にしわき眼科クリニック。

にしわき眼科クリニック。

2012.04.23
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カテゴリ: 外来診療一般
 さて今日も前回の日記の続きです。加齢黄班変性(AMD)の進行予防にサプリメントが大きな力を発揮することは前回述べた通りなのですが、残念ながら症状が進行してしまった場合には、現在では抗VEGF薬(ルセンティス、アバスチンなど)というお薬を目の玉に直接注射する治療法(硝子体注射)が一般的です。

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 この治療法は悪い新生血管を直接やっつけることが出来るので、症状を改善もしくは悪化を防ぐ効果は抜群であり、AMDの治療を劇的に進化させました。ただ1つだけ大きな欠点があり、薬の効果が1~数ヶ月しか持続しないので定期的に注射を受けないといけないんですね。(続く)






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最終更新日  2012.04.23 18:35:16


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