以下の局面までは互角の形勢だったが、黒 12 までとなり一気に黒が優勢となったようだ。
実戦図 1

上図白 11 は上辺の白も弱いので相場かと思ったが、甘かった。以下 1 と打てばまだ互角の形勢だったようだ。
参考図 1

AI
で検討すると、以下のような打ち方もあったようだ。黒の注文だけれど、白は上辺を割っているのと白
1
が働く意味があるのに言い分がありそう。
参考図 2

参考図 3

2
と受けて両当たりを打たせる手が推奨されている。天頂・
Lizzie
ともこの辺りの変化の中では、白
6
までの形が一番白の評価が高い(それでも形勢は白少し良し程度)。7以下は一例。
左辺のこんなポンヌキを許すなんて見たことがない。そんなバカな!と思ったが、よく考えてみると、左上黒が薄くなる、左辺白石がサバキの味付けになる、中央白の剣先が出て下辺の黒がまとまりにくい、など白にも言い分がある。条件次第ではこの変化打ってみたいと思うが、周囲の人達にはついに狂ったかと思われそうで楽しみだ
。
参考図4

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