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しょーもないタイトルですが、緑色をアピールしたかったもので・・・ 海外ドラマにはまる隙間をぬって、何気に映画も見ているので忘れないうちに レビューします・・・(汗) 「インクレディブル・ハルク」 2008年 アメリカ 監督 ルイ・レテリエ「トランスポータ」 出演 エドワード・ノートン、リヴ・タイラー、ティム・ロスほか あらすじ ↓ ブルース・バナー博士(エドワード・ノートン)は緑色の巨人ハルクに変身する能力を 隠して生活する日々を送っていたが・・・・ 感想 ↓ ずいぶん昔になりますが・・ 子どもの頃このハルクのテレビシリーズを毎回楽しみに見ていたのですが~ 長年続く私の最大の疑問は? 「変身したハルクのズボンはなぜ?サイズ変更(普通→バミューダーパンツ)だけで済むのか?!」 でしたが~ その最大の悩みにおおらかに答えてくれた気がするこのハルク映画は・・・ その部分では、アン・リー バージョンよりは評価したいけれど~(笑) キャスティングは・・・・?というと・・・ ノートンは生え際後退 以外はとても良かったと思いますが~ ティムは? 設定39歳?え~~~~嘘でしょ?! 絶対見えねぇ~ 軍人で鍛えている割には鏡に写る裸の上半身は・・ 完璧に年寄り臭かったです。 (ゴメンナサイ、ティムファン!) なんだか、かなりお疲れ気味と感じてしまったのは私だけでしょうか? そんなこんなを考えると 個人的には映画の持つゴージャスさと せつなさでは アン・リーバージョンの方に軍配! という気がしました。 なんだか場末のバーで一杯ひっかけたような~少し侘しい雰囲気を感じてしまった映画です。 でも、アン・リー監督もそうだけれど、この監督もフランスのお方。 ハルク映画は、アメコミという割には 何故?外国監督? 謎だ~ 過去のハルク ↓
2009.04.23
たまには、ゆるーい脱力系の映画も必要ですね。 「団塊ボーイズ」 2007年 アメリカ 監督 ウォルト・ベッカー 出演 ジョン・トラヴォルタ、ティム・アレンほか あらすじ ↓ 実業家のウディ(ジョン・トラヴォルタ)、歯科医のダグ(ティム・アレン) 執筆業に励むボビー(マーティン・ローレンス)、パソコンのスペシャリスト ダドリー(ウィリアム・H・メイシー)。閑静な住宅街に暮らす彼らは 実は人生に煮詰まっている状態だった。そこで、彼らは日常を忘れ 愛車のハーレーで旅に出るが…… 感想 ↓ 原題「Wild Hogs」(野生的な豚って・・・野豚?) とは名ばかりで、実際は社会に飼いならされて、ストレスという傷を負った ちょい太 親父さんたちのロードムービーです。 いくつになっても 夢見る少年のような心を忘れない男たちの脱力系ムービーという 感じでしょうか・・・ 何も考えずに見れば、楽しめます。「レスラー」の助演でアカデミー賞でノミネートされた マリサ・トメイ、ここでも いい味出してます。いくつになっても可愛らしい人です。 雄大な大自然の中をお気に入りのバイクでカッ飛ばすうちに、野性味を取り戻していく おっさんたちの姿には癒されました~ ウィリアム・H・メイシーのすっとぼけたキャラには笑えます。 オススメ度 Nobubuの映画カウンター2009 1/1より今日まで約50本
2009.03.05
遅ればせながら本年度初の映画館での映画鑑賞。 マシューがどうしても見たがっていたので、この映画に決定した訳ですが・・ 「チェ 28歳の革命」 公開中 監督 スティーヴン・ソダーバーグ 出演 ベニチオ・デル・トロほか あらすじ ↓ 偉大な革命家でカリスマ的存在ともなっているチェ・ゲバラの 闘士としての半生を2部作で描く歴史ドラマの前編。 感想 ↓ 昔好きだったドラマ「コンバット」や往年の名作「戦場にかける橋」などなど・・ それらとなんとなく共通するような、戦争臭さのある映画だと思いました。 じっくりと平坦にゲリラ戦を描いていて、ところどころの白黒映像が逆に未来の姿 (ゲリラ戦の後の30代後半の姿)を現しています。 映像的なひねりと言ったら、そこいらへんだけではないでしょうか。 なので昔の映画の一種独特な地味さを 思い出してしまいました。 ゲバラを求めた多くの人々、そのカリスマ性と魅力は伝わってきましたが 人間味溢れる人となりで言ったら・・・個人的には、若かりし頃を描いた 「モーターサイクル・ダイアリーズ」には及ばないと思えました。 実際のゲバラはガエルのほうが似ていると思います。 あの甘い瞳がね・・ ↓ 好みがあると思います。 伝記的な映画でドラマチックさを期待しなければ そこそこの映画なのではないでしょうか・・・ 現に息子は、39歳も是非見たいと言っていました。 私・・ウ~ン、ベンジャミン・バトンのほうが見たいや~ こりゃ、映画館で分かれる運命かな?!(笑) Nobubuの映画カウンター2009 1/1より今日まで24本
2009.01.24
得体の知れないもの・・やっぱり怖ろしいですね、お先真っ暗な この世の中だとなおさらね・・・ 「ハプニング」 2008年 アメリカ 監督 M・ナイト・シャマラン 出演 マーク・ウォールバーグほか あらすじ ↓ ある日突然、アメリカ全土からミツバチが消えるという異常現象を皮切りに、 世界中の人々が突然死に至る病がまん延し始める。 人類滅亡の危機を前に世界はパニックに陥っていた。 その地球危機の中で主人公(マーク・ウォールバーグ)は家族を守るために安全な土地を 目指すが…… 感想 ↓ シャマランっ子(シャマランファン)ですが、この「ハプニング」のシャマラン節には 欠けている部分があります。 善の部分の人間性が足りなかったです。 「サイン」「ヴィレッジ」「シックス・センス」などなど・・ 私の考えるシャマラン節とは・・人間の怖ろしい部分を描きながらも、 最終的には「人間って捨てたもんじゃないぞ~」と思わせてくれる癒し効果も大きい 旋律なのですが・・ 今回はなんだか 癒されずじまいで終わってしまった感覚です。 どちらかというと「アンプレイカブル」に近いのかもしれません。 「アンプレイカブル」が人間の力では太刀打ちできない運(ラック)を描いているとすると こちらの「ハプニング」は人間の力では対処する術もなしな、 大きすぎる力を描いているのかも知れません。 個人的には、シャマランも出ず癒しも出ずな・・輪郭が定まらない中途半端な 出来と感じてしまいました。 一言で言うと・・数々のシャマラン作品では泣けたけど この作品では泣けなかった・・そんな感じです。 シャマラン監督、どっかへお出かけ中だったのかな? 心ここにあらず・・という感じは残りましたよ! パニック的要素を楽しむのなら、面白いかもしれません。 Nobubuの映画カウンター2009 1/1より今日まで22本
2009.01.22
予定では公開中の「チェ 28歳の革命」を見に行くはずだったのですが、 マシューの咳が酷いため、諦めモード。(学校は数日私立中学受験のためお休み) マシューは最近、エルネスト・チェ・ゲバラにかなりの興味を持っています。 「モーターサイクル・ダイアリーズ」も見て、余計に気になる存在のようで。 さすがのカリスマ性のあるお方。 今週末までには、なんとか見に行きたいと願うばかりですが・・・ という訳で暇なのでWowowで映画鑑賞。見たのはこちら ↓ 「プロヴァンスの贈りもの」 2006年 アメリカ 監督 リドリー・スコット 出演 ラッセル・クロウ、マリオン・コティヤールほか あらすじ ↓ ロンドンの金融界でトレーダーとして多忙な日々を送るマックス(ラッセル・クロウ)のもとに 10年も疎遠にしていたヘンリーおじさん(アルバート・フィニー)が亡くなったとの 知らせが届く。遺産を相続することになったマックスは、ヘンリーが住んでいた プロヴァンスのぶどう園を訪れるが…… 感想 ↓ リドリー・スコット監督とは思えないほどのコメディタッチ前面に溢れ出ている映画です。 監督も物質的で金銭的な都会的な生き方にお疲れだったのか・・みたいな~?? 何も考えずに見れば楽しめます。細かいところを言うと、ラッセルとマリオンの 年齢差の描き方が う~んおかしいだろ~みたいなシーンがあります。 (実年齢は11歳の年齢差です) それと、穏やかで優雅なときを刻むプロヴァンスの風景を背景にしては やっぱり ラッセルの芋っぽさは抜きに出ている感覚。 マリオンさんが美しく、風景に溶け込んでいる分 ラッセルの超ダサを 余計に感じてしまいました。 しかし、コメディタッチなのでそこいらへんをそれほど気にしなければ楽しめます。 ほんわか~とした洒落たプロヴァンスには行ってみたいな、いつの日か!!!! Nobubuの映画カウンター2009 1/1より今日まで19本
2009.01.19
今朝からまたまたバナナダイエットを再開した私です・・ 果たして正月前の体重に戻るか?! 「デジャヴ」 2006年 アメリカ 監督 トニー・スコット 出演 デンゼル・ワシントンほか あらすじ ↓ 客の543名が死亡する悲惨なフェリー爆発事故が発生し、現場近くでひとりの女性の死体が 発見されるが、捜査官のダグ・カーリン(デンゼル・ワシントン)は、捜査に乗り出す こととなるのだが・・・・ 感想 ↓ ラブストーリーとして、見るのならデンゼルの渋さに痺れる感じ。 彼女とのあっさりとしながらも、深く心を刺すキスシーンは素敵でした! でも・・・↓以下、ネタバレあり反転表示 フェリーでの惨劇、彼女が指まで切られて焼かれ、 死体安置所で横たわっている姿などの悲劇的な描写シーンを・・ それらを全てしょっぱなに見てしまっているので、その後過去に戻って頑張って 結局多くの人々を助けることになったとしても~ 過去さえ変えれば、何でもありなのかい!!!! みたいな・・ちょっと消化できない部分も残りました。 最初の衝撃があまりにも大きすぎるので、受け入れられない部分も感じたかな・・ それでも、悪くはない映画だとは思いました。 デンゼルはやっぱり 存在感は抜群ですね。
2009.01.06
巷での評判が悪かったので逆に気になり鑑賞しました。 「フォ-ガットン」 2004年 アメリカ 監督 ジョセフ・ルーベン 出演 ジュリアン・ムーア あらすじ ↓ 9歳の息子を飛行機事故で亡くしたテリー(ジュリアン・ムーア)は、ある日写真や アルバムから息子の姿が消えていることに気がつくが…… 感想 ↓ この映画の脚本家ジェラルド・ディベゴ氏の過去の脚本を見てみると「フェノミナン」や 「超人ハルク」「エンジェル・アイズ」などなど・・ ちょっと不思議なお話、でも根本に人間愛を描くお話がが好きなのだと予想できます。 この映画を見て感じたのは、この脚本家は絶対に宮崎監督が好きだろう!ってこと。 特に「千と千尋の神隠し」が。 この映画の根底には、バミューダートライアングルなどで消えてしまう・・人々。 神隠しに会ってしまったのかも?と思えるような世界観を現したかったのかも しれないな?と思いました。 評価が悪いのは、ラストが強引過ぎるのと映画の途中から雲行きが怪しくなる 雰囲気なのかも・・しれません。 しかしながら、久々にいくつかのシーンでソファーに座っているお尻が浮きました。 本当にビビリました。このサプライズはすごいです。 吸い込まれる恐怖を感じました。掃除機のダイ○ーも真っ青です。 くだらない映画が多い中、こういう自分流の世界観を これだけの役者で描いたのですから、違った意味で あっぱれ・・だったような。 個人的には楽しめました。意外と好きかもです。好き嫌いでいったら自分的には 2005年の「ステイ」なんかよりは何倍もマシです。
2008.12.08
