純石けんの種類2
前のページでは、純石けんの製法について書きましたが
製法だけじゃなくて、オイルの種類でも、使用感は変わるのね!
さらに、オイルの中の成分を調べると、もっと細かく使用感を予測できるって知っていました???
ほんっと、石けんってば奥が深い
実際に石けんを作るようになってから
下の表は、ん?って思う事が多くなってきました
自分なりの表を作れるようになるまでは、この表を参考にしようと思います
このページは石けん百科ショップ内の
”生活と科学社公式サイト”
を参考にして作りました。
■ □ オイルの種類 □ ■
コレは、代表的なオイル達。ホントは、まだまだ沢山あります。
| * | 堅さ | 臭い | 泡立ち | 洗浄力 | 皮膚反応 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 牛 脂 | とても堅い | ほとんど無臭 | 小さな持続性の泡 | 良好 | 温和 | 低温では、泡立ちにくい |
| 豚 脂 | 堅い | 無臭 | 早い、持続性の少ない泡 | 良好 | きわめて温和 | |
| オリーブ油 | 堅い | 弱いオリーブ油臭 | かなり良好 | 良好 | 温和 | |
| 大豆油 | 堅い | ほとんど無臭 | 中程度 | 中程度 | きわめて温和 | |
| パーム核油 | きわめて堅くもろい | すみれ臭 | 遅い小さな泡 | きわめて良好 | やや刺激性 | |
| やし油 | きわめて堅くもろい | ほとんど無臭 | 早い大きな持続性の泡 | 冷水でも良好 | 刺激性 | 牛脂に配合して全般に使用する |
| 落花生油 | 柔らかい~堅い | ほとんど無臭 | きわめて良好 | 良好 | 温和 |
どれも石けんには、よく配合されていますね。
”オリーブオイルの石けん”とアピールしている商品にも、こっそり入っていたりします。
(お互いの悪いところを補うらしく、実際使って使用感は良かったんだけど、ね。でも、もう使わないと思います。)
溶け崩れにくく泡立ちの良い石けんが作れる事、酸化しにくい事、それから、安く手に入るトコロが魅力なんだと思います。
でも、肌に刺激があるなら、ちょっと使いたくないな・・・
乾燥する、とも聞いたので、乾燥肌の私は、尚更!
肌も大事だけど、環境も大事。パーム油についてのこんな記事を見つけました。
「環境に優しい」は、隠れみの?油ヤシプランテーション
あぶらやしプランテーションの熱帯雨林破壊のコトは、色々な所で取り上げられているようです。
石油の代わりになるオイルとして注目を集めていることや、プランテーションのお陰で生活出来ている人がいるのかも知れない、って思うと、なんとも言えませんが・・・
それから、まだまだ知らないだけで、他のオイルでも似たような問題があるのかも知れません。
オイルは、数種類の脂肪酸から成り立っています。
脂肪酸の特徴を見ると、ますますオイルのコトが分かりますね。脂肪酸を含むオイルとその%を書きましたが、資料によって数値が微妙に違いました
・・・参考程度にしてください。
それから、脂肪酸は1つのオイルに何種類も入っているので、
1つの脂肪酸だけで特徴は決められません。例えば、”牛脂は肌に良いオレイン酸が沢山入っているけど、
肌に悪いパルチミン酸も沢山入っている”と言った感じです。
また、少ない%のオイルは省いています。
まだまだ沢山あるオイル!
気になるオイルがあったら、脂肪酸を調べると良さそうですね。
| カプリル酸 | 肌に刺激がある | ヤシ油(7.8%)・パーム核酸(3~5%) |
|---|---|---|
| カプリン酸 | 肌に刺激がある | ヤシ油(7.6%)・パーム核酸(3~7%) |
| ラウリン酸 | 固い石けんが出来る。冷水にも良く溶け、泡立ち、洗浄力が良い。 肌が乾燥しやすい。刺激が少しある。 |
ヤシ油(44.8%)・パーム核油(44~56%) |
| ミリスチン酸 | ラウリン酸ほど水溶性は良くないけど、 クリーミーで気持の良い泡立ちを持続する。 |
ヤシ油(18.1%)・パーム油(10~17%) |
| パルミチン酸 | 高温(50度以上)じゃないと洗浄力を発揮しない。 せっけんが硬く仕上がり、長持ちする。肌には良くない。 |
ミツロウ(94%)木ロウ(77%)・パーム油(44%) カカオバター(26%)・牛脂(32.5) |
| パルミトレイン酸 | 肌への効能は大。不飽和脂肪酸の中では比較的安定している。 | へーゼルナッツ油(24%)・マカダミアナッツ油(22%) ミンク油(17%)馬油頚部(14%) |
| ステアリン酸 | 石けんを硬く、溶け崩れしにくくする。 硬水との相性は最悪みたい。 泡立ちは悪い。 高温では洗浄力が高い(60度以上じゃないとダメ) |
シアバター(41%)・カカオバター(35%) |
| オレイン酸 | 水にも良く溶けて、皮膚に潤いが残る。 泡立ちは悪いけど洗浄力はある。 溶け崩れしやすい柔らかい石けんが出来る。 ニキビを作りやすい(石けんにしちゃえば関係ナイとの意見も・・・) |
椿油(85%)・オリーブ油(79.8%)・アボガド油(65%) スイートアーモンド油(66%)アプリコット核油(68%) キャノーラ油(58%)・マカダミアナッツ油(56%)・牛脂(48.3%) パーム油(39.2)・米ぬか油(40~50%)大豆油(23.5%) |
| リシノール酸 | 保湿力は大きいけど、溶け崩れしやすい。 ヒマシ油中にだけ入っている脂肪酸で、硬くて水に溶けやすい石けんになる。 洗浄力、起泡力はイマイチ。透明石けんの原料として使われている。 |
ひまし油(89%) |
| リノール酸 | オレイン酸より柔らかく、水にも良く溶けて、洗いあがりはさっぱりしている。 泡立ちはまあまあ、だけど、洗浄力は悪くなる。 酸化速度がスゴク早い。 |
紅花油(77%)・ヒマワリ油(70%)・月見草オイル(71%) グレープシード油(61%)・くるみ油(57%)・綿実油(57%) 小麦胚芽油(54%)・大豆油(51.2%) ローズヒップ油(44%)・ククイナッツ油(42%) |
| リノレン酸 | リノール酸と似ているけど、酸化速度はもっと速い。 酸化しやすく、洗浄力も悪くなるので、石けんの主原料には使われていない。 |
ローズヒップ油(35%)・ククイナッツ油(29%) |
| アラキドン酸 | 動物リン脂質 |
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