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2020年03月25日
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テーマ: ミサイル(9)
カテゴリ: 航空&ミリタリー
​​ ​​ 
 「極超音速兵器」は、「弾道ミサイル並みの射程と速度を持ちつつ弾道飛行を行わない」ものを指す。
 より具体的には「極超音速滑空ミサイル」と「極超音速巡航ミサイル」を指す。
 従来の弾道ミサイルなどと異なり、飛行経路、着弾位置を容易に計算できない飛行経路である滑空、巡航を行う。
 大気圏内を飛行し、弾道ミサイル防衛用の迎撃ミサイルでは迎撃できない。
 極超音速であることでほとんどの大気圏内用の迎撃ミサイルも対処できない。
 ロシアの極超音速兵器「アバンガルド」は既に公表、実戦配備。

ロシア国防省
極超音速兵器「アバンガルド」
を実践配備
2019年12月28日 AFP BB NEWS
​     


 米国防総省は極超音速兵器「ファルコンHTV-2」
の発射実験に成功したと発表した。


「極超音速兵器」
の飛行体の発射実験に成功
米国防総省 ​​​
  …(略)…
 アメリカ国防総省は20日、「極超音速兵器」のうち、目標に向けて滑空するグライド・ボディと呼ばれる飛行体の実験に成功したと発表しました。
 それによりますと、飛行体は現地時間の19日夜、ハワイのカウアイ島にある試験場から打ち上げられ、目標地点まで音速を超える速度で飛行したということで、国防総省は極超音速兵器の開発において「画期的な実験だ」と強調しました。
 極超音速兵器は音速の5倍以上の速さで飛行しながら、軌道を変えられる能力を備え、既存のミサイル防衛システムでは迎撃は困難だとされています。
  ― 引用終り ―


 軍事超大国の装備の標準になっていくようだ。
 抑止力という名の「恐怖」による支配と連鎖が続く。

Falcon HTV2
出典:Wikipedia
概要
 Falcon HTV2(ファルコンHTV2)は国防高等研究計画局(DARPA)の事業であるFalcon(Force Application and Launch from Continental United States)計画の一部として研究されている。
 地球上のいかなる地点でも一時間以内の攻撃を可能とするPGS(Prompt Global Strike)構想の一翼を担うもので、クラスター爆弾や運動エネルギー弾を極超音速で攻撃目標へ撃ち込むことを計画している。
 通常弾頭の兵器システムとして、核弾頭の大陸間弾道ミサイル(ICBM)に代わる次世代の抑止力と位置付けられている。
 極超音速飛翔中の飛行制御方法を含め現在はまだ技術研究段階であり、実用段階には至っていない。





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最終更新日  2020年03月25日 16時00分05秒
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