ある意味怖いですよ~こういう人格の人間がヒーロとして 崇められていたってことは・・・ 日本でなら誰?と考えてみましたが・・・ 近いといえば「ねずみ小僧」とか、そこいらへんなのかな? 「ジェシー・ジェームズの暗殺」 2007年 アメリカ 監督 アンドリュー・ドミニク 出演 ブラッド・ピット、ケイシー・アフレック、サム・ロックウェルほか あらすじ ↓ 19世紀のアメリカに名をとどろかせた犯罪者ジェシー・ジェームズと 彼を暗殺した手下 ロバート・フォードの人物像に迫るサスペンス・ドラマ。 ブラッド・ピットが無法者ジェシーを怪演し、ヴェネチア国際映画祭で主演男優賞を受賞。 感想 ↓ ナレーターを使う手法というのは、最近のハリウッド映画では流行っているのか? 「リトル・チルドレン」や「イントゥ・ザ・ワイルド」での妹の語り・・・etc. はっきり言ってウザイです。この楽天のPR広告と一緒です。 役者の表情や細かな演技から感じとり、見るもの自身の心に浸透してくるであろう 呼吸を遮断されてしまうかのよう。 少しならよいのですが・・・それと登場人物(主に主人公)などの語りなら 許せるのかもしれないけれど~ この映画はまったくの第三者の語りというか視点が多すぎました。 お前の意見は聞いてね~よっていう感覚になってしまいます。 自分の頭も感性も必要とされていないようで、癪に障ります。 なので、深いところまで感じられなかった。 映画が始まったあたりはボブを演じた、Kアフレックの浮いた演技にイラついたけれど・・ サム・シェパードの台詞にもあるように「ボブが近くにいると不愉快」 そういう部分を表現したかったのか?だとしたら・・・・ ケーシーの起用は成功だったのでしょう。個人的にはこういう難しい役どころは スパイダーマンのトビーくらいの演技派にやってもらったほうが、いいのでは? などとも感じましたが・・ サム・シェパードやサム・ロックウェルのダブルサム、リドル役の役者などなど・・ 周りの役者が納得のキャスティングだった分、ケイシーの力不足を最後まで 感じてしまいました。なんか幅が薄いって感じ・・演技の。 周りを不愉快にさせる男は所詮憧れのジェシーにはなれず 卑怯者の烙印を押されてしまうだけ・・ なんともお気の毒。登場する人々の多くは、悪人なのにね。 あ~ ナレーター抜きで見たかった!!と切に感じた映画でした。 非常に残念です。 ブラピは良かった~ カリスマ性もあったしね。今度は音なしで見ようかな?! ブラピの表情だけに注目してね・・・
2008.11.28
数ヶ月前にDiscasから楽天レンタルに変えたのですが・・ 新作が呆れっちゃうほど届きません。 しかも2枚セットの1枚は必ずマシューのガンダムシリーズを借りているため 残された1枚が私のお楽しみ・・ということで、新作に当たる確立は異常に低いです。 そんな中の一枚・・・ 「デッドリンガー」 2005年 フランス/ベルギー 監督 ハリー・クレヴァン 出演 ブノワ・マジメルほか あらすじ ↓ 孤児として育ち、少年時代の記憶がないマチアスは、見知らぬ母の死をきっかけに 兄・トマの存在を知るのだが・・・ 感想 ↓ 描写よりも心理的にちょっとだけ怖い作品です。 以前何かの雑誌で読みましたが 私たちの多くはMissing Twins だったかもしれないと・・ (胎児の時、片方が片方を吸収してしまう) 大切な自分の何かを何処かに忘れてきてしまった様な 少し寂しい想いを感じたことってありませんか? デジャブとも違い、なにか大切なものを失くしてしまったような錯覚・・ もしかしたら、本当に多くの人がMissing Twinsだったのかもしれませんね。 ちなみに双子として生まれることが出来るのは、二つの力関係が五分五分の場合 だそうです。生まれる前からの壮絶な生存競争を経てのオギャーです。 以下ほんの少しのネタバレあり ↓反転表示 この映画では、生存競争に打ち勝った力加減が同等の双子が 腹の外での世界をどちらかというと、サスペンスっぽく描いています。 ブノワ好きには たまらない映画です。 だって・・・双子役ですからぁ~ 2倍楽しめます。 でも、なんだか・・・これで良いのかぁ~愛する人よ! みたいな複雑な気持ちが 見た後に残ります。それが、フランス流って感じかな~ あ~ でも ブノワはやっぱり素敵!! 評価悪いみたいですが星4つつけちゃいます。 だってぇ・・ブノワですから。 レンタル事情がそんな訳で久々にGyaOを利用しました。 たまには行ってみるものです。 今ならERシーズン3放送してますよ! シーズン3といえば・・ユアンがゲストで出たり、キルステンが出たりと・・ なかなか初期のERファンには美味しいラインアップです。 あっそうそう、映画の話に戻りますが・・2作目はこちら~ 「待つ女」 2006年 フランス 監督 ジャン=パスカル・アトゥ 出演 ヴァレリー・ドンゼッリ ほか あらすじ ↓ 本年度のフランス映画祭で熱い支持を得た官能ラブストーリー。 囚人とその妻、さらには妻と愛人関係になる男の愛と葛藤(かっとう)が描かれている。 7年の刑に処せられた夫ヴァンサン(ブリュノ・トデスキーニ)のため、週2回の面会に 欠かさず駆けつける妻マイテ(ヴァレリー・ドンゼッリ) ある日、いつものように面会を済ませた彼女の下に、見知らぬ男ジャンが近づいてくるが~ 感想 ↓ 虚しいです。心が置き去りの関係は~ 乾いてます。画像も心も・・ 人間味を感じるのは、主人公が面倒を見ている子どもと物語の主要な登場人物である 看守でしょうか。それと、最後のほうでやっと夫と妻二人の表情に人間らしさを 感じることが出来ます。 7年という長い月日を離れ離れの状況で、以前と同じ気持ちのまま維持するというのは いかに難しいことか・・ 以下ネタバレあり 反転表示 ↓ 他を利用しての身代わり・・・心が伴わない体だけの身代わりって 乾きを生むだけのような気がしました。辛いです。 1年でこんな状況なのだから、きっと後6年なんて無理!としか思えない 虚無感を感じながら映画が終わった感じです。 看守は~やはり仕事と同じように見守るだけのほうが安全なのかもしれない・・・ はっきりいって地味です。映画の技術もたいしたことないと思うのですが なぜか不思議と心に残る作品です。切なさがそう思わせるのかな・・ 個人的には好きな作風でした。 今ならGyaOで見ることが出来ますよ。気になる方は。 さ、今日は何見ようかな?!
2008.11.28
マジック・・といえば~ “マジック界の革命児”と言われるセロ氏が看板からハンバーガーを出してしまう 驚愕のマジックを目にするたびに~眠れなくなるほど悩む私ですが・・ タネは知りたくないかも~楽しんでいたいですね。いつまでも・・ なぜそんなことを思ったかと言うと・・この映画を見たから~ 「プレステージ」 2006年 アメリカ 監督 クリストファー・ノーラン「メメント」 出演 ヒュー・ジャックマン、クリスチャン・ベイル、マイケル・ケインほか あらすじ ↓ 若く野心に満ちたロバート(ヒュー・ジャックマン)とアルフレッド(クリスチャン・ベイル)は マジシャン(マイケル・ケイン)の助手をしていた。 ある晩、舞台の事故が原因で二人は敵対するようになる。 その後、彼らは一流のマジシャンとして名声を得るが、その争いは次第に激しさを増す。 感想 ↓ ある意味想定外・予想外のエンディングでした~ ネタバレ禁止映画なので、ネタバレしないように書きます。 クリスチャン・ベールの役どころはとっても良かったです。 彼は上手いですね。憎しみの増幅のさせ方も・・・ ヒューはどうなんでしょ?ベールに比べるとなんだか弱い感じがしました。 トリックの世界、その中で起こるある意味予想できる事故を100% ライバルのせいにしてしまうというのは・・・ スキルの差というのもあるけれど、二人の人間性の違いも垣間見られた感覚でした。 これが二人のマジシャンのレベルの差なのでしょうかね。 途中まで思いっきり楽しませて頂きました。 あの「ロードオブザリング」でゴラムを演じたアンディ氏が出てきたあたりから・・・ アレレ~ なんか違うぞぉ~ えっえっ~ ラストはある意味驚愕・・だったかも! 結局・・以下ネタバレ思いっきりあり・・反転表示↓ デビット・ボウイ(テスラ博士)・・ お前がコピーロボット製造マシン作ったのかよぉぉぉぉぉ~ しかもロボットじゃないしぃ~ 凄いオチだった。 やはり・・マジックのタネは謎のままのほうが、よろしいようで・・ あっ、でも夢中になって見てしまったのでそれなりに楽しみました。 役者は良かったです。 最近になって、気づきましたが~私はクリスチャン・ベイルが意外と好きです!!
2008.11.26
見ても見なくてもどちらでも・・的な息抜き映画のご紹介です。 まずこちら・・・フィジーに向かう機内で見ました。 どうでもいいけど・・・エアパシフィックって上映しているものちょっと古いです。 行きのもう1本は「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」だったし! 結構ショックだったな・・もっと新しいの見たかったし~ 「ベガスの恋に勝つルール」 2008年 アメリカ 監督 トム・ヴォーン 出演 キャメロン・ディアス、アシュトン・カッチャーほか あらすじ ↓ フィアンセにフラれたキャリアウーマン、ジョイ(キャメロン・ディアス)は 親友とともにラスベガスへ。そこで意気投合したジャック(アシュトン・カッチャー)と いつの間にか結婚・・・・? 感想 ↓ 目的地、ゴージャスなベガスでなく私はフィジーでしたが・・ 旅に出かけるときに見たのは良いタイミングだったような~ 気がしました。 時たまこういうアメリカンドリームでハートが温かくなる映画は良いですね。 でも、監督はイギリス人。ふーん、そうか・・ ベガスに行くぜ~夢を見に!!みたいな~お登りさん感覚は よく表現されていたように思います! 面白くてかなりキュートな、そしてあっけらかんとしたキャメロンに ストレートに元気貰いました。 文句を言うとしたら・・ キャメロンがキャリアな女性には、見えなかった? (どこぞのCMのイメージが強いので、何かのショップのお姉さん!みたいな役柄の ほうが・・似合っていたかも・・なんて~) & 個人的にアシュトンはうわべだけの美しさ・・という感じでさほど魅力を 感じないかな・・個人的には。(あっ、好きなひとごめんなさい!) 可愛らしいお話だったので、個人的な意見を差し引いても そこそこ楽しめました。 息抜きには持ってこいの映画だと思います。
2008.11.11
予知夢というと、どんなイメージを思い浮かべるでしょうか? 個人的には、やはりジュセリーノ氏ですが・・ 考えてみると、亡くなった母は予知夢(というか母の場合は夢で見ていることが その時間に起こっている)みたいな能力が強い人でした。 なぜそんなことを思い出したか?というと この映画を見たからです。 「ユートピア」 2003年 スペイン/フランス 監督 マリア・リボル 出演 レオナルド・スバラグリア、ナイワ・ニムリ、チェッキー・カリョほか あらすじ ↓ スペイン、マドリッド。予知能力を持つ青年アドリアン。 彼は孤児だった幼い頃、予知能力のある人々が集まる“ユートピア”というグループに 迎え入れられ、以来その能力を伸ばしていたが・・・・ 感想 ↓ 主役の二人は美形です。女性のほうのナイワ・ニムリは歌手でもあるので 映画の中の音楽を担当しています。以前紹介した「靴に恋して」に出演していた金髪ショートの色っぽい人です。 映画の中の音楽はとても良かったです。 ただ、映画自体はというと・・ 切れのない描き方がさほど恐怖を感じなかったです。 そこのところは残念ですが、内容は悪くなかったと思います。 凡人には持てない能力 「予知能力」にまつわるお話。 映画を見ていて思い出したのは、預言者のブラジルのジュセリーノ氏。 ジュセリーノ氏は悪夢を変えようと、関係機関・政府などに警告状を送りますが・・ この映画の中の主人公は体を張り、夢に登場する人を救おうとします。 ただ、主人公の見る夢が過去だったり未来だったりと交差するので ちょっとだけこんがらがりますが、 見る上でのアドバイスとしては・・ 眠っているときに見る夢は過去の出来事。起きているときに見る夢は未来の出来事。 これらを頭に入れておけばすんなり、見られるのではないでしょうか。 ユートピア(理想郷)を求める人々のそれぞれの理想郷とするものを得る手段 の違いをも描きたかったのかな?・・とも思えました。 中盤まで、サスペンスらしからぬまったり感があるので 時間があるときには良いのではないでしょうか? こういう能力は・・やはりないほうが幸せ?なのかもしれませんね。
2008.10.08
