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2006年10月18日
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カテゴリ: こども
先日ゆらの担当看護師さんだったKさんが、ゆらのお墓参りに来て下さった。

私もとっても嬉しかった。

Kさんは、経験豊富そうな頼もしい方。
そして、すごーくすごーく優しい方。
きっとNICUのお母さん的存在なんだと思う。

ゆらが亡くなる前日に、「1つだけお願いがあるの。絶対に無理をしないでね。頑張り過ぎないでね。約束してね」と言って下さった。
そうは言われても頑張りまくって無理をしまくるつもりでいたけれど、そう言って頂いた気持ちが嬉しかった。
私を支え続けてくれる恩人だ…。


「誕生死」
誕生死

ママのお腹の中で、また生後まもなく亡くなった赤ちゃんに関する手記が集められている。
ゆらの闘病生活を思い出し、読みながら沢山涙した。
「あぁ、私はこうしてこの先何度もゆらを思って涙を流すのだなぁ」と思った…。
でも、それは自分にとって苦痛ではなくて、ゆらと愛おしさと涙はセットなのだ。
そうやって生きていく事は別に不幸な事ではない。
ただ、私の人生の中の大切な1つの事実だ。

読んで感じた事は、お腹から産まれて来なくても、お腹に宿った時点で戸籍を設ける事が出来たらなぁという事だった。
親としてみれば、それが自然な認識だと思う。
流産・死産した赤ちゃんにだって、「生」はあったと私は思う。

そして、不思議な事に、私はこの本を以前手にしようと思った事がある。

父が図書館で本を借りてきてくれるというので、この本やダウン症に関する本を読みたいと私は頼んだ。
父は心配して「元気な赤ちゃんが産まれてくるから、悪い事は考えるな」と言い、結局それらの本は借りてきてくれなかった。
私は、予感があったのかなぁ。
義母にも「どんな赤ちゃんが産まれて来てくれても、精一杯可愛がる」と話したりもしていた。

それから、Kさんとは「 天使のブティック
天使のブティックとは、小さく産まれて亡くなった赤ちゃんへ産着を贈るというボランティアをされている団体だ。
この活動をさせてもらえないか、と。
すると、逆にお願いして頂けた。
私が「本当はこの産着を着ずに済むように、どの赤ちゃんも無事に産まれて元気に育ってもらいたいのだけれど…」と話すと、Kさんは「それでも残念だけれど赤ちゃんの死はなくならないから、是非。大きな産着を着て帰ってもらう事をいつも心苦しく思っていたの」と。

実際に利用して下さる方にどうとらえて頂けるのかは正直分からない。
絶対に必要な物というわけではなく、むしろご迷惑にならないだろうかと自信もあまりない。
それでも、少しずつでも自分に出来る事をしていきたいと思う。
よろしければご意見を寄せて下さい。





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最終更新日  2006年10月19日 00時12分36秒
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