わたしのブログ

2013.08.06
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カテゴリ: 日常
今回は出来事がうまく重なり過ぎて「なぜ?」が多いお話でした。
バラン星は「ワープネットワークのハブステーション」であり、また「各方面」からバラン星にガミラス艦隊が到着しているので、バラン星に接続する亜空間は多数存在するはずですが、実際にバラン星近傍には銀河側と大マゼラン側の2つだけゲートがあるようです(そのため篠原弘樹は自分が出てきたのではないゲートを見て「マゼラン側のゲート」とすぐに認識できた)。したがって、ゲートに入った後で亜空間が分岐しているはずで、これは篠原弘樹がバラン星に到着した時、ガミラス艦隊も同じゲートから同時に出ていたことからもわかることですが、篠原弘樹やヤマトが亜空間内部で正しく分岐をたどる方法が明らかではありません。おそらく、ビーメラ4で得たイスカンダルからの情報に「地図」があったものと推測されますが…。
その他にも「なぜ?」が多くあったので、今回はこれらを箇条書きにすることにしました。
・バラン星ではヤマトの到着を待っていたかのように、反逆者ゼーリックが大規模な観艦式のため、1万隻を超える艦隊を集結させていたこと
・ガミラスは自らが管理を放棄した亜空間ゲートが何者か(テロン人=地球人)によって再稼働されたことに気づかなかったこと
・再稼働された亜空間ゲートを篠原弘樹の偵察機(往復)、およびヤマトが利用したことを、ヤマトがまさにバラン星に到着せんとするまで気づかなかったこと
※ 篠原弘樹の偵察機は右翼を損傷して亜空間ゲートに、またヤマトは左舷高射砲付近を損壊したままバラン星に、それぞれ突入しましたが、ガミラスはその後を追跡していません。本来戦闘の結末は最後まで確認すべきと思うのですが、ガミラスはこれを怠った結果、対応が後手後手になってしまい、自らを不利な状況に追い込んでしまっています。いくらなんでも杜撰過ぎなのではないでしょうか…。
・篠原弘樹はバラン星に向かうときには亜空間をかなり苦労して障害物(?)を避けつつ飛行していたのに、復路は意識を失ってもちゃんとヤマトに帰還したこと
・篠原弘樹の偵察機は往路では約37分かかっていたが、復路は約6分半しかかかっていないこと

・ヤマトは「バランの重力に捕まった」との悲痛な響きを持った報告の後、バラン星に沈んだにもかかわらず、何事もなかったかのように反対側から浮上したこと
… バラン星は人工自由浮遊惑星で質量もそれ程大きくないと推定され、また実際以前ガミラス艦は何事もなくバラン星にある基地を離着陸をしているので、多少の損壊はあったもののヤマトの航行能力はそれ程損なわれてはいない状態にあったにも関わらず、その重力により惑星に「沈没」したとされたのは不思議です。バラン星の見た目が恒星に似せてあるからでしょうか? なお、私なんぞは惑星であれば通常内部は固形なのではないかと思っていたのですが、木星のように大部分が気体である惑星もあるので、ヤマトがバラン星の内部を突き抜けて反対側から浮上したこと自体に問題はないのですが、人工惑星を作るときにわざわざガス惑星にするものかな…? という疑問は残ります。
・波動砲からの波動放射時間が長く、波動砲発射後しばらく時間が経過した後、波動放射継続中に重力アンカーを解除したこと
※ かつてヤマトが大きな竹輪から脱出するために波動砲を利用した際には、波動砲発射と同時に艦内にある大きなレバーで重力アンカーをマニュアル(人力)で解除していた(おそらく宇宙戦艦ヤマト2 第12話「ヤマト空洞惑星に死す!?」)ように思うのですが、今回は波動砲発射前に南部康雄が「重力アンカー解除準備よし」と言っているように第一艦橋で操作できるようになっているようです。また、波動砲を受けた後バラン星がどのような状態になるか不確定な状況と考えられることから自らへの損傷を最小限に抑制するべく波動砲発射と同時に重力アンカーを解除すべきと思うのですが、やや時間をおいてから解除し、亜空間ゲートに突入しています。この時間は何のためにあったのでしょうか…?
・バラン星中心部のゲートシステムのためのエネルギープラントを波動砲で破壊したにもかかわらず、亜空間そのものには影響せず、ヤマトは無事に大マゼラン銀河に到着したこと
… バラン星はあくまでも近傍の2つゲートにのみエネルギーを供給していた、ということであれば、大マゼラン銀河側のゲートは別のシステム衛星があるのかもしれませんが…。
・複数の出来事が都合の良い順番で起きていること
… デスラー総統からゼーリック国家元帥への着信のタイミングは調整可能ですが、その他のイベントは偶然にしてはでき過ぎ(都合良すぎる)タイミングで順序よく発生しているように思います…。

旧作と同様今回も地球(銀河系)とイスカンダル(大マゼラン銀河)の中間に位置するバラン星、今回は「灯台」とも呼ばれています。旧作ではバラン星の生物であるバラノドン(を進化させたもの?)の襲撃があったり、人工太陽に圧殺されそうになったり…というストーリーでしたが、今回はまったく別モノになっていました。前作は「あれがダメならこれ」というガミラス側からの攻撃も相互につながりの薄いお話でしたが、今回は前後が密接につながったストーリー、どちらがいいとは申しませんが、今回の方が時間をかけて練った印象を受けることは確かです。
それにしてもゲールの「下手くそめ」は戦闘中とは思えないコミカルな響きがありました…。
なお、タイトルの「昏き」は「くらき」と読むようです…。





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最終更新日  2013.08.10 20:18:09
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