野口体操教室

野口体操教室

Sep 25, 2011
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一言で「力を抜く」と言っても、これほど伝えにくいことはありません。

伝え手という他者から今日の主題がことばで伝えられる過程で、
受け手の裏(なか)ではどんな操作が行われているのでしょうか。

ことばが課題のように耳から入ってきて、その課題が頭脳に伝えられ、頭脳がその課題をからだに命令する。
そんな操作が行われているのでしょうか。

「今日は何も考えないでやりました。」
そんなことばもよく耳にします。
しかし、力を抜けない人にとって、それもあまり効果的ではないようです。

たぶん、「体操をする」からです。


「負けて・参って・任せて・待つ。 間を空け間を待つ」

「重さに任せる」
「自然の原理に任せる」(野口三千三)

ことばが
からだを変えさせるものとして在るのか…、
更にもっとからだを固めてしまうものとなってしまうのか…、
そこは大きな分かれ目です。

力の抜けないひとにとってはことばは観念としてしか聞こえていません。

わくわく・どきどき、人をときめかしからだがゆるんでゆくことばは
語る側と聴く側に共有されません。

真面目で純情で一生懸命なこのひとにはことばよりからだの「確かめ」が必要ではないのか…。


「くつろぎ」で確かめられました。

「『くつろぎ』の状態とは、からだの奥の隅々の一つ一つ細胞まで、口をポカンと開けて『ろ』の感じになることである」(野口三千三)

最初に口元で、次に顎で、それから首から上の顔・頭の中身をゆるめる動きで、
「ろ」の状態を確かめました。
少しずつからだまるごと全体を「ろ」の状態を広げてゆきます。

立った動きに入った時にはからだ全体に力が入ってしまっていました。

「力を抜く」
それ自体が一つの大きな主題となっています。






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Last updated  Sep 30, 2011 09:26:01 PM
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