ダブルJ出演の結構ハチャメチャな内容ですが・・・ 予想に反して笑ってしまいましたぁ~ 「ローグ アサシン」 2007年 アメリカ 監督 フィリップ・G・アトウェル 出演 ジェット・リー、ジェイソン・ステイサム デヴォン青木、ケイン小杉、石橋凌ほか あらすじ ↓ FBIアジア系組織犯罪捜査科のクロフォード(ジェイソン・ステイサム)は、 “幽霊”と称される殺し屋のローグを追うが・・・ 感想 ↓ ストーリーはそれなりにサプライズありで、悪くはないと思います。 アクションものとしては なかなか楽しめます。 日本人ヤクザの描写に、かなり笑ってしまいました。 ちなみに、デヴォン青木やロスに拠点を置くヤクザの一味の見た目中国系の 人たちの日本語は、後のせ吹き替えのサクサクとしたウマすぎる日本語で・・ 口ぱく少女に怒られそうなほどの・・口の形があっていないド下手さでした。 その中にあって、ジェイソン・スティサムの意味不明な片言の日本語や 気の毒なケインコスギの役どころや~ なぞの忍者姿のヤクザ集団などなど、突っ込みどころ満載ですが・・ ストーリー自体は、真面目に作ろうとしている感もあり~なので そのギャップに笑いながらサプライズしながら、結構楽しんでしまいました。 石橋凌は渋くて良かったです。それと、久しぶりのジョン・ローンに懐かしさを覚えました。 「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」にも出演していた サン・カンはなかなか素敵な役者さんで、アジアンなひきつけオーラみたいなものが あります。 個人的には「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」でもそうでしたが・・ 笑顔のないジェット・リーはあまり好きではありません。 あの人は、笑顔のある役柄のほうが似合っているような気がするんだけどなぁ~ 最近は渋々路線に変更しちゃったのかな・・ そこそこ楽しめるのではないでしょうか~悪くはないと思います。
2008.09.24
数字にまつわる不思議・・感じたことはおありでしょう? 馬券を購入する際、誕生日の数字をからめて買ってしまったりするのは・・ 願掛けみたいな意味あいもありますが~ こちらの数字23は・・どうやら不吉とされている数字のようです。 「ナンバー23」 2007年 アメリカ 監督 ジョエル・シューマカー 「フローレス」「オペラ座の怪人」 出演 ジム・キャリーほか あらすじ ↓ 偶然にもこれが23本目の監督作となるジョエル・シューマカーがメガホンをとった ミステリー。 動物管理局に勤めるウォルター(ジム・キャリー)は、自分の誕生日に1匹の犬の捕獲に 手こずり腕をかまれてしまう。同じ日に、妻(ヴァージニア・マドセン)と待ち合わせ た場所の近くの古本屋で“ナンバー23”という本を見つけるが・・・ 感想 ↓ 発想は悪くないと思います。多かれ少なかれ私たちも日常で数字に囚われていること ってあるので・・ 暗~い・・くらーいジム・キャリーもなかなか素敵でした。元顔が整っているので コメディではないと、顔立ちイケテルのがよくわかります。 不吉とされる23という数字。 監督の23作目の監督作品ということですが・・ 偶然なのか、こじつけなのか~ 監督にとって、凶と出たのか吉と出たのか? 気になるところですが・・・ 映画のほうはというと~ この23の数字にまつわる呪いみたいなものが、もう少し納得出来て わざとらしいこじつけでなければ、もっと面白かったかも? なんて思いました。 23ということで、星は2個か3個か?個人的にはジム・キャリーとネッド(犬)が 良かったので3個くらいということで・・・・・
2008.09.22
ふぅ~ やっと通常の映画鑑賞リズムに戻りつつあります。 「リトル・チルドレン」 2006年 アメリカ 監督 トッド・フィールド 出演 ケイト・ウィンスレット、パトリック・ウィルソンほか あらすじ ↓ トム・ペロッタ原作のベストセラー小説を映画化した、ひねりの効いたヒューマンドラマ。 郊外の住宅地で夫と娘と暮らすサラ(ケイト・ウィンスレット)は、その生活にうんざりしていた。 ある日、彼女は主婦たちの憧れの的であるトッド(パトリック・ウィルソン)と話をする 機会を得る。主夫である彼とサラは意気投合し、お互いの子どもを連れて会うように なるが・・・ 感想 ↓ 見終わって調べるまで、アメリカ映画だとは思いませんでした。 イギリス映画の雰囲気があります。ケイトが主演だったからでしょうか? 子どもを持つ親にとっては、とても恐ろしい映画でした。 現実に性的倒錯者が近所に住んでいたら、恐ろしすぎます。 楽しいはずの公園遊びやプール遊びも、一歩間違えれば悲劇に・・ この映画の中の登場人物は、それぞれ問題を抱えています。 満たされない夫婦生活故、熱い感情を他の男性に求めてしまう主人公や司法試験、 主夫としての生活に追われて本来の目的を見失っている男性。 自分の過去の過ちがトラウマになり、自分より弱いもの(性犯罪者)を 執拗に追い込む元警察官。 さまざまな人が、色々な問題を抱えているけれど、根底にあるのは 映画の中で主人公が「ヴォバリー夫人」の小説の感想を述べたときに語った 「渇望」だったのだと思えました。 それぞれの抱える渇望が、交差していきます。 そしてその「渇望」が冷めた瞬間・・ 現実に帰る瞬間・・こんな風に予期せぬ出来事で、火照った体が・・ すっ~と冷めるんだろうな・・ とやや寒気を感じながらも実感できました。 痛くもあり、恐ろしくもあり現実に起こりうる世界を垣間見れた映画でした。 なかなか面白かったです。
2008.08.31
ジェット・リー好きのマシューと二人で久々のシネマしてきました~「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」 2008年 アメリカ 監督 ロブ・コーエン 「ステルス」 出演 ブレンダン・フレイザー、マリア・ベロほか あらすじ ↓ ブレンダン・フレイザー主演によるアクション・アドベンチャーのシリーズ第3作。 今回は中国を舞台に、リックとエヴリンのオコンネル夫妻と、彼らの息子アレックスが 時を超えて生き返った皇帝のミイラと戦う。 前2作のレイチェル・ワイズに代わり『ヒストリー・オブ・バイオレンス』の マリア・ベロ がエヴリンを演じる。 感想 ↓ ハムナプトラシリーズ・・1作目と2作目は監督がスティーヴン・ソマーズ。 今回の3は監督がロブ・コーエン。 監督が変わると・・ここまでアクションオンリーな映画になってしまうのか? と改めて監督の表現力の違いを感じた。 1、2作目のイムホテップやスコーピオンキングのような存在感があり、 悪の中にもユーモアを感じられる悪党の描き方がこの3では、全くされていない。 今回、ジェット・リーは悪の皇帝を無難に演じていたけれど・・ 本当にただの悪役という感じ。哀れさや同情心を煽る部分が皆無。 他の出演者も、今までのように魅力的に描かれていない。 まぁ、エヴリンが交代したのは仕方がないにしても、今回大人になって登場した息子にいたっては・・ どこから連れて来たのこの兄ちゃん? という位のオーラのなさ 同監督の「ステルス」もそうだったけれど、ただただアクションだけの映画・・・・ 心に迫ってくる人情や見た後の娯楽映画を見たぞ~ という充実感は得られなかった。 大画面で見るのなら アクション部分だけが楽しめる映画でしょう。 見た後は、綺麗さっぱり忘れる映画って感じ~ 息子役の俳優と同じくね・・
2008.08.20
1、2も見てしまったので、ややグロイとは思いながらも・・・ シリーズものの腐れ縁的な感覚で見てしまいました。 「バイオハザードIII」 2007年 アメリカ 監督 ラッセル・マルケイ 出演 ミラ・ジョヴォヴィッチほか あらすじ ↓ 前作の惨劇から8年。感染は全世界へ広がり地上が砂漠と化す中、ラクーンシティの生存者たち はネバダ州の砂漠を横断していた。そこですべての元凶であるアンブレラ社の 巨大な陰謀を阻止するため闘い続けるアリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は、 離ればなれになっていたカルロス(オデッド・フェール)と生存者一団に遭遇する。 感想 ↓ ウクライナ出身には美女が多い!! と・・とあるテレビ番組でウクライナまで出向いて美女を探す実験を見ましたが、 確かにウクライナには美しい人が多かったです。 ウクライナ出身の美女の代名詞といわれるのは・・ミラさん。 やはり美しいですね。ボロを身にまとっていても、美しさが際立っています。 そういうところを見るのなら、この映画もそこそこ楽しめるけれど・・ 前作、前々作に比べるとゾンビのキモさはアップしたけれど、内容が薄くなった感じです。 まぁ、ミラジョボのファンサービス映画という感じでしょうか? あっ、でもまだ続きそうなエンディングでした・・・ぁ・・どうしようか・・ もう終わらせたいけど、個人的には。
2008.07.29
逃げる、逃げる・・目的地はデンマーク。少年のサバイバルドラマをメインに、美しい風景をバックに5カ国に渡る少年の旅が始まります。「アイ・アム・デビッド」 2004年 アメリカ 監督 ポール・フェイグ 出演 ベン・ティバー、ジェームズ・カヴィーゼルほか あらすじ ↓ 同名タイトルの世界的ベストセラー小説の映画化。 主演はこれが映画初出演となるイギリス人少年、ベン・ティバー。 ブルガリア、ギリシャ、イタリア、スイス、デンマークと5か国に渡るロケで カメラが収めた美しい風景も必見。 第二次大戦直後のブルガリアでは、罪のない人々が強制収容所に隔離されていた。 ある夜、12歳の少年・デビッド(ベン・ティバー)は看守たちの隙をつき、 収容所から逃げ出すが…… 感想 ↓ 途中まで、とっても面白かったです。スリリングな要素があり、謎もありで。 主役のベン君は、収容所育ちが故の人間不振感を、旅の途中で出会う人々との触れあいによって徐々に溶けてゆく感覚を繊細に上手に表現していました。 共演のカヴィーゼルも出番は少ないながら、存在感のある役どころでした。 なので、後半それまでのサバイバルっぽい雰囲気から一転してファンタジーな路線になって しまったのが、ちょっと・・もったいないというか~ イージーに映るエンディングは、涙を誘うどころかちょっと冷めてしまいますね。 そこらへんが非常に残念です。 ↓ネタバレあり 反転表示 石鹸ひとつの重みを、もっと表現できたのでは?なんだかちょっと 軽いというか、あれほどの想いのこもった石鹸。 途中で捨てていいのか~?! それと・・オチがあまりにも安易なハッピーエンドだったような気がしました。 本まで出版しているような著名な母親、自分の子どもの安否が納得できなかったら、 私だったら命がけで探すけれどな・・死んだと言われて納得できたのでしょうか? それにあの感動の再開のシーン・・のんびりしすぎてませんか? 死んだと思っていた息子が生きていたら、普通あんなにのんびりと歩みよってこれるでしょうか? 私だったら走りながら号泣しちゃいますけど。なんかわざとらしい穏やか過ぎる演出でした。 ハッピーエンドは良いのですが、ちょっとイージーな感じは拭いきれません。 まぁまぁって感じではないでしょうか? 景色は美しいので、最初からファンタジーとして見るのならもっと感動したかも・・
2008.07.15
--勝手に目の保養週間-- 5日目 John Seda ジョン・セダ 1970年10月14日生まれ アメリカ/NY州NY出身 「心の指紋」で強烈に、崇高なほどの 出会いの感動を与えてくれた人。 大好きなのに~ 悲しいかな~銀幕上でお目にかかれる可能性 非常に低いです。 ドラマの仕事が多いようです。数が限られている映画の中からこの作品を見てみました。 主役じゃぁ・・ないですよ。脇ですよ、脇~~~!! ちなみに、主役はマシューの大好きなエイドリアンです。 「ラブ・ザ・ハード・ウェイ 疑惑の男」 2001年 アメリカ 監督 ピーター・ゼアー 出演 エイドリアン・ブロディ、ジョン・セダ ほか 詐欺師の男と純粋な女との愛を軸に展開するハードボイルドなラブサスペンス。 ジャック(エイドリアン)は、ある日大学院生のクレア(シャーロット・アヤナ)と 出会う。互いに惹かれ合う2人だったが・・・ 感想 ↓ まず、しょっぱな驚いたのは~ワシントン条約に触れそうな・・エイドリアンのヘビ革ジャケット。 まぁそれなりに、スタイルの良い方なので着こなしていましたが~ エイドリアンもジョン・セダもニューヨーク出身。だからでしょうか~ 2人は ものすごい自然に、あのロンリーな雰囲気の似合うNYの街並みに溶け込んでいました。 無理していない感じです。肌で街を知っている感じ。 なので、それなりに雰囲気のある映画です。 でも・・・ちょっとハードボイルドだと思って見てしまうと、違うような~ ストーリーは・・結構凹みます。本日のタイトルにも使いましたが、 好きなのにぃ~どうして、そうなっちゃうの?みたいな。 かなり辛い恋路です。ジャックのことを好きになるクレアの一途故の反抗的な行動が、 見ているこちらの心まで、重くしていきます。 誰かを想う気持ちを突然遮断されたとき・・諦め切れずに、こんな風になってしまうのは なんだかとっても痛いです、見ていて。 振られて、もう生きていけない~ とか思った経験があるひとなら判るんじゃないでしょうか・・・ ジョン・セダはなかなかの好演でした! 若いときのアウトローな感じは取れたものの 根は優しい、大人のチンピラっぽい役が、似合っていました。 エイドリアンは、何処にいても品があるっていうか~決して骨の髄までは、汚れない。 そんな魅力のある人ですね。 まぁ、個人的には好きなタイプの映画ですが、ちょっと退屈に感じちゃう人もいるかと 思われますので、強くは勧めません・・・が。
