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2020年06月17日
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テーマ: 航空業界(1782)
カテゴリ: 民間航空
ボーイング797は、

 2004年に生産終了となった757より航続距離を長く設定し、LCCで多用されるエアバスA320neo/321neoと真っ向から対抗するモデルとして構想された。
低燃費・低騒音の新エンジンの搭載とされていた。


霞んでゆく新型旅客機「ボーイング797」計画
なぜ開発断念濃厚?
その概要や経緯 ​​
​2020.05.02 乗りものニュース編集部
  …(略)…
ライバル機がデビューするも
見直しを余儀なくされた理由
 もっとも大きな理由は、ボーイングのロングセラー機である737シリーズの最新モデル、737MAXが相次いで同じ原因と見られる航空事故を起こしてしまったことです。
 それらは失速を防ぐ「自動失速防止システム(NCAS)」が誤作動してしまい、パイロットの意に反した挙動をとってしまったことが原因といわれています
     ​
 先出のランディ・ティンゼスマーケティング担当副社長も、「まずは737MAXの問題を解決したのち『NMA』について検討することになる」としていましたが、結果、737MAXの生産を2020年1月から一時停止することになり、前CEOもその責任を負い交代を余儀なくされるという事態におちいります。
 そしてそののち就任したデビッド・カルホーンCEOは早々に、737MAXで問題となった操縦システムを見直す必要性が生じたことや、それまでの市場環境の変化などを理由に「NMA」をいったん白紙に戻す方針を明らかにしています。

 そしてこの白紙状態をより深めたのが、2020年2月ごろから世界的に広がった新型コロナウィルスの感染拡大の影響です。
 航空業界はこの影響を大きく受け、旅客の需要は大きく減退、カルホーンCEOは、現地時間4月27日(月)に株主総会で、感染拡大以前の航空需要まで戻るには数年の時間が必要であることを現地メディアに明かしています。
 これにより一層、737MAXの問題をいち早く解決し、生産や運航を続けることに注力する一方、NMA計画が改めて動き出す見込みはますます薄くなったといえるでしょう。
  ― 引用終り ―
     ​
 ボーイング社の最重要課題は、737 MAXの運航再開だった。
 2020年になって世界的なコロナ禍で、運行再開とともに企業の存続が大きな課題となった。
 対象となるセグメントの市場規模は想定不能となり、新機種投入による市場開拓の優先順位・重要度は低下した。
     ​





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最終更新日  2020年06月17日 06時00分08秒
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