昨日の続き
今回の今日の感動は過去最高の題材かも知れない。この碁の対局者も素晴らしいが、発見者である選者も賞賛されよう。
強豪衆から3つの手が寄せられたがどれも流石である。そもそも、この局面で対局者が打った手が本当に正解なのかどうか、選者自らの読みに自信があるわけではない、という恐ろしい題材なのである。
案1

図の白1は黒の薄みを狙った鋭い手。さて、ここから手になるかどうか。
案2
変化図1

ゆうすけさんの白1の手は鋭い。「しまったかあ?」と飛び上がりそうになった。黒2と打つと白5まで簡単に死にである。
変化図2

黒は図の2を決めて黒4から8まで、生きてしまう。白5の手で6に打つと黒5で生き。
案3
変化図1

ひよこさんが示した成功しない図だが、鋭い読みである。黒4が巧い手、さらに6で生き。
変化図2

黒4とはねてしまうと、目がない。黒6には7で死に。それにしてもこの白さん30秒の秒読みで打っているのだが、おそらく案2~案3の変化を数秒で読んでいると思われる。恐ろしい。
さて、実戦の白の作戦は?
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