にしわき眼科クリニック。

にしわき眼科クリニック。

2011.07.23
XML
カテゴリ: 外来診療一般
 さて早いもので学会も最終日となりました。この日は、

R0084030.JPG

 角膜疾患と白内障手術、眼科IT化における進歩という2つのセッションに参加しました。

 ただ、学会の最終日と言うのはいつもそうですが、空気が穏やかと言うか、寝ている参加者もいるというか、ちょっとのんびりした雰囲気が漂っているんですね。(笑) みんな博多の夜の激闘で疲れているのかもしれませんが、昨日の昼の「対決!フェイコマシーン」のセミナーのような激アツさはかけらもありません。

 さて、最終日のセッションで勉強になったことを下にまとめておきます。例によって眼科専門医向けの内容です。

1. 角膜混濁眼で、拡散光で前嚢(ぜんのう:水晶体の表面の膜)が確認できなければ、白内障単独OPはするべきではない。

2. 外来では問診を重視し、問診内容を前提として「今日は○○なんですね。」という質問を投げ掛けてあげるほうが、患者様は話しやすい。

3. イニシャルコスト(初期投資)の10倍を5年で回収できなければ、その投資は経営的には失敗である。眼科分野では機械が高額な上に、その投資が十分にペイしているか考えていない診療所・病院が多いので、強く注意しないといけない。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2011.07.23 11:42:25


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: