実戦図
1
局面は進んで、以下白 1 が決め手になるはずの手。
実戦図 2

ところが、以下の進行は何とも甘い打ち方をしたものだ。白
3
では4に引いて黒苦しいし、白
5
で
6
に下がって
頑張ってしまうのもあった。ただ碁は細かく、この後ヨセで頑張って
1.5
目勝ちとなった。Tさんはこの時
6
勝
1
敗で、全勝賞を妨げる大金星となった。いきなり定石を間違えたり、甘い手が出たりして面食らったと思うが、私も下手なりに必死に打っていたと思う。
実戦図
3
Tさんは、すぐに卒業したのでこの後学生時代に打つ機会はなかったが、
15
年以上経ち、再び対戦するようになった。以下、その内の一局、
2003
年のアマ十傑戦県大会の対戦。私の黒番の碁。Tさんとの対戦では、他の人以上に気合が入った。
黒 1 ・ 3 が工夫した手順。白 4 から出切りには上から当てて捨てるくらいの相場だったが、黒 7 は暴走気味の頑張り。
実戦図
4
以下のように進み。
実戦図
5

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