2008.07.04
--勝手に目の保養週間-- 2.5日目 正統派な美形 この人にはこの言葉がピッタリです。 1998年の「シン・レッド・ライン」でお目にかかって 以来、映画の内容(戦争映画)もさることながら・・ 個人的には いざというときの伏兵です。 ←ジェームズ・カヴィーゼル 1968年9月26日生まれ アメリカ/ワシントン州マウント・ヴァーノン出身 「オーロラの彼方へ」「エンジェル・アイズ」 「パッション」 個人的には、「シン・レッドライン」「オーロラ~」 や「エンジェル~」のジムが好きなのですが、 イメージ固定化を恐れているのか、 わざわざ普通じゃない役柄を選ぶことが多い人。 チャレンジ精神、役者根性が旺盛なのかもしれません・・ 「デジャヴ」のジム ↓ 「ハイ・クライムズ」でも紹介しようかな~ などと思っていたのですが、 偶然にも、Wowowでジム主演の映画を放送していたので、そちらをご紹介~ 「アンノウン」 2006年 アメリカ 監督 サイモン・ブランド 出演 ジェームズ・カヴィーゼル、バリー・ペッパー、グレック・ギニアほか あらすじ ↓ 廃棄工場に閉じ込められた5人の男たち(ジム・カヴィーゼルら)は、 目覚めると記憶を失っていた。 それぞれの記憶が曖昧(あいまい)によみがえってくる中で、 彼らは自分たちの立場をはっきりさせようと探り合いを始めるのだが・・・ 感想 ↓ 個人的な第一声は・・こんな監督知らねぇ~(アンノウン)~♪ 冷静になって・・・ネタバレ禁止映画です。 言えることは、これだけの良い役者を使っていながら・・ それぞれの個性が描ききれていなくて、 今いちどころか今サ~ンくらいな映画になっています。 監督は、音楽プロモなどを作っていた方。画面から発するスリルと恐怖が足りません。 1発屋のボックス行きかも・・ ジム好きな私には、ちょっと悲しいですが、映画としては・・ 設定、内容はそこそこ楽しめるし、いいように騙されるので、 気楽に見るのには、良いのかもしれません。 MOTTAINAIという言葉が世界を駆け巡っているそうですね・・ 願わくば、ジムの声で「もったいな~い~よ、監督!」 とか言ってもらいたいかな・・・(本心は変な日本語聞きたくないわ、やっぱり。 笑)
2008.07.01
何気にホラーが見たくなったので、WOWOWで放送した映画を 見ました。これくらいの怖さがちょうどよいかな・・ これなら、悪夢は見なさそう~ 「リーピング」 2007年 アメリカ 監督 スティーヴン・ホプキンス 出演 ヒラリー・スワンク ほか あらすじ ↓ “奇跡”と言われる現象の真相を、科学的調査で暴く大学教授キャサリン(ヒラリー・スワンク)は、 不可解な出来事が起こる小さな町ヘイブンへ。 そこではひとりの子どもが死に、川の水が血の色に変わっていた・・・・ 感想 ↓ オドロオドロ系ではありません。どちらかというと信仰心から生まれる心理的な恐怖、 を10の予言になぞって、描いています。 なんか、どこかで見たことあるぞ・・なストーリーで、しばらく考え込んでいました。 そうだ!2000年のウィノナ主演の「ロスト・ソウルズ」にテーマが 似ています。 なんだか、この映画を見たら「ロスト・ソウルズ」ももう一度見たくなってしまいました。 話は戻して・・・どうも、ヒラリー・スワンクは私のイメージの中では、 常に男っぽい雰囲気が抜け切れない女優さんなのですが、 今回は、きちんと役柄にあわせてきましたね~って感じです。 女っぽくて、優しい雰囲気で、演技は自然。映画のなかに溶け込んでいました。 キリスト教を知らないと、暗示の恐ろしさなどは現実的ではないのでしょうが~ 日本にも昔ありましたよね・・・・ 「夜、口笛吹くとヘビがくるぞ~」とか「出かけの前の爪きりは演技が悪い~」とか。 (怖さのレベル、全然違いますね・・スイマセン。) 迷信や宗教などの暗示などにちょっとでも、恐怖を感じたことがある人なら この映画の中で、村の人々の考える恐怖って・・きっとマックスレベルなんだろうな。 ストーリー性もあり、視覚的にもそれなりにドキッとするし、どちらかというと 心理的な怖さなので、悪くないんじゃないかな・・ オカルト系には甘い採点なのかもしれませんが・・だって、本当に 超常現象とかって、ありそうだからね。採点も甘くなってしまいます。(笑)
2008.06.22
公開中の映画「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」を見てきました。 2008年 アメリカ 監督 スティーヴン・スピルバーグ 出演 ハリソン・フォード、ケイト・ブランシェットほか 感想(公開中ですので、ネタバレしないように書きます↓) 時代は1957年の設定です。プレスリーが流れる街中、アイビールックに 身を包んだ若者たちが歩く姿、ロカベリー時代を感じさせる雰囲気は好きです。 しかし、一所に収まっているインディではありませんから・・(笑) インディ・ジョーンズ映画は、シリーズ通して思えるのは、こういう少し前の よき時代の中で、少し原始的ともいえるドタバタ感、ハラハラ感みたいなもの のような気がします。 なので、今回のクリスタル・スカルは、時代は1957年なんですが、 物語の山場である謎の部分と、この古きよき時代のレトロな部分の感覚が あまりにもかけ離れていて、違和感アリアリだと思えました。 ストーリーは、良いのですがつなぎ方が唐突って感じです。 ひとことで言うならば、インディのストーリーというより、スピルバーグの映画。 彼の映画を創る上での好みが、凝縮してしまったような感じです。 全てのスピルバーグ映画が好きな人ではないと、きついかもしれません。 私は、原始的なインディを期待していたので、あの茶目っけのあるやんちゃな インディは、もう戻ってこないんだな・・と少し寂しい思いで見てしまいました。 それと、ダイハード4.0などを見たときにも感じたのですが、一人で主役をはれない んですかね、最近の復活シリーズブームの主役たちは・・ 多少ボロボロになっても、怪我をしても一人でつっぱしる~みたいな良い意味での 自分勝手さが、昔のインディにはあったのに~やっぱり年齢かな・・ この映画はスピルバーグのお気に入りだろうと思われる「トランスフォーマー」の 少年、そして悪役のケイト・ブランシェットが強い(存在感)ので、はっきり言って ハリソンは主役っぽくありません。もう少し、下手な役者を使ってあげたほうが ハリソンのためには良かったのかも?なんて思いました。 好みが分かれる映画だと思います。 私の正直な感想は・・・スピルバーグがハリソンのために 同窓会を開いてあげた~そういう映画 う~ん、1800円だと高いと思います。1000円くらいが妥当かと。 (私は、ポイントで見たから、ただです。 笑)
2008.06.22
WOWOWでの鑑賞日記。 むさくるしそうなマッスルーパワー・・・最後まで見られるかやや不安でしたが・・・ 「300 スリーハンドレッド」 2007年 アメリカ 監督 ザック・スナイダー 出演 ジェラルド・バトラー、デヴィッド・ウェンハム ほか あらすじ ↓ 「シンシティ」でも知られるフランク・ミラーのグラフィック・ノベルを基に、 スパルタの兵士300人がペルシアの巨大軍と戦う姿を描いたアクション超大作。 紀元前480年、スパルタ王レオニダス(ジェラルド・バトラー)は、 ペルシアの大王クセルクセス(ロドリゴ・サントロ)から服従の証を立てるよう迫られる。 そこで、レオニダス王が取った選択肢は一つ。 ペルシアからの使者を葬り去り、わずか300人の精鋭たちとともにパルシアの大群に 立ち向かうことだった。 感想 ↓ 映像は、思いっきり新世代ゲーム風。映画というよりストラテジーゲームを 見ているかのようだった。 ゲーマーな人にはすんなり入れる映像。内容は結構グロイかも・・ そこいらへんは、シンシティに通ずる感覚。 個人的には、「ロード・オブ・ザ・リング」でファラミア役を演じていた デヴィッド・ウェンハムがまたまたコスプレものに出演していたので、ラッキー。 (今回は、マントとパンツですが・・笑) しかし、この映画はかなりの波紋を呼んでしまったよう。 以下、イランの放送局IRIBの公式サイト内より~ ハリウッドは、誤った言い伝えに基づき、歴史をねじ曲げた映画を数多く制作してきましたが、 今回、発表された『300(スリーハンドレッド)ほど、ひとつの民族の文化、文明をねじ曲げ、 侮辱するような映画は、類がありません。 このCG映画は、ワーナーブラザーズの制作で、紀元前480年頃の出来事が描かれています。 300人のスパルタ帝国の兵士が、古代ペルシャ帝国のアケメネス朝の王、ハシャーヤールの 壮大な軍に対抗し、ギリシャ人が防衛態勢を整えられるようにするのです。 この歴史的な出来事は、ハリウッドの歪曲マシンにかけられ、西側の、文明を遂げた勇敢な 少数の兵士が、東側のイランの暴力的で野蛮な大軍に立ち向かう物語にすり替えられています。 映画『300』で語られているイラン人は、暴力、流血、覇権主義を混在させ、 ハリウッドの魔法にかけられて描き出されているのです・・・ 続きが読みたいかたは→http://japanese.irib.ir/300.htm 個人的な見た後の感想としては、文句が出るのは当たり前~かな。 ペルシアの王、クセルクセスの描き方はかなり偏っていた。 一番笑ってしまったというか、????だったのは、ペルシアの不死身軍団が 完璧に忍者スタイル(背中に2刀流)、仮面かぶってましたが・・ これ、真剣に歴史ものとしてみちゃいけない映画でしょう。 ゲーム感覚として、見るのならスタイリッシュな映像と写真集っぽい描写、 新世代風な感覚で、グロイけれどそれなりに楽しめます。
2008.05.31
偶然にも馬鹿っ親映画が続いているかのようなチョイスになってしまった。 この映画はキツかった。レビューを書くまでに1日以上の時間が必要だった。 「誰も知らない」 2004年 日本 監督 是枝裕和 出演 柳楽優弥、YOUほか あらすじ ↓ 主演の柳楽優弥が史上最年少の14歳という若さで、2004年度カンヌ国際映画祭主演男優賞に 輝いた話題作。実際に起きた、母親が父親の違う子供4人を置き去りにするという衝撃的な 事件を元に構想から15年、満を持しての映像となった。 けい子(YOU)は引っ越しの際、子供は12歳の長男の明(柳楽優弥)だけだと嘘をつく。 実際子供は4人いて、彼らは全員学校に通ったこともなく、アパートの部屋で母親の帰り を待って暮らしていたが…… 感想 ↓ 柳楽くんが、主演男優賞に輝いたのは頷ける。みずみずしく、年頃の少年らしさと大人びた 冷めた部分をも持つ、子ども離れした長男を好演。 映画を見ると母性ゼロの母親に怒りを通り越し、この母親の生い立ちが知りたくなる。 いったい、どんな育ち方をすると、こんな風に自分の子どもたち 手間のかからない酸素とエサだけ与えておけば、とりあえず育つ縁日ですくってきた金魚 のようにほっておけるのだろう・・・ しかもエサやりは長男の仕事、水飼えは長女の仕事かのごとく・・ 映画を見ると、母親からは与えられなかった、兄弟間の小さくとも美しく繊細な絆を強く感じる。 しかし・・かなり脚色されているような気がした。長男の心情、妹に起こった出来事などを 見ていたら、ある意味一種の美談として描いてしまったような気もした。 そこが非常に残念。馬鹿っ母なのは、十分に伝わるのだから 辛いけれどもう少し 実話をベースにしているのなら、真実の部分も伝えて貰いたかったかもしれない。 だって、子どもたちだけで生きていけるわけないんだから・・ 置き去りにされ、行き場を失った怒りは取り返しのつかない形で 現れてしまうものだと思う。 現実を目の当たりにして、私たちも地域的な目で子どもたちを見られるようにしなければ いけないと、もっと訴えなくては、この実話を映画化した意味がないような気がする。 映画だけ見るのならよいだろう。でも私みたいにこの子どもたちが本当はどんな風だった のか知りたくなって、調べてしまうと・・ 強烈に滅入る映画になってしまうだろう。映画として見るだけのほうが良さそうだ。 個人的には、以前紹介した置き去りにされた子どもたちの映画ロングウェイ・ホームのほうが好き。 子どもたちに対する世間の姿勢の違いも感じられたし。 実際の事件、少しですがWikiにありました・・気になる方はどうぞ↓ 巣鴨子ども置き去り事件
