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2015年05月07日
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テーマ: たわごと(27386)
カテゴリ: アメリカ
対日戦争のように戦後稼げると思って、「大量破壊兵器の存在」というブッシュ政権の怪しげな話に耳を塞いで、米国が産業界を巻き込んで始めたイラク戦争。

 独裁者を倒した後、民主主義は成立せず、混乱が継続。

 混乱を収めるため駐留は続く。

 米国の財政支出の国外垂れ流しは今も続く。




アメリカ人はもう「世界の警察」を続ける気がない

 2015年4月24日 ダイヤモンドオンライン

 …(略)…

アメリカの「赤字が爆発的に増えた」のには多くの理由がある。2001年以降、毎年33兆ドルを超える歳出もその一部だ。それに比べればイラクとアフガニスタンで費やした約1兆5000億ドルなど微々たるものだ。

 アメリカが世界に無関心なのは、イラクとアフガニスタンで苦い経験をした結果、世界の警察官の役割は割に合わない場合があると気づいたせいでもある。第二次世界大戦後の日本やドイツなら、あるいは冷戦後のポーランドなら、「国家建設」にアメリカの富とエネルギーを費やす価値はあったかもしれない。だが、バグダッドやカブールで国家建設を進めても、まともな成果が期待できるはずはなかった。

 そもそもイラクやアフガニスタンが、イスラム世界全体の手本となる民主主義国になる可能性などあったのか。これは当然の疑問だ。アメリカ人がいま、外国に介入することを嫌がっているのは、アメリカの中核的利益と周縁的利益の間にはっきりと一線を引き、周縁的利益のためにエネルギーを浪費したくないと思っているからだ。

 …(略)…




 米国は戦争に直接介入する政策を投げ出しつつある。



 全米各州に遍く存在する軍需産業を支えるために、国家を破綻させるわけにはいかない。

 巨額の費用が必要な新兵器の開発は、停滞。

 次期大統領選挙で、米国民は自国、自分たちの「核心的利益」がどこに存在するかを見極めながら、政権を選択することになりそうだ。



 米国一極主義の世界秩序が崩壊するからといって、悪いことばかりではない。

 世界の多極化に合わせた国際秩序の維持という役割に、国連は相応しい存在。

 拒否権をもつ常任理事国の数をG20ばりに増やすことも一考の価値がある。






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最終更新日  2017年10月20日 23時54分33秒
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