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2015年11月27日
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テーマ: たわごと(27384)
カテゴリ: 政について

 安倍首相は、弱肉強食の香りが紛々とする政策を次々と導入。

 TPP然り、「一億総活躍社会」然り。




 菊池桃子氏は「一億総活躍社会」の実現に向けた国民会議の民間議員となった。

 彼女は、10月29日の初会合の中で、安倍晋三首相らを前に「『一億総活躍』の定義はなかなか理解されていない」と指摘した上で、以下のように述べたのだそうだ

 「社会の中で排除される人をつくらず、すべての人に活躍の機会があるという意味で『ソーシャルインクルージョン』(社会的包容力)という言葉を使ったらどうか」。


あっぱれ、菊池桃子
 小田嶋 隆
 2015年11月6日 日経ビジネスオンライン


 「ソーシャル・インクルージョン」(社会的包容力、社会的包摂)


 何らかの事情で社会から排除(エクスクルージョン)されている人々がかかえている貧困や差別などの問題を解決することで、彼らが、他の人々との相互的で対等な関係を獲得し自立することを支援しようとする考え方。




 「一億玉砕」、「一億火の玉」など第二次世界大戦中に使用された「一億」に良いイメージはない。

 戦争責任の表現である「一億総懺悔」に至っては、無責任の象徴のような言葉。




 『社会的包容力(ソーシャル・インクルージョン)を広げる取り組み』なら、国民の福利の増大を予感させる。

 効率的な社会より住みよい社会を作って欲しいと希う。


 原発で利を得るのも巨大資本だけ。

 最近は各種の団体を通じた原発見学会も復活。

 着々と原発再稼動に向けた取り組みがすすんでいる。


 安倍駐日アメリカ大使……うまいこと言うなぁ。



安倍“駐日アメリカ大使”の本当の罪
――吉原毅×広瀬隆対談【パート4】
 2015年11月14日 ダイヤモンドオンライン

 …(略)…




広瀬 日本は完全にアメリカの奴隷になっています。
 1970年代の日米繊維交渉では、首相の佐藤栄作がきちんとアメリカとケンカしました。歴史を調べてみると、日本のバカな政治家たちも、アメリカとちゃんとケンカしていました。

 でも、今は、安倍晋三みたいな「駐日アメリカ大使」が総理大臣をやっている。これでは国民は救われません。
 原発も集団的自衛権もTPPも全部、アメリカの富豪の言いなりですから。 19世紀に跋扈したフランスのサン・シモン主義は、「資本家が文明をリードしてゆくことによって、社会全体の富が増え、貧者もまた救われてゆく」という理論でした。
 サン・シモン伯爵が唱えたこの説が横行した結果、19世紀以来、全世界で労働者に対する資本家の搾取が著しく横行するようになりました。
 今まさに安倍晋三が唱えてきた経済活性化政策は、それです。




「大企業中心の経済成長が、日本全体の経済を発展させる」という、実に古くさい、19世紀の回顧主義にすぎないもので、よくもこんな古い経済思想を取り出してきたものだと驚きますが、日本の経済学者は誰も批判していない。
 サン・シモン主義が、ますます貧富の差を拡大することは、数々の歴史が実証してきた通りで、現在の日本で、労働者の格差が急激に広がっているのは、そのためです。

 喜ぶのは、経団連(日本経済団体連合会)に所属して、社内留保を増やせる上部の大手企業幹部だけですよ。

 …(略)…





 九州全般で火山活動が活発化し、福島第1原発事故の収束も定まらぬ中、川内原発は再稼動。

 原発は稼動していなくとも核燃料は入ったままだし、行き先がない高濃度放射性物質である使用済み核燃料も大量に保管されている。



 引くことを知らないリーダー、白旗を揚げるべき時期を理解しない指揮者のもとで闘う人々は不幸。

…(略)…

なぜ、『東京が壊滅する日』を
緊急出版したのか――広瀬隆からのメッセージ

 このたび、『東京が壊滅する日――フクシマと日本の運命』を緊急出版した。

 現在、福島県内の子どもの甲状腺ガン発生率は平常時の70倍超。
 2011年3~6月の放射性セシウムの月間降下物総量は「新宿が盛岡の6倍」、甲状腺癌を起こす放射性ヨウ素の月間降下物総量は「新宿が盛岡の100倍超」(文部科学省2011年11月25日公表値)という驚くべき数値になっている。




 東京を含む東日本地域住民の内部被曝は極めて深刻だ。
 映画俳優ジョン・ウェインの死を招いたアメリカのネバダ核実験(1951~57年で計97回)や、チェルノブイリ事故でも「事故後5年」から癌患者が急増。フクシマ原発事故から4年余りが経過した今、『東京が壊滅する日――フクシマと日本の運命』で描いたおそるべき史実とデータに向き合っておかねばならない。

 1951~57年に計97回行われたアメリカのネバダ大気中核実験では、核実験場から220キロ離れたセント・ジョージで大規模な癌発生事件が続出した。220キロといえば、福島第一原発~東京駅、福島第一原発~釜石と同じ距離だ。




 核実験と原発事故は違うのでは? と思われがちだが、中身は同じ200種以上の放射性物質。福島第一原発の場合、3号機から猛毒物プルトニウムを含む放射性ガスが放出されている。これがセシウムよりはるかに危険度が高い。

 3.11で地上に降った放射能総量は、ネバダ核実験場で大気中に放出されたそれより「2割」多いからだ。

 不気味な火山活動&地震発生の今、「残された時間」が本当にない。
 子どもたちを見殺しにしたまま、大人たちはこの事態を静観していいはずがない。

 …(略)…







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最終更新日  2015年11月28日 09時43分25秒
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