2008.04.13
本日も雨・・バイトはお休みだったこともありウダラ×2~と過ごしてしまった。 でも、きちんと映画は見ましたよ・・・ 「メッセージ・イン・ア・ボトル」 1999年 アメリカ 監督 ルイス・マンドーキ 出演 ケヴィン・コスナー、ロビン・ライト・ペン、ポール・ニューマンほか あらすじ ↓ シカゴの新聞社で調査員として働くテリーサ(ロビン・ライト・ペン)は、休暇中の海岸で 手紙入りのビンを拾う。そこに書かれていたのは、亡き妻に贈られた愛のメッセージ。 さまざまな手がかりから、ビンを流したと思われる男性をつきとめたテリーサは、 ギャレット(ケビン・コスナー)を訪ねてノースカロライナへ・・・ 感想 ↓ ケヴィンは好きな俳優さんなのに・・見るのを10年近くためらっていた映画。 監督のルイス・マンドーキ映画は、94年の「男が女を愛する時」、その後 ジェニロペ主演の「エンジェル・アイズ」を見て何作かは知っていたけれど~ メキシコの人だったと今回判明。 最近のメキシコ監督作のシビアタッチな色合いに比べると、なんだか描き方自体が・・ かなり甘ちゃんっていうか・・・メロメロパンチの効いた美しすぎドラマだ。 原作はニコラス・スパークス「君によむ物語」。 ああ、そうだったのか~やっぱり。私には両作とも「泣け~ 泣け~ ここで泣け~」というような 作り手の声が聞こえたかのような描写だった。 病気・事故・じれったい~の三種の神器がお約束の韓国ドラマのよう。 しかし、良い部分も発見。ポール・ニューマンの渋い素敵なお父様ぶりも見られたし、 「ウォーター・ワールド」で泳ぎをマスターした(←推測)ケヴィン・コスナーが この映画で海の魅力に目覚め・・のちに「守護神」で完璧に海の男になった。 そうだったのか・・そういえば、このラストと守護神での役回り、かなりダブリます。 もしかしたら、9年前に見たほうが感動できたのかもしれない。 泣かせ映画にためらわずに泣ける感性は、悲しいかな~ どこかに流れていってしまったのかもしれない・・・ こうなったら、SOSと書いた手紙をビンに詰めて海へ流そう~(ポリスの歌より引用)
2008.04.10
少し前に紹介した「ルイーズに訪れた恋は・・・」で、ローラ・リニーのチョイファンに なったため、気になっていた映画をWOWOWで鑑賞。 「イカとクジラ」 2005年 アメリカ 監督 ノア・バームバック 出演 ジェフ・ダニエルズ、ローラ・リニーほか あらすじ ↓ かつては人気作家だったが今は落ち目のバーナード(ジェフ・ダニエルズ)と 新進気鋭の作家ジョアン(ローラ・リニー)の夫婦は離婚を決意した。 そのため、2人の子どもで、16歳のウォルト(ジェス・アイゼンバーグ)と12歳のフランク (オーウェン・クライン)は、父親と母親の家を行き来するややこしい生活を余儀なくされる。 感想 ↓ タイトルになっている「イカとクジラ」とは、米自然史博物館にある巨大ジオラマ 「イカとクジラの格闘」から来ている。と、同時に両親のねちっこい争い、 少年たちのひわいな行動、妄想など色々と絡んでいる感じだ。 まず、見ていてかなりビターなのは、なによりも自分中心な ”馬鹿っ親”の存在。 夫婦仲が決裂したとしても、子どもたちには最善の生活を考えてあげなく てはいけないだろうよ・・それが産んだ親としての責任じゃないの?みたいな・・ 日替わりランチじゃあるまいし、月水金は母親の日なので母の家で過ごし~他の日は父親・・ エゴとして、子どもを養育している感覚、子どもたちにとっては最悪のシチュエーションだろう。 浮気もので、いつもテンパッテいるような母親、 インテリかぶれで実質を見ようとしない超頑固な父親。 ひずみは、確実に少年たちの心を蝕む・・・ 父親の思考の受け売りの長男は頭でっかちな少年に育ってしまい、 真の自分の姿を模索する~ 一見キュートな母親大好きな次男は超キテレツな行動をとる・・ ふぅ・・なんだか辛らつすぎるストーリーだった。 親の視線から見たとしても、子どもの頃の気持ちに戻って見たとしても~ 夫婦、我慢してまで一緒にいる必要はないとは思うが・・ 確実に大きな爪で子どもの心を引っ掻き回すものなんだなと~ため息まじりの感想。 今回のローラさんは、なんだか魅力的ではなかった。旦那を声高らかにあざけ笑って しまうあたり・・怖いほどの圧力感。 映画によってかなり印象がちがう。さすがだな・・ それなりに考えさせられるので、気になる方はどうぞ~
2008.04.10
本日はレディースデー。先週同様、親子3人でゴートゥシネマの日。 数ヶ月前「ラベンダー」で天使の武を見たけれど・・・今回は黒系の死神役。 連れている犬も黒い犬。ちなみに犬の名前はディアです。 「Sweet Rain 死神の精度」 2007年 日本 監督 筧昌也 出演 金城 武、小西真奈美ほか あらすじ ↓ 伊坂幸太郎の小説「死神の精度」を映画化した作品。 7日間でその人間の生死を見極める“死神”とその対象者たちの悲喜こもごもを さわやかに描く。死神役にこれが6年ぶりの日本映画出演となる金城武。 死神の千葉(金城武)の仕事は、不慮の事故で亡くなる予定の人物のところに7日前に 現れ、その人を1週間観察し、その生死を判断すること。 雨男の彼はその日も雨の中、7日後に死を迎えるはずの27歳の会社員一恵(小西真奈美) が現れるのを待っていた・・・・ 感想 ↓ネタバレなし 映画としては、いまいち。少し質の良いドラマを3本連続して見た感じ。 ナターシャもマシューも私も同じような感想として・・邦画にありがちな、 おせっかいとも思える登場人物の状況説明しすぎな台詞 には、いささか意気消沈。 個々で考え、イマージネーションを働かせ、ほくそ笑むというような 映画鑑賞中の自己流ワールドへのトリップ的な楽しみを 奪われてしまうのは、とっても残念。 この映画は特にその部分が強かった。これでは、「フィラデルフィア」でのデンゼルの 台詞・・「4歳の子どもにもわかるように説明してくれ・・・」に答えたみたいだ。 しかしたくさんの登場人物の中、格が上な雰囲気のある金城君の好演で 映画自体はそこそこ楽しめる。 これは、金城君が出演したからこそ、星が一つ増えるだろうと思える映画。 ちなみに、細かいところを確認したくなったので、返り際に原作を買ってきた。 まあレディスデーだったし残り少ない春休みに、親子で楽しくシネマできたのは 楽しいひと時だった。ランチのネパールカレーも美味しかったし。 本日のシネマなお土産↓ 鷹の爪団ストラップ ちなみに、ナターシャーは先週の「魔法にかけられて」よりもコチラのほうが好みだったそう。 マシューと私は「魔法にかけられて」のほうが映画としては好みだぞ~という感想。 ナターシャのオマケな感想・・・・ 「黒のラブラドールは絵になるなぁ~うちのコーギーだと・・ 死神の付き犬にはなれそうにもない・・・や。お笑いっぽくて・・・」 「チンピラ役の阿久津君(石田卓也)に萌~」
2008.04.02
昨夜は友人と飲み会。ヘロヘロになって戻り録画しておいた映画を見た。 細かいところはよく覚えていない。 「カンバセーションズ」 2005年 アメリカ/イギリス 監督 ハンス・カノーザ 出演 ヘレナ・ボナム=カーター、アーロン・エッカートほか あらすじ ↓ ウェディングパーティに花嫁の付添人として参加した女性(ヘレナ・ボナム=カーター)と 花嫁の兄として出席した男(アーロン・エッカート)。 10年ぶりに再会した2人は見知らぬ他人同士を装って、クールな会話を交わし始める・・・ 感想 ↓ 2人の視線を同時にとらえた2分割画面が面白いのだが、酔っているときに 見る映画ではなかった。そのうち、訳がわからなくなってくる。 結構疲れる映画。画面分割が最初から最後まで続くので どちらかに視線を集中すると、もう一方を見逃す・・・ 若いときの画像の真横で、現在の二人を映している映像との対比は、切なさもあり なかなか面白かったけれど、ストーリー的には終わってしまった恋は・・所詮・・・ 「覆水(ふくすい)盆(ぼん)に返らず」 ヘレナ・ボナム=カーターを見ると、ついつい特殊メイク・猿系の表情を 思い出してしまうが、今回はとりあえず素で頑張っていた感じ。 アゴ割れのアーロンもなかなか素敵だった。 10年ぶりに会った彼らが38歳くらいと、言っていたけれど・・ 若いときの映像はどうみても、大学生くらいの顔だった。 10年以上経っているじゃ~ん!! 酔っ払っていたからか? 設定のギャップなのか、そこのところが、謎が残る。
2008.03.21
もの凄く大好きな映画「心の指紋」の監督であるマイケル・チミノの 問題作といわれている作品を鑑賞。 「天国の門」 1981年 アメリカ 監督 マイケル・チミノ「心の指紋」「ディア・ハンター」 出演 クリス・クリストファーソン、ジェフ・ブリッジス クリストファー・ウォーケンほか あらすじ ↓ 19世紀末のワイオミングを舞台に、ロシア・東欧系移民の 悲劇を扱った一大叙事詩。 感想 ↓ 『ディア・ハンター』でアカデミー監督賞を受賞し、注目された チミノ監督であったが、巨額の制作費を投じた『天国の門』が 全くヒットしなかったため、制作会社ユナイテッド・アーティスツ は倒産し、ハリウッドを一時期追放された。 Wikiより抜粋 という訳で、かなりいわくつきの作品である。 実際には映画に描かれているような政府側と移民たちの 大戦争みたいなことは、起こっていないそうだ。 監督も語っているが、あくまでも移民をモチーフにした 悲劇を描きたかったそう。 駄作と言われ続けているこの作品だが、149分と長丁場 にも負けずに、しっかり見てみた。 正直なところ、受けた印象はそれほど駄作ではない。 確かにアクション、争いのシーンを描くのに お金の無駄遣いをしている!感じはあるが、 ストーリー的にはそれほど悪くはなかった。 移民をいじめる古いアメリカ政府というところが 多くの人の反感を買ったのだろう。 途中、中だるみはあるけれど、大きな問題を引き起こした 映画だと考えながら見たら、違った意味で考えさせられた。 強く、ススメはしないけれど、タイトルとこの映画に まつわる因縁を覚えておくくらいなら、良いかもしれない。 ここからは、お知らせです。 今朝の日記で写真を投稿したことで、何人かの友人から 心配の手紙を貰ったこともあり、 日記を削除させていただきました。コメントを寄せて いただいた方には申し訳ありませんが、ご了承下さい。
2008.03.17
先週の末くらいから、やや目の調子が悪いので (どうやら眠っている間にひっかいたらしく・・・ 2、3日バイトはお休み。早く眠れば良いのに~ サングラス(UVカット、薄黒色) を着用しての映画鑑賞・・懲りない女だ。 「ゴースト・ライト」 2006年 イギリス 監督 クレイグ・ローゼンバーグ 出演 デミ・ムーア、ハンス・マシソン他 あらすじ ↓ 不慮の事故で最愛の息子を失った女流作家レイチェル。 彼女は悲しみから抜け出すために、スコットランドの孤島で 新しい生活を送りだすが・・・ 感想 ↓ Gyao23日目か24日目。 ゴーストものにありがちな進みかな?と固定観念に しばられていたので、あれれ~な? 予想外のストーリー展開で、ちょいと新鮮。 結構楽しめたのだけれど・・・ デミが個人的にあんまり好きではないので (傷心している母親にあんまり見えないし、禁句?かも ですが・・・造った感整形がみえみえで・・ 人工的な感じ。自然な表情に欠けている) そこいらへんを多めに見れば、それなりに楽しめます。 ゴーストものというより、サスペンス色が強いお話。 オマケといえば・・・ タイプじゃないのに、何故か気になるこの人↓ ハンス・マシスン君。もしかしたらブレイク?するかも? しないか・・・感が当たればいいけど。(笑)
2008.03.04
