまだ若かったが何年か前91歳で他界。
身近な所で考えても・・・
信長の時代じゃあるまいし、40歳なんてヒヨコだ。

アメリカでは普通のことで、
若い体力のある母と、若くはないが経験を積んで賢くなった母とでは
子供の為にはどっちが良い?

等と言う議論が盛んに行われていたが、
経験を積んだ母に軍配は上がりそうになりながら
人それぞれとと言事で落ち着いたと言う経緯もある。

如何にもアメリカ的。
議論はするが結論は個人に任せる。

何かを変えるには、現実を自分の目でしっかり見据えて、
勇気がなければ決断は出来ない。
覚悟がなければ行動には移せない。

最近、懐かしいと言う感情は脳の働きにとってとてもプラスだと言う記事を読んだ。

昔を思い出して懐かしく思うのは、老人の特権だ。
それが、脳の働きも良いと言うならなおさら嬉しい。
大歓迎だ。

でも、楽しいからとあまりにものめり込んでこちら側に帰れなくなったら大変。









さあ、くりちゃん、そろそろ帰ろうか・・・。
このトンネルを抜けたら・・・
雪国??
いやいや現実でないと困る。

イチ・二・サン
@@@@@@◎◎・・・?? ( ^ω^)・・・・・










あ、戻れた。
あのお気に入りの遊具はもうない。
八重桜の散り積もったブランコでお姉さんたちが遊んでいた。


ホッ!!!



昔は、芝生だけで乳母車は通りにくかったが、
今は、こんな遊歩道が出来ている。

その向こうには新しい遊具が。
あれ以来、こんな
木の遊具は子供には優しいが、直ぐに壊れる遊具は。

こんな所にも、経済と効率が優先する社会。




彼方此方に分散されているが、カズ姫は、右側赤い滑り台の横にある、
黄色い螺旋階段だけは気に入っていた。
螺旋に足を入れて、チョコチョコと足を動かしていくと、
見える景色が変わり、知らない間に高さも変わっているのだ。
初めての経験に感激したものだった。
螺旋と言う無理のない変化は宇宙でも社会でも良い変わり方と言う事に気が付いた。



リュウの様なものがのたうっていたリ・・・。

尻尾の後ろにある古い小屋は残してあり、
下にはピクニックテーブルが置いてある。



この歩道を車道に出て、そのまま真っ直ぐ上行き、右に曲がると、
カズ姫が以前住んでいた家が有る。
その次の通りを真っ直ぐ下りてくると、パーキングにそのまま入るようになる。

でも、その通りの名前を忘れたので地図を見たら、
な何と、あの池は、インデアン・ポンドと言う名前だと言う事を初めて知った。



小学生になってからは遊具で遊ぶより、
この大きな岩によじ登ったりして遊ぶことが多くなった。

広々とした芝生は様々な遊びを生む。

でも、何処にでも不届き者は居るものだ。
この石の道路に面した方に、
この公園の名前を彫り込んだ素敵な銅板が埋めてあったが・・・。
ある日、銅板は盗まれて石の凹みしかなくなっていた。
悲しい思い出だ。





その石に面したように芝生の中に、こんなものがる。
これは、あの黄色い棒から水が出て、幼児たちの水遊びの場になる。
町営のプールも幾つかあるが、こう言う噴水は溺れす心配もなく、
水遊びが出来るので、幼児たちにはこれは手軽で人気が有った。


この水を出したり止めたりする役目が、
高校生のコミュニティー・サービスの中にも有った。
面白そうじゃん、それやったら?
と娘言いうと、そんなの早く取られてしまって、もう残っていないよ。

良く見ないと分からないが、丁度水遊びのコンクリートの奥辺りに、
ある建物の方にこれから行ってみよう。








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最終更新日  2022.06.21 09:15:23
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