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2020年06月17日
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カテゴリ: 民間航空
 2020年5月11日、 三菱航空機の親会社・三菱重工業は 2019年度(2020年3月期)の決算発表会の場で、スペースジェットの開発投資の半減や拠点の整理を含むリストラ、開発・生産スケジュールの大幅な見直しを明らかにした。

 日本初の国産ジェット旅客機、 三菱リージョナルジェット(MRJ)改め 開発は、武漢肺炎の世界的感染拡大でFAAの型式認証をはじめ、遅れの要因が増加している。
 開発費は2019年度の約1400億円から半減。
 3拠点ある米国拠点のうち2拠点の閉鎖など人員削減も検討する。
 企業存続の危機ではないものの、三菱重工業の業績不振は長引きそうだ。
 スペースジェットの開発自体の凍結の危機が迫っている。

 2020年2月、 スペースジェットはかねてより開発の遅れから6回目の納入延期発表した。
 そして納入時期は明言しなかった。
 納入時期の判定の契機は、FAAの型式認証取得のための数々の設計変更を行った10号機の米国への移送となるはずだった。
 その時期は2020年春。
 武漢肺炎の感染拡大の真っただ中だった。
 スペースジェット M90の型式認証取得に向けた飛行試験は中断。
 型式認証を取得したとしても、長引く世界的な移動制限で顧客となるエアライン各社の業績は悪化。
 が新しい機体を購入するどころか、存続の危機に陥っている。

     ​
 果たしてスペースジェットが旅客機として 飛べる日は来るのか?





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最終更新日  2020年06月17日 16時00分06秒
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