前から見たいとは思っていたけれど、 なかなか踏ん切りがつかなかった映画、たまたま Wowowで放送されたので観ました。 「ホリデイ」 2006年 アメリカ 監督 ナンシー・マイヤーズ 出演 キャメロン・ディアス、ケイト・ウィンスレット他 あらすじ ↓ 恋に破れた2人の女性同士が、家や車を交換する “ホーム・エクスチェンジ”を試み、 新しい恋を見つけるまでを描く物語。 感想 ↓ 最近、この手の絶対ハッピーエンドだろうと 推測され、あんまりにも出来すぎっぽい映画を 見るのに、覚悟が必要になってきてしまった。 どうも乗り切れない。一緒に感動して涙できた 一昔前が懐かしいやら・・ ナターシャと一緒に観たが、ナターシャは開始早々 呟く「ケイトさん相変わらず、綺麗だね、 あ~彼女見ていたら、もう一度「エターナル・サンシャイン」 見たくなっちゃった!」 私「えっ~エターナルが好きなら、今日の駄目かもよ! 深みなさそうだし・・」 などなど言いながら、結局仲良く最後まで一緒に鑑賞。 ジャック・ブラックがレンタル屋でアカペラする ところなどは、かなり楽しめた。そいで・・ 映画終了後の感想は・・ ナ「パパ、カッコよすぎ!ありえねぇ~~~~~」 私「だね、できれば、ジュード君にはケイトを袖にした 男のような役柄をやって欲しかったよ。」 ナ「ま、そこそこいいんじゃないの。ジャックは 良かったし、お爺さんとのお話も良かった。」 私「だね、だね、だね・・・・」 私「しかし、謎だ・・最初は家の前まで来てくれなかった タクシーが・・なぜ最後は家の前まで来てたのか?」 ここでいきなり旦那登場・・何気に観ていたらしい。 旦那「雪とけたんじゃぁないの~」 私&ナ「あっ・・そうかぁ~ (爆)」
2008.02.12
2月最初のDiscasでレンタルした映画。 レビューのリクエストも頂いたので、真剣に見ました~ 「記憶の棘」 2004年 アメリカ 監督 ジョナサン・グレイザー 出演 ニコール・キッドマン、キャメロン・ブライト他 あらすじ ↓ 10年前に愛する夫を亡くし、傷もやっと癒え、 再婚を決めたアナの元へ、自分は死んだ夫(ショーン) だと名乗る10歳の少年が現れる・・・・ 感想 ↓ なんとも映画全編にわたって、無機質な描写。 高級なマンションの冷たい壁のように、 登場人物たちが、皆冷ややかに映る。 冷ややかだが、とりあえず静かな水面に波を かき立てるかの様に現れるのが、10歳の少年。 落ち着いた面持ち、少年らしからぬ視線で アナの心をかき乱す。 フィアンセのジョセフが取り乱し、 こども相手に我を忘れて、お尻ペンペン♪ ライバル心を煽るような表情、態度、 たいしたもんだ!!将来有望な子役っぷり。 しかし、お話本編も無機質で曖昧。 解釈は1つではないような~ 以下ネタバレ反転表示 ↓ 単純に考えると、少年は クララ(アン・ヘッシュ)が隠したアナの手紙を 読んでいるうちにアナへの恋心を抱き、 ショーンになりきるんですが・・・ これだとあんまりにも単純すぎて、面白くない。 個人的には、少年は本当に生まれ変わりであり、 善の部分だけ残し(赤子は清い=Birth) 生まれ変わったため、クララ(アン・ヘッシュ) との不倫関係を知り、記憶の棘に痛めつけられる~ 「アナを愛しているからショーンではない」と 生まれ変わったショーンは言うことが違います。 ショーンへの成りきり演技だとしたら、 恥ずかしげもなく、風呂には入れんだろ~ 10才よ!!10才!! お母ちゃんには、「今日から母親じゃない!」とか 言ってのけるし・・・ クララの謎解きっぽい登場で、ちょっと安っぽくなって しまったのは、残念。 アン・ヘッシュ自体、なんか安っぽかったぞ~ いずれにせよ、少年の出現によりアナが思い出させられて しまった、愛する人への想い。 「記憶の棘」がこの先もアナを痛めつけるのは 間違いなさそう・・・ もう少し捻れば、もっと良い映画になったような 気がするのですが・・・ 少年が見事な演技だっただけに、ちょっと残念。
2008.02.05
グンナイ、グンナイベイビー~なんていう曲が、遥か昔に流行った。 モータウンを意識した? オジサンコーラスバンドの名曲である。 グッドナイトつながりで~ 少し前にWowowで「グッドナイト&グッドラック」 を見た。 以前レビューした「エデンの東」でも触れたが、 共産党主義者を弾圧する“赤狩り”の嵐が吹き荒れた 1953年の頃のアメリカのお話である。 “放送の良心”としてアメリカ国民に愛された、 エド・マローの生き様を描いた本格社会派ドラマ。 「グッドナイト&グッドラック」 2005年 アメリカ 監督 ジョージ・クルーニー、デヴィッド・ストラザーン ロバート・ダウニー・Jr 他 感想 ↓ 赤狩りに翻弄された時代に、 真のジャーナリズムを追求する放送マンたちの 熱い闘いだ~ 俳優陣も納得の好演!素晴らしい! しかしながら、テーマ自体が日本人としては 馴染みのない”赤狩り”という歴史的事件のため、 歴史のお勉強でも1、2行で通り過ぎてしまった? ような認識の薄さが、映画にイマイチのめり込めない のも事実。 赤狩りといえば、チャップリンがアメリカから 追放された事が、個人的に一番痛く辛い事件 かもしれない。 ドキュメントとしてみるのなら、面白いのだろう~ 映画としては・・個人的には入り込めなかった分 あまり楽しめなかったのが本音だ。 でも睡魔と戦いながらも、最後まで見たぞ! ちなみに、ダウニーの奥さん役の女優さん、 姉さん女房の設定かしらん? なんかちょっとチグハグな夫婦だったような 気がする。
2008.01.31
評判も良く、個人的にヒューも好きなので 期待しすぎだったのもいけなかった~ でも、正直な私の感想は・・ ヒュー・グラントはアメリカ映画に出演すると、 イギリス特有のウェット感(雨が一粒一粒染み込むような)感覚を 奪われてしまうような感じがする。 「ラブソングができるまで」 2007年 アメリカ 監督 マーク・ローレンス「デンジャラス・ビューティ」 出演 ヒュー・グラント、ドリュー・バリモア他 感想 ↓ ・良かったところは、最初のプロモーションビデオ。 ヒューの踊りと歌はかなり楽しめるし、 この曲が一番、個人的には好きかも。 ・昔スターだった人たちのテレビの企画に 名前を挙げられたスターたち(REOスピードワゴンなど) ・ピアノのしたから覗く二人の足・・ ・アイドル、コーラ。きっとコーランから名前をとったの かしら?などと思えた。 落ちぶれたスターという設定はヒューにはぴったりなの かもしれないけれど、「アバウト・ア・ボーイ」ほどの 困った感も出ていないし、「ブリジット~」ほどの お茶目ぶりも生かされていなかった。 そこんところは、非常に残念。 監督は「デンジャラス・ビューティ」などの マーク・ローレンス、笑って終わって・・ そういえば、この監督の「トゥー・ウィークス・ノーティス」 のヒューもそれほど、魅力的ではなかった。 ヒュー、監督選ぼうよ・・ かなり個人的な意見ですので、お好きな方、ごめんなさい! でも、この映画が良かったのなら「アバウト・ア・ボーイ」 とか見たら、失神しちゃうんじゃぁないの!!!
2008.01.06
昨日紹介した、撃沈映画「素肌の涙」↓までは行かないけれど、 これは実際に沈みます・・海んなかに~ ショーン・ビーン見たさに、Wowowで観ましたが、 奇しくもイギリス海岸もの連発になって しまいました~ 「ザ・ダーク」 2005年 アメリカ 監督 ジョン・フォーセット 出演 ショーン・ビーン、マリア・ベロ他 あらすじ ↓ ニューヨークから、父親の住むウェールズの海岸地方に 遊びにやってきた娘とその母親。 父親の住む家屋、その海辺近辺には忌まわしい歴史があった。 そして、娘が行方不明に・・・ 感想 ↓ 別にとりたててグロイ訳ではありませんが、ホラーの中の 少女・・・特に金髪だと、非常に怖い~と感じました。 娘を探すのに必死になる父親役のショーン・ビーンの 憔悴っぷりが凄かった。 母親役のマリア・ベロは、なんだかいつも悲惨な母親 役を演じるような気も? しかもロード・オブ・ザ・リングがらみの男優と・・ アラゴルンことヴィゴ・モーテンセンと共演した ヒストリー・オブ・バイオレンスでも 気の毒な母親役でしたが・・ 今回、ボロミアことショーン・ビーンとも共演、 案の定、悲惨な母親役でした・・ そういえば、シークレット・ウインドウでは被害者系。 ワールド・トレード・センターでは悲壮系。 う~ん、なんでだろう!強そうなイメージが逆に、 そういう役柄を呼び込むのでしょうかね? 話がそれましたが、ホラー的にはそこそこ、 お話的にもそこそこ、ちょっとドッキリしたい人 にはそれなりに楽しめます。 でも、同じホラーをみるのなら、先日紹介した ギャザリングのほうが、お勧めです。 マリア・ベロ、次はオーリーと共演かな?(笑)
2007.12.11
かなりショッキング、撃沈すること間違いなし。 これは、物凄いです。あんまりお勧めできませんが、 実際には、こういう虐待に苦しんでいる人が存在 するという事を考えると、観ても良いかも。 「素肌の涙」 1998年 イギリス 監督 ティム・ロス 出演 ティルダ・スウィントン他 あらすじ ↓ ティム・ロスの初監督作品。 両親とともに、ロンドンからデヴォンの田舎町に 越してきた15歳のトムと18歳の姉ジェシー。 2人は、仲の良い姉弟だった。そんなある日、 母親とのショッピングから帰宅したトムは、 父と姉の恐るべき秘密を見てしまう。 yahoo映画より抜粋 感想 ややネタバレあり↓ リンク先のMiching Mallechoさんがお勧めしていたので、 覚悟を必要とする題材ですが、観てみました。 映像は、最初っから暗い。景色は寒そうだし、 なんだか仮面家族のような冷たい関係をも 感じさせる4人家族のお話。すぐに赤ちゃんが 産まれて、5人家族になりますが~ 15歳の息子の目を通して、家族の秘密のベールが 徐々に、はだけていく感じ。 映画の解説では、近親○○を題材にと言っていますが、 私が観た感じでは、虐待に近いと思いました。 悪いことをしていると感じていたとしても、 被害者の子どもは、なかなか親に抵抗できないもの。 自分を救うためと、そんな親からも逃れられない 立場だと、その状況を少しでも受け入れるために こんな親父でも、愛しているかも? と考えてしまうのでは、ないか? 恐ろしいけれど、悪循環の仕組み・・ それを打破してくれるのは、家族の中で一番 ピュアに慕ってくれる弟・・ 同じ男として、親父がいかに獣かが痛いほど わかる・・・ そういう感覚で観ると、レビューが散々な映画 ですが、訴えかけたいことが見えてくるような 気がしました。 でも、やっぱりかなりの覚悟が必要。 私・・深~い海底に撃沈したような気分です。 でも、実際にこういうことが世界のいたるところで おきているってことが、撃沈気分に拍車をかけます・・・
2007.12.10
昨日のスピードのキアヌが素敵だったので、 まだ見ていなかったキアヌの若い頃の作品を試し見。 「バックマン家の人々」 1989年 アメリカ 監督 ロン・ハワード 出演 ステーィヴ・マーティン、キアヌ・リーヴス他 あらすじ ↓ バックマン一族のそれぞれの家庭が抱える 子育ての問題、悩みをちょっとユーモアを交えて 描くファミリードラマ。 感想 ↓ 中古DVDをわざわざ買ってみるほどでもなかった。(汗) うーん、ちょっと全体的に古臭い。 それと、ゆるい。パンチ不足かな。 同じくSマーティン主演の「12人のパパ」と 基本的には変わらない映画のような気がする。 子だくさんか、普通レベルかの違い。 いくつになってもダメ息子に翻弄される 年老いたお父様が、一番気の毒だった。 あの親父のエピソードと台詞が一番 この映画の中で良かったけど、あとは全体的 にちょっと物足りない感じ。 ちなみに、ダメ息子を演じていたのは アマデウスを演じたトム・ハルス。 アマデウスでは、父親の影に怯えていたが、 こちらでは、父親に迷惑かけっぱなし! ホアキン・フェニックスが子どもの頃 美形だったのには、ちょい驚いた! ホアキン↓1974年生まれ。 キアヌ、やっぱり笑顔がキアヌだった。 頭がピーマン系(古い映画なので古い言い回し使用) の若者役だけど、似合っていた。 キアヌ↓1964年生まれ。 ホアキンが、このときにこれほど若いのだから かなりの年月が経っているのに・・ なぜかキアヌはそれほど、変わっていない気も? 今じゃ、ホアキンの方が老けて見えるような気も?(笑) 演技的にはホアキンの勝利。伊達に老けて見える訳じゃない。 ま、そこそこの映画じゃないでしょうか。 2時間は長すぎ~たけど。 1回見たらもういいや~という映画ですが、 買っちゃったしな~ アリャリャ!
