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私が専門としている白内障手術、少しでも手術の成功率・安全性を高めるために毎日努力を重ねています。この1年間でも傷口の大きさを2.8ミリから2.4ミリに縮めたことは以前の日記で書いた通りですが、最近になって更に手術法を改良しているので今日はその話をしてみたいと思います。
白内障手術では、濁ってしまった水晶体の核(中身)を後嚢という袋から剥がす、ハイドロダイセクションという手技があるのですが、これが意外と完全に剥がすことが難しくて、私もなかなかうまくいかないことが良くありました。
ところが「倉知式ハイドロニードル」という新しい針をお試しで使ってみたところ、
これが前嚢の裏面(水晶体の袋の裏側)に平べったく絶妙にフィットする感じで、
その手技が抜群にうまくできるんですね。以下に実際の手術時の写真を載せておきます。
そのため今週からはすべての患者様に対してこの新しい針を使って手術をさせて頂いています。これからも努力を欠かさず、より安全で確実な白内障手術を提供できるように頑張っていこうと考えています。
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