今日・・・、後輩が「○○さん、今日飲みに行きませんか？」

「別に、いいけど。」

　最近、業務は怒涛のラッシュです。自分が・・・、精神論に頼った、タマ出しとチェックの兼務をお願いしているので・・・、彼らの負担は想像以上です・・・。

　（ 耐えろ！ ）ってしか言えないですけどね。違うな？ 死守！ って感じです。

　そんな中でも、この数日は小休止。ブレイクするならここってことで息抜きがしたかったんでしょう。

　１７時過ぎにちょうどひと段落。ちょっと彼に聞いて見ます。

「今日、どこ行くの？」

「この辺行ってみようと思ってるんですけど。」

　スマホの画面の検索結果をみると・・・、なるほど、

目でも楽しむのか！ （そうなると名古屋までは出ないといけないな・・・。）

　って、ところに急務が入って後輩達は取り掛かりました。仕事が優先なので当たり前なのですが、だんだん時計は進み・・・、終わったのが２０時過ぎ・・・。

　これから、名古屋辺りに出て・・・、そこから飲み始める？

　２１時くらいから開始だと、２次会はない？とりあえず、第１希望のお店に電話をかけてみると、混んでない様子。逆に予約をとってしまったので、栄まで移動です。（これが・・・。）

　店内で飲み始めます。

 　シーイングのいい席は後輩にあげます。自分の席は背を向けているので何も見えませんが、主役ではないので、まぁよしです。でも、正直、女の子達の・・・、レベルは・・・、

　なんていうの？ やっつけ感？ 「はい、これ着て。終り。」しかも・・・、結構みんな、

（すっぴん！？）というか・・・、

　まぁ、いいですけど。

　２３時を過ぎて、客がはけて来たところで、暇になった女の子がひとり来て話始めました。若いもの同士・・・、雑談でも・・・、って結構話した気がします。

　ちょっとトイレにでも・・・。時間を確認すると、２４時前！

（ みんな、帰るよー！ ）

　急いで会計を済ませて撤収です。終電は・・・、０時３０分前後？栄まで出たのがロスです。まだ地下鉄は動いてましたが、

　名古屋で、JRは既に運行終り。

　うー、５分差でした。

（タクシーかね・・・。いくらになるんだ？３人で割っても、俺が一番遠いな・・・。）

　タクシーに乗ったのですが・・・、名古屋周辺のマップは頭にあるんでしょうけど、そのほかは不案内なんでしょうね・・・。道を間違えて、自動車道路専用道路に入るところを、知多半島道路に・・・。

（これからどこに・・・？）

　他のふたりの住んでいるところを通り過ぎてるので一度かなり戻って、やっと一番遠い自分の方面へ。

　すげー、ロス・・・。さすがに運転手さんも恐縮して深夜の割増料金は、なしにしてくれましたけど、ナビもない珍しいタクシーで全然地名とか分ってくれません。名古屋から離れていくにしたがって、かなり不安な様子です。

（これは・・・、怖い！タクシーで迷子とか料金が洒落にならん！）

「・・・。○○駅って分ります？」

「えぇ、分ります！（助かった・・・。）」

「じゃあ、そこで降ろしてください。」

　メーターは １万４千円・・・ 。割り勘でもきつい・・・。帰りに運転手が、

「あの、国道１号ってどこですか・・・。」

「今来た道を戻って、右です。」

　なんだか・・・。

　ほんと、無理にタクシーじゃなくて、カプセルホテルとかが安いんでしょうけど、外泊は妻帯者にとっては洒落になりません。

　どうせ終電は過ぎているし、程度の差はあれ、朝帰りは確定です。

　嫁さんに電話してみますが・・・、出ない？当然寝てるな。３、４回着信をいれて、メールも入れて、エクスキューズしておきます。「 遭難しました！ 以上！」

　ここの駅からのタクシーなら泥酔でも送ってもらえるでしょう・・・。

　財布の残金を確認して・・・、タクシー代よし！１杯代よし！２時過ぎてもやってるいつもの店に寄ってみよう！金曜の夜は混むのでどうでしょう？深夜だし、この辺の会社なら給料日前なので、待ち時間はゼロです。

 　入ると、

「あっ、ビールでいい？」

「はい・・・。」（もーたくさん飲んだけど・・・。）

　いつもの矢口っ娘です。

「膀胱炎、治ったよ！」

「あっ、もう大丈夫になった？」

「でも、なんか、あの、感触がまたきてる・・・。」

「もう１回確認すると、なんで膀胱炎になるんだっけ？」

「エ○チすると！」

「はい、はい。」

　って、本当に原因のひとつらしいですね。くだらない猥談をして楽しみます。

「そろそろ、やめるかも。貯金も貯まったし。」

「そう・・・。」

　寂しくなりますねぇ、もしやめたら。

 　店内には、めずらしく女性客が２人いました。１時を回っているので、ホステスさんの迎え待ちかなんかでしょうか。

　２時間で、お金もないので引き上げます。まだタクシーはいます。

「○○駅まで」

　これが、久しぶりに車内で眠っていたようで起こされました。

「あ、そこの神社前で降ろしてください。」

　説明が面倒なので少し手前で降りました。やっと帰ってこれましたが、歩いているだけでどんどん気分が悪くなってきました。

　家に着いて、トイレに入って、

　久しぶりに？いつも？飲みすぎました。アホです・・・。