2007.12.04
月曜日から水曜日まで、続けてバイトを したせいか、やや疲れ気味ですが・・・ 写真撮影の技術も、少しずつ向上しているか? 撮影した、何点かの指輪の写真を褒めてもらえました。 嬉しい限りです 普段、やり慣れないことをするというのは、 なかなか忍耐を必要としますね! そんな気分の中、GyaO 8日目。 本日観たのは「アイリスへの手紙」 1989年 アメリカ 監督 マーティン・リット 出演 ロバート・デ・ニーロ、ジェーン・フォンダ他 あらすじ ↓ ひったくりにあったアイリス(ジェーン・フォンダ) を助けようとしたスタンリー(デ・ニーロ)。 その事で2人の仲は急接近。 同じ職場(工場)に務めていた2人なので、 仲良くなるのは、さほど時間がかからなかった。 しかし、あるときスタンリーは読み書きが出来ない、 ということを上司に知られてしまい、 解雇されてしまう。 スタンリーは一大決心をして、アイリスに 読み書きを教えて欲しいとお願いする・・・ 感想 ↓ 何事も、新しいことを始めるというのは、 大変なのよね、スタンリー。 うんうん、判るその気持ち。 などと、自分に照らし合わせちゃったりして~ でも、あれほど素敵なオッサン(デニーロ)が そこらへんにいるか?などとちょっと意地悪に 見る部分もあったりして~(笑) どうも、職を失っても悲壮感をあまり感じさせない 様子は、デ・ニーロだからだな・・ などとも感じてしまったりして~ しかし、全く判らなかった文字の世界を知ることで 人生観が変わり、自信に満ち溢れた表情になる。 本来の能力を、読み書きを習得するということで、 更にパワーアップさせる事が可能になった デキル男の横顔を、見事に演じてみせたのは、 やはりデ・ニーロならでは。 さすがデニちゃん、そんな感じ。 ジェーン・フォンダは、どちらかというと ファクトリーの社員というより、デ・ニーロに 文字を教えている時のほうが絵になる。 「fishのfは、魚の形から来ている~」 あらま~ 日本語と同じなのね!先生っぽい! う~ん、やっぱり先生の方が似合ってるな! ま、それなりにほんわかした 大人の優しい恋物語でした~何歳になっても、王子様は やってきてくれる そんな風にも思えるかも
2007.10.31
モデルから賞金稼ぎへと、華麗なる?変身を遂げた 実在した女性、ドミノ・ハーヴェイを描いた作品、 「ドミノ」をWOWOWで鑑賞。 ドミノ役には、ショートカットがお似合いの キーラ・ナイトレイ、大胆なシーンもこなす、 なかなか若いのに、やるじゃぁないの~! と思わせる好演だった。 監督は、「トゥルー・ロマンス」、「マイ・ボディ・ガード」 のトニー・スコット。 スーピード感のあるバイオレンスな雰囲気は、 トニー・スコットらしい描き方だった。 でも、ストーリー展開がやや判りにくい。 ちょっと、雑なのであ~る。 モデルから賞金稼ぎに転向した、女性。 映画ネタとしては、面白いのに、 彼女の内面を描ききっていないので、 見たまんまのバイオレンス映画の 感じのみに出来上がってしまっている。 「トゥルー・ロマンス」「マイ・ボディ・ガード」 のような、訴えかけ度&惹き込まれる魅力が、 ちょっと足りないような気がした。 個人的には、まだ頑張ってたの?感の強し俳優ら・・ ミッキー・ロークを先頭に、ビバリーヒルズ高校白書の2人、 (映画の中でもビバヒルの俳優たちとして登場、ギャルにまだ 生きてたの~?などと、言われて、かなりキレテいた!) この人たちを見るのは、結構面白かった。 しかし、今回の一番のおいしいところは、 見っけちゃったよ~俳優! 南米の荒らくれ男、チェコを演じたエドガー・ラミレス 彼が、すごいセクシー!!!!! 今後ブレイクしそうな匂いを感じる~ どうやら、ボーン・アルティメイタムにも出てるらしい・・ いくつかの見所はあったが、ストーリー部分は、いつの間にか 右から左に受け流し気味~ まあ、全体的にそこそこの出来上がりだろう! でも、エドガーは、要注意!南米系がお好きな方なら 胸キュン(古っ!)間違いなし!!! ドミノ 2005年 アメリカ・フランス 監督 トニー・スコット 出演 キーラ・ナイトレイ、エドガー・ラミレス他
2007.10.29
Gyaoの合間に、WOWOWで放送された「カオス」を鑑賞。 「父親たちの星条旗」「リプレイ」「クラッシュ」 などでも素敵なお顔を拝ませてくれた 大好きなライアン・フィリップ出演作品。 ジェイソン・ステイサム、ウェズリー・スナイプス などの、それなりに有名な俳優を使っているので、 見ごたえはあるけれど、全体的に普通レベルで 止まってしまった感あり。 ネタばれあり ↓読みたきゃ、反転してね。 はっきり言って、有名人を使っているので、 後半、筋が読めてしまう~厳しさあり。 まさか、ジェイソン・ステイサムが~ みたいな・・・ なので、ストーリーと謎解き要素には、 一部面白いところもあるのだが、 全体的には、あとちょっと~という感じ。 テーマのカオス・・カオス理論を紐解いて、 犯罪に当てはめていく様子は、それなりに面白いが、 イマイチ、まとまっていないような気も~ 個人的には、育ちの良さを感じさせる ライアン・フィリップが、重要な役で出演していた だけで、◎の映画です。 ファンの贔屓目とは・・恐ろしいものです。 冷静に判断したら、そこそこの映画です。 やや、物足りなさの残るアクション&推理映画 という感じでしょうか・・・ カオス 2005年 カナダ、イギリス、アメリカ 監督 トニー・ジグリオ 出演 ライアン・フィリップ 、ジェイソン・ステイサム ウェズリー・スナイプス他 ジェイソンは、「スナッチ」「トランスフォーマー」 のときのような、ユニークなテイスト感のある 雰囲気は出せなかったようだ。 オマケに、ウェズリー・スナイプスは、 ナスターシャ・キンスキーと共演した 「ワンナイト・スタンド」がセクシーで良かったな~
2007.10.19
ひとつの事に熱中すると、突っ走る私。 無料放送のGyao3日目~ 普段、お金を出してまで借りないような作品が ラインアップされているので、普段ならあんまり 観ない作品を見まくってます。 昨夜ぶっ続けに観たのはこちらの作品 ↓ ラストデイズオブディスコ 1998年 アメリカ 日本劇場未公開作品 監督 ホイット・スティルマン 出演 ケイト・ベッキンセール、クロエ・セヴィニー他 あらすじ & 感想 ↓ ディスコが全盛期だった1980年代、ディスコに集う ヤッピーと呼ばれた若者達のお話。 盛り上がっていたディスコが、徐々に下火になっていく 様子や、仲間うちの人間模様を80年代に流行った ファンキーな音楽にのせて綴っている。 懐かしい音楽とともに、観られるのは嬉しいが、 ストーリーは、ややまどろっこしい。 展開がゆっくりめなので、多少の忍耐が必要。 ケイト・ベッキンセールはジコチューな嫌なタイプの 女性を好演。9年ほど前の映画なので、 25歳くらいのころだろう・・ 冷たい感じのする美女にピッタリ。 でも、友達にはなりたくないタイプ 劇場公開されなかったといわれれば、頷ける映画かも? スリーツゥータンゴ 1999年 アメリカ 監督 デイモン・サントステファーノ 出演 マシュー・ペリー 、ネーヴ・キャンベル ディラン・マクダーモット 他 あらすじ & 感想 ↓ こちらも、劇場未公開作品。 ディラン・マクダーモット演じる大手企業の社長が 愛人(ネーヴ・キャンベル)の監視を社長の特権を 利用して、仕事を欲しがっている設計士 (マシュー・ペリー)に仰せ付ける・・ 後は・・多分、想像できるだろうストーリー展開 だけれど・・・コメディタッチで描かれているので 楽しめる作りになっている。 この作品を見るまで、あんまりネーヴ・キャンベルが 好きじゃなかったが、この作品の彼女は、 ブリっ娘←死語ぶりが 板についていて、可愛らしい。 フレンズのマシュー・ペリーも若くって、 なかなか好感の持てるいい奴だ~ これは、結構お勧めできる! 気楽に楽しみたいときには、ちょうど良い~♪ さ、今日は・・・何見ようかな? とりあえず、GyAO制覇に燃えるとするか~(笑)
2007.10.18
本日は、無料動画サイトGyaoを初利用しました。 途中広告が入るものの、画面は大きいので、なかなか楽しめた。 興味のある方は、検索してみてちょ~ 子供たちは、「ハイスクール・ミュージカル」を鑑賞。 私は、この作品をチョイスしました ↓ ファーザーズ・デイ 1997年 アメリカ 監督 アイヴァン・ライトマン 出演 ロビン・ウィリアムズ 、ビリー・クリスタル ナスターシャ・キンスキー 他 あらすじ & 感想 ↓ 美しい過去の恋人(ナスターシャ・キンスキー)から それぞれ呼び出された2人の男。 「家出中の彼女の16歳の息子は、実はあなたの子供よ・・ なので、息子を探して欲しい・・」 いきなり、父親になってしまった2人の中年男たち、 彼らの慌てっぷりが観ていて楽しい。 にわか父親故の脆弱な父性愛が、少しずつしっかり としたものに、変化していくのがみもの。 久々にナスターシャ・キンスキーを見たけれど、 本当に美しい人だ! こんなに美しい人との子供なら・・ なんとなくだが、かなり嬉しいのではないか? などと、思わせてしまうほどの美貌はたいしたもの!! この映画から10年、彼女は今どうしているのかな? 話がそれましたが、無料配信なら、十分楽しめた。 ロビン・ウィリアムスの独特な動きには、 お約束どおり、かなり笑える。
2007.10.16
ロリータ系の衣装がどうしても観たいと言い張る ナターシャの熱望もあり、普段だったら絶対に 借りないだろう下妻物語をレンタル。 あらすじはクリック ↓ 感想 ↓ そういえば、原作者は最近、新聞をにぎわして いたような・・ 深キョンは、相変わらず可愛らしいけれど、 この映画の中では、土屋アンナの好演が光っていた。 ストーリーは、あり得ない~やや爆発気味。 大御所、樹木希林の演技が所々で、 結構いい味だしてた。 それなりにストーリもあったので、ユーモア系 の邦画としては、楽しめたかも。 代官山までロリータのお洋服を買いに行く 桃子(深キョン)とファッションとは地元の ジャス○で仕入れるものと、100%ジャス○ に肩入れをしている地元の人との対比には かなり笑えた。 別段お勧めはしないけれど、土屋アンナは これからも注目株のような気がする。
2007.09.22
今週は、Wowowでスティーヴン・キング特集を しているので、キング好きの私にとっては、かなり嬉しい。 正直に言ってしまえば、キングの作品では、 「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」 「スタンド・バイ・ミー」などのキング非ホラー作品の方が 好みのものが多いのだけれど、 以前紹介したミザリーやゴールデン・ボーイなどの作品を見ると、 さすがモダン・ホラーの帝王と呼ばれるだけあるなと思える。 ハズレも多いですが~(笑) しばらくは、キングのホラーな夜を、楽しめそう。 昨日見た作品は、こちら↓ 炎の少女チャーリー 1984年 アメリカ 原作スティーヴン・キング 監督 マーク・L・レスター 出演 ドリュー・バリモア 、デヴィッド・キース ジョージ・C・スコット、マーティン・シーン他 以前(約20年前)に観たときは、 この主役の子どもがドリューだと気付かずに見た。 昨日改めて見たら、ドリューのなんとも 可愛らしいこと!くるくるとした金髪巻き毛にぱっちり お目目、まるっきりお人形さんのよう。 しかし・・・その可愛いチャーリーが、 ファイアー~~~~!!と叫びそうな勢いで 燃やし続けるところは、すごっ! 演技も、なかなかの子役っぷり。 炎の少女チャーリーは、後に成長して 「チャーリズ・エンジェル」に出演・・・ 1984年作ということもあり、CGは使っていないだろう? と思える。なので、燃えていくスタントマンたちの 危険な演技は、かなりリアル。 正直、あそこまで燃やさなくとも・・・などとも 思えるが、容赦ないやり方は、やっぱりキングかな 個人的には、結構楽しめた。 マーティン・シーンなどの操られっぷり (考えれば判りそうなのに・・・)にも笑える。 DVD化されていないのは、残念ですが、 一度みたら、別段もう一回見たい類の映画では ないので、見るのなら本日放送の「ミザリー」 をお勧めします。(笑)
2007.09.20
Wowowで放送していたダヴィンチ・コードを鑑賞した。 私には珍しく、原作を先に読んでいた作品。 (通常は、どちらかというと、映画がよければ→原作を読む) 原作を先に読んでいたので、やはり小説には及ばない。 謎解き部分もあっさりとしているので、映画を先に見て しまうと、きっと判り難い部分もあるだろう。 150分の時間の割りには、登場人物の個性も 描ききれていない。ジャン・レノなどは、出演する 必要があったのか?という感じ。 きっと、上下巻あるやや厚めの小説を150分に まとめるには、無理があったのだろう。 しかし、雰囲気は掴めるし、映像は綺麗なので そこそこ楽しめる。 やや中だるみ的な部分はあるけれど、 ポール・ベタニー(カルト的信者役)の演技は 見ごたえあり。 彼は「ビューティフル・マインド」でも印象的な 役柄を上手にこなしていたけれど、やはり 一癖も二癖もある役柄にはピッタリとハマル。 「ダヴィンチ・コード」の作品の中では、彼の 演技はダントツに文句なし!! トム・ハンクスはこういう暗めの博士役には 似合わない。少し穏やかな優しさを表情に 残した様な役ではないと、魅力は惹きだされない。 まあ、出演陣も豪華だし、ポール・ベタニーの演技は 見る価値ありなので、雰囲気を楽しみたい方には 良いのでは? ダヴィンチ・コード 2006年 アメリカ 監督ロン・ハワード 出演 トム・ハンクス、ポール・ベタニー 他
2007.08.17
こうも暑いと、そのうち干からびてしまう のではないか?と思われる今日この頃。 皆様は、大丈夫でしょうか? マシューは合宿も無事に終え、少し色黒になって戻って 参りました。川遊びや肝試し、練習の他にも自然の中で 久しぶりに楽しんだようです。 親子で別々にですが、悲惨系な映画を観てしまいました。 墨攻 映画館で見たかったが、マシューが見逃した作品。 新作で借りてみました。 マシューの感想 ↓ かなり悲惨な話。 もうちょっと、感動できるかと思っていたので やや、調子ハズレ。とにかく悲惨。 ハード・キャンディ こちらは、私がWOWOWで鑑賞。 日本の女子高生の親父狩りからインスピレーションを 受けて創られた作品。 ここまでやる女子学生は、実際にはあり得ないだろうが、 かなり怖い。主役の女の子の二面性が恐怖を募る。 ハードキャンディとは・・かなりの俗語的な意味が あるらしい。 この娘っ子が強烈に怖かった。 彼女の演技を観る価値はあり・・そんな感じ。 ストーリー的には、想像力が豊かな人は観るのがキツイ。 密室を舞台に繰り広げられる、復讐ドラマは、 最初から最後まで不気味さと、残虐性をはらんでいて 怖い、神経を逆なでする感じ。 しかし、カメラワークや色使いは、お洒落だった。 難点といったら、その女の子の餌食になるカメラマン (パトリック・ウイルソン)が善人タイプなので、 どうしても同情してしまうところか・・・ それが狙いなのかも・・本当のところは、どうだったんだ!? という謎を含み、すっきりしない部分は残る。 リベンジサイコホラーと呼んだほうが、ぴったり。 火のないところには・・噂はたたず。 そういう生き方をしている人なら、大丈夫。
2007.08.10
DVD虚無週間のため、なかなか鑑賞日記もはかどらない 状況ですが、昨夜WOWOWで放送したイノセント・ラブは、 それなりに楽しめた。結構好きな類の映画。 コリン・ファレルは別に好きでも嫌いでもない役者だが、 彼の作品は意外と観ている。 「タイガーランド」「スワット」「フォーン・ブース」 「ジャスティス」etc.. しかも、殆ど映画館で見ている・・・ ってことは、もしかしたら好きなのか? う~ん、微妙。少しずつだが、演技力も上昇している 感じはあるけれど・・・何かが足りない感じはやや残る。 なにが欠けているのかな?と冷静に考えると、役柄に必要と される繊細な部分が足りないのだろう! そんな感じだ。なので、アクションを前面に出した映画 「スワット」「タイガーランド」などが多かったのだろう。 しかし、昨日見た「イノセント・ラブ」では、珍しく 繊細な役柄に挑戦していた。 コリンのロン毛は???だが、全体的には、 それなりに頑張っていた感がある。 更に、映画の前半で登場するコリンファレルの お兄ちゃん役の俳優が うぉぉぉお~と言うほど美形だった。 役柄も繊細でいて短命。 まさに、棚からぼたもち状態! 彼は・・きっと・・ブレイクするだろう。して欲しい。 最近の若手(過去の若手じゃありません(笑)) では、この人~という感じの人にあまり巡り会えなかった けれど・・・ 棚ボタ的めっけものはこの人 Ryan Donowho ↓ やっぱり・・ミュージシャンだった しかもドラマー!!←妙に感動 もう、別に映画はどうだっていいや・・と思えるほどの ヒット!かもしれない。 まだまだ出演作品が少ないのが残念だが。 あっ、そうそう肝心な映画の方ですが・・ それなりに良かった。私は好きなタイプの映画だった。 あらすじは、知りたければクリック↓ イノセント・ラブ
2007.08.01
アジア絡みということで、たまたま地上波で放送 していたPROMISEを鑑賞。 監督はチェン・カイコー。彼は我が家では、馴染みの監督。 子ども達にとっては、35話完璧ハマリ見したドラマ 三国志 の監督でもあり、私にとっては、大好きな映画 北京ヴァイオリンの監督でもあります。 残念ながら、ドラマ版北京ヴァイオリン(BSで放送中)は 映画の良さを損なう恐れありと判断し、途中で見るのを諦め ましたが・・・。 彼の作品の根底にあるのは、利己的な愛憎劇の狭間に見える 真実の愛。そんな感じ。 しかしながら、このプロミスは凄い! なにが凄いか?っていうと、完璧にあり得ない映像。 三国志でもそうだったが、人間が空を飛べる! そんな感じ、そして、お粗末なCGの使い過ぎ! という えっえっ~ 的な映像の連続。 しかしながら、チェン・カイコーのアクション作 (注・・北京ヴァイオリンは、手作り感たっぷりの良作) は、不思議と最後まで見てしまう魅力も持っています。 今回のプロミスは、真田広之のエロっぷりもさること ながら、たちまわり、シリアスな表情をしたときの 魅力、そして真の愛を得たと感じたときの表情は、 とても魅力的に映されています。 そして異国情緒溢れる鮮やかな色使いは、 目を楽しませてくれます。 ナターシャもマシューも、そういう魅力的な描写が 出来る監督なのでチェン・カイコーはお気に入り。 そして、ラストに近づくほど、それまでのやや おふざけな映像が気にならなくなるほど、 登場人物たちの持つ感情、ストーリー性だけに 見ているこちらの気持ちがフォーカスされているの に気付きます。 そして、感情移入し、時には涙を浮かべてしまい、 あっ、またチェン・カイコーにやられた!!! と言わしめる・・ そこがチェン・カイコーの魅力なのかもしれません。 ナターシャは、映画が始まった頃は爆笑でしたが、 最後には、「チャン・ドンゴン」はこんなにカッコ良かった のか・・・と呟いておりました。
2007.07.22
「マグノリア」「ブギーナイツ」の監督ポール・トーマス・アンダーソンの パンチドランク・ラブを鑑賞。 原題PUNCH-DRUNK LOVE(強烈な人目惚れという意味らしい) の通り、かなりパンチの効いた作品。 個人的には、アダム・サンドラー、エミリー・ワトソン共 それほど好きな俳優ではないので、 開始5分位で観るのをやめようか? とも思ったが、フィリップ・シーモアが出るまで頑張ろうと いう感じで、結局最後まで観た。 これは、やはりポール・トーマス監督の色が濃い作品。 ストーリー↓ ややネタバレあり 物語のほうはというと、すぐにキレル男 (やかましい姉が7人もいて、精神的に追い詰められている 感じな主人公)が姉の同僚のいい感じの女性に出会う。 しかし、彼は問題を抱えこんだ真っ最中。 話相手欲しさに電話した、アダルト系の電話サービスの悪イ奴 (フィリップ・シーモア)に騙され、お金をふんだくられた挙句、 なぐられたり蹴られたりと・・ そんな状況の中で、彼女とはうまくいくのか~みたいなお話。 感想 ↓ 私的には、やっぱり「マグノリア」「ブギーナイツ」などを 観た後の感想に似ている。 ふ~ん、こういうのもあるのかい?的。 主人公のピュアな部分は、結構伝わってきた。 エミリー・ワトソン・・あら、この人って意外とスタイル 良かったのねぇって感じ。 細かいところの描写は面白いけれど、 映画が終わった後に主人公のことを 愛しいと思える類の映画ではなかったな。 フィリップ・シーモアは相変わらず、存在感のある演技。 不気味だったわ。やっぱり、うまいな奴は。 パンチドランク・ラブ
2007.07.08
オスキです、パーコです。 お久しぶりの登場ですが、皆様おげんきぃ~? と・・お楽しみ会ネタで、かなり活躍? したかもしれない ふたりを持ってきたのには わけがあります。 今日ご紹介する映画は、双子を扱っている内容 だったものですからぁ・・ 皆様も、一度くらいは思ったことがあるのでは? 「双子に生まれたかったな~」などと・・・ 兄弟以上の不思議なつながりを感じる双子。 きっと、私達では想像できない、インスピレーション やシンクロ感覚があるのでしょうね~ トムとトーマス ロンドンで父親と2人で幸せに暮らしているトーマス には、空想癖があり、「トムに会った!夢の中で!」 などと言っては、父親をいつも困らせていた。 しかし同時進行で、夢とは思えないトムの生活 トムの受難などが鮮明に映し出される・・ 見所・・父親役のショーン・ビーンが妻に先立たれ トーマスを懸命に育てている様子が 上手く描かれていて、良い感じ。 優しい父親役もお似合いなのね~と ショーン・ビーンの魅力を再確認できる。 映画の最初から最後まで、本当の双子が 演じているかと思っていたほど、 主役のアーロン君の演技はお上手。 育った環境の違う、双子の微妙な 表情の違いや、言葉使いなどを 上手く演じ分けている。凄いぞ! ストーリー的には、サスペンス要素があり、 ファンタジーものではない。 母心が邪魔をして、子ども達が酷い目に あわないようにと、ドキドキと心配が 入り混じった感じで見てしまいましたが ショーン・ビーンも素敵だったし、可愛い お子ちゃまも見られたので、良しですね ちなみに、今、アーロン君は16歳。 こんな感じに成長。 頼む~このまま成長して! 最近では「The Illusionist」で、 エドワード・ノートンの若い頃を演じて いるようです。
2007